題詠blog2009

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012:達

2008-12-23 | 011-020の歌
「012:達」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

012:達(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
あたしたち達人だよね だってほら今日を一日生き抜いたもん

012:達(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
姫路城の暗きに掛かる達磨の図午後会うはずの甥に似たるも

012:達(船坂圭之介) (kei's anex room)
葛藤はつねにくらかり孤の悲哀つつむ 千の眼 五百羅漢達

012:達(根無し草) (根無し草)
友達に 将来の夢 聞いてみた 「佐々木希の 足を舐めたい」

012:達(みずき) (空)
けもの道迷ふひと達ひたすらに飲食(おんじき)を恋ふ 国生みの日に

012:達(蓮野 唯) (万象の奇夜)
しっと(嫉妬)りと口溶け甘い罠を張る乙女達は恋の狩人

012:達(アンタレス)友達 (思い出ずるままに)
友達は宝と思うわが信条良き友垣に守られ居れば

012:達(うたまろ) (五と七と五と七と七)
友達の影を追いかけ一日中 影がなければ行くあてもなし

012:達(ひじり純子) (純情短歌)
恋愛の公式がもしあるとすれば あなたも私もみんな達人

012:達(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
きみからのクセのある文字 速達で より踊ってる Par Avion

012:達(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
君のこと大好きすぎて苦しくて「友達だよ」と呪文唱える

012:達(小早川忠義) (Just as I am Returns)
達也君高弘君と陰口の主役の上司はいつも君付け

012:達(月下燕) (a swallow under the moonlight)
植物のように静かに咲いているここが到達でも構わない

012:達(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
「達者でな」なんて演歌も在った気が駿河銀行テッシュも呉れぬ

012:達(木村比呂) (*さよなら小鳩)
いま雨が好きな人達ばかりです いまぜんぶ赤信号です

012:達(柴田匡志) (スタートライン)
苦難などを乗り越えてきたトリニータ、タイトル達成に歓喜したり

012:達(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
真夜中にカロリー達が押し寄せて体重計がとっても怖い

012:達(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
すれ違う恋人達に幻想を重ねて見てる曇りのち晴れ

012:達(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
もう死んだお達者倶楽部の仲間たち生き永らえて何をする俺?

012:達(梅田啓子) (今日のうた)
うた百首達成したるあかつきは回転寿司にあぶりトロ食まむ

012:達(かりやす) (彼方探訪)
「君達は天使」流しつつユニコーン復活祝ふ一人カラオケ

012:達(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
ささやかな達成感で振り返るいま自転車で来た坂道を

012:達 (穴井苑子) (猫のように純情)
友達の披露宴には妙な意気込みのどこから見ても人妻

012:達(陸王) (Always Walking with Yu)
「友達」の 歌をわすれて 冬の日に ぬくもり残し 独り冷たく

011:達(はこべ) (梅の咲くころから)
床の間にひとふで達磨の軸をかけ 向き合ってみる雨の日の午後

012:達(わだたかし) (ファミレス短歌)
達人の技を使って無理矢理にキミの気を引いたりしてゴメン

012:達(佐藤紀子) (encantada)
背に重き太郎なるべしとびきりに泳ぎ達者な亀ではあるが(浦島太郎物語)

012:達(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
お土産に達磨を選ぶ感覚が信じられないでも捨てられない

012:達 行方祐美 (フーガのように)
削り友達一人増やしてゆるやかに春の奈落に落ちてみましょう

012:達(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
眠らないよう1限に遅れないよう上達のないセックスをして

012:達(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
上達のしかたいろいろ短歌ではとにかく作りすこし発表...

012:達(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
納得をさせる答えはないけれど彼は最後の友達なんです

012:達(ウクレレ) (十線譜)
クロスワードパズルの5文字空いたまま君からのチョコ配達されず

012:達(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
友達以上恋人未満という肩書きである でもキスはする

012:達(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
―<加藤周一「提婆達多異説」(『夕陽妄語』?)を読みて> 仏陀にも異端のありて悪人と謗(そし)られ来る提婆達多(デーヴァダッタ)の

012:達 (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
君の横っ面ひっぱたく僕たちの達磨落としにルールは無用

012達(さかいたつろう) (流星文庫)
失敗はじいちゃんの茶飲み友達の猫に聞いてもらうからいいもん

012:達(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
友達に追われています少年の面影無くして僕ら青春

012:達(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
この上に雪降り積もれ凍えたき不達で戻るメールみつめて

