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セルゲイ・リャコビッチ対シャノン・ブリッグス(2006/11/04)

2006-11-08 13:37:51 | ボクシング
WBOヘビー級タイトルマッチ。

強打のベテランブリッグス選手(Shannon Briggs)がリャコビッチ選手(Serguei Lyakhovich)を最終12回リング外に吹き飛ばす劇的な逆転KOでタイトル奪取。
旧ソ連勢に全て奪われていた主要4団体のヘビー級タイトルでしたが、Tyson選手、Bowe選手と同じブルックリン出身のベテランの手によってアメリカにタイトル1つが奪還されました。
試合はブリッグス選手の強打を警戒するリャコビッチ選手と、スタミナに不安がある?ブリッグス選手、両者共に極端に手数の少ない展開で終始進みました。(ブリッグス選手がなぜ、そこまで手を出さないのか正直わかりませんでした)
初回からブーイングの吹き荒れる中、たまに出すリャコビッチ選手のジャブにポイントを振らざるを得ない展開。時折出すブリッグス選手のパンチはガードの上からでも威力充分で、もっと手を出せよ!と正直歯がゆかったです。
試合はそのままリャコビッチ選手がわずかにリードしたまま終わるかと思われましたが、最終回挑戦者のシャープなジャブがチャンピオンを捕らえると、リャコビッチ選手はそれまでの疲労が一気に噴き出したかのように急激に失速。
挑戦者必殺の右を狙い撃ちされ最初のダウン。この時試合は残り30秒を切っていました。
なんとか立ち上がった王者でしたがダメージは明らかで再度右を打ち込まれ、最後は自ら立っていることができずパンチをもらわずしてリング外へとダウン。
ここでレフェリーが試合を止めた。試合終了時間は最終回の2分59秒。残り1秒での劇的な逆転KO劇となりました。

2度目のダウンの直前にゴングが聞こえたような気がしたけどあれは…?

34歳の新王者ブリッグス選手は48勝(42KO)4敗1分。リャコビッチ選手は23勝(14KO)2敗。



この試合の記事:
Fightnews:Last :30 decides fight
Fightnews:Briggs KOs Liakhovich!
ESPN:Briggs turns it on late to stop Liakhovich for WBO belt
CBS:New heavyweight champ Briggs aims to unify titles
Fightnews:Briggs Shocks Liakhovich!!!
Shannon Briggs Official Site(こんなんあったとはw)


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