zoolog ずーろぐ

パンダとかマレーグマとかホッキョクグマとか なぜかクマばっかり会いに行ってます

高台公園とHTB

2012-10-31 17:26:47 | 旅行
引きつづき北海道旅行。
円山動物園に行った翌日は、レンタカーを借りてあちこち回ることにしました。
てことで、今回は動物まったく出てきませんw

ところで今回の旅行、北海道を訪れるのは4年ぶり。札幌に至っては5年ぶりでした。
てことはこのブログはもう始めていたので、探せばどっかに当時の記事があるんだろうなあ・・・(あんまり見たくないけど)


前日は夕方まで雨と強風の連続だったのですが、なんとか天気がよくなりました。
レンタカー会社は札幌駅の北口だったので、大通のホテルからてくてく歩いていきます。


大通公園ではヒマワリが咲いていました。


その一方で紅葉も進んでいて、季節が夏なんだか秋なんだかわからない状態(気温はけっこう低かったです)。


せっかくなのでテレビ塔の下にあるショップに寄ってみました。
テレビ父さんグッズ、すごく迷ったんですが買わず・・・


ちなみに前夜、札幌駅の駅ビル内で夕飯を食べたあと大通まで歩いたのですが、こんな感じでライトアップされていました。


そのまま駅のほうへ向かい、時計台も見物。
5年前も見たのですが、相変わらず高層ビルの谷間で場違いな雰囲気を放っています。


こちらも夜バージョンを。
これ19時くらいだったんですが、観光客がけっこう多くてびっくりしました。


ようやく車を借り、まずは札幌市内を南へ。
路面電車に沿って走ります。


で、着いたのがここ。
ふつうに見ればただの公園、でも見る人が見れば「ああ、あそこ!」と納得すること請け合いな場所。
北海道発のバラエティ番組「水曜どうでしょう」のロケ地としておなじみ、地下鉄の南平岸駅近くにある高台公園です。

※ということで、今回は水曜どうでしょうを知らない人にはまったくついていけない回になります・・・


5年前に札幌に来た時にも訪れたのですが、あの時はまだどうでしょうを見始めてまもない頃だったので、もう一度行きたい!と思っていたのです。
まるで建設工事の記録映像のごとく映りこんでいた奥のマンションが非常に感慨深いですw


上にも登ってみました。写真では伝わりづらいですが、けっこう高低差があります。
雪の積もったときはミスターがよくここからソリで下りていったわけですが、これ思いのほか怖いぞ・・・

高台公園をひとしきり眺めた後は、裏に建っている北海道テレビ(HTB)の本社へももちろん行きました。


屋上のonちゃんを見ながら坂を上っていきます。


あれ、前来た時よりきれいになってる!


外にはonちゃんファミリーがいっぱいの壁画が。


ロビーに入ると、大きなonちゃんが迎えてくれました。


そしてその横にはどうでしょう関連の展示が。
2年前の原付日本制覇のときに使用された衣装や小道具が飾ってありました。
「ヘルメットのままでも給水できるシステム」がツボですw
ただ、5年前は”雪面の飛び魚”とか釣り神様が置いてあったんですが・・・あれはどこにいったんだろう。


グッズもいろいろ売られていたのですが、どうでしょうの名台詞ピンバッジを買うことに。
コスタリカの時の「ノォーッ!」が出て、微妙ながらも好きな台詞なので満足。
こういうのって満足するまで回し続けて、キリがなくなるからね...

以前はonちゃんのぬいぐるみとか、DVDとかをロビー内のカフェでいろいろ売っていたはずなんですが、いつの間にか自動販売機での販売になってしまっており、ラインナップは少なくなっていました。
特にonちゃんグッズの種類は少なく、すすきののポールタウンにあるHTBコーナー(グッズショップ)で買った方がよさそうです。まあ新千歳空港でも取り扱ってますが。


せっかく来たので、裏の駐車場にも回ってみました。
クリスマスパーティーや30時間テレビ、さらに数々の企画発表の場となった駐車場ですが、今はプレハブの倉庫が建ち並んでいました。
HTBは5年後をめどに本社を平岸から市内中心部へと移転する計画だそうですが、プレハブ群を見ると今の社屋では手狭なのかなとも思いました。
ところで右奥の倉庫って、対決列島の企画発表をやったところなような気が・・・


<おまけ、というか補足>
前回の記事でご紹介し忘れた写真が。


円山動物園の最寄り駅、地下鉄円山公園駅の通路にて。
さまざまな動物が描かれたタイルが埋め込まれているのですが、その中にはなぜかパンダが・・・
レッサーパンダはいるけどね。

