5月27日(木) 訪問者数***人(閲覧者数***人<「大地一成のメルマガ・かわら版」発行中!■第28号発行予定!=21年度生保決算ズバリ分析・解説=③=!=
■ AIGは「一部破綻検討」と「公的資金返済に自信」が入り交じり、株価はやや軟調!
■ [21年度決算特集」で「生保決算の見方」を掲載。なお、今日(夕方)までに46社中41社が発表!
● 「四半期決算(業績)」で、生保の実情が浮き彫りになってきた。また「保険料等収入と保険料収入」を正確に理解していないととんでもない評価の誤りを犯す可能性がある!
● これまで注意を喚起していた「保険料等収入と保険料収入」だが、「アリコジャパン」の「保険料等収入は、1兆3174億円、内保険料収入は8629億円」となっている。つまりこの差額の4545億円が再保険収入である。
ちなみに「総資産と保険料等収入」で6位と7位の座を争う「アメリカンファミリー」の「保険料等収入は1兆2315億円、内保険料収入は1兆2306億円」である。ちなみに「再保険収入」はわずか9億円に過ぎない。
● 余りマスコミ報道で仰々しく「アリコジャパンは第6位」を連発すると、余りに”稚拙な表現”とからかわれかねないから表現には注意が必要だ。
ところで、四半期毎の第4四半期(22年1月~3月)の「アリコジャパン」の「保険料等収入」は「3,535億円」となっている。確かにこの中には「1,207億円の再保険収入」が含まれてはいるが、保険料収入は「2,329億円」と健闘している。
実は、最近はネットだ、来店型販売だと、従来型の「人による営業員や代理店」の生保販売を軽視しがちだが、しかし、21年度決算を見る限り「営業員・代理店の販売力」が業績を増加あるいは下支えしていることが分かる。
● この傾向は国内大手生保でも同様で、やはりしっかりした大型保障は、あるいは契約者に有利な保険商品設計は直接のアドバイスが必要と言うことを教えてもいる。
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5月26日(水) 訪問者数460人(閲覧者数1,022人<「大地一成のメルマガ・かわら版」発行中!
■ メットライフCEOのアリコ戦略は困難、というこれだけの理由!(「日本経済新聞」のインタビュー記事から。)
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5月25日(火) 訪問者数500人(閲覧者数955人<「大地一成のメルマガ・かわら版」発行中!■第27号発行済!=21年度生保決算ズバリ分析・解説=②=「保険料等収入①」!=
■ 5月23日のブログと決算特集用の21年度決算を発表した生保一覧に、「決算記者会見資料」を開示した生保に「◎」を付記!
■ 株安が止まらない!日本に地政学リスクが待ったなし?!
■ 金融庁検査が妙なところに入っている!一体何が?!
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5月24日(月) 訪問者数501人(閲覧者数1,012人<「大地一成のメルマガ・かわら版」発行中!■第26号発行!=21年度生保決算ズバリ分析・解説=①=「総資産①」!=
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5月23日(日) 訪問者数358人(閲覧者数629人<「大地一成のメルマガ・かわら版」発行中!
【生保決算】「21年度決算を発表した生保一覧」!
● 5月14日(金)第一生命 ◎ / 第一フロンティア生命 / かんぽ生命(△)
● 5月19日(水)太陽生命 ◎ / 大同生命 ◎ / T&Dフィナンシャル生命 ◎ / 富士生命
● 5月20日(木)ソニー生命 ◎ / ソニーライフ・エイゴン生命 / 損保系生保8社
● 5月21日(金)オリックス生命
【生保名の後に◎の生保は、「決算記者会見資料」を開示した生保!】
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5月22日(土) 訪問者数357人(閲覧者数709人<「大地一成のメルマガ・かわら版」=第25号■ 「メガ損保3社体制」で損保系生保子会社の戦略はどうなる?!=発行済!
【生保決算】「第一生命」グループの「第一フロンティア生命」の意外な悩みごと?!
● 「第一生命」が、4月1日株式転換し、さらに株式上場した。上場したことで、注目度は大きく変わったが今回の決算で気になる点が「第一フロンティア生命」の「個人年金保険」の新契約高だ。
確かに、20年度の「61千件・3,673億円」が、21年度は「151千件・8074億円」とほぼ倍以上の進展をしている。では、なぜこの「個人年金保険の新契約高」が気になるというのか?
