ウクライナ侵攻
ロシアが悪いのは百も承知
ただ滅茶苦茶にされたウクライナが
反撃することを期待する第三者の心理について
僕は腑に落ちないのである
目には目を やられたらやり返す
その思いの延長に戦争があるとしたら
運動会じゃない 喧嘩じゃない
人殺しを容認している気持ちの悪さがつきまとうのである
ロシア兵も人 家族がいて
みんな無事に帰りたい
独裁者プーチンの愚行に振り回されているだけで
戦争をしたくてしている兵など皆無であると思う
大多数のロシア人は平和を望んでいるはずである
戦時中 日本人も本当は平和を望んでいたはずである
にもかかわらず
ロシアの人々に対し 国家という壁
人間の作った幻想の境に分けて
反撃せよ というのはやっぱり気持ちが悪い
戦争はサッカーではない
ただの人殺しの活動である
だからウクライナの反撃を望むのではなく
まずお互いに武器置くこと
そして平和的解決を愚直に求めること
それが大切なのだと思う
ロシアの戦況が厳しくなっている中
窮鼠猫を噛むように
突然 核を使用する・・という事だけは
絶対に回避しなければならない
唯一の被爆国日本が
平和的解決をつなげられる国として
今 率先しなければならないと思う
両国の幹部を日本に呼んで
まず終戦につなげ
ウクライナを守り ロシアの逃げ道を作ってあげること
それが平和につながる 核回避につながると考えるのである
終戦直後の日本人の意識だったら
現在のニュースを見たとしたら
武器など置き もう二度と戦争を
過ちを 繰り返さないで欲しいと
本気で訴え続けるだろう
終戦から約80年が経過し
安易にニュースの戦況の様子から
ウクライナを応援したり
戦争に加担するような言動を
平気で話す人間が多くなってしまったのは
本当に残念なことであり
反省すべき と思うのである
80年経って いつの間にか平和への思想が失われた時代を感じ
だから戦争は繰り返されるんだよ
と静かに怒りを覚える今宵である