達(鹿男) (もえないゴミ箱)
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/65fc2ae252dc8551d6c8c7cf5664f87d/c0

012:達(西野明日香) 再投稿 (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
この上に雪降り積もれ凍えたし不達で戻るメールみつめて (すみません。タイプミスにより再送いたします)

012:達(鹿男) (もえないゴミ箱)
友達をすてたかわりに堕ちていくように達する快 ふかい かい (操作ミスでURLをはりつけてしまったので再送します。また今までナンバリングしていなかったので、これからきちんとします。併せて申し訳ございません。)

012:達 (新井蜜) (暗黒星雲)
蘇りもう寝られないジュリエット達と遊んだ運河の記憶

012:達(藻上旅人) (創作のおと)
 一日毎渇く大地に降り注ぐやさしき雲の子供達

012:達(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
あかときの浅倉南やわらかく達也の眠る海としてある

012:達(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
各員一層奮励努力せよとのお達し)(存亡の危機か? 

012:達(都季) (31pieces)
「また今日も眠れなかったの?」新聞の配達される音に言われて

012:達(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
うたを詠む上達せずに数年に一首吟じるトラの姿で

012:達(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
陽射しごと連れ去りながら配達を終えて路地へと消える自転車

012:達(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
顔のしわを忘れてとおき日にかえるおさな友達「あみちゃん」の笑み

012:達 (minto) (@100@)
それとなく安心をせり友達の彼は好めるタイプと違ふ

012:達(海里) (Now Here)
配達の音が鳴るときドア越しに夜と朝とが分離してゆく

012:達(天国ななお) (お月様は許さない)
最低ね 酷い 嘘つき 大嫌い 賛辞を糧に生きて伊達男

012:達(みつき) (みそひと :: misohito ::)
達したる 君の重みと蠢きを 受けながら聞く 雪摺りの音

012:達(原田 町) (カトレア日記)
麓まで到達するも夢の夢キリマンジャロの写真に見入る

012:達 (水口涼子) (FANTASIA )
友達のことと言いながら本当は自分のことを話しているね

012:達(緒川景子) (ひらいた「れんげ」のはなは、ハスのはな。)
友達は海まで超えてやってきた わたしをぎゅっとするためだけに

012:達 (佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
セイシュンの哀しい音を吸い込まぬために購う伊達ヘッドフォン

012:達(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
ひたすらにバスが来るまでバスを待つ歩けば駅に達しているも

012:達(わたつみいさな) (乱切りくじら)
かなしみを一つに束ね髪の毛の後れ毛としておんな達はゆく

012:達(音波) (短歌のなぎさ)
さよならを言うためだけに集まった僕らは君の友達だった

012:達(ふみまろ) (光る風の記憶)
乙女達(ら)の折り目正しき制服を一目見むとて花もひらけり

012:達(祢莉) (suger drop)
達すればあとは醒めてくだけだからこのまま止まっていたいダメかな

012:達(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
みちのりの最後に会えたあの時と同じ笑顔よ そよぐ風達

012:達(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
こまらせてあえがせたいからいつまでも上達しないことにしている

012:達(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
標本にするあてのない蝶を獲る 達迷斯の河にオベリスクみゆ

012:達(ジテンふみお) (雲のない日は)
脳を衝く達成感にいまいちの万華鏡には尻百叩き

012:達(ME1) (FILL mobile)
  空は雲 宇宙はほうき星 海は泡の達観 似せ紫の

012:達(ひわ) (十三夜)
まっすぐで礼儀正しい達っちゃんの奥に燃えさかる火あかあかと

012:達(O.F.) (O.F.)
不用意に表面張力信じればついに破れて海に達する

012:達(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
をとこだらうがをんなだらうが友達になるのだらうかなれるだらうか

012:達(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
少しだけ上達したよ君なしに一人で眠るシングルベッド

012:達(英田柚有子) (阿呆船)
風が吹いて花びらが舞う散り散りになる私達散り散りになる

012:達(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
空色のペンキにまぜた希望達こころの壁の全面に塗る

012:達(イマイ) (ゆびおり短歌)
平日の止まった空気が動き出すきいろの声を出す園児達

012:達(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
とりあえず泣いておきます 友達といえるほど親しくないけれど

012:達(只野ハル) (Ordinary days)
友達のフラグを立てた君のこと ベストのフラグ追加しておく

012:達(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
   ヒロインに抱く親しみ「和也」より「達也」に恋してしまう不可思議

