名松線の今後の輸送計画について(JR東海ニュースリリース)
JR東海、名松線の区間廃止を検討へ(毎日新聞)
まずは鉄道の話題。JR東海が名松線の家城-伊勢奥津間を廃止し、バス輸送へと切り替える方針を決めたそうです。
名松線は今月上旬、台風18号の影響で線路への土砂の流入や盛り土の流出などの被害を受け、家城以遠で運転を休止。被害状況を調査した結果、復旧工事を施して運転を再開しても今後安定した運行を継続できない―と判断したらしい。
実際、名松線はJR東海の中でもかなり乗客が減少し、以前から存続が危ぶまれていた路線、と何かの本で読んだ記憶がありますし。昨今、全国のローカル線で廃止反対運動も起こらないでスムーズに廃止されるケースが相次いでいるし、今回もそういう風になっちゃうかな・・・と思ってたら、こんな記事が。
名松線廃止、津市長「存続へ運動」(読売新聞)
もっとも今後存続運動が盛り上がるかどうかはわかりませんが。とりあえず期待したいところです。
・・・とうまくまとめたいところですが、JR側はあくまで廃止する気らしい。
JR東海 名松線の復旧工事、未着手だった(朝日新聞)
台風により被害を受け、その被害状況を調査してからかなりの時間が経っているのに、JRは家城以遠の区間に関してはまったく復旧工事をしていなかった―ということが判明。これはもう、復旧させる気まったく無いな・・・
ということで、この名松線存廃問題に関してはかなり微妙な状況な感じ。周辺自治体が一気に廃止容認へ動いてしまうか、JR側が押し切るか。それは「地方交通の公共性」と、「鉄道会社の利益重視」についてのバランスの問題なのかもしれません。
一方、道路の話題も。
交通規制を前面見直し―警察庁(時事通信)
具体的には規制を上回る速度の車が多かったり、取り締まりで路上駐車が減らなかったり、信号を無視する歩行者や自転車が多い道路や交差点の最高速度の設定を見直したり、駐車違反の指定や信号機の改良を行なうらしい。
とはいえその中でもいちばんの注目はこれだと思う。
規制速度、70~80キロへ見直し(毎日新聞)
一般道の速度規制、一部で最高80キロに(読売新聞)
とは言ってもやっぱり審査基準は厳しいらしい。バイクや自転車が通らず歩道がない、中央分離帯がある、車線数・・・などといったことを勘案して決めるとのこと
歩道がない道路ってけっこう少ない気がするんだけど・・・。
で、読売新聞には「千葉市の県道千葉大網線や岐阜県各務原市の国道21号などで最高速度の引き上げが検討される見通し」と出ているので、どんな道路なのか調べてみたところ―
残念ながら県道千葉大網線(大網街道)に関してはあまり情報を得られなかったものの、後者のR21については「坂祝バイパス」というバイパスのことを言及してるのではないか、という結論に至った。
ちなみに坂祝バイパスは4車線の幅で建設されているものの現在は暫定2車線。ただし歩道はあるらしい。いずれにしても高規格道路であるわけで、規制速度の引き上げは市街地ではなく、こうした高規格道路が多い地方で行なわれる方がおそらく多くなるだろう。
さて。ここで気になるのは、「埼玉県内の道路で最高速度引き上げが行なわれるところはあるか」というところですが。
あくまで、本当にあくまで個人的に推測した結果、可能性があるのは以下の箇所ではないかと。
・R16 西大宮バイパス
・R298
・R463バイパス(浦和越谷バイパス)←同じR463でも浦和所沢バイパスは微妙な気がする
・R254バイパス(旧富士見川越有料道路)
ただし、これらの道路はどれも交通量が非常に多く慢性的に渋滞しており、規制速度が引き上げられてもあまり意味をなさない(70~80キロも出せない)ことが多いので対象にはならないかもしれないなあ。
あと、県道では1号線(第二産業道路)が該当するかも。これは速度の向上というより信号の見直しの方が可能性が高そう。
というのも、川口市内の区間では数百メートルごとに信号が設置されており交通流動が阻害されていて、その割には信号を設置した意味がわからないようなのも多いという現状だから。これは可能性が高いというより、むしろ個人的にやってほしいことでもありますが。
・・・ていうか全部県南の道路ですみません。北部とかそんなに行ったことないからわからないんです。
あ、でも熊谷バイパスとか妻沼バイパスは可能性あるかも。というか妻沼バイパスは是非ともやってほしい。埼玉側とか一直線でかなり線形いいし。太田方面に行くためにあそこを通るたび、最高60キロってのがもどかしく感じるんだよね。
―あれ、いつの間にか長文になってしまった・・・
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
ちなみに規制速度引き上げの件については、引き上げの条件とか自分が誤認してるところもありそうなので、何か指摘があればお願いしますです。
