欺瞞的善人の悲哀

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集団自殺した日本メディア - 尖閣事変2

2010-11-05 00:05:25 | 中国共産党
集団自殺した日本メディア - 尖閣事変2 日本とマスコミと中国

尖閣死守デモ2670人の怒濤…集団自殺した日本メディア 東アジア黙示録 より

メディアにとっての「自殺」とは、それがまさに「役立たず」となった瞬間を指すのだろう。 捏造やら嘘やらで正確な情報を発信しないメディアは「死亡」するわけである。   さて、2010・10・2 渋谷にて、「尖閣死守デモ行進」が実施された。 有志、2670人による尖閣死守を叫ぶ声は5時間にも及んだが、海外メディアが大きく報じる中、我が国の報道機関は完全に沈黙した。。。。。 いわゆる「無報道問題」だ。事実を捩じ曲げた偏向報道よりも深刻なメディアの病理。 中共絡みのケースで際立っているのが特徴でもある。







「日本には、問題を起こすまいとして、泥棒が泥棒しようとしているのに『泥棒する何らかの理由があるんだろう』と、泥棒の略奪行為に理解を示す馬鹿(バカ)がいる。 だから、我々が絶対に尖閣を守る、という意思を示す必要があるんだ」  抗議集会のラストに登壇した、元航空幕僚長で軍事評論家の 田母神俊雄(たもがみとしお)氏は、そう力強く訴えた。 代々木公園けやき並木で10月2日午後2時から始まった集会は、参加者が膨れ上がり、軽く1500人を突破した。

田母神氏が激白 中国に史上最大級の情報戦争を仕掛けられた 

泥棒に理解を示す馬鹿 とは、中国の正体から故意に目を逸らし、「日中友好」とか、「戦略的互恵」などと叫ぶ平和呆けの政治家やメディアに対する皮肉である。 主催者側の発表によると、デモ参加者は2,670人。 自由参加型の市民デモとしては空前の規模。これを絶後にしてはいけないが、それだけ今回の侵犯船事件と菅政権の対応に危機感を抱いた国民が多かったということだろう。沿道でデモを目撃した買物客や観光客も、それを直感しただろう。 渋谷駅前から宮益坂を登り、南青山5丁目を通過…表参道の交差点を左折し、明治神宮脇から代々木公園に戻るロングコース。行進の時間は1時間を超えた。 デモ参加者は高齢の方から10代の青少年まで幅広く、幼い子供を連れたファミリーの姿も目立つ。その中にはベビーカーを引く女性や車椅子で抗議に加わった方の姿もあった。 人類史上最悪の虐殺国家=中共 を糾弾し、政府に抗議する「反体制デモ」で、シュプレヒコールも勇ましいが、ほのぼのとした印象も感じられた。ごく一般の市民が立ち上がって抗議しているからだ。 

盛り上がったのは、デモ行進だけではなかった。引き続いてスクランブル交差点で行われた街頭演説。 夕闇に包まれた渋谷駅前も日の丸で埋め尽くされた。 感動的である。まだ、日本には大和魂が残っているのだ、と実感させられる。 元から混雑の激しいハチ公前周辺だが、午後7時頃、山際澄夫さんがシュプレヒコールをあげた際、奥の方で見守っていた人も拳を振り上げた。相当な数のデモ参加者が、ここに留まっていたのだ。

けやき並木での抗議集会スタートから実に5時間以上。この日の渋谷周辺では尖閣死守の声が響き続けた。しかし我が国のメディアは、それを完全に無視した。 出発地は渋谷NHK前 だったにも関わらず、国内のメディアで10月2日の大規模デモを伝えたのは、やまと新聞が唯一だった。 ここまでも、日本のメディアは骨抜きになっていたのだ。

一方、現場ではカメラを手にした外国人の姿があった。海外の通信社は、取材に来ていたのだ。 デモの模様は、仏AFPや米CNN、英BBCなどが「直後に」報じた。







ヤナシマ・ヒロミツさん31歳の言葉 「平和な時が余りにも長く続いた為に、日本は鈍感になってしまっています」「チャイナが私たちにナイフを突き付けていることを真に理解する必要があります」

サカモト・ヨーコさん55歳の言葉 「私はチャイナの対応よりも、尖閣諸島の問題に対する日本政府の弱腰姿勢を批判したいのです」「私達は、国家のプライドを取り戻さなければいけません」  逞しい日本女性の発言だ。こうしたストレートな言葉が我が国のメディア表面に現れることはない。最も詳しく報じたのは米の有力紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』だった。

デモを目撃して感動した女性店員の言葉 「大勢のデモ隊が、チャイナと最近の領土問題での日本政府の対応を批判し、民族主義的な情熱を示しながら、都心部のショッピング街を行進した」

IT関連の仕事をする キマ・ユリさん28歳の言葉 「尖閣諸島が日本の領土であることは疑いようがありません。日本政府が弱腰姿勢を続ける中、チャイナは必要以上に強く出てきているのです」  政治的なデモに加わったのは、今回が初めてだという。 「チャイナがこんな大袈裟に反応しているのに、じっとしていることなんて出来ません。それで今日は、参加しなければならないと思ったのです」






尖閣侵略糾弾デモ 5800人が参加した!