円山動物園に行く~ウメキチの仲間たち~

2012-10-29 16:04:30 | 札幌市円山動物園
PCが不調だったり、自分の体が不調だったりでなかなか更新できずすみません。北海道旅行の続きです。

※以下、10月11日に撮影したものです。


もちろん、せっかく札幌まで行ったからにはウメキチ以外の動物も見てきました。


まずは熱帯動物館。「熱帯」というからにはヘビとかワニとかかな・・・と思ったら、猛獣類やキリン、マレーバクといったアフリカに住む動物のゾーンでした。
いつもは屋外の運動場に出ているみたいなのですが、この日は大雨の上に気温が低かったためか、室内での展示となっていました。


まずはマサイキリン。お母さんのナナコと、ナナスケくんの親子です。
ナナスケは昨年生まれ、1歳4ヶ月。実は先週の20日に生まれ育ったこの円山を離れ、静岡の日本平動物園へと婿入りしました(「マサイキリンの「ナナスケ」が10月20日静岡に旅立ちます」円山動物園公式サイト)。



隣にいるのはカバの父娘。
写真は父のドンで、なんと国内で4番目に高齢の個体だそうです。

ところで、きのう上野動物園でオスのジローを見てきて初めて気づいたのですが、「円山動物園出身」と書かれていました。
どうやらいま円山にいる2頭のカバは、ジローの父親と姉ということになるようです。


続いては、ウメキチのいるマレーグマ舎もある世界の熊館へ。


「館」と付くからにはどれだけ立派な施設だろう、と思っていたらふつうの飼育舎でした・・・
せめて屋根くらいあると思ったのに・・・


まずマレーグマ。
先日も紹介しましたが、ここにはウメキチのほかにメスが2頭います。


5歳のハッピィ。ウメキチのお嫁さん(候補)です。
おでこの方まで茶色い部分がのびているのが特徴。運動場が雨で濡れていたこの日、ハッピィは床を滑りながら部屋の奥をひたすらウロウロしていました。


同じ部屋にいたのが、高齢のウッチー。生年月日がわからないようなのですが、もしかして野生捕獲なのでしょうか。


おばあさんグマと聞いていたのですが、ハッピィと同じようにひたすら部屋をウロウロ。見た目も老けている印象(?)は特に感じられず、元気なようです。
ちなみに、個人的にはウッチーの方がかわいいと思います。


ウメキチたちの「お隣さん」になるのが、ヒマラヤグマのミナミとトモ。
初めて見ましたが、ツキノワグマの毛がもさもさした感じでした。


ちなみにこのヒマラヤグマも12月オープンの「アジアゾーン」に入ることが決まっており、ほかの動物に先んじてお引越しが行われたようです。そのためオープンまではヒマラヤグマを見ることはできないとのこと。
この(旧)ヒマラヤグマ舎には、ウメキチの新たなお隣さんとして、アメリカクロクマがやってきたそうです。

順序が前後してしまいますが、マレーグマのアジアゾーンへの引っ越しも近いうちに行われると聞きました。
引っ越し後はアジアゾーンオープンまで会うことができませんので、お早めにいくことをおすすめします。

22:00 追記
円山動物園のブログを見たら、ハッピィ・ウッチーはきょう、ウメキチは明日をもって展示をいったん終了し、お引越しとなるようです!


もう一方の”お隣”には、これまた初めて知ったナマケグマのゴマキちゃんがいます。
最初は毛むくじゃらでモップみたい、とか思ってしまいましたが、目がつぶらでかわいらしい。


ゴマキもずーっとうろうろしていました。見てわかるように爪がすごく長いので、歩くたびに音がします。
マレーグマの引っ越し後は、このナマケグマが現マレーグマ舎に移動するそうです。

さて円山動物園といえば、近年何度も繁殖に成功しているホッキョクグマが特に有名です。


そのお父さんが、写真のデナリ。
オスにしては丸めの顔に思えます。


説明版によると「イベントの時に大活躍する」と書いてあり、繁殖実績ともあわせてアドベンの永明さんを思い出してしまいました。

いつもなら午後エサの時間があるらしいのですが、この日はなかなか行われず―


扉の前でプレッシャーをかけてみたり


座り込んでストライキしてみたり


つかれた・・・ごはんまだー
最終的にぺったんこになってしまいました。


顔を段差に乗せてるのがまたかわいい。


こちらはお母さんのララ。


これまで5頭もの子どもを育ててきた、優秀なお母さんです。
一部情報では、今も子どもを身ごもっていて、12月ごろ出産する可能性がある・・・みたいです。


が、いちばん気に入ったホッキョクグマさんがこのキャンディ。


8月に訪れた、豊橋ののんほいパークからブリーディングローンで円山に来ているメス。
ここで紹介したクッキーとチャッピーの仲間なのです!