JR東海、名松線の区間廃止を検討へ(毎日新聞)
まずは鉄道の話題。JR東海が名松線の家城-伊勢奥津間を廃止し、バス輸送へと切り替える方針を決めたそうです。
名松線は今月上旬、台風18号の影響で線路への土砂の流入や盛り土の流出などの被害を受け、家城以遠で運転を休止。被害状況を調査した結果、復旧工事を施して運転を再開しても今後安定した運行を継続できない―と判断したらしい。
実際、名松線はJR東海の中でもかなり乗客が減少し、以前から存続が危ぶまれていた路線、と何かの本で読んだ記憶がありますし。昨今、全国のローカル線で廃止反対運動も起こらないでスムーズに廃止されるケースが相次いでいるし、今回もそういう風になっちゃうかな・・・と思ってたら、こんな記事が。
名松線廃止、津市長「存続へ運動」(読売新聞)
もっとも今後存続運動が盛り上がるかどうかはわかりませんが。とりあえず期待したいところです。
・・・とうまくまとめたいところですが、JR側はあくまで廃止する気らしい。
JR東海 名松線の復旧工事、未着手だった(朝日新聞)
台風により被害を受け、その被害状況を調査してからかなりの時間が経っているのに、JRは家城以遠の区間に関してはまったく復旧工事をしていなかった―ということが判明。これはもう、復旧させる気まったく無いな・・・
ということで、この名松線存廃問題に関してはかなり微妙な状況な感じ。周辺自治体が一気に廃止容認へ動いてしまうか、JR側が押し切るか。それは「地方交通の公共性」と、「鉄道会社の利益重視」についてのバランスの問題なのかもしれません。
一方、道路の話題も。
交通規制を前面見直し―警察庁(時事通信)
具体的には規制を上回る速度の車が多かったり、取り締まりで路上駐車が減らなかったり、信号を無視する歩行者や自転車が多い道路や交差点の最高速度の設定を見直したり、駐車違反の指定や信号機の改良を行なうらしい。
とはいえその中でもいちばんの注目はこれだと思う。
規制速度、70~80キロへ見直し(毎日新聞)
一般道の速度規制、一部で最高80キロに(読売新聞)
とは言ってもやっぱり審査基準は厳しいらしい。バイクや自転車が通らず歩道がない、中央分離帯がある、車線数・・・などといったことを勘案して決めるとのこと
歩道がない道路ってけっこう少ない気がするんだけど・・・。
で、読売新聞には「千葉市の県道千葉大網線や岐阜県各務原市の国道21号などで最高速度の引き上げが検討される見通し」と出ているので、どんな道路なのか調べてみたところ―
残念ながら県道千葉大網線(大網街道)に関してはあまり情報を得られなかったものの、後者のR21については「坂祝バイパス」というバイパスのことを言及してるのではないか、という結論に至った。
ちなみに坂祝バイパスは4車線の幅で建設されているものの現在は暫定2車線。ただし歩道はあるらしい。いずれにしても高規格道路であるわけで、規制速度の引き上げは市街地ではなく、こうした高規格道路が多い地方で行なわれる方がおそらく多くなるだろう。
さて。ここで気になるのは、「埼玉県内の道路で最高速度引き上げが行なわれるところはあるか」というところですが。
あくまで、本当にあくまで個人的に推測した結果、可能性があるのは以下の箇所ではないかと。
・R16 西大宮バイパス
・R298
・R463バイパス(浦和越谷バイパス)←同じR463でも浦和所沢バイパスは微妙な気がする
・R254バイパス(旧富士見川越有料道路)
ただし、これらの道路はどれも交通量が非常に多く慢性的に渋滞しており、規制速度が引き上げられてもあまり意味をなさない(70~80キロも出せない)ことが多いので対象にはならないかもしれないなあ。
あと、県道では1号線(第二産業道路)が該当するかも。これは速度の向上というより信号の見直しの方が可能性が高そう。
というのも、川口市内の区間では数百メートルごとに信号が設置されており交通流動が阻害されていて、その割には信号を設置した意味がわからないようなのも多いという現状だから。これは可能性が高いというより、むしろ個人的にやってほしいことでもありますが。
・・・ていうか全部県南の道路ですみません。北部とかそんなに行ったことないからわからないんです。
あ、でも熊谷バイパスとか妻沼バイパスは可能性あるかも。というか妻沼バイパスは是非ともやってほしい。埼玉側とか一直線でかなり線形いいし。太田方面に行くためにあそこを通るたび、最高60キロってのがもどかしく感じるんだよね。
―あれ、いつの間にか長文になってしまった・・・
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
ちなみに規制速度引き上げの件については、引き上げの条件とか自分が誤認してるところもありそうなので、何か指摘があればお願いしますです。