012:達(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
頂点に達した怒り持て余しひたすら食べて、飲み、電話する

012:達(湘南坊主) (カンタービレ be 短歌 )
踏ん張ればきっと何かがやってくる未来に夢見ろ我が息子達

012:達(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
叫び続けろシュプレヒコールとかじゃなく僕達のやり方で

012:達(キャサリン) (コーラス♪(*^▽^*)カレンダー♪)
プレゼント交換の品 百均で二時間迷いて達磨を選りぬ

012:達(伊藤真也) (クラッシュボク)
牛乳がみるみる机を覆うように発達中のあばたもえくぼ

012:達(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
通達を調べる腕が早くなりムショと言い合う税理士を見る

012:達 (はしぼそがらす) (紆余曲折)
ありあまる時間の末の達観は人生は暇つぶしってこと

012:達(emi ) (時計をはずして)
梅の花が咲きましたと速達の葉書ののちに訃報また聞く

012:達(ゆふ) (ゆっくりん)
伊達巻ののの字の切り口美しき遠まなざしの雛(ひひな)を憶ふ

012:達(ノサカ レイ) (のーずのーず)
いつの日か達することができるはず ”コノママツヅケテ”イケルカナラズ

012:達(ほたる) (ほたるノオト)
かみさまに配達されたやわらかくかけがえのない存在の意味

012:達(吉里) (梢は歌う)
そういえば今日は彼女の誕生日 姉妹達にはメールで祝う

012:達(暮夜 宴) (青い蝶)
「達」というペアなニュアンスさえ嫌で薬指ごとはずした指環

012:達(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
先端をかぎりなく細く仕上げるためにのみを振るう三日月の達人

012:達(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
台風が発達しつつやってくる 次発の夢をいま追い抜いて

012:達(青野ことり) (こ と り ご と)
達成感という名の光 包まれて笑う日はくる きっと君にも

012:達 (村木美月) (うたりずむ)
友達の一線越えて恋人にならずに落下してゆく、ひらひら

012:達(岡本雅哉) (なまじっか…)
(発達の過程で失くしたもののあるヒト科のメスの本能が)泣く

012:達(月下  桜) (*月下  桜 の 世界*)
恋愛の達人にはなれなかったけどたったひとりを見つけたからいい

012:逹(健太郎) (モノクローム文芸館)
しばらくさん達者でやっていたかいな? よう見んうちに綺麗さなったな

012:達(藤野唯) (Sugarmint)
「友達じゃなくなったの今日」リフレインする彼女の声 しましまくつした

012:達(やましろひでゆき) (短歌とか短歌とか短歌とか)
達川のささやき戦術功を奏し教団離脱は時間の問題

012:達( (猫とピストル会議室)
夢の配達夫が扉を叩けば闇の底に幻燈が廻る

012達 (惠無) (なんでもない一日)
おそらくは誰か見ていてくんなくちゃやってらんない位の達成感

012:達(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
黒髪の人達さらば 今回も志望動機で噛んでしまった

012:達(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
ペット無し 恋人も無し 友達は約二人 でも生きてゆけるし

012:達(振戸りく) (夢のまた夢)
曖昧なまま放置してあったから友達という名前になった

012:達(詠時) (短歌の花道)
操りの糸を解かれて眠りたる人形達が居並ぶ終電

012:達(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
街じゅうに言い訳にじむ赤信号は迷子の大人達にやさしい

012:達(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
わかってた、あなたにこの差はわからない。到達の日もまたなじられる

[短歌][2009] 012:達(ezmi) (語りえぬことを。)
友達になりたいなってくださいと叫ぶ喉より血のほとばしる

012:達(Yosh) (☆生短歌☆)
俺達は生きてる目的(わけ)を捜してる 誰も思わぬ 深い深海

012:達(畠山拓郎) (あいうえおあお)
『タッチ』から南が消えてしまったので脱力している上杉達也

012:達(太田ハマル) (とっても短い今日の歌)
希望という名前を付けた鳥達を小さい順に空に放した

012:達(新井恭子) (MINI'S LIFE blog)
達筆なあなたの文字で踏ん張れる十年以上前の消印

012:達(みずたまり) (劣等性な優等生の本音)
 ありがとう、と母に言えない父はもう定年の郵便配達員

012:達(チッピッピ) (うたよみブログ)
寄り添って吾を見つめる猫達は 春雨の中 何を語らん

012:達(花夢) (花夢)
幸運を手放したくていつも雨を連れ歩いてる友達と逢う

012:達(空色ぴりか) (美利河的題詠百首2009)
俺はまだここで暮らすさ本当の空も安達太良山もなくても

012:達(春待) (三感四音)
君の目に残った涙と達成感こんなゲームオーバーならいい

012:達(都) (miya-momoの日記)
達人になりたいあなたに追いつきたいせめてあなたをへぇと言わせたい

012:達(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
毎日が僕達の日々だった夏 始まりを待つ夢の結末