10月2日の2670人を遥かに上回る人々  青山公園を出発し三河台公園までのデモコースは警察発表で5800人もの人が集まった。   デモ活動の後、中国大使館前での抗議活動に参加するためにできた列はなんと約1.5km  夕方の六本木ヒルズを日の丸が囲む様子は圧巻だった。 警察発表によると参加者は 約5800人(麻布警察署確認)

関係者によると「中国大使館の意向」で、中国大使館前での抗議活動に参加できるのは5人単位でしか許可されず、列から5人が大使館前に行き、一声発すると次の5人が呼ばれるという方法だった。そのため列は全く進まない。これが中国人だったら大暴動になるところだったろう。 「大使館前をデモ行進するという話はついているはず」と抗議する地方議員の声は無視され、5人一組でしか中国大使館前に行くことのできない状況に「都議会で問題にする」(主催者)と怒りの声があがっていた。

「中国大使館は、時間をかければしびれを切らせて解散すると踏んでるんでしょう」との思惑だったようだ。   ところが、そんな中国大使館の思惑とは異なり、ルールを守る日本人は、暴動を起こさないのはもちろん、周辺に迷惑をかけることもなく、じっと何時間も歩道の右端に並んで中国大使館に怒りの声をぶつける瞬間を待った。 中には足の不自由な高齢者や、ベビーカーを押す家族、老夫婦も列に並んでいた。 14時からの行動だったので、参加者は何も食べることも飲むこともできず、トイレも行くことができないのに、中国に断固抗議するという強い意思を示した。 「今回参加されたのは本当に一般市民の方ばかりです」「私たちも抗議したいと思ってきました」という家族の声に代表されるように大きな日の丸を持って列に並んでいる人たちは 普通のサラリーマンや学生が目立った。  フリー・チベットのパンフを配っていた人もいる。忍者の恰好をして、ウイグルの旗を持った人もいた。 「日本を愛する女性の会」は、 赤ん坊を抱えて30人ほどで歩いていた。








主催者側の告知は関係ない。都内で行われる大規模なデモは警視庁記者クラブが行進コースの詳細まで把握できる。皮肉にも、警視庁記者クラブに所属しない海外の通信社や新聞社、ケーブルTV局が現場に記者・カメラマンを派遣。実際に記事として掲載している。 他国通信社が配信した写真・記事は、香港など各国のメディアが相次いで転載。国際的な注目度は高かった。 

デモは、東京だけではなく、名古屋市の目抜き通りでも300人が参加して行われた。また、少人数によるチラシ配りやマイクを使っての街頭でのアピール活動は、30都道府県にも渡っていた。 今回のデモがリストアップされていたのは確実だが、臨時国会が開幕し、これから諸問題のヒートアップが予想される中、それでも、日本大手報道機関の唯一社も取材に現れなかった。 一方、他のデモは、国内外、反日親日に関わらず、ちゃあんと報じている。。。。。  たとえば、

朝日新聞は、10.19付一面で、北京の日本大使館前で、日の丸を踏み付けて立ち、マイクで何事か叫ぶ、「たった2人組みの中国人青年」の写真と記事を掲載した。 あるいは親日だが、09.21に米海軍の掃海艦(そうかいかん)「ディフェンダー」が、沖縄の宮古島に入港した時のこれに反対する様子は、ほとんどのメディアが報道している。 米海軍が日本を守ってくれるのは、その有り難さと、日本の弱さ情けなさなどが示される事象だが、それはこの際置き、この掃海艦入港の狙いの1つは、尖閣の緊張激化を睨んで中国を牽制するためだった。 だが、入港反対については取り上げても、入港の意味に関して掘り下げるメディアは皆無だった。。。。。。。   これは如何なる事態なのか。   

月刊 WiLL 11月号増刊 P74-83 10・2尖閣デモ現場レポート「日本メディアが集団自殺した日」 の、P83上段に、日本マスコミが 中国寄りである根拠が記されている。

>かつて文化大革命で次々に追放された日本のメディアは、文革の嵐が治まって北京に復帰するにあたって、中国が示した記者交換協定にある政治三原則を受け入れた。 >1.中国敵視政策を行わない 2.二つの中国をつくる陰謀に加わらない 3.日中国交正常化を妨げない--- である。


しかし、世界のマスコミ、それは中国でさえも、今回の、10・2尖閣デモを報じている。 日本マスコミは 中国国内での、今回の渋谷デモよりも遥かに小規模なデモでさえも報じている。 現状の日本を貶めているのは、日教組でも民主でもなく、彼らマスコミなのかも知れない。 これはまさに、去勢された大和民族の成れの果てである。