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5月21日(金) 訪問者数429人(閲覧者数864人<「大地一成のメルマガ・かわら版」=第25号■ 「メガ損保3社体制」で損保系生保子会社の戦略はどうなる?!=発行済!
■ 「株価暴落、円急騰!」「AIGも急落!」
● 株の1万円割れ、円の90円割れ、そしてユーロも円高基調になり、どうも金融市場の動きが不透明になってきた。もちろん「AIG」の株価も昨日のNYSEでは34.81㌦で終えているが、その妥当値となる3,130円程度にまで東証では急落している。一部報道では、AIGのCDSの問題やさらには英プルーデンシャルのAIA買収資金についての不安などが嫌気されている模様だ。
● 雰囲気的には、日本お株かは今日の段階ではこれ以上さらに暴落するようなことはなさそうだが、今夜のNYの株価如何では、来週が心配だ。それにしても「ユーロ」はどこで止まるのか。
■ 「メガ損保3社グループ」の決算発表!今後の決め手は「損保子会社生保」だ!
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5月20日(木) 訪問者数454人(閲覧者数968人<「大地一成のメルマガ・かわら版」=第24号■ アリコジャパンの個人情報流出で逮捕者!=発行!=
■ 「メガ損保3社グループ」の決算発表!
■ 「アリコジャパンの情報流出」絡みで男女逮捕へ!
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5月19日(水) 訪問者数471人(閲覧者数939人
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5月18日(火) 訪問者数444人(閲覧者数914人
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5月17日(月) 訪問者数455人(閲覧者数966人
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5月16日(日) 訪問者数358人(閲覧者数725人
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5月15日(土) 訪問者数368人(閲覧者数738人
■ 大阪の36歳女性死亡の生命保険は共済型3件!
● 今日の「毎日新聞」に「死亡時の保険金はそれぞれ約800万円、約300万円、約1000万円の計約2100万円だった。」とある。さらに「約1000万円の保険は宇野さん(36歳の亡くなった女性)が先月末ごろに死亡する直前に解約されていた」ともある。
● まず、このような事件が起きると「加入時のチェックを厳しくしろ」というような言い分が多くなりがちだが、余り過剰反応するのも考えものだ。ある「共済」を見ると「交通事故1000万円、不慮の事故780万円、病気400万円」なのだが、もしここに「保険金詐欺」の悪意が紛れ込むとした場合、事前にチェックあるいは調べることは極めて難しい。 もちろん保険会社によっては、調査という名目で生活環境等を調べることはあるが、「共済」の保険金でこれをやるにはコスト面での費用負担が難しくなる。
● 今回のケースでは、間違いなく殺人と考えられることから「不慮の事故」による死亡保険金が契約者・受取人等に無関係なら支払われることになるが、これについては今後の捜査を待つしかない。
ところで、「読者」という方からコメントを頂戴したが、今回の場合は「共済」ということらしいことから、いわゆる「病気死亡(自殺)と災害死亡」との区分けには適しないことになる。もっとも「病気死亡保険金」に民間生保でいう「傷害特約や交通災害特約」をあらかじめセットして販売しているわけで、この仕組みにおおきな変わりはない。
● 一方民間生保の多くは、これまで「病気死亡保険金×2倍=災害死亡保険金」という加入限度額を設定してきたが、言うまでもなく傷害特約や災害割増特約等を付加しなければ「病気死亡保険金額」が病気でも災害でも亡くなった場合支払われることになる。もっとも最近は保険商品の多様化でこの範疇に納まらないケースもある。
強いて言えば「オリックス生命」が「病気でも災害でも同じ保険金額」という広告を流していたが、これは一見すると「契約者はどのような死に方でも同額の保険金を貰える」というイメージを考えていたのだが、最近の「先進医療特約保険料は毎月107円を支払うだけで1000万円の・・・」というような説明になると、やはりあの話法は弱い。
● 事件に戻るが、しかし、なぜ死亡する直前に約1000万円の共済を解約したのか、極めて不自然だ。そもそも2月に契約し、4月に解約となると、せいぜい1,2回しか保険料(共済掛け金)を腹っていないことになるが、もし養父と養母に悪意があっとすれば、そのまま放置していても「保険料支払い猶予期間内」であれば死亡保険金を受け取れる可能性もあったことになる。この日時的なことは、詳細が不明のため断定は出来ないが、わざわざ解約した理由はナゾだ。