女の子らしい丸顔と、あごの下の毛がかわいくて気に入ってしまいました。


運動場をうろうろしていたのですが、なぜかバックヤードへの扉の前では首を一回転。


お客さんにアピールするキャンディ

ところで、キャンディの体がちょっと緑がかっているのがわかると思います。
どうやら藻がこびりついているらしく、ララも同じようになっていました。
まあ体調に影響はないんでしょうが・・・


ララがこれまで産んだ5頭の子どもは、道内を中心にあちこちの動物園へと巣立っていっています。
このうち第一子の「ツヨシ」は、当初オスだと思われて”婿入り”したものの、後にメスと判明したことで有名になりました。現在ツヨシは釧路動物園にいて、上野から婿入りしたユキオといっしょに暮らしています。
写真右中の絵がユキオなんですが、ほかのホッキョクグマと同じように写真貼ってほしかったな・・・


世界の熊館と離れたところにはエゾヒグマ館があります。
この日の午前中に出ていたのはメスのとわちゃん。


にっこり
ヒグマらしからぬ丸顔で愛嬌があります。


チンパンジー舎では、ちょうどエサの時間に遭遇。
上にいる飼育員さんにアピール中でした。


チンパン親子も見られました。お母さんが取ってきたリンゴを子どもにあげています。



アザラシ舎では、今年生まれた子どもも見られました。
オスなのに「ちはる」というと、どうしても北海道出身の某歌手を連想してしまいますが・・・

ちなみに、2歳のアザラシ・さくらこが先日死んでしまったそうです。
この時奥の方で元気そうにぷかぷか浮いている姿を見ていたので、なんとも悲しいです。


オオカミ舎では、シンリンオオカミの家族が迎えてくれます。
左端にいるのがお母さんのキナコ。真っ白でとっても美人さんでした。


そしてオオカミ三兄弟。大きさがみんな同じくらいで、どれがどの子かわかりませんでした・・・


円山動物園では、他にもレッサーパンダの双子の赤ちゃん誕生!というホットなニュースもあるのですが、訪れた一週間後に公開がスタートしたので、残念ながら見られませんでした・・・

今回はウメキチに会うことが最大の目的だったので、正直言ってあまり期待しないで行ってみたのですが、思ったよりも動物のボリュームがあり、新しい施設も多く楽しい動物園でした。
何より、入園料600円に対して年間パスポートが1000円(2回いけば元が取れる!)という破格の値段設定もあわせて、ぜひ来年から札幌配属になって円山に通いたいなあなどと考えてしまいました(笑


<おまけ>

世界の熊館でウメキチが出てくるのを待っていた時のこと。


広場に現れたのはイヌ・・・って動物園にペット連れ込んじゃダメでしょ・・・?


なんとキツネでした・・・!
出口で係りの方に聞いてみたところ、やっぱり野生のキツネだそうです。
ちなみに動物園のすぐ近くにある北海道神宮のパンフレットによると、円山公園は野生動物がたくさん住んでおり、キツネのほかにエゾリスなんかもいるとか。

ウメキチの誕生日 その3

2012-10-21 00:10:44 | 動物園:「上野生まれ」を追いかけて
1週間も経ってしまいましたが、先週のウメキチ誕生日の最終回。
ちなみにこの日は雨が降ったりやんだりの天気。さらに山が近いせいなのかやけに風が強く、傘を持ちながらカメラを構えていると傘が煽られ、撮影できなくなる始末でした。
そのため動物園は本当に人が少なく、ウメキチを見ていたのはたったの4人だけ。せっかくの誕生日なのに・・・
そういえば雨があがって晴れてきたのはウメキチが出てきた時からだったような...もしかして晴れ男?



バックヤードへの扉の前でじーっとしていたウメキチですが


すぐにこちらに戻ってきました。


ウ「まだごはん残ってるかも・・・」


が、さすがにもう何もなかったみたいでお水飲んでごまかす。
マレーグマの水飲みシーンってあんまり見たことないような気がします。フジくんが2回くらい飲んでるのを見たぐらいです。