012:達(酒井景二朗) (F.S.D.)
最近はメタリックのもあるのかと驚かされる達磨市の日

2009題詠blog012:達(はづき生) (生さんま定食)
練達の剣の使い手だと言ひし彼はネットに住んでゐるらし

012:達(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
速達で手紙を君に送りたい暖かくなる言葉並べて

012:達 (月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
達筆な文字に憧れペン習字 テキスト以外の文字は書けない

012:達 (一夜) (短歌るBlog)
棚の上鎮座まします達磨さま 他人(ひと)のあれこれ見ても見ぬフリ

012:達(ゆら) (コトのはじっこ。)
< 他の人の成功とか、見飽きちゃって詠んだうた。> 君となら行ける気がする到達も達成もないのに幸せなとこ

012:達(こけもも) (hotchkiss)
達せない歯痛のせいだけじゃないもどかしい体温まぜてまぜて

012:達 (斉藤そよ) (photover)
速達でおくる写メール たったいま いまほころんだものをいますぐ (2009.03.09)

012:達(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
ユモレスク君のポケットまさぐれば春のふかくにいつか達する

012:達(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
発達中の低気圧が今日通過するどしや降りなのはきつと僕だけ

012:達(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
遠ければとても到達しさうもなく蹴られるためにあつた石くれ

012:達(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
春分の温かい雨に誘われて練達の声で鳴くガマガエル...

012:達 (ゆり) (森の歌)
欲しいのは達成感できることばかりやってもつまらない

012:達(遥遥) (たんかのきりかた2)
ここを過ぎここを通りてここに来る我の達するところはあるや

012:達(森山あかり) (言葉の花かご)
この胸に脈打つものが呼びかける達成の道祈り求めよ

012:達(加藤サイ) (啖呵きって頂戴)
達成感なんて得ないですむ程度に生きてるの邪魔しないでよ

012:達(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
何倍もおもしろいのはそのこころ弄ぶこと達しちゃえばいい ○鬼畜祭り

012:達(萩 はるか) (Betty's second Bar)
達しない背伸びだらけの毎日にまなじりきつくアイライン引く

012:達(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
俺達の仲間に入りたいだって?カレー担当は二人要らない!

012:達(A.I) (Private Window)
達磨さん子守をちょっと頼みます わたしは生まれなおしてきます

012:達(ことり) (歌)
到達したらつまんないでしょ少しずつ引き算しよう愛とか恋とか

012:達(こうめ) (はこにわ相聞歌)
絶交か恋人かしかない君の友達にただなりたかった

012:達 (ぱぴこ) (テクテク)
憧れを夏に焼かれて僕達は過ぎた祭りのうちわで扇ぐ

012:達(雪原うさぎ) (ゆきうさぎのあしあと)
我が元に利がある時のみ現れる 鍍金だらけの友達ごっこ

012:達(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
口だけは達者だなんて人前で言われ照れてることに照れてる

012:達(間遠 浪) (少女らせん)
散歩する夜を戻れば手洗いの曹達石鹸かわいて きれい

12:達(蝉マル) (蝉の声)
底も岸もコンクリートに固められしふるさとの川に魚達見えず

012:達(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
達観も楽観もせずフルーチェのためのミルクをきちんと量る

012:達(ユキヲ) (あじさいの戯言)
年始め達筆な字に目が留まるやってみようかペン習字でも

012:達 (若崎しおり) (ふたつのおでこ)
  ただ笑んでうけたまわって胃を痛む上意下達の恋ダイエット  

012:達(草蜉蝣) (低空飛行)
友達は防犯カメラが嫌いです花守り男のはなは盗まれ

012:達(あみー) (正直なたましい)
ふられたというのになんか達成感 後悔なんて明日すればいい

012:達(遠野アリス) (gymnopedie)
友達の無条件の優しさに触れる都度に優しくなれる

012:達(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
友達というか職場の女の子に、ふわふわとしてちょっとしたもの