つまり、この現状は、日本が中共の情報戦略にまんまと嵌った結果であると言えるが、それを日本政府がどうも出来ないところに問題がある。 即効の対処としては、親中売国政権民主党の正体を暴き、世に知らしめて下ろすことだろう。 そして、新政権には、マスコミへの粛正を期待する。

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20 Comments

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Unknown (Unknown)
2010-11-06 00:27:25
尖閣諸島問題めぐり東京などで反中デモ
2010.10.03 Sun posted at: 11:20 JST  http://www.cnn.co.jp/world/30000404.html

(CNN) 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件をめぐり、日本では東京など7都市で2日、中国に対する抗議デモが行われた。 参加者らは日の丸を掲げ、「中国の領海侵犯を許さない」などと主張した。

デモを主催した田母神俊雄・元航空幕僚長は、尖閣諸島は日本固有の領土だとの立場から、「日本が防衛しなければ中国はこれを取り上げる行動に出る」と述べ、中国側を非難した。デモに参加したある男子学生は中国への強い怒りを示し、衝突で破損した日本の巡視船の修理費用は中国側が支払うべきだと語った。 一方、55歳の女性参加者は、中国よりも日本政府の「弱腰」外交を批判したいと話し、「私たちは国としての誇りを取り戻すべきだ」と主張した。

事件では、日本が逮捕した中国人船長を釈放したが、中国側は日本に謝罪と補償を要求。日本側はこれを拒否している。日中関係の悪化は政府間外交や民間交流、観光の分野にも及んでいる。

※ CNN(シーエヌエヌ)はアメリカ合衆国のケーブルテレビ向けのニュース専門放送局。正式名称はCable News Network(ケーブルニュースネットワーク)。
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Unknown (Unknown)
2010-11-06 00:28:34
マスコミの尖閣デモスルーの件 2chで大盛り上がり
web R25 10月8日(金)10時5分配信  http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101008-00000007-rnijugo-soci

2日、CNNが渋谷で行われた尖閣諸島問題に関する2600人のデモ行進について報じたが、「日本のメディアはスルーした」ということで、ネット上で大騒ぎとなっている。2ちゃんねるのスレッドでは、3日の7時台に最初のスレッドが立てられて以来5日13時時点でなんと34スレッドにも至ったケースもあり、久々の大規模な「ネットの話題」となっている。

CNNの記事では、元航空自衛官で軍事評論家の田母神俊雄氏の「尖閣諸島は日本固有の領土だ。もし、この島を我々が守ろうとしなかったら中国が取りに来るだろう」とのコメントを紹介。また、デモに参加した学生による「私は中国に対して怒っている。中国は謝罪し、巡視船の修理代を払うべきだ。なぜなら漁船船長は日本の領土にいたからだ」といったコメントも紹介。

だが、このことを日本のメディアがほとんど取り上げなかったことにより、ネット上では大騒ぎとなったのだ。

ここでの論調をいくつか紹介すると、まず「これを華麗にスルーする日本のマスゴミのクズぶりを再認識した」「海外で報道するのに国内は報道しないとかマジ屑」といったマスコミ批判が主流である。海外メディアが報じているのに、なぜ報じないのか? といったことを疑問に思っているのだ。また、「中国や韓国の反日デモは小規模でも報道します(中略)ただし日本人側のデモは大規模であっても報道しません」といった意見も散見された。

これに対して、「まぁ極右の街宣車が集結して騒ごうが普通メディアは取り上げないからなぁ。それと同じように扱われたのかもしれない」「2000人程度のデモで放送しろとか発狂してるやつ見ると、痛々しいからやめろ 」との意見もあるが、どちらかといえば、この手の立場は少数派。

また、ツイッター上ではこういったマスコミ擁護派に対する反論が明確に書かれている。著名なはてなユーザーとして知られる@otsune氏は「『たかが3000人弱を集めたデモでいちいち報道することになってたら、ニュースはデモだらけになる。報道しないのはよくあること』ってのは論理的には筋は通ってるんだが。でもCNNとAFPBBがわずかな特派員を使ってでも報道したという特筆性によって簡単に反論されるよね」と言及。

ネット上では民主党の陰謀論や、日本のメディアが中国や韓国に支配されていると邪推する声もあるが、夕刊フジは全国紙記者による「告知が目にとまれば、それなりに対応をしたと思いますが」と苦笑したことを報じ、夕刊フジ自体も「ちなみに小紙もデモの実施を把握していなかった」と説明している。web R25記者は偶然デモに出くわしたが、携帯カメラでデモの様子を撮影する人はいるものの、報道陣は確かに目につかなかった。この話題については、ツイッターやYouTubeでも議論がますます活発になっており、アツい議論はまだしばらく続きそうだ。
(R25編集部)
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Unknown (Unknown)
2010-11-06 00:32:22
石垣海保編集の映像か=長さや内容酷似、地検に提出―尖閣ビデオ流出
時事通信 11月5日(金)21時49分配信  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101105-00000169-jij-soci

沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突を海上保安庁が撮影したとみられるビデオ映像がインターネット上に流出した問題で、映像は石垣海上保安部(沖縄県石垣市)が捜査過程で編集し、那覇地検に提出したうちの一つと同一とみられることが5日、捜査関係者への取材で分かった。

動画サイトで公開された映像は6本で計約44分だった。捜査関係者によると、那覇地検に提出されたのは1本にまとめられたものだが、映像の長さや編集の仕方、内容が酷似していた。

これを含め、石垣海保は複数の映像を提出したが、地検側では映像を編集していないという。

海上保安庁は同日、石垣海保に3人、第11管区海上保安本部(那覇市)に1人の職員を派遣。ビデオ映像の管理状況やコンピューターの記録を詳しく調べる。

一方、同庁の鈴木久泰長官によると、10月18日に馬淵澄夫国土交通相の指示を受け、同庁、11管本部、石垣海保はそれぞれ管理責任者を新たに定め、映像の管理をより厳重にした。映像を収めた記録媒体は封印して金庫で保管した。

海保関係者によると、その後、同庁や11管本部はハードディスク上の映像記録を消し、映像のDVDを裁断するなどした。石垣海保の保管分以外の映像はすべて消去したという。

衝突事件では、中国漁船を追跡した複数の巡視船から、海上保安官が少なくとも4台のビデオカメラで、9月7日午前の漁船発見から停船までの約3時間40分間の様子などを撮影した。
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Unknown (Unknown)
2010-11-06 00:42:38
尖閣ビデオ:「来るぞ」「止まれ」…船員の怒号飛び交う
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101105k0000e040033000c.html?inb=yt

「おいっ」「止まれ」。巡視船「みずき」の船員が叫ぶ中、並走していた中国漁船がみずきの右舷に徐々に近づき、船首側から横付けするようにぶつかった。ガリガリと船同士がこすれる音も録音されている=動画サイト「ユーチューブ」から 船同士の生々しい衝突音や、巡視船から上がる黒煙--。4日夜以降、インターネットの動画サイトに、尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件の状況を撮影した映像が流れた。「国の情報管理が問われる」「誰が、どんな意図で?」。国会議員や政府関係者に動揺が広がった。

インターネットの動画サイト、ユーチューブに投稿された映像は、海上保安庁の巡視船2隻に、中国漁船が衝突する場面が鮮明に映っていた。 投稿されていた動画は6本で計約44分。それぞれ2分29秒~11分24秒だった。投稿者は「sengoku38」を名乗り、4日午後9時ごろにネットに流れていた。

6本のうち、「本当の尖閣 海上保安庁4」と題した動画は、海保の巡視船「よなくに」から撮影した映像。船首に「※晋漁5179」(※は門構えに虫)と書かれた青い船が中央に映っている。

「左舷側からクレーンを使って網を上げました」 撮影者が説明しているとみられるナレーションが淡々と流れる。

「またエンジンの回転が上がりました」 「本船の方に船首を向けてきます。挑発的です」

漁船が減速せずに画面の左側に進む。「ガシャッ」。よなくにの左舷船尾に船首を衝突させる場面が映った。「あー、本船に当てました」とのナレーションの後ろから、「今の位置確認!」と別の船員の怒号が飛ぶ。

その後、数人が甲板に乗った漁船は、逃げるように離れていった。ナレーションが「ヒトマルヒトロク(10時16分)」と衝突時刻を告げた。 一方、「本当の尖閣 海上保安庁5」と題された動画は、「ミンシンリョウ5179 No3 『みずき』と衝突」という字幕から始まる。

巡視船「みずき」からの撮影映像は、けたたましく鳴り響くサイレンとともに始まる。 「平成22年9月7日、よなくにと衝突したミンシンリョウ5179。ただいまの時刻ヒトマルゴーゴー(10時55分)。中国語による停船命令を行うも該船停船せず」。船員の説明とともに漁船が大写しになり、甲板に数人いるのが見える。歩いたり言葉を交わしているようだが、あわてた様子は見えない。

「来るぞ」「おい」「止まれ」「おい」 船員の怒号が続く中、並走していた漁船は船首側からゆっくり寄せるように近づき、みずきの右舷後部に衝突した。ガリガリッという音が聞こえ、「ヒトマルゴーロク(10時56分)、該船は本船巡視船みずきに接触した。衝突してきた」と、叫ぶような説明が入る。両船からの黒い煙が画面を覆う中、漁船は逆進するようにあっという間に離れていった。