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5月14日(金) 訪問者数475人(閲覧者数1,026人
■ いよいよ生保決算発表が始まった!=第一生命=
● 「第一生命」の株転・上場後の初めての決算発表があった。おそらく、この決算を受ける形で株価も16万500円と高くで引けた。中身についてはメルマガで報告するとして、まず上場企業としての情報提供としての「記者会見資料」の公表は評価したい。既にこれまでに「T&Dグループの3生保、ソニー生命」等が自社HPの決算資料で開示しているが、所詮、実際に記者会見に参加できるマスコミ各社がこのような情報を紙面等に活かせない現実がある以上、そろそろ生保としても自社HPでの公表に踏み切って良いのではないか。
● そうすることによって、単なる財務諸表からではなく、数字に出ないその生保の実情が多くの契約者や関係者に分かることになる。
例えば今回の「第一生命」の場合も、「逆ざや額の詳細、諸準備金の内訳、資産の含み益が0になる水準、銀行等との資本持ち合いの内容、職員数、銀行窓販の状況」等が誰にでも分かることになる。
私の場合は主要生保のこれらのデータをまとめて「保険・かわら版」として発行しているが、21年度上半期分(第85号)を見てもより具体的なその生保の実情を垣間見ることが出来る。
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■ [21年度決算特集」で「生保決算の見方」を掲載。なお、今日(夕方)までに46社中41社が発表!
● 「四半期決算(業績)」で、生保の実情が浮き彫りになってきた。また「保険料等収入と保険料収入」を正確に理解していないととんでもない評価の誤りを犯す可能性がある!
● これまで注意を喚起していた「保険料等収入と保険料収入」だが、「アリコジャパン」の「保険料等収入は、1兆3174億円、内保険料収入は8629億円」となっている。つまりこの差額の4545億円が再保険収入である。
ちなみに「総資産と保険料等収入」で6位と7位の座を争う「アメリカンファミリー」の「保険料等収入は1兆2315億円、内保険料収入は1兆2306億円」である。ちなみに「再保険収入」はわずか9億円に過ぎない。
● 余りマスコミ報道で仰々しく「アリコジャパンは第6位」を連発すると、余りに”稚拙な表現”とからかわれかねないから表現には注意が必要だ。
ところで、四半期毎の第4四半期(22年1月~3月)の「アリコジャパン」の「保険料等収入」は「3,535億円」となっている。確かにこの中には「1,207億円の再保険収入」が含まれてはいるが、保険料収入は「2,329億円」と健闘している。
実は、最近はネットだ、来店型販売だと、従来型の「人による営業員や代理店」の生保販売を軽視しがちだが、しかし、21年度決算を見る限り「営業員・代理店の販売力」が業績を増加あるいは下支えしていることが分かる。
● この傾向は国内大手生保でも同様で、やはりしっかりした大型保障は、あるいは契約者に有利な保険商品設計は直接のアドバイスが必要と言うことを教えてもいる。
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■ 5月23日のブログと決算特集用の21年度決算を発表した生保一覧に、「決算記者会見資料」を開示した生保に「◎」を付記!
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5月24日(月) 訪問者数501人(閲覧者数1,012人<「大地一成のメルマガ・かわら版」発行中!■第26号発行!=21年度生保決算ズバリ分析・解説=①=「総資産①」!=
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【生保決算】「21年度決算を発表した生保一覧」!
● 5月14日(金)第一生命 ◎ / 第一フロンティア生命 / かんぽ生命(△)
● 5月19日(水)太陽生命 ◎ / 大同生命 ◎ / T&Dフィナンシャル生命 ◎ / 富士生命
● 5月20日(木)ソニー生命 ◎ / ソニーライフ・エイゴン生命 / 損保系生保8社
● 5月21日(金)オリックス生命
【生保名の後に◎の生保は、「決算記者会見資料」を開示した生保!】
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5月22日(土) 訪問者数357人(閲覧者数709人<「大地一成のメルマガ・かわら版」=第25号■ 「メガ損保3社体制」で損保系生保子会社の戦略はどうなる?!=発行済!
【生保決算】「第一生命」グループの「第一フロンティア生命」の意外な悩みごと?!