012:達(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
喉元を過ぎて熱さを忘れたら友達言葉で話す関係

012:達(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
支へあつてやがてかたむく私達ひと日あかるい雨にうたれて

012:達(橘 みちよ) (夜間飛行)
修羅道に堕ちし平家の公達のおもかげ写すこの武者人形

011:達(片瀬ふう) (星屑めとろ。)
友達の嘲笑い声を背負っても私はまだ人間でありたい

012:達(羽根弥生) (ことらのことのは)
達の字を墨痕淋漓と書き上げし師は豁然と「羊がゐます」 ※ルビ※ 豁然(かつぜん)

012:達 (沼尻つた子) (つたいあるけ)
面接を恋愛に例える達人の小指だけ長い爪をみている

012:達(須藤歩実) (月歩 [geppo])
友達にばったり会うってこともなくジュンク堂2階詩歌コーナー

012:達(村本希理子) (きりころじっく2)
香油にて耳を洗つてゐただらう悉達多その冠を置き

012:達(たかし) (象の鼻)
万愚節と呼ぶ一日退屈で食べる達人眠る達人

012:達(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
中原は広大なりき四月馬鹿「死せる仲達を走らせよ」

012:達(やや) (言の葉たち)
ちゃんづけで呼びあいながらぼく達は装飾音符はじけるみたいに

012:達 (七十路ばば独り言)
達筆を誇りし人の字の乱れ脳損傷との知らせ痛まし

012:達(迦里迦) (香飄)
からうじて友達と呼びあひてゐるメール返信絵文字は必須

012:達(駒沢直) (題詠blog参加用。)
遥かなる野心の山から流れ来るぬけがら達を眺める川辺

012:達(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
目標の達成度が日々書き込まれ立ち止まりたい真っ白な日も

012:達(香-キョウ-) (Sky on Blue)
「友達」となかなか口にできなくて いつまで経っても「知り合い」のまま

012:達(ゆうごん) (夕星のうた)
達成のありかも知らずひいやりとした砂のつぶ崩しては積む

012:達 (如月綾) (お気に召すまま)
いつまでも上達しない不器用な恋愛ばかり今日もしている

012:達(こはく) (プラシーボ)
あたらしい連絡先を「友達」に分類すれば吹きやむか、風

012:qz 012:達(しおり) (ヒロの独り言)
速達で春の風景送りたし色無き街で暮らす人々

012:達(ゆき) (ひたぶる君を)
1パック多生の縁でひしめいてタイムセールのプチトマト達

012:達(ゆき)再投稿 (ひたぶる君を)
1パック他生の縁でひしめいてタイムセールのプチトマト達

・ (木下一(元くまさん)の短歌ブログ)
踏み込んで貴方に傷を付けてみる友達の枠壊したくって

012:達(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
「私達きちんと息して生きている?」毎日呟くキミが正しい

012:達(こゆり) (おかっぱ短歌)
泣いてないわけなんかないもう二度と友達になんか戻れなのに

012:達(田中ましろ) (ましたん)
着火剤みたいな伊達眼鏡かけて燃え上がれ夜とメガネ属性

012:達(こゆり)再投稿 (おかっぱ短歌)
泣いてないわけなんかないもう二度と友達になんか戻れないのに

012:達(nnote) (白い箱から)
距離はかりかねて桜の中にいる「私達」ってつぶやいてみる

012:達(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
せんせいの熱伝達の解説が愛のことばと響いて五月

012:達(ぷ~ち。) (玉兎の宴♪)
キミ達は達成感を知らずして春に出て行く それでもいいの?

012:達(新津康) (GARDEN DRAGON)
そして僕達は気付いた。互いを、いや、誰も信じていないことに。

012:達(村上はじめ) (雑感)
わたし達とくくられると苦しくて単独行動したくなる

012:達(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
配達を終えたバイクが次々と郵便局へ戻るゆうぐれ

012:達(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
テレもせず友達だよと笑い言うきみの隣を走っていたい

012:達(やすまる) (やすまる)
何度でもふたりをつなぐ吊り橋が落ちるすんぜん来る友達よ

012:達(フウ) (easygoing.)
花弁(はなびら)達の舞う春の川沿いを全身で刻もうとする風

012:達(美久月 陽) (白月夢)
達磨さん転んだら負けよ今だけは隠した腕を伸ばしていいから

012:達(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
 司馬達等の目が碧かったことを知る人はぼくしかいないと思う