また、「どうなる尖閣 海上保安庁6」の動画には、「巡視船はてるま撮影」との字幕から始まり、みずきと漁船の衝突が遠景で撮影されていた。別の動画2本の冒頭には、それぞれ別の撮影者の名字が記されていた。【北村和巳】
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Unknown (Unknown)
2010-11-06 00:44:42
尖閣ビデオ:内部流出か…海保撮影、ユーチューブに
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101105k0000e040006000c.html
海上保安庁の巡視船「みずき」と衝突する中国漁船=動画サイト「ユーチューブ」から

中国漁船衝突の状況(ユーチューブに流出したビデオから) 沖縄・尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に中国の漁船が衝突した事件を巡り、海保が撮影したビデオの一部がインターネット上に流出した問題で、流出した映像は6本に分かれ計約44分だったことが分かった。政府が国会に提出した映像より長く、海保幹部は「海保が撮影した捜査資料の一部」としている。元の映像は衝突事件の証拠として、海保と検察当局が所有しており、両当局が内部から流出した疑いがあるとみて証拠の管理状況を調査している。

◇政府、管理状況を調査 鈴木久泰・海保長官は5日午前の衆院外務委で、調査のため石垣海上保安部に職員を派遣したことを明らかにした。

6本の映像は4日午後9時ごろ、動画サイト「ユーチューブ」に、「sengoku38」を名乗る投稿者から「本当の尖閣 海上保安庁」「尖閣衝突事件の真実」などのタイトルで投稿された。

映像は、9月7日午前、尖閣諸島の久場島(くばじま)北西の領海内で操業中だった中国の大型トロール漁船「※晋漁5179」(166トン、※は門構えに虫)に、巡視船「よなくに」(1349トン)の海上保安官が「日本の領海内だ」と中国語で退去を求める場面から始まる。

さらに、漁船が網を引き上げるなど外国人漁業規制法違反容疑で捜査中の内容▽「よなくに」の船尾をこするようにぶつけて逃走する最初の衝突▽並走しながら繰り返し停船を求める巡視船「みずき」(197トン)の右舷に漁船の左舷をぶつけてさらに逃走し、船長が公務執行妨害容疑で逮捕された2回目の衝突--の3場面が6分割されていた。

撮影した海上保安官の氏名も表示され、みずきの保安官が「ヒトマルゴーロク(10時56分)、該船は本船、みずきに衝突してきた! 右舷船尾部に衝突してきた!」などと記録する声も収録。「よなくに」に漁船が衝突した場面を巡視船「はてるま」(1300トン)が撮影した内容もあった。

政府が今月1日に衆院予算委に提出したビデオは、漁船発見から「よなくに」と衝突する模様が約3分20秒、漁船が「みずき」と衝突する様子が約3分30秒の計約6分50秒だった。海保は「よなくに」に衝突される前後から漁船を立ち入り検査するまでの模様をビデオで撮影しており、全体では数時間分はあるとみられる。

海保関係者によると、衝突映像はビデオのメモリースティックに記録。巡視船から発生当日に衛星通信の秘匿回線で海保本庁などに送られた。ビデオテープに落とされ、海保と検察当局で保管。パソコンでDVDに記録し関係閣僚に見せ、その後は回収して海保側で管理していた。

海保によると、「海保本庁にもコピーはあったが、昨日よりずっと以前に廃棄した」という。第11管区海上保安本部(那覇市)や石垣海上保安部、証拠書類の送致を受けた那覇地検など検察当局のパソコンなどのハードディスクや媒体に映像が残っている可能性がある。捜査資料はネットにつながらない形で保管するため、海保、検察両当局は、内部の職員が複製したり持ち出したりしていないか調査している。【石原聖】
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Unknown (Unknown)
2010-11-06 01:09:46
“衝突映像”漁船は意図的に衝突~専門家
http://www.news24.jp/articles/2010/11/05/07170032.html

< 2010年11月5日 14:00 >  沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、海上保安庁の巡視船が撮影した衝突の瞬間とみられる映像がインターネット上で公開された。海難事故の専門家は「公開された映像が本物だとすれば、中国漁船は意図的にスピードを上げてぶつかった可能性がある」と指摘している。

海難事故に詳しい田川俊一弁護士「漁船が速力を持って左に曲げながら接触・衝突している。前方に障害物等があって何らかの事故があると思った場合には右にかじを取って衝突を避けるのが基本なんですが、もし右に取っていれば、巡視船の船尾に当たることは明らかにあり得ない。(漁船の映像を示しながら)今、ここから黒い煙が出ています。エンジンをかけ始めたとき、速力を上げたときに、このような煙が出る。はっきり意図的に速力を上げる、アクセルを踏みこむ、ハンドルを左に切って、わざわざ衝突するように針路を変えたといえる」