こんどは消防ホースで遊び始めました。


それは食べられないよ


ウ「これ乗っても壊れないかな・・・」


再びタイヤの中を確認


ウ「何もナイですね...」


そうだ、ねえウメキチ


ウ「なあに?」
ウメキチはね、お兄ちゃんになったんだよ。


ウ「お兄ちゃん・・・?」
君が札幌に来たあと、モモコお母さんが男の子を産んで、ウメキチに弟ができたんだよ。


ウ「ふうん・・・ぼくには弟がいるんだ」
フジくんっていう名前なんだよ。
ウメキチによく似てる。木を壊すのが好きなところも。


ウ「フジ、いつか会えるかな。」


モモコお母さんとフジくんに、ウメキチのことをちゃんと伝えておくからね。

―などと妄想で会話していたのですが



ウメキチはどうもにおいを気にしていたようで。
ハッピィ・ウッチーとの入れ替えの時、エサの補充は行われたものの中の掃除はしなかったので、あちこちににおいが残っていたのが気になったのでしょうか。

1時間ほど見ていると、だんだんと扉の前で過ごす時間が増えてきて、名残惜しかったのですが他の動物も見たかったのでマレーグマ舎を離れることに。


と、もう一度こちら側に来てくれました。


ウメキチ、3歳の誕生日おめでとう。


ウ「きょうは来てくれてありがとうございました」


ウ「ばいばい」

ということで、ここでウメキチの写真は終わりです。
実はこの後、いったんエゾヒグマとかアザラシのところを一巡してからマレーグマに戻ってきたのですが、写真も撮らずにただひたすらウメキチの姿を見ているだけだったので、残念ながらお見せできるものはありません・・・
上野のマレーグマ担当の方から「どうやらあのウメキチが、最近は落ち着いてきたらしい」と聞き、そんなバカな!と思いながら訪れてみた今回。
確かに上野にいたこぐま時代からすれば、やたらめったら走り回る姿はなくなっていましたが、エサを探して柵をよじ登ったり、突然運動場の中をダッシュしたりする様子も見られ、思っていたよりは全然やんちゃでした。
ほんの数時間だけでしたが、少しだけ大きくなり、とても元気なままのウメキチに会えて、わざわざ埼玉から会いに行って本当によかったと思います。


ところで


円山動物園では、12月に新たな施設「アジアゾーン」がオープンします。
トラやユキヒョウ、ヒマラヤグマなどなどアジア地域に生息する動物を集め、一つにまとめて展示するそうです。
マレーグマもこのアジアゾーンに入ることが決まっており、今後は屋外の運動場で木登りができる環境になるとのこと。
確かに今のマレーグマ舎は昔の動物園のままといった印象で、運動場も狭く、見る側にとっては柵がとても邪魔で撮影しにくい(ここまでの写真を見てもわかりますが)のでありがたい。
これからは、ウメキチも上野の時のようにどんどん木に登ってどんどん木を壊していくと思います(笑


<おまけ>

ウメキチはよく、扉の前でこんな姿勢で座っていたのですが


マレーグマの足なんて、初めてちゃんと見ました・・・


<おまけ2>

ぺろっ
最近いろんな動物の「舌出しの瞬間」をよく撮ってしまう...たぶん上野のリーリーのせいですね

ウメキチの誕生日 その2

2012-10-18 17:09:28 | 動物園:「上野生まれ」を追いかけて
札幌・円山動物園へ向かい、マレーグマのウメキチの誕生日を祝った話のつづき。
ごはんがもう少し残っていました。


こんどはキウイだよ!


食べ終わっちゃった


もうちょっと食べたいなあ


ウ「ねえねえお客さん、ちょっと食べものちょーだい!」
かわいくおねだりされてもあげられません・・・まあ誕生日だからケーキとかあげたいけど。


どこかを見つめるウメキチ。何を考えているんでしょう?


消防ホースで作られた遊び道具にやってきました。


ここにはないかな!


タイヤの中にも、エサは置いてなかったみたい。


おかしいぞ、もっとあるはずだ!


ウ「上かな?」
柵をよじ登り始めたウメキチ。


どこだどこだ


上にはなかったようです。


すいませーん、みなさんどこにごはんがあるか知りませんかー
(右だよ、右!)


あ、あった!


オレンジ発見


うまうまー


満足したみたい。

ちなみにオレンジといえば、上野のときはウメキチよりもモモコがオレンジ好きだったように思います。
ウメキチは運動場に置かれたいろいろなエサの中でも、オレンジだけは食べていなかったような。
逆にモモコさんは外に出てくると、真っ先にオレンジを探して食べていた記憶があるのですが・・・


食べ終わったらもうバックヤードへの扉の前に行ってしまいました。
出てきたばっかりなのに、もう帰りたくなっちゃったの?


