■ 大知一成の公式「ブログ 保険・かわら版 」■=「間違いだらけの生命保険選び」=

=保険会社決算分析・保険商品分析・保険販売・保険金詐欺事件等保険業界のウラオモテを知る評論家「大知一成の公式ブログ」!=

■ ブログ 保険・かわら版=27年度・5月(Ⅰ)=■

2015年05月01日 | 保険
■ 5月8日(金)

■ 生保名が変わる時代に突入か?!=「SBI生命、エヌエヌ生命、ネオファースト生命、アクサダイレクト生命」そして「AIG損害保険」。=

● 生保名が変更になる理由はいろいろあるが最近では「M&A」関係によるものが多くなってきた。
 5月1日付けの「SBI生命」もその一つだが、何しろ25年7月16日の「買収・売却契約」が公になってから2年弱を要して実際の資金受け渡しが行われ、生保名変更も5月1日と言う時間を要した。
● もちろん保険会社の場合、買収・売却サイドが双方納得すれば契約終了とはいかない「監督官庁(金融庁)の認可」が大前提となる。実はこの間いろいろな”ウワサ”も飛び交った。とはいえその真贋は外部からは調べようもなく淡々と月日が経過した。
 もっとも今回の件が明らかになった以降、時間を要したのは「買収額の変動」も大きな理由だったのでは、という見方も出ている。いわゆる「為替の変動」である。
● もっとも「為替」の変動もさることながら「株式譲渡実行日に総額85百万ドルの内『68百万ドル』を支払い、残りは『17百万ドル』を上限として支払う」と言う契約形態である。 
 しかも「今後一定期間におけるピーシーエー生命の事業の進捗状況等が売主との間で合意した『一定の条件』(『 』は筆者記載)を満たした場合にのみ支払う」となっていた。
 ここで考えられることは「PCA生命」が英国の株主会社「英国プルーデンシャル社」であることから為替レートが複雑に関係することと、もう一つは「移行完了までの『PCA生命』の資金移動」ではなかったのか、と言う点である。
● もし「1,603億円」(26年度第3四半期末の総資産)の運用先が買い手である「SBIホールディングス」の意にそぐわない内容に変更されていた、と言うようなことを防ぐ役割もあったと考えられる。
 もちろん、買ってみたらかつて「白馬の騎士を自負した北尾氏の顔に泥を塗られる」ようでは困るわけで慎重にも慎重に対応した結果と思われる。
● もっとも国内企業同士の「M&A」では双方の性善説が幅をきかすことが少なくなかったが、さすがに最近では「契約重視」の傾向になっているとされている。
 但し、今回のケースでは最終的な買収額は今のところやや不透明なままだが、先ほどの「一定の条件」を含みここに至る状況をどこかのマスコミが明らかにするに違いない。
● おそらく他の保険会社関係者からすると「SBIホールディングス」の今後の保険業界における動向が気になるところではある。  


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■ 「新契約と保有契約」に注意!=保有資産(運用)好調は当たり前!しかし、生保の本業が強固でない生保は要注意!=

● 「株高・円安」の経済環境から資産内容が好調なのは「株や外国証券」を持っている生保は当たり前のことだ。
 もちろん運用益が生保の本来の本業ではないことから、やはり「契約の動向」は重要視したい。● 以前にも書いたが、既に「個人保険・新契約」は、国内大手生保の牙城は崩壊し、第1位の「日本生命」の次は第2位「ソニー生命」であり、さらに第3位は「プルデンシャル生命」である。
 このままの傾向は国内大手生保といえども単体で経営維持が難しくなる時がきても不思議ではない。もっとも一部の国内大手生保の場合、逆ざや構造の「年金保険や終身保険」を大量保有している生保もあり、今後単体生保として経営維持をしていくことには困難がつきまとう。
● 言うまでもないがその上で「契約者に不本意な生命保険」を売りつけるのは持っての他である。その代表格が「更新型の推奨」であることは言うまでも無い。<工事中>


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■ 5月7日(木)

