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ディミトリウス・アンドラーデ対アルバート・ヘレラ(2011/01/07)

2011-01-09 00:24:02 | ボクシング
スーパーウェルター級8回戦

2011年の米ボクシングシーンがESPNのフライデーナイトファイトで開幕。そのオープニングに登場したのは北京五輪米国代表の22歳ディミトリウス・アンドラーデ選手(Demetrius Andrade)。アルバート・ヘレラ選手(Alberto Herrera)との8回戦に大差の判定で勝利して2011年のスタートを切っています。

アンドラーデ選手の快勝でした。
恵まれたサイズから繰り出すスピード抜群のブローで立ち上がりからペースを圧倒するサウスポーのアンドラーデ選手。左アッパーでヘレラ選手の顔面を大きく跳ね上げ、右フック、左ストレートをあらゆるアングルから決める初回の様子は早い決着も予感させたものでした。
ヘレラ選手の粘りにKOは逃したものの、終始スピードに乗ったダイナミックな攻撃でペースを掌握し続けたアンドラーデ選手。
ジャッジ2人がフルマークをつけた圧勝劇でした。(残る1人が79-73)

ただこの日は3回にヘレラ選手の左フックを食ってちょっと効いてしまった場面もあったアンドラーデ選手。左アッパーや左ストレートをビシバシ決めまくっていた流れでやや軽率に左アッパーを放っていった時に食ってしまったパンチでした。
相手にホールディングすることで上手くごまかし、またその後に引きずるようなダメージはなかったものの、食った直後には効いていたように見えました。
さらに右リードがあまり機能せず、スピードに任せたビッグショットに頼りがちなのも気になりました。中盤以降右ジャブを増やしたものの数多く出すものの効果は乏しいものに映りました。パワー不足もこの日は感じました。
とはいうもののスピードとスキル、密着戦とかで巧みに身体の向きを変えたりしながら相手の攻撃を殺す上手さ、センスは流石でした。




アンドラーデ選手は12勝(8KO)。ヘレラ選手は7勝(5KO)2敗1分。


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