ウ「そうじゃないんだけど・・・」


ウ「ハッピィちゃん、この向こうにいるのかなあ」

実はこの日ウメキチのエサを担当していた方は、ふだんマレーグマの担当ではないそうで、この日がウメキチの誕生日ということもご存知ありませんでした・・・
そんなわけで「誕生日だから特別なエサを・・・」なんてこともなく、すっかり忘れられてたのかななどと思っていたら、円山動物園のブログではちゃんと誕生日の様子が報告されていました!
ハッピィバースでい ウメキチ(円山どうぶつ雑記帳)

で、この記事によるとウメキチが「最近は食い気より色気」とのことで、お嫁さん候補のハッピィや、もう一頭のメス・ウッチーのことが気になっているらしいです。
なので上の写真のようにやけに扉の前でウロウロしていたのは、奥のバックヤードにいるメスのマレーグマを気にしていた、のかもしれません。

自分の中ではウメキチはやんちゃなイメージのままで、この日の様子を見ていても柵をよじ登ったり運動場を走り回ったりと相変わらずの様子だったので、メスを気にするなんてちょっと信じられないです。
でも3歳ということは着実に大人へと成長しているわけで、ウメキチが父親になる日も案外近かったりして・・・


ウメキチの話はあと一回つづきます。
↓つづきはこちら
ウメキチの誕生日 その3

プレミアムカード!

2012-10-17 11:46:39 | 日記
ウメキチの話が始まったばかりなんですが、一旦お休みです。

先日優浜の名前が決まった時、「名付け親になっちゃった!」と書いたわけですが。
きのう大学から帰宅しポストをのぞいてみると、なんとアドベンチャーワールドから封筒が・・・!


ということで、見事にパンダプレミアムカードをもらえました!!
(あ、後ろのパンダのぬいぐるみは関係ないです...)

この特典は2つあって、

1.本人含め5人まで無料で入園できる
うっ、年間パス持ってるから意味ない・・・
ただほかに4人無料入園の恩恵にあずかれます。ということで、現地集合でよければアドベンにタダで行けますよ!(ぉぃ

2.本人のみ、「パンダプレミアムツアー」に参加できる
正直言ってどういうツアーなのかさっぱりわからないんですが、どうやら優浜に超接近できる・・・らしい。
さすがに直接手を触れることはできないみたいですが、いっしょに写真撮ったりは可能とか。
いまいちピンと来ないのですが、きっと興奮してわけわかんないうちに時間経っちゃうんだろうなあというのは容易に想像できますw

プレミアムツアーの方は事前に予約していかなければならないので、いつアドベンに行くかを目下検討中。
なるべく人が少ない時に行って、優浜を独り占めしたいなあなどと不純なことを企んでたりなかったり・・・
本当は11月か12月上旬に行こうと思っていたのですが、文化祭やら卒論やらで年内はごたごたしそうなので、もしかしたら年明けになっちゃうかもです(ちなみに有効期限は2月まで)。
とにかく初めてのことなので、とっても楽しみです!


ちなみに。
このプレミアムカードがやってきたのはきのう、火曜日でした。
実は「関東在住の方に月曜日に届いた」という噂を聞いていたので、自宅のポストを見る直前まで「なんだハズレたんだ・・・」と完全にやさぐれていたところでした。
埼玉だから一日遅れたんでしょうか・・・でも関東なら同じ日のような気も・・・

ウメキチの誕生日 その1

2012-10-14 17:38:02 | 動物園:「上野生まれ」を追いかけて
お待たせしました。
先週、ウメキチに会うため北海道に行ってきました。
今回からしばらくは、この北海道旅行の模様を書きたいと思います。

まず最初は、とにもかくにもウメキチのことです。


10月11日。早朝の羽田から飛行機に乗り、新千歳空港へ。
そこからJRと地下鉄を乗り継ぎ、10時ごろ札幌市円山動物園に到着しました。

園内の掲示では、メスのウッチィ・ハッピーとウメキチの入れ替えはお昼ごろと書かれていましたが、概ね14時ごろ行われると聞いていたので、午後からマレーグマのところへ。
しかし、担当の方が用事があったとかで入れ替えは遅れに遅れ、ウメキチが出てきたのは結局15時前となりました。


ウッチィとハッピーがバックヤードへ戻り、エサの準備。
この日のメニューは、果物がキウイとみかん(オレンジ?)、それに食パンでした。


もう一つ置かれていたのがこれ。最初はふ菓子にも見えたのですが、おそらくパンです。


そして、いよいよウメキチが登場!


エサを探して運動場の中をあちこち歩き回ります。


ウ「タイヤにはないなあ」


ウ「ほかのとこ探そっと」


こんどは浮き袋へ。
上に食パンが挟まってます(右手前にあるオレンジは柵に乗せてあります)。


ウ「うーん、もうちょっと・・・」


ぱくり


くわえました!


