ビビアン・ハリス対ファン・ラスカノ(2007/02/10)

WBCスーパーライト級挑戦者決定戦

WBAの元同級王者、ビビアン・ハリス選手(Vivian Harris)がファン・ラスカノ選手(Juan Lazcano)に判定勝ち(114-113,115-112x2)しWBCの指名挑戦権を獲得しています。

試合序盤はハンドスピードを生かした見事なアウトボクシングを見せていたハリス選手でしたが、3回から強引に前に出てきたラスカノ選手のインファイトに巻き込まれていきました。
ハリス選手はちょっとスタミナ無さ杉。終盤はWBAタイトルを失った対カルロス・マウサ戦を思い出させるようなヘロヘロっぷり。
ただラスカノ選手の追い上げにもあともう一押しが無く、最後の2ラウンドを徹底して離れて戦いポイントを奪ったハリス選手が勝利を掴みました。
(最終回にローブローでラスカノ選手が減点もされている）
高い戦力を備えているように見えるハリス選手ですが、このひ弱さはちょっと凄いですｗ

ハリス選手は28勝(18KO)2敗1分。ラスカノ選手は37勝(27KO)4敗1分。