■ 生保名が変わる時代に突入か?!=「SBI生命、エヌエヌ生命、ネオファースト生命、アクサダイレクト生命」等。=


【囲炉裏庵にっき=その2=】

● NHKの連続TV小説「マッサン」の総集編が、5月5日/6日の2日に渡り放送された。実は毎日必ず見ていたつもりでいたが、冷静に考えると見落としが何回分か合ったようである。
 というのも仕事柄いろいろなところに行くことから宿泊が伴えば明朝8時に見れないこともあり、そういうことが連続でも使用ものなら一時の部分が欠落することになる。
 そこで「総集編」ともなるとしっかりみようと頑張るのだが、所々記憶がしっかりしない。そこでこのNHKのTV小説に詳しい人に聞いたところ、単に毎日のドラマを並べただけではなくアレンジされた総集編は放送されている、と言われて納得した。
● 確かにストーリーも良かったが、配役も良かった。
 もちろん「シャーロット・ケイト・フォックス」のエリー役も説明する迄も亡くGoodだった。ところでこのミドル名は今回生まれた英国の「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」とファーストネームは同じである。
 2回目と言うこともあり粛々と時間があれば見ようか、と考えていたが感情移入する場面が多く、2日間通しで見てしまった。
● もちろん我が家のにゃんこ群もベッドの上に両手をついて一緒に見たのだが、悲しい場面では一緒に涙を浮かべて嗚咽をしていたのには感動した、と言うことはあり得ないが、とにかく静かに見ていたことだけは確かである。


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(その1)朝目が覚めるとベッドの上で奇妙な光景を見ることになる。まだ生まれて2,3週間の子供におっぱいをやりながらその母親は祖母のおっぱいを飲んでいるという図である。
 生まれて間もない子供は「マックロと縞模様」の二人だ。
 もう母親は祖母よりも体は大きいのだが、おっぱいをじゅばじゅば言わせながらむさぼり飲んでいる。
 祖母の名前は「しろたん」(過去に写真入りでこのブログにも登場した体験を持つ。).そして母親は「もぞかⅡ(ツゥ)」である。もちろん生まれて間もない子供の名前はまだ無い。 誤解されると困るので念のために書き足しておくと主役は「にゃんこ」である。

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【「保険・かわら版」解説版(第181号~第186号)】

● 13頁 ● =主要資産運用状況の(2)=

● 「13頁」は「主要資産運用状況(2)」の解説だが、(図表①)をみると分かるとおり「外国証券」は、少なくとも平成20年度末から増加一途を辿り、近々20年度末の40兆円の倍増となる80兆円超過は時間の問題となっている。
 そのため「構成比」も20年度末の12.8%から20.7%の26年度末の20.1%~倍増も視野に入る。
 但し個々までの経過からはっきり言えることは「外国証券」は、ここに来ての「円安」をきっかけに急増したのではなく、「資産運用の消去法」により選択され続けて板、と言うことが分かる。
● また「株式」も毎年度5%前後の有価証券の構成比を維持しており、経営指標へのリスクから「株式は売却」と言う流れが有ることにより株式保有の金額は凸凹を繰り返しながら構成比は維持してもきている。
 そして26年度・第3四半期末では「20兆円」の大台にも乗っているのである。
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■ 5月6日(水)

■ 早朝6時「箱根噴火警戒レベル」『2』へ!

■ 箱根が桜島が不気味!そして東京直下型、南海トラフなども不気味不気味!

● 大涌谷と言えば黒卵なのだが、どうやら地下の動きが妙なことから一部コースが通れなくなった。どうやら蒸気爆発の可能性が指摘されているが、、実際に爆発して被害者が出てからでは遅いことになることから賢明な策である。
 ところで以前鹿児島の鹿児島中央駅の駅前ダイエーの裏側のビジネスホテルに泊まったとき「とりあえずNHK」とばかりにチャンネルを合わせたところ、「ピコ ピコ」と鳴り出した。
● 個人的には東日本大震災以降、トラウマになっている「災害緊急警報」なのだが、どうやら鹿児島では「桜島」の噴火がこの「ピコ ピコ」で警戒警報を発しているらしい。
 さっそくスリッパを靴に履き替え廊下へ飛び出したのだが、廊下には誰もいず静かなものである。1階のフロントまでおりていったが雰囲気は静か。
 人の気配にフロント係が出てきたが、先ほどホテルに入ってきたお客がそのままの複層でフロントにきたことから、私をみると「何か・・・?」と声を掛けられた。
● そこで「ピコ ピコ」を話すと、「あー、あれはあくまでも桜島の爆発」を知らせるものでお部屋を出られるほどのことはありません」と妙に冷静な対応だった。
 どうやら先ほどの「ピコ ピコ」は、最近では頻繁に鳴っているようで誰も行動するような人はいないという。
 まあ、一安心したが、住む地域によっていろいろとあるものだ。