そのまま口にはさんで・・・


下に持ってきてゆっくり味わいます。


ウ「うまうまだよ!」

↓つづきはこちら!
ウメキチの誕生日 その2

ウメキチの思い出

2012-10-10 18:10:29 | 動物園
再び卒論の発表やらなにやらで忙しくしていました。間が空いてしまいすみません。
白浜のパンダの話はいったんお休みして、以前も書いたウメキチのことを再び取り上げたいと思います。


ウメキチは2009年10月、上野動物園で生まれたマレーグマ。
初めて出会ったのは翌年の3月で、それまで「マレーグマ」なんて動物をまったく知らず、クマといえば大きくて毛むくじゃら程度の認識しかなかった自分には、新鮮な驚きでした。


大人のマレーグマはなんだか眠たそうな目をしていて、(言い方はひどいけど)ちょっと冴えない感じの顔です。
だけど子どもは目がくりくりしていて、毛深いわけじゃないけどぬいぐるみみたいに思えました。


竹筒の中を探すウメキチ。この中にエサが隠されているんです。
とにかくやんちゃなウメキチは、運動場をひたすら動き回り、木をガシガシ引っかいたり壊したりしていました。


やがて秋になり、1歳の誕生日を迎えました。
大きく成長して、がっしりした体に。でもお母さんのモモコにまだまだべったりで、やんちゃぶりも変わりません。


果物を食べるウメキチ。パイナップルでしょうか(よく覚えてない・・・
今のモモコ&フジ(=ウメキチの弟)も同じですが、よくオレンジも出されていました。でもオレンジはもっぱらモモコが食べていたように思います。
他にはヨーグルトが大好きなようで、親子で取り合ったりもしていました。


そして4月。上野がパンダで大騒ぎになっているころ、大行列のパンダ舎を避けてよく来ていたのがマレーグマでした(笑
木登りが得意で、よく木の上で遊んでいました。そういえばフジも木の上がお気に入りの場所みたいです。


ウ「がおーっ」
木をくわえて変顔してます。


そして4月28日の様子。パンダ舎が相変わらず移動観覧でろくに見られず、マレーグマに会いに来た時の写真です。
ウメキチは上で竹筒から出したおやつを食べ、下からは母・モモコがそれを狙っている?ところです。
1歳半になったというのにウメキチはまだまだ甘えん坊で、よくモモコにじゃれついていました。モモコも多少嫌がるものの子どもがかわいいらしく、それに付き合っていたことも覚えています。

これがウメキチを最後に撮った写真となりました。
ただこの少し前に年間パスを買ったので、このあとももちろん何度か会いに行っています。
ウメキチが札幌・円山動物園に移動することが発表されたのが6月上旬。そのわずか数日後、一般公開が終了され、13日に移動していきました。

―の予定だったんですが、実際には移動当日の13日、突如として中止が発表されました。
原因を聞いてみたところ、どうやらその日移動用の檻にウメキチを入れたところ、軽いパニックになってしまい、持ち前の破壊力で檻を壊したそうです・・・。最後の最後までやんちゃなウメキチらしい顛末です。
ウメキチにも飼育員さんにもケガはなく、改めて檻を作り直すことになったとか。移動が中止になったあと、数日ほど運動場にも出されたという情報もあります。
結局6月末に再び行われ、遠く札幌へと旅立っていきました。

で、なんで長々とこんなことを書いたかというと。
あしたウメキチに会いにいきます

以前書いた「そのうち会いに行く」が、いよいよ明日となったのです。
そして明日、10月11日はウメキチの3歳の誕生日。札幌で誕生日をお祝いしてきます!

_____________

話は少し変わりますが。
なぜいまさらになってウメキチに会いに行くのか?

いや、そりゃあ去年引っ越してからずーっと会いたいと思っていたんですが、実は2つのきっかけがあるんです。すごくちっぽけなきっかけなんですが・・・

○その1
今年のお正月、上野動物園のお土産物屋さんでこんなのを買いました。


マレーグマのぬいぐるみ!(折り紙の花は関係ないです)
前から目をつけていたのですが、そこまでマレーグマに思い入れないしなあ・・・と躊躇していました。
が、ウメキチが突然いなくなってさびしくなり、欲しいなあという思いがもたげていたこの時。
しかも、1月中は年間パスポートを見せるとグッズが5%引きになるというキャンペーンが!