012:達(続木ミオ) (文庫箱)
たんぽぽのふみつけたこと思い出す 「私達」って姉にいわれて

012:達(理阿弥) (車止めピロー)
とも達の声を聞かずの一年が過ぎ 過ぎ 犬に犯される夢

012:達(さと) (すばらしい日々)
仕方ないよね 仕方ないよ 達観したふり 今じゃお手の物かな

012:達(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
ものさしの合わないふたり毎日のワンダー達に名をつけて飼う

012:達(sora) (追憶~娘へ)
天国に書留速達は届くだらうか家の鍵を替えたのだけれど

012:達 みぎわ (たづたづし)
裏木戸を開けて手招く日まで《死よ!》どうか達者でゐてください

012:達(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
罪人達に恋させて、血反吐にまみれて笑わせないで、再三。

012:達(文) (f_blueな日々 題詠blog)
うばたまの背に如月の陽をうけて嘴細鴉は達観の唖唖

012:達(市川周) (ミルミルを飲みながら)
達人の嫁は片手でうけとりぬ300犠打の記念の花を

[うたう]012:達(しろうずいずみ) (花と石ころ)
ともだちの「達」という字をながめても人が増えないことがさびしい

012:達(我妻俊樹) (半ドア)
ヘッドフォンで殴りかかってきたくせに友達なのかキスしてくれ

012:達(兎六) (一人暮らしの日記)
縁側の日向に足を投げ出して口ずさんでるぼく達の歌

012:達(かずみん) (ふわふわ卵のオムライス)
「俺達」とひとつにくくる瞬間が嬉しいことをあなたは知らない

012:達(鴨居) (鴨居短歌)
宛先の書けぬ想いは気の利いた郵便配達届けてくれる

012:達(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
御懐妊との御達しに宮内庁御用達御虎子業者華やぐ

012:達(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
あつめたり配達したり(そして失踪)花粉まみれの羽音のひとつ

012:達(hjr) (_blank)
ふれている指先達はしっていたぼくらの明日はもう無いことを

012:達(のびのび) (のび短歌)
会うたびに愚痴しか言わない友達を今夜隣人に格下げします 参照記事:012:達

012:達(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
俺達の 夜明けは近い 頑張ろう 紅白出れば 脚光浴びる

012:達(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
わたし達ぼく達そうじゃなくってね自分ひとりを語ってほしい

012:達(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
紅白の色のみ切なに眩しくて未だ我見ぬ達磨の双眸

012:達(志井一) (日記ホプキンス)
達人が作ったカップラーメンはお湯の入れ方とか絶妙だ

012:達(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
「いちばんの友達でいたかったけど、もう自信ない…好きでごめんな」

012:達 (お気楽堂) (楽歌三昧)
ここだけの話ですけど女王様御用達です網タイツ5番

012:達(21世界SUZUTO) (夏山千歳の手記)
私 蛹のままだったら 良かったわ 友達のような 恋が終わる時

012:達(Re:) (プリズム)
 カテゴリーを“友達”にただ戻すだけ失ったものはないはずなのに

012:達(石の狼) (Wulfstan の confessio amantis)
  よかったわやっぱりあなた上手ねと合意に達した課題の連弾

012:達(ちりピ) (ちりちりピピピ)
沈まない月を見ている いつまでも達しない君の頭抱えて...

012:達(ちりピ) (ちりちりピピピ)
沈まない月を見ていた いつまでも達しない君の頭抱えて...

013:カタカナ(ちりピ) (ちりちりピピピ)
カタカナのゴシック体の吹き出しが君のバックに見えた「サヨナラ」...

012:達(ちりピ) (ちりちりピピピ)
沈まない月を見ていた いつまでも達しない君の頭を抱いて...

012:達(紫月雲) (resume 1970-2009)
母ひとり子ふたりの朝枕辺に達した光にお早うと言う

012:達(優佳) (5月20日)
達也から連絡がないと独りごち 元気な証拠と笑う母よ

012:達(みち。) (滑空アルペジオ。)
到達を恐れて羽根をむしり取るわたしのなかの混濁の海

012:達(桶田 沙美) (31Words Runner)
匿名で人の陰口叩いてるあの人達も晒されている

012:達(斗南まこと) (野ウサギのように)
友達に戻れぬことは知っていた それでもイエスと言うしかなくて

012:達(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
「達磨さんがころんだ」君に届かない指の先から化石にしてよ