尖閣ビデオの流出、あなたはどう思う?
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php

尖閣諸島沖での漁船衝突事件のビデオとみられる映像がネットに流出。衝突時の映像は、一部の国会議員を除き公開されていないものですが、今回の映像流出についてあなたはどう思う? (実施期間:2010年11月5日~2010年11月15日) 2010/11/06 00:30

1.歓迎する   63%
2.やむをえない 21%
3.問題だ    17%
4.わからない  02%

尖閣諸島問題  http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/senkaku/
「日本が尖閣問題にこだわる6つの理由」-中国紙  http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0317&f=politics_0317_006.shtml
返信する
Unknown (Unknown)
2010-11-06 02:16:43
「流出した尖閣ビデオ、見ないで」 政府呼びかけ
http://kyoko-np.net/2010110501.html

尖閣諸島(中国名:釣魚台)沖での中国漁船衝突事件で、この衝突の様子を記録したと見られる映像が、5日未明、インターネットの動画投稿サイト「YouTube」(ユーチューブ)に流出した。政府はこの流出ビデオを見ないか、見ても速やかに忘れるよう国民に呼びかけた。

 5日未明、尖閣諸島・魚釣島近くで中国漁船と海上保安庁の警備艇が衝突する様子を収めた映像がユーチューブに投稿された。動画は6種類、計44分にわたっており、中国漁船が2度にわたり警備艇にぶつかってきた様子が見て取れる。この映像について、海上保安庁の元職員は「本物の映像でほぼ間違いない」と話している。

 深夜に起きた不測の事態に、政府は現在対応に追われている。岩淵富雄内閣審議官は9時から緊急記者会見を開き、「まず流出したビデオを見ないでほしい。またビデオを見てしまった人は今すぐ忘れてほしい。今ならまだ罪に問わない」と話し、流出映像をなかったことにするよう国民に呼びかけた。

 記者から「すでに出回ってしまったものを、なぜ今になってなかったことにするのか」と問われると、審議官は「公開前の映画が流出したようなもの。今内容を知られてしまうと、あとで一般公開する意味がなくなる」と応じた。

 また「いずれ公開するつもりなのか」との質問には、「来年夏の劇場公開に向けて、現在は鋭意3D化の作業を進めている。原作は中国人船長が逮捕されるが、映画では中国政府にも楽しんでもらえるような、いい意味で期待を裏切る結末を用意したい」と、作品への自信を見せた。

 ドキュメンタリー映画「尖閣―釣魚が魚釣で魚釣が釣魚で―」は来夏全国公開予定。
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Unknown (Unknown)
2010-11-06 23:52:57
海保に激励電話相次ぐ=「よく公開」「犯人捜すな」
時事通信 11月6日(土)14時16分配信  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101106-00000070-jij-soci

尖閣諸島沖での漁船衝突事件を撮影したとみられる映像がインターネット上に流出して以降、海上保安庁には「激励」の電話やメールが相次いでいる。

同庁によると、広報部門には5日午後7時半までに一般から114件の電話が寄せられた。このうち、海保側が「応援的だ」ととらえているのは83件。「よく公開した」「断固海保を支持する」といった映像が公になったことを評価する声から、「犯人捜しをしないで」「尖閣諸島に上陸して」との内容まであったという。

これに対し、「情報管理がなっていない」などの批判は14件、質問が17件だった。メールでは応援が69件で、批判はゼロだった。 

尖閣ビデオ流出 「見たいと思ってた」海保への激励相次ぐ
産経新聞 11月6日(土)21時21分配信  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101106-00000579-san-soci

沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した問題が発覚して以降、東京・霞が関の海上保安庁に電話やメールで寄せられた意見が約200件あり、そのうち約8割が流出を支持する内容だったことが6日、分かった。

同庁政策評価広報室によると、5日夜までに寄せられた電話は計114件。このうち「流出させた人を処罰しないで」「犯人捜しをしないで」といった声が83件にのぼった。メールは計71件で、「国民はみんな見たいと思っていた」などと流出を喜ぶものが大半。

電話・メールともに「情報管理が甘い」といった批判はわずかだったという。

広報室の担当者は「電話の感触では男性と女性の比率は7対3ぐらい。若い世代が比較的多かったと思う」と話している。

海保には衝突事件が発生した9月7日以降、電話とメールで1500件程度の意見が寄せられており、映像流出問題が発覚する前は、ほとんどが激励や映像の公開を求める内容だった。
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Unknown (Unknown)
2010-11-08 00:27:22
尖閣ビデオ流出で見えた「おかしな国・日本」
2010/11/07 19:07更新  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/460460/

日本は本当におかしな国になってしまったな…。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、海上保安庁の巡視船が撮影した衝突時のビデオ映像が動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」に流出した事件を受けてつくづくそう思った。