というしょうもない理由でぬいぐるみを衝動買い。そして「ウメキチ」という名前を付けたわけです。

○その2
今年上半期に放送された、NHKの朝ドラ。
そのタイトルは「梅ちゃん先生」でした。
最初にこれを見たときは「え?めいちゃん先生?」とか思ったものですが、実際に放送が始まるとわが家でもハマってしまい(特に母親)、家の中で恒常的に「うめちゃん」という単語が飛び交うように。
それに触発され、いつの間にやらウメキチを”ウメちゃん”と呼ぶようになり、会いに行きたい!と思うようになったわけです・・・

ちなみにいちばん大きい原因として、今年の春から公開が始まった、ウメキチの弟のフジを見て触発されたってのもありますが(笑


とにもかくにも、1年ちょっとぶりのウメキチをたっぷり見てこようと思います。
もちろん動物園だけではなく、レンタカーを借りてあちこち観光地を回ってくるつもりなので、来週からはしばらく北海道の話題が続きます。

こんにちは!優浜です

2012-10-05 16:06:05 | 日記
きょうの午前中、アドベンチャーワールドで赤ちゃんパンダの命名セレモニーが行われました。
もちろん白浜に行けるわけもなく、「セレモニー終了後ホームページでも発表します」の文言に従うことにし、10時前からアドベンのホームページを表示させたケータイの画面を穴が開くほど見つめ続けていました(笑

素敵な名前をありがとう!8月10日生まれ パンダの赤ちゃんの名前発表!(アドベンチャーワールド公式サイト)

「優浜」と呼んで…和歌山の赤ちゃんパンダ命名(読売新聞)


命名 優浜(ゆうひん)


発表されてびっくり。
なんと、自分が応募した名前でした!
まさか名付け親になれるとは思っていなかったので本当に驚きです。

ちなみに「優浜」という名前、海浜陽浜の時にも応募したものでした。
赤ちゃんを大事そうに抱える良浜や、一度しか会ったことのない梅梅さんのことを思い出すうちに、優しさあふれるパンダさんに育ってほしいと思ったのです。

11月か12月ごろ、優浜に会いに行こうと考えています。
これからも元気に育つことを祈っています。


_________

この命名式の模様、在京テレビ局では思ったより取り上げられてません。
お昼前の各局のニュースではいっさい流れませんでした。生後1ヶ月のお披露目の時にはどこもやってたんですけど・・・
今のところ、14時前の日テレのニュースで放送されたことを確認しています。

ラウちゃんとあかちゃん

2012-10-04 18:41:13 | パンダ(アドベンチャーワールド)
再びパンダ。8月11日に良浜が産んだ、メスの赤ちゃんパンダを取り上げます。

もうすぐ生後2ヶ月。いつまで「赤ちゃん」と呼ばなければならないんだろう・・・と思っていたら、ついに命名式の発表が!
2012年10月5日、パンダの赤ちゃん「命名セレモニー」を実施いたします。(アドベンチャーワールド 公式サイト)

・・・って明日じゃん!∑(゜◇゜ノ)ノ
さすがに名前が決まってから写真出すのはなあ、と思いあわてて書くことにしたのは秘密

※以下9月に撮影した写真です。最新の様子じゃなくてごめんなさい・・・
_________

今週から公開時間が変わり、ついに明日からは(ほぼ)終日公開になるみたいですが。
先月の段階ではまだ1日2回、各40分ずつの公開となっていました。
もっともあまりに行列がひどかったので、開始時間を早めたり、リミットタイムまでに並べば必ず赤ちゃんを見られるように時間を延長したりと、かなり柔軟に対応してくださってました。

1日目(9月13日)

空港からアドベンに到着し、まずは10時の回に並びます。


パンダランド内では良浜親子が映し出されているモニター映像も流れているので、並んでいる間もリアルタイムで様子を見られました。


海「なんだかたくさん人がいるね」
陽「きっとわたしたちをみてるんだよ!」
もちろん他の部屋にはパンダがいるので、それを見ながら列が進んでいきます。2日間とも海浜陽浜、愛浜、明浜が運動場に出ていました。


並んでから・・・何分だろう、ついに良浜親子の前に到着!


良「わーいニンジン!」
良浜は赤ちゃんをだっこしながら、ちょうどおやつをもらっているところでした。ラウちゃんがこんがり茶色になっているので、余計に赤ちゃんが真っ白に見えます。


どうやら授乳中のようです。


海浜陽浜の時は、大きくなってから親子でいる姿しか見ていないので、今更になってようやく「ラウちゃんがお母さんしてる!」と強く実感できた気もします。


良「...」
突然宇宙と交信(?)し始めた良浜

※参考:「宇宙と交信」する明浜



まだ飲んでます。
いっぱい飲んで大きく育ってね!