012:達(フワコ) (きくとわたし)
いつまでも上達しないバルトークの不安な旋律ゆらいでおりぬ

012:達 (シプレノート)
何気ない君のひとことまっすぐに胸の奥まで達する深傷

012:達 (Insightの短歌)
夕暮れに塾へと来る生徒達あおぎみるのは情熱の跡

012:達(矢島かずのり) (蟲短歌)
「友達」のプリクラ、雑誌、ワイシャツを彼女は隠し 僕は見つけた

012:達(本田鈴雨) (鈴雨日記)
公認のかけおちのごとき出奔に「達者で暮らせ」と父言ひし夜

012:達(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
達すれど達すれどまだ谷底で頂まではいけずに夜明け

012:達(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
友達に戻ることが出来たなら 終わりを知った恋の始まり

012:達(佐藤羽美) (hinautamemo)
花園にお手紙達は棄てられて千代に八千代におやすみなさい

012:達(こおなまぬがな) (うたかた短歌)
梅雨入りにあわせて雨は降って来ず友達という区切りはつける

012:達(星川郁乃) (Air Station)
(友達の友達は友達じゃないと教えてくれた人の名)削除。

012:達(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
 速達の赤によく似たくちびるの転校生にハッとして!Good

012:達(けぇぴん) (けぇぴんの公式ブログ「聲」)
君達が深く眠れる午前二時やうやく吾に歌ひとつ成る

012:達(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
ひとりきりされど心はあたたかで郵便配達待つ夜の部屋

012:達(つばめ) (ツバメタンカ)
大願として「合格」の字を書けば赤き達磨が白眼視する

012:達(草野つゆ) (虹をこえて)
友達といってわたしに近づいて 陰でスパイになってたんだね

012:達(ムラニシミツナ) (COMET!)
友達のあそんだ毛先を見つめては昔のあなたと重なるなにか

012:達(短歌サミット2009.ろくもじ) (短歌サミットブログ)
友達になれなかったね あたしたち 出会ってすぐに手をつないだね

012:達(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
「立ち上がる強さを持って恋をせよ」達磨大師はかく語りなむ

012:達(珠弾) (seven seas tac)
漱石を二枚渡して達磨買う 給料日までにらめっこする

012:達(tafots) (1年で1000首をつくる)
中堅をプロジェクトから外し行く達磨落としのずれ行く達磨

012:達(椎名時慈) (タンカデカンタ)
友達でいればよかった ひと言も「あい」のうえにはないのだから

012:達(丸山程) (スクリブルタンカ)
人生を楽しんでいる人達がいるってことが信じられない  

012 達 (吹雪) (夢合わせ)
大人達の履歴書として懸命に生きぬき帰る夕焼けの子ら...

012:達(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
達人になれるのならば君よりも少しルーズの上手い達人

012:達(冬鳥) (ことのはうた)
花の降る午後です 午後の配達を待つ西の果て岬食堂

012:達(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
飲めばすぐ孤独の達人的な歌詠み散らかして酔ってた昔

012:達(泉) (tannka たんか 短歌)
お隣の友達を呼ぶ三歳児「ゆーこデテコーイ」出てこないかも

012:達(下地杏) (杏ノオト)
暴力に顔をしかめる人達が言葉の針を持てあそぶ国

012:達(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
5校時を自習にさせて市教委に上意下達の文書を送る(市教委:市教育委員会)

012:達(日向奈央) (てのひらのきみ)
友達のような共犯者のようなあなたのミルクティーが冷たい

012:達(すいこ) (すいこのうたおきば)
モーツァルトを奏でてください文明が宇宙の最果て到達する時

012:達  (きりひと) (風まかせ)
あまりにも困難過ぎて 到達が目的だったかもう不明

012:達(おっ) (だいえいの短歌専門店)
友達の友達はみな友達だ敵の敵とかみんな敵だし

012:達(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
あたしだって平安時代なら美人 ステキな公達よ現れて

012:達(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
ふたりして過ごした日々は友達になってもずっと忘れないから

012:達(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:012:達 シェンロンに君のパンティおくれって叫んだ奴はだいたい友達

012:達(風月堂) (言霊士の座卓)
ツバメ達が、空を低く飛び交う夏の空を、何の曇りなく長い尾を引いてそれは躍動的で、生命溢れた美しい光景

012:達(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
15年前に届いていたはずの速達なんて今さらすぎる

012:達(みかみかりん) (童話短歌)
公園の絵描きが画用紙染めてゆく 白なら色を調達せねば

012:達(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
桃色の熊の着ぐるみ着た人が、君の手紙を配達に来た!

