サミュエル・ピーター対ジェームス・トニー(2007/01/06)

WBCヘビー級タイトル挑戦者決定戦

昨年9月以来の再戦。前回は論議を呼んだ判定でしたが今回は明白な3－0判定で(118-110x2,119-108)ピーター選手(Samuel Peter)がトニー選手(James Toney)を返り討ちにしています。(体格比較)

初回いきなりピーター選手の右を何発かもらいよろめいたトニー選手。
2回にはピーター選手のジャブを足が揃ったところにもらって94年以来キャリア3度目のダウンを喫する苦しい展開。
トニー選手は前回よりもより強いパンチを打ち込もうとしているように見えました。これが開始直後にダメージを受けたためなのか当初からの試合プランだったのかはわかりませんが、前回見られたトロいもののシャープなジャブが影を潜めリズムを作れませんでした。
前回以上にパワーの差が現れ、中盤以降はトニー選手はスタミナも失い気味で戦前の予想に反して一方的な内容になっていしまいました。

念願の世界タイトル奪取に大きく前進したピーター選手は28勝(22KO)1敗。トニー選手は69勝(43KO)6敗3分1無判定。

Peter defeats Toney again!
Peter Next for Oleg?
Peter: This was my best fight!
Peter crushes Toney, hopes shot at Maskaev is next
ピーター、ワンサイドでトニーを返り討ち
Easy Win For Peter This Time Against Toney
Peter Dominates Toney!