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■ 5月5日(火)=子供の日=

■ 20年の時を経て歴史は繰り返す!「更新型 VS 全期型」生命保険戦争本格化か?!=「第一・明治安田」VS「好調生保群 + かんぽ生命」!=(そのⅢ)!

● さて今日は「更新型が負担保険料我多くなる」理由を簡単に説明しよう。
● 例えば「男性30歳・10年満期(更新型)・1,000万円を60歳まで継続した場合」。(「定期保険部分の保険料=定期保険特約保険料。予定利率4.75%」)
 30歳  3,070円
 40歳  4,460円
 50歳  8,180円
 となり、30年間総支払保険料は「157万1000円」。

 これに比べ「男性30歳・30年満期(全期型)・1000万円を60歳まで継続した場合」。(「定期保険部分の保険料=定期保険特約保険料。予定利率4.75%」)
 30歳 4,090円   
 ろなり、30年間総支払保険料は「122万7000円」。

● つまり、30年間で「35万円」(「157万1000円-122万7000円」)も「全期型が10年更新型よりも保険料負担が少なくて済む」ことになる。
 30歳の加入時1,020円の保険料負担が可能なら「全期型選択が契約者にはお得で有利」だったのである。
 もちろん保険料負担の差額は、保険会社の収益になることから”ぼろ儲け”となる理屈なのである。但し契約者にも有利となることもあった。
 それは「早期死亡した場合」であり、死亡するまでの「保険料負担が少なくて済む」ことが契約者のメリットとも言えることにはなる。

 
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■ 5月4日(月)

■ 20年の時を経て歴史は繰り返す!「更新型 VS 全期型」生命保険戦争本格化か?!=「第一・明治安田」VS「好調生保群 + かんぽ生命」!=(そのⅡ)!

● 未だに不可解なのは「明治安田生命の更新型推奨宣言」だ。「大同生命と太陽生命」を除く国内大手生保群の主力保険商品の「定期保険」部分は”更新型”である。
 もちろんそのため社内教育では『”更新型”は生活設計にマッチした合理的な保険商品”』となる。営業員としては自社保険商品と提携保険商品しか販売出来ないことから自ずと“更新型”保険商品を売らざるを得ないことになる。
● ではなぜ保険会社は「全期型ではなく更新型を売りたいのか?」だが、ひとことで言えば『儲かるから』である。「保険料が全期偏りも安い」と言われれば保険商品の中身を正確に把握することはほとんど不可能な契約者からすると「安い保険料が良い」と”更新型”を選択することになる。
● この部分は現在の「(短期定期保険)保険料”安い”安い”騙し」に似てもいる。つまり
販売する生保としては”更新型”販売が生保としての経営体力を増強することにつながったのである。
 実は国内大手生保が「全期型から更新型への販売転換」を実行したのは「定期付終身保険の定期保険部分」だった。ところが困ったことに「定期保険部分」が終身保険を主契約とした「定期保険付終身保険」に組み込まれている保険商品のままでは(現在の「かんぽ生命」の『新ながいきくん』)「定期保険部分」を10年満期などの”更新型”にすることはできないことから「定期付終身保険」から「定期保険特約付終身保険」へ衣替えしたのである。
● その先陣を切ったのが昭和末のほぼ30年前の大手生保「●社と●社」の2社である。こうすることにより「契約字の保険料を安くする」ことになり「同じ保障で保険料が安い」とばかりに契約増加があったことから、当初は「更新型」への変更を渋っていた大手生保N社とD社も「更新型保険販売」へ本格的に乗り出すことになる。
● ではなぜ「”更新型”保険販売」へ軸足を移したのか?! 


