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オルランド・サリド対エクトール・アビラ(2007/12/14)

2007-12-18 21:21:17 | ボクシング
IBFフェザー級挑戦者決定戦

前世界王者のオルランド・サリド選手(Orlando Salido)とドミニカのベテラン、エクトール・アビラ(Hector Julio Avila)選手との間で争われたIBFの挑戦者決定戦は、サリド選手がその技巧を見せ付けての6回TKOで勝利しています。

サリド選手の実力を存分に見せ付ける見事な内容での完勝でした。
軟らかい上体の動きでアビラ選手の攻撃を空転させながら打ち込まれるシャープで正確なサリド選手のブロー。
どのタイミングからも、どこからでも強いパンチを放つことができるサリド選手のバランスの良さが印象的でした。
左フック、右アッパー、右フックなど、アビラ選手の顔面、ボディに的確に決め続けられるサリド選手の攻撃は素晴らしいものでした。
サリド選手の正確な攻撃に劣勢となりながらも、衰えぬ闘志で積極的に仕掛けていたアビラ選手でしたが4回終了間際にサリド選手の大きな右を浴びてダウン。
5回には左眉をカットして出血にも悩まされ、いよいよ苦しくなったアビラ選手。
6回にサリド選手の右ストレート、左フック、右ストレートの素晴らしいコンビネーションで前のめりに崩れ落ちた場面でのストップでした。

サリド選手は昨年11月、ロバート・ゲレロ選手とのIBF決定戦に完勝したものの試合後のドラッグテストに失格しタイトルを失った経緯があります。
その後の再検査では陰性だったとも伝えられるサリド選手。この日みせた実力は間違いなく世界王者クラスのものです。

サリド選手は29勝(19KO)9敗2分。アビラ選手は41勝(38KO)4敗。

Salido KOs Avila!
SALIDO STOPS AVILA IN SIX
SALIDO KOS AVILA, GAINS RIGHT TO FIGHT FOR IBF TITLE… AGAIN!
Salido Wins IBF Eliminator on Telefutura

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