オリバー・マッコール対ファン・カルロス・ゴメス(2007/10/19)

WBCインターナショナル・ヘビー級タイトルマッチ

元WBCクルーザー級チャンピオンのファン・カルロス・ゴメス選手(Juan Carlos Gomez)が元ヘビー級王者で現インタ王者のオリバー・マッコール選手(Oliver McCall)に12回3-0判定(118-110x2,116-112)で勝利しています。

クルーザー級王座を10度防衛したサウスポーのキューバ人、34歳のゴメス選手と42歳のマッコール選手。
両者の2年ぶりの再戦でした。
（前回はゴメス選手が判定勝利したものの、試合後のドラッグ検査で失格となりノーコンテスト）
試合は、ゴメス選手がサウスポースタイルからの右ジャブ、左ストレートでペースを支配し続けての完勝でした。右の強打を当てたいマッコール選手でしたが、ゴメス選手の長い距離を前に徐々に手数が減っていき、接近しても抱きつく事しかできませんでした。
攻め手に乏しいマッコール選手でしたが、決定的な一打は避け続け、またゴメス選手の攻撃も煮え切らないものでもあり、ダラダラとイマイチ噛み合わない展開のままラウンドを重ねていった試合でした。

WBCの指名挑戦権も獲得したゴメス選手は43勝(35KO)1敗。マッコール選手は51勝(36KO)9敗。

JC Gomez defeats McCall!
Juan Carlos Gomez Out Works Oliver McCall! Wins the Rematch and the WBC International Title by Unanimous Decision!