012:達 (みなと) (海馬)
達者でななんて別れはしたいけどすぐ戻るでしょみやげは呉れよ

012:達(片秀) (うつしよはゆめ よるのゆめこそまこと)
高らかに、達磨さんがこおろんだ!時間を止める可愛い呪文

012:達(稚春) (青いキリンの番外編)
先達の全ての教えに背きつつ舐める鎖骨に舌が痺れる

012:達(やや) (カラメルバニラ)
どこにだっていける そんな気がしてるなんにも持たない僕達だから

012:達(小林ちい) (ゆれる残像)
「友達」と紹介されて 友達の顔して話しかけてる彼女

012:達(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
達筆の男はうまく使はれて出世が遅いと父言ひたりき

012:達(絢森) ((右耳だけが知っている))
達者でと君は言うけどもう僕の幸運(グッドラック)は残ってないんだ

012:達(今泉洋子) (sironeko)
宗達の杉戸絵の象迫り来て血天井の下にたたずむ

012:達(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
募金額は二億五千万に達したとメイン司会は繰り返したり

012:達(佐山みはる)再投稿 (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
募金額は二億五千万に達せしとメイン司会は繰り返したり

012:達(内田かおり) (深い海から)
 見えぬものは見えぬままにて発達と名付けし論理は有無を云わさず

012:達(扱丈博) (取扱)
なんという達観だろう! ぼくはもう舌を引っかきまくって一人

012:達(vanishe) (場所)
天(あめ)つ海わたる平家の公達もきくや大陸わたる琵琶のね

012:達(蟻) (Michael)
メールなど瘡蓋きれいに剥ぎ取れた達成感で忘れ去る夜

012:達(yui) (Romantic irony)
最近ね、感情処理の達人なのって笑うあの子のえくぼの深さ

012:達(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
秋の陽は君の背(そびら)に達したり電子音ふと匂い来るころ...

012:達 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
とびあがるほどに素敵なお知らせはいつも遅れて配達される

012:達(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
他愛ないかもしれないけど速達で駆けるよ 今日もよく晴れてるね

012:達 (蜂田 聞) (蜂田 聞(題詠blog))
将来を見通せるよう願いつつ達磨に両眼をすぐ描き入れる...

012:達(よっしぃ) (J2ロードを共に歩こう。 ~goo annex~)
ポケベルの早打ち達人ここにアリ それも今では魅せる場もなし

012:達 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
久保田早紀が哀しき声で歌ひをるこども達いまだ両手下ろせず

012:達(藤矢朝子) (トイレのうず/たんかん)
君を射る作戦ひとつ浮かばない司馬仲達の頭脳がほしい

012:達(鯨井五香) (くじら(独唱))
うつくしくトマト貫かれるように恋をした剣玉の達人

012:達(ぱん) (向日葵 と 月)
達観はまだできなくていつまでもきみの記憶はひりひり痛む

012:達(山の上のパン) (なしなし やしやし)
コーヒーにの注ぐミルクの量当てる達人なのと君はうそぶく

012:達(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
ぼく達って 言いかけ止めた君だった もう確実にはじまってたね

012:達(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
達するをあこがれてなおあこがれて耀うすすき野原の向こう

012:達(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
先達の知恵を拝借この頃の憂いばかりの世を晴らしたい

012:達 (ぺんぺん100%)
達観のかいなくドアをノックして金木犀をつれてくるひと

012:達(だや      (それから人鳥の朝食を買いに)
僕達に一句詠めとか言われても笑顔で言われても短歌だし

012:達(Ni-Cd) (反実仮想)
矛盾なら沢山あるさでも君は達筆過ぎて言い返せない

012:達(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
空高く達する命浄化してそしていつかは生まれ変わって

012:達(夢雪) (浪漫)
真夜中にさまよい歩く死人達君臨するは少年人形

012:達 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
「達者でね」と別れた友は暮れに逝き 年明けてわが妻も去りゆく

012:達(茶葉四葉) (ゆざまし)
友達のともだちは皆ともだちだ、そのワッカから歩ふみだせ一歩

012:達(鳴井有葉) (そのためのブログ)
泣くまいとしている顔で未開封の速達は森の家へと帰る

12:達(HY) (天然通信)
友達のままでいようよ恋仲になって貴方を無くしたくない

012:達(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
降る雪が避けてくれると春の日の子供達は車道を駆ける