アントニオ・ターバー対ダニー・サンティアゴ(2007/12/01)

IBOライトヘビー級タイトルマッチ

元統一ライトヘビー級王者のアントニオ・ターバー選手(Antonio Tarver)が6月に獲得したIBOタイトルの初防衛戦に出場。ダニー・サンティアゴ選手(Danny Santiago)にイージーな4回TKO勝利してIBOタイトル初防衛に成功しています。(体格比較)

ターバー選手との対決が噂されているWBC王者のチャド・ドーソン選手がリングサイドで見守る中での余裕の勝利でした。
身長で大きなアドバンテージを持つターバー選手。実力の差も大きく、非常にリラックスしたボクシングはまるで練習を見ているかのような余裕に溢れた戦いぶりでした。
4回にボディブローで倒し、立ち上がったものの大きな戦力差に半ば戦意を失ったサンティアゴ選手を連打で再び倒した場面でのストップでした。

ちょっと実力差が大きすぎたのと、ターバー選手のクールというか淡々としすぎなボクシングに物足りなさも感じた試合。
安定した力を見せながらも、覇気が感じられないのがちと気になりました。
39歳のターバー選手に残された使命はこれからの若者(=ドーソン選手?)にとっての踏み台となる事だけなのかも、、と思う程。
相手が強ければまた違うのかもしれませんけど・・・

ターバー選手は26勝(19KO)4敗。サンティアゴ選手は29勝(19KO)5敗1分。

Tarver KOs Santiago!
Tarver scores fourth-round knockout
写真
Tarver Stops Santiago!