● 「第一生命」が、4月1日株式転換し、さらに株式上場した。上場したことで、注目度は大きく変わったが今回の決算で気になる点が「第一フロンティア生命」の「個人年金保険」の新契約高だ。
確かに、20年度の「61千件・3,673億円」が、21年度は「151千件・8074億円」とほぼ倍以上の進展をしている。では、なぜこの「個人年金保険の新契約高」が気になるというのか?
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5月21日(金) 訪問者数429人(閲覧者数864人<「大地一成のメルマガ・かわら版」=第25号■ 「メガ損保3社体制」で損保系生保子会社の戦略はどうなる?!=発行済!
■ 「株価暴落、円急騰!」「AIGも急落!」
● 株の1万円割れ、円の90円割れ、そしてユーロも円高基調になり、どうも金融市場の動きが不透明になってきた。もちろん「AIG」の株価も昨日のNYSEでは34.81㌦で終えているが、その妥当値となる3,130円程度にまで東証では急落している。一部報道では、AIGのCDSの問題やさらには英プルーデンシャルのAIA買収資金についての不安などが嫌気されている模様だ。
● 雰囲気的には、日本お株かは今日の段階ではこれ以上さらに暴落するようなことはなさそうだが、今夜のNYの株価如何では、来週が心配だ。それにしても「ユーロ」はどこで止まるのか。
■ 「メガ損保3社グループ」の決算発表!今後の決め手は「損保子会社生保」だ!
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5月20日(木) 訪問者数454人(閲覧者数968人<「大地一成のメルマガ・かわら版」=第24号■ アリコジャパンの個人情報流出で逮捕者!=発行!=
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5月18日(火) 訪問者数444人(閲覧者数914人
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5月17日(月) 訪問者数455人(閲覧者数966人
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5月16日(日) 訪問者数358人(閲覧者数725人
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● 今日の「毎日新聞」に「死亡時の保険金はそれぞれ約800万円、約300万円、約1000万円の計約2100万円だった。」とある。さらに「約1000万円の保険は宇野さん(36歳の亡くなった女性)が先月末ごろに死亡する直前に解約されていた」ともある。
● まず、このような事件が起きると「加入時のチェックを厳しくしろ」というような言い分が多くなりがちだが、余り過剰反応するのも考えものだ。ある「共済」を見ると「交通事故1000万円、不慮の事故780万円、病気400万円」なのだが、もしここに「保険金詐欺」の悪意が紛れ込むとした場合、事前にチェックあるいは調べることは極めて難しい。 もちろん保険会社によっては、調査という名目で生活環境等を調べることはあるが、「共済」の保険金でこれをやるにはコスト面での費用負担が難しくなる。
● 今回のケースでは、間違いなく殺人と考えられることから「不慮の事故」による死亡保険金が契約者・受取人等に無関係なら支払われることになるが、これについては今後の捜査を待つしかない。
ところで、「読者」という方からコメントを頂戴したが、今回の場合は「共済」ということらしいことから、いわゆる「病気死亡(自殺)と災害死亡」との区分けには適しないことになる。もっとも「病気死亡保険金」に民間生保でいう「傷害特約や交通災害特約」をあらかじめセットして販売しているわけで、この仕組みにおおきな変わりはない。
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● 「第一生命」の株転・上場後の初めての決算発表があった。おそらく、この決算を受ける形で株価も16万500円と高くで引けた。中身についてはメルマガで報告するとして、まず上場企業としての情報提供としての「記者会見資料」の公表は評価したい。既にこれまでに「T&Dグループの3生保、ソニー生命」等が自社HPの決算資料で開示しているが、所詮、実際に記者会見に参加できるマスコミ各社がこのような情報を紙面等に活かせない現実がある以上、そろそろ生保としても自社HPでの公表に踏み切って良いのではないか。
● そうすることによって、単なる財務諸表からではなく、数字に出ないその生保の実情が多くの契約者や関係者に分かることになる。
例えば今回の「第一生命」の場合も、「逆ざや額の詳細、諸準備金の内訳、資産の含み益が0になる水準、銀行等との資本持ち合いの内容、職員数、銀行窓販の状況」等が誰にでも分かることになる。
私の場合は主要生保のこれらのデータをまとめて「保険・かわら版」として発行しているが、21年度上半期分(第85号)を見てもより具体的なその生保の実情を垣間見ることが出来る。
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