つづいて2回目、15時の回。


・・・が、この時は良浜も赤ちゃんも熟睡してしまい、なかなか赤ちゃんの顔を見られず。
もっとも赤ちゃんの姿が見えないということは、それだけ良浜が大事に抱えているということでもあります。


ぎりぎり見えました。丸まって、お母さんの腕の中で安心して眠っています。
良浜も赤ちゃんが床に落ちないように、寝ているときもちゃんと腕で支えてるんですね。


2日目(9月14日)

翌日はバスの関係で、アドベンに着いたのが10時過ぎになってしまいました。
急いでパンダランドへ向かい、なんとか親子を見ることができました。ところが・・・


またしても赤ちゃんの顔が見えない寝相・・・
ただ手前の塊を見て、良浜がちゃんと食事してるんだなと気付き安心しました。


それに腕の中には、後で食べるためにとっておいたデザートの大福もあるし(大嘘)
お尻にちょこんと笹の葉がついているのがかわいい・・・
でもどうしても「つきたてのお餅」にしか見えないんです...

ちなみにモニターは基本的に公開時間が終わってもしばらくは点いていて、室内の様子が見られたのですが


良「なにかくださーい!」
11時過ぎに見ていたら赤ちゃんが検査か何かで連れていかれてたみたいで、良浜がなにかおねだりしていました。
ほっぺたが柵にはまってるのが笑えます。

続いて15時の回。
最後くらいは赤ちゃんの顔が見たい!と祈っていたところ


3列目で進んでいるあたりで半分顔が。このまま最前列まで進んだら、もしかして―


やっと見られました!投げ出した右脚がかわいい・・・!
パンダらしく白黒の体にはなっていますが、まだ毛が少ないのがよくわかります。


やっと2列目!最後の最後でベストショットの予感が!!

―などと興奮していた、わずか1分後。


最前列まで到達したら直前で良浜が寝返りを打ち、ご覧の有様に・・・
まあ後列で見られたからいいけどね。

ということで、5月のバックヤードの時に続き、今回も「やっぱりラウちゃんは何かやってくれるね」という一言で締められました(笑
もしかして梅ちゃんが毎回「やってくれる」のも、これが遺伝したからなのかな・・・


ここまで散々”赤ちゃん”と呼んできましたが、明日の午前中、ついに名前が決まります。
今回も名前の公募を行っていたので、この時自分も応募してきました(たぶん採用されることはないでしょうけど・・・)。
発表されたらまた更新したいと思います。

ミミカとサファリの動物たち

2012-10-01 18:47:15 | 動物園:「上野生まれ」を追いかけて
白浜1日目の話。
10時から良浜と赤ちゃんの親子展示を見たのですが、引き続きパンダランドは大混雑。
しかも親子展示が終わらないと室内にいるほかのパンダも見られないということで、サイのミミカに会いに行くことにしました。

しかし、サイのゾーンはサファリのいちばん奥。しかもクロサイはミミカとオスのCRAGが交互に運動場に出されているので、わざわざ歩いていっていなかったら困るな・・・と思い、サファリの入口でダメもとで聞いてみると

「ミミカってメスのクロサイですよね?担当に聞いてみたら出てるようですよ」

と教えてもらえました。ありがたい。


てことで行ってみた・・・けど、これじゃ顔が見えないので正面に周りこんでみましょう。


運動場にいたのはミミカでした。

実をいうと最初は「これ本当にミミカ?」と思ってしまったんですが、赤茶色の汚れとか角の形とか目を見ているうちにようやくわかりました・・・


朝一番でエサをもらったらしく、残りを食べたり


急に走り始めたり。


暑いけどいい天気です。
※ここに写ってるのは隣の運動場にいるシロサイ。ミミカではありません!


今度は角で土を掘り返してます。
そういえば上野でもよく土をいじくって遊んでたような・・・ってそれは母親のアルゴでしたっけ・・・?


ただ、5月に会いに来たときは名前を呼んだら近寄ってきたり、鳴いて返事(?)してくれたりと人懐こかったんですが、この日は全然寄り付かず・・・


まあ、やたらめったら人に慣れるともどうかと思いますが。
元気に動き回ってる姿を見られたのでよかった!


<おまけ・その1>
サイの隣にはマレーバクがいます。
何度か寄っているんですがなぜか相性が悪く、なかなか顔を見せてくれませんでした。


が、今回―


ようやくちゃんと見ることができました。
オスとメスは別々に出てくるので、たぶん去年生まれた子どもと母親の親子だと思います。
といってももう体も同じくらいの大きさで、鼻がちょこっと短いかな・・・って程度の差でした。

<おまけ・その2>


さらに歩いていると、こんなのを発見。


この子がアメリカバイソンの子どもみたいです。まだ毛がモコモコしていてかわいいです。


横にいるのはお母さんなのか、2頭で顔をくっつけたりしていました。
こんな牛や鹿みたいな子が、真っ黒で毛むくじゃらになるなんて想像できません・・・