国家機密が流出したことは国家の危機管理能力を問われるゆゆしき事態ではあるが、悪意に満ち満ちた警視庁公安部の情報漏洩事件とは違う。映像を見る限り、中国漁船が故意に衝突したのは誰の目にも明らかであり、むしろこれほどの「動かぬ証拠」を政府が隠し続けていたことの方が理解できない。義憤に駆られ、職を賭してビデオを流出させる公務員が出てもちっとも不思議ではない。今回の流出がなくても、いつか誰かが何らかの方法で映像を流出させただろう。それが新聞を含めたマスメディアへの情報提供ではなく、ネットだったのは時代の流れなのか。それともマスメディアへの信頼が著しく低下している証拠なのか。そのへんには複雑な思いも残る。

だが、何と言っても「おかしい」のは、菅直人首相のはじめとする閣僚、そして与党幹部の反応である。

菅首相は5日夜、記者団のぶら下がり取材にこう答えた。

--衝突事件のビデオが流出した問題にどう対応していくか

「閣議後の懇談会でも徹底的に調査して、なぜ起きたのかを明確にするよう指示をしました。まずは徹底的な原因究明が先決と考えています」

--一報を受けたときに感じたことは

首相「(警視庁公安部の)テロ情報の流出があり、今回はビデオ流出ということで、国の情報管理がしっかりとした形になっていないという危機感を強く覚えました」

--野党はビデオの全面公開が求めているが、政府として全面公開する考えはあるか

「いずれにしてもまずやらなければいけないことは真相究明ですからそのことに全力を挙げるということにまず尽きますね」

--今回のビデオ流出で中国漁船の衝突が故意であったことが明白になったが、対中戦略などに与える影響をどう考えるか

「今後のことについては冷静に両国が対処することが必要だと考えています」

--APECでの日中首脳会談の開催の重要性をどう考えるか

「今いったようにこうした問題が起きた中でも、両国が冷静に対処することが重要だと考えています」

側近らと想定問答を練ったあげく、記者団のぶら下がり取材に応じたのだろうが、ちょっと待ってほしい。

ビデオ映像はこれまでの中国側の主張がいかにウソと欺瞞に満ちたものだったかを白日の元にさらした。にもかかわらず、中国の崔天凱外務次官は「日本に誠意があるなら、困難を克服し、(日中関係の修復を)妨害しないよう最大限の努力をすべきだ」とビデオ流出を非難した。中国外務省は、日本側が中国漁船に痛がらせ行為をしたために衝突が起きたと指摘し、「日本の行為自体が違法だ。いわゆるビデオ映像でこうした真相を変えることはできず、日本側の行為の違法性は隠せない」とする報道官談話を発表した。

誠意がなく、真相をねじ曲げているのはどちらかは言うまでもない。首相はビデオ映像を本物だと認めているから真相究明を指示したはずだ。それならば、映像を流出させた犯人を探すよりも前に、まず中国政府のまったく筋の通らないコメントに反論すべきではないのか。中国側の事件後の一連の言動と行動に謝罪を求めるべきではないか。

「冷静に対処する」とは、冷静に反論し、相手の間違いを正すことから始まる。そうしなければ、従軍慰安婦や南京大虐殺などの問題がそうだったように、ウソが一人歩きして既成事実化する。そして日中関係は永久に正常化することはない。

だが、首相にはそういう発想はないようだ。首相がそうならば、閣僚らの発言もどこかおかしい。

細川律夫厚労相の「こんなことがあるのかなと本当にびっくりしました」という発言などはまだかわいい。馬淵澄夫国交相が「動画が流出したビデオなのかも含めてまずは事実関係をしっかり押さえなければならない」と語ったのも海上保安庁の所管大臣なのでまだ許せる。蓮舫行政刷新担当相の「真贋の疑わしいものを私は見ることはありえないと思います」は一体何なんだ。意味がよく分からない。

仙谷由人官房長官は、中国側から「関心の憂慮の意」が伝えられたことを明らかにした上で、投稿者のハンドルネーム「sengoku38」について「自分で投稿したことはない」と釈明した。そして「公務員が故意に流出させたとすれば、明らかに国家公務員法違反になる」と犯人探しに息巻いた。ついでに「私どもとすれば影響なく日中首脳会談が行われてほしいなと思います」と中国側に気配りした。ああ、どこの国の方なんですか?