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■ 5月3日(日)

■ 20年の時を経て歴史は繰り返す!「更新型 VS 全期型」生命保険戦争本格化か?!=「第一・明治安田」VS「好調生保群 + かんぽ生命」!=!

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■ 5月2日(土)

■ 「フィッチ」保険会社格下げ発表!

● 「格付会社フィッチ」は、日本国債の格下げに対し、「日本の保険会社9社と米国保険会社2社を格下げ」した。
□ AA- → A+ 「アフラック」「東京海上日動火災」(アウトルックは「安定的」)
□ A+  → A  「日本生命・明治安田生命・第一生命・住友生命・太陽生命・大同生命」「三井住友海上・損保ジャパン日本興亜」「プロテクティブ(第一生命子会社)」(アウトルックは「安定的」)

■【訂正とお詫び】
□ 訂正「保険・かわら版」(第181号~第186号。小誌版)裏表紙「格付一覧」の「フィッチ」にある「太陽生命」の格付を「A→A+」へ変更訂正。
□ 破棄 この訂正と日本格付引き下げを記載した「格付一覧」(オレンジ色・A41枚もの)を同封して送付しましたが、訂正箇所が訂正になっていないため「破棄」とします。
□ 次回「保険・かわら版」の訂正後と今回の「フィッチ格下げ」後の「格付一覧」を送付します。以上、訂正してお詫びします。


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■ 「ほけんの窓口 子会社LPP」に「あいおいニッセイ同和、朝日生命、住友生命」が増資!

● 「ほけんの窓口」というと、『来店型ショップ』のイメージが強いが『直販型・代理店制度』と言うのがこの子会社の販売体制のようである。
 設立から12年を経過しているが全国に34拠点を展開し、来店型ショップの補完的役割を担っているようだ。
● 同社のHPを見る限りでは、「ソニー生命、プルデンシャル生命」の募集形態のコンセプトを取り入れているようである。但し「FA(ファイナンシャルアドバイザー)」の応募資格をみると、「保有契約を持ち保険営業体験を持つ人」と言う条件があることを考えると、保険の基礎知識と営業力を始めから教えるのではなく即戦力の人材募集となっている。

● つまり保険商品もそうだったが、営業人材でも採用時点で営業実績を持つ人を採用すると言うことになる。
 これは「保険商品も営業代理店」もアウトソーシングのビジネスモデルとも取れるが、その需要と供給がビジネスモデルとしてニーズがあることになる。
● 但し、さすがに人材の場合は「ライフプランナーを擁する『ソニー生命、プルデンシャル生命』」との差異は特に実績面では大きい。
 ところで増資に応じた「住友生命と朝日生命、あいおいニッセイ同和」からすると直接的な保険契約の増加を期待するとともに人材の補完にもつながりここからの契約増加も期待できなくもない。
● もっとも重要な点は「保険商品設計」に対する設計力が重要となるが、「LPP(ライフプランナーパートナーズ)」の保険商品に対する再教育が徹底されるようだと「定期保険・更新型推奨保険会社」からすると、目の上のたんこぶの存在になる可能性もある。


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■ 5月1日(金)

■ 「保険・かわら版=第181号~第186号=」送付終了!



【囲炉裏庵にっき=その1=】朝目が覚めるとベッドの上で奇妙な光景を見ることになる。まだ生まれて2,3週間の子供におっぱいをやりながらその母親は祖母のおっぱいを飲んでいるという図である。
 生まれて間もない子供は「マックロと縞模様」の二人だ。
 もう母親は祖母よりも体は大きいのだが、おっぱいをじゅばじゅば言わせながらむさぼり飲んでいる。
 祖母の名前は「しろたん」(過去に写真入りでこのブログにも登場した体験を持つ。).そして母親は「もぞかⅡ(ツゥ)」である。もちろん生まれて間もない子供の名前はまだ無い。 誤解されると困るので念のために書き足しておくと主役は「にゃんこ」である。


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