box観戦記録

100%自分用のリストです

セバスチャン・ズビク対ドメニコ・スパダ(2009/07/11)

2009-07-17 21:46:45 | ボクシング
WBCミドル級暫定王座決定戦

先週末のシュトルム選手の防衛戦と同カードで行われたミドル級戦。地元のセバスチャン・ズビク選手(Sebastian Zbik)とイタリアからのドメニコ・スパダ選手(Domenico Spada)との間で争われた暫定王座決定12回戦は、ズビク選手が12回3-0判定で勝利して空位の暫定王座を獲得しています。(体格比較)

スーパーライト級王者のコテルニク選手に非常に良く似て見える風貌のズビク選手。ガードを固めながら小さく正確な攻撃を返していくボクシングスタイルもよく似ていました。一方イタリアからのスパダ選手もしっかりと固めた防御は共通ながらも、ズビク選手がストレート中心の攻撃に対してスパダ選手は力強く叩きつけるフック系中心の攻め。

試合のスタートはスパダ選手の力強い攻撃がリード。3回以降正確なストレートパンチでズビク選手、6回7回とスパダ選手が再びエネルギッシュな攻めでペースを奪回するも8回にはズビク選手が右をカウンターで当ててイタリア人の動きを一瞬止める、といったように両者が激しくペースを奪い合う攻防が続きます。
11回終了間際にズビク選手の右アッパーがカウンターで入った場面で倒れたスパダ選手。ダウンにも見えたましたが(正直よくわからなかったです、裁定はスリップ)、続く最終12回には精力的な攻めで勝利を意識したドイツ人を圧倒。
互いに体力的にキツそうな内容ながらも最後まで目に見えてペースダウンしない両者の体力=実力を充分に感じさせた好試合でした。

公式のスコアは3者共に115-114でズビク選手の勝利を支持。シロート採点115-113ズビク。
ジャッジ3者共に1ポイント差と見たように本当に互角の試合内容で、この日はたまたまユナニマスでズビク選手が勝ちましたが、勝敗が逆になっていても全然不思議ではない接戦でした。

ズビク選手は27勝(20KO)。スパダ選手は29勝(14KO)2敗。

試合動画(megavideo)

ニュース動画
Sebastian Zbik ist der neue Interims-Weltmeister der WBC

Sturm retains WBA title!(Karl Freitag and Alexey Sukachev/Fight News)
Zbik Defeats Spada by Controversial Decision(Erik Schmidt/BoxingNews24)
写真
11.07.2009 Nürburgring(Universum boxpromotion)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