鳩山由紀夫前首相はさらにぶっ飛んでいる。鳩山氏は6日、佐賀市で講演し、「情報流出によるクーデターのようなことを政府内の人間が行うのは政権にとって大変厳しい話だ。国全体で信頼をつくり上げていくことが大切だ」と語った。

中国が露骨に海洋覇権の拡大に動き出したのは、鳩山氏が普天間飛行場移設問題で日米関係をこじらせたことが根底にある。国の信頼を揺るがし、クーデターの種をまいたのは一体誰なんですか。厚顔無恥も甚だしい。一刻も早く引退撤回を撤回してほしいと切に願っている。

ここまで日米、日中関係を深刻になったのは、ひとえに民主党政権の外交・安保に対し、あまりに無知で無責任だったからではないか。ロシアのメドベージェフ大統領があえてこの時期に北方領土を訪問したのも、菅首相が目の前が外交案件にほおかむりを決め込もうとして、足元を見られたからだろう。その反省がなければ、事態打開は望みようもない。

では、野党はどうなのかといえば、これがまた心許ない。自民党の谷垣禎一総裁は6日、福岡市で街頭演説し、ビデオ映像流出について「国会にも出せないと言っていた映像が、知らない間に流れた。危機管理はどうなっているのか」と批判した。批判の矛先が違うのではないか。たとえ自民党が政権を奪い返しても、この人が首相になったら、同じような事件で菅首相と同じように狼狽して右往左往することは目に見えている。

日本は本当におかしな国になってしまったのか。それとも政治家だけがおかしな国の住人なのか。後者ならば、まだ救いようがあるのだが…。(石橋文登)
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Unknown (Unknown)
2010-11-08 01:47:17
東京の中国大使館前で2800人デモ、沖縄でも集会
2010/10/16 20:30  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/452033/

沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関し、民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)などが16日、東京都港区で中国政府に抗議するデモ行進をした。警視庁によると約2800人が参加、混乱はなかった。

参加者はプラカードを掲げ「尖閣は日本の領土」などと訴えながら約2キロを歩いた。その後、中国大使館前で抗議文を読み上げた。「中国大使館包囲!尖閣侵略糾弾!国民大行動」と題した集会も開かれた。

参加した無職、男性(71)=千葉県佐倉市=は「日本の現状を非常に憂慮している」。男子大学生(21)=東京都武蔵野市=は「日本の存亡にかかわるやばい事態だと思って参加した」と話した。

沖縄県宜野湾市でも同日、「中国の領海侵犯から尖閣諸島海域を守る沖縄県民の集い」が開かれ、約700人が集まった。集会には尖閣諸島を擁する石垣市の中山義隆市長や、平沼赳夫氏ら国会議員7人が出席。沖縄県知事からもメッセージが寄せられた。


尖閣諸島で中国に抗議 大阪・御堂筋で約1000人がデモ
2010/10/22 22:57更新  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/454427/

沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を受けて、民間団体「尖閣諸島を守ろう関西実行委員会」(増山佳延代表)などが22日、大阪市の御堂筋で中国政府に抗議するデモ行進を行い、主催者発表で約千人が参加した。

市役所前を出発した参加者らは、「中国の恫喝(どうかつ)・横暴に屈するな!」などと書かれたプラカードを掲げ、「尖閣諸島は日本の領土だ」とシュプレヒコールを上げながら御堂筋を南に約4キロ歩いた。

滋賀県草津市から参加した元会社員の男性(64)は「政治家に危機感がなく国の対応が後手後手に回っている。草の根から声を上げるしかない」と話した。


都心で4500人抗議デモ、中国に怒り 尖閣ビデオ流出
2010/11/06 21:40  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/460167/

沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関連し、民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)などが6日、東京都千代田区で中国政府に抗議するデモ行進をした。

海上保安庁の巡視船に向かって、中国漁船が衝突してきたことを示すビデオ映像がインターネット上に流出したこともあり、参加者からは中国側の姿勢や、ビデオを一般には非公開としてきた日本政府の対応に異を唱える声が多く聞かれた。初めてデモに参加する学生や主婦の姿も目立った。

中国漁船衝突事件を受けた同団体の都内でのデモは10月2、16日に続いて3回目。主催者発表ではこれまでで最も多い約4500人が参加した。警視庁によると混乱はなかった。

日比谷公園内で田母神氏や自民党総務会長の小池百合子衆院議員らが登壇した集会が開かれた後、参加者らは横断幕やプラカードを掲げて「中国の尖閣諸島への領海侵犯、侵略を許さない」などと訴え、約3キロを歩いた。

デモに初めて参加したという千葉市の主婦(34)は「今までデモに参加しようなんて思ったこともなかったけれど、流出した映像を見て中国に怒りを覚えた。政府に対しても『よくもここまで隠していたな』と思い、足を運んだ」と参加理由を話した。

東京都内の私立高3年の男子生徒(17)も「映像を見てデモに参加しようと思った。中国に対する怒りの声を届けることができた」と話した。

家族連れの姿も多く見られた。堺市から妻、長女と3人で参加した公務員の男性(43)は、初めてのデモに近所で購入したという国旗を持参。「政府の外交はその場しのぎにしか思えない。国民の声を政府や海外に届けるには、一人でも多く集まったほうがいいと思った」と語気を強めていた。

主催団体の関係者も「一般の国民の思いが、これだけ大規模なデモを実現させることになった」と手応えを口にしていた。
主催団体では13、14両日に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、横浜市内でも集会やデモを実施する予定。
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