Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

パブロフの犬

2011年03月31日 | Weblog
色々と物議を醸している
ACジャパンのCM

あの あいさつの歌のCM
もう200回くらいは見たと思う

僕にとって
こんにちワン♪
のあの犬を見ると
あいさつではなく
完全に震災を思い出してしまう

あの犬は
僕にとって
震災とつながる
パブロフの犬である

その時 僕は 彼に冷めた

2011年03月30日 | Weblog
僕は大学生のとき
環境問題について
とても興味を持ち本を読みあさった
とくに刺激を受けたのが
ジェームズ・ラブロックだった
ガイア仮説…地球を生命体と
母なる地球と みなし
その中で私たちが生きている
人為的な介入が
ガイアをくるわせる…
本当に「これだぁ!!」
と意気込んだ

数年経って ある時
朝日新聞の一面に広告が出ていた
「ガイアのためには原子力発電が欠かせない」
などと原発推進についての内容である
その広告塔 語り手が
ジェームズ・ラブロックだった
はっとした!
その時 僕は 彼に冷めた

どんな有名な小説家でも
戦争・武力を正当化するような人間の本は
僕は読まなかった
かなり距離を置いてしまうのである

同じく原発を正当化するような人間に対して
どんなに凄い根拠や説得力があっても
距離を置いてしまう
従って ジェームズ・ラブロックの本から離れた
そして 僕の薄くて浅い知識においても
やっぱり 僕の直感は間違いではなかったと思った

そして そこから感じたことは
どんなに頭がよく 専門性が高く 考えが鋭い
そんな人間がいても
一庶民がふと感じたこと
そんなところに本質が隠されている ということだ
従って 指揮しているつもりになっている
政治家 東電幹部 官僚達
言葉巧みにごちゃごちゃ言ってないで
現場近くの住民 被災者 現場社員達の声を
もっともっと聞き取りなさい
困難か?
現場の 庶民の声を聞く耳を持たず
せっせと伸し上がってきた
人間で構成された指揮官達には
庶民が生み出す本質から 離れるばかりなのか…

東電の幹部が一列に揃った顔を見た時
本当に救ってくれる 安心できる
と思える人間が 
残念ながら ここには不在だな
と感じた今日である


  

徒然なるままに

2011年03月28日 | Weblog
ニュースを見ていると
憂鬱になる 情緒不安定になる
東京に住んでいる出産を控えた妹に聞いたのだが
東京では水が全く売っていないという
実家で水を用意してくれたというので
妹が取りに行ったら
父が「桃の天然水」を出したという
妹はただ唖然としたそうだ
代わりに僕が松本市のスーパーで水を買っておいた
(過剰な備蓄はいけないけれど)

父は実家の近くの八百屋で
1パック199円で立派なイチゴが売っていて
安くて美味しそうだったので4パックも買ったという
家に持ち帰り、パックの表示を見たら福島産(原発周辺の地区名)…
ホウレンソウ・ブロッコリー・キャベツ等ではないが
あえてこの時期に…と考えると
(風評もあるが)やっぱり食べられなかったという
破棄するのはもったいないので
イチゴを庭に置き 鳥にあげたら
土産に糞をして行ったという
その糞に対しても少し恐怖を感じたという
(それは過剰すぎると思うが)

とにかく
私の精神状態も
実家・親戚の様子も
この状況にずいぶん振り回されているこの頃である

さて ニュースを見ている限り
当初から抱えていた不信が
現実問題としてどんどん露呈している
メルトダウンは まずないなどと言っていた頃が懐かしい
今ではその可能性が非常に高く 
海にまで放射物質が流出しているという
一体だれが悪いのか?
今回の災害について未曾有の予測不能な災害といい
さも自然が原因のように
言い訳しているが
僕はしっかり分けて考えるべきだと思っている

まず東日本大震災は天災
そして二次的に起きた福島原発事故は人災 なのだと
天災に対しては
津波 地震で被害に遭われた方々は
必ず復興することを信じて
少しずつ再生していく 
それを全員で支援していく必要がある

一方 原発事故は人災だ
人災といっても
その恨み辛みについて
東電を責めたり 
日本国家を責めたりする気は僕にはない
あえていうなら自分を含めて人類を責めたい
僕自身 人間として生きている限り
責任がないとは言えない
いくら脱原発を訴えていても
多数決の原理でそれをよしとし
一国民として電力供給を受けてきた以上
責任はつきまとう

福島の人は
居住場所がない 
土・海の汚染 
風評被害等々
補償について今後問題になるのだろうが
それも国民の義務という形で
税金から補填されるのだろう
結局国民が原発を認めていたのだから
自業自得の結果を尻拭いすることになる
何を言いたいのか分からなくなっているが
矛先は我々国民にあると思っている
そして この人災は
核分裂などという自然をもてあそび
墓穴を掘った人間が受けなければいけない罰なのだと思う
人間中心主義に対する天罰なのだと思う
人間はあまりに身勝手で あまりに調子に乗りすぎていたのだ
ちょっと宗教っぽいかもしれないが 
まず謝るべきは自然に対してである
人間以外の種は原発事故には全く無関係なのだ
草木も 虫も 鳥も 魚も 牛も
電力供給を受けていない動植物が
なぜ放射能汚染に巻き込まれなければならないのか…

徒然に記していたら意味が分からなくなってきたが
「日ごろから放射線を私たちも浴びている…」
と馬鹿の一つ覚えを繰り返してばかりの教授や科学者
特に原発推進論者!
隠れていないで最前線で指揮をとれ
事故が起きたらどうしようもできないものを
予測していたのなら
安心安全を偽装しなぜ原発推進した
人間として連帯責任は感じているが
知識の乏しい国民を
騙くらかしたことは 
絶対に許さない! 

どうでもいい情報

2011年03月27日 | Weblog
最近よくテレビに出てくる
ラーメン大好き小池さんが七三分けになったみたいな
保安院の人

さも詳しそうな顔して
原発関係の有識者かと思っていたら
最近まで経産省のTPP担当の人だったという

専門家じゃない人が
保安の指揮をとる…
全く複雑だなぁ



積読 7

2011年03月26日 | Weblog
「徹底図解 手術と解剖のしくみ」
坂井建雄 新星出版社


「徹底図解 幕末・維新」
新星出版社編集部 新星出版社


「新平等社会」
山田昌弘 文藝春秋


「ワーキングプア時代」
山田昌弘 文藝春秋


「なぜ若者は保守化するのか」
山田昌弘 東洋経済新報社

長野マラソン中止

2011年03月26日 | Weblog
僕自身 
確か5回目の長野マラソンでしたが
今回は震災のため中止となりました

確かに走っている場合じゃない状況なのだから
支援 復興という意味で
走り続けなければいけない状況なのだから



2011年03月25日 | Weblog
暑さ寒さも彼岸までと言うが
まだ随分寒いこの頃

音楽を聴いたりしているが
最近の歌の歌詞は 
わたし あなた の単語ばかり
風刺もなければ 己のことばかり
つまらない

自然について 社会について
そんな内容の歌詞が現れないのかなぁ
おじさんみたいな意見だけど
日本の自然の素晴らしさを伝えるような歌が
時には現れて欲しいなぁ


『早春賦』
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か


(今は大変な時代だけど必ず春はやってくる)





大切な情報

2011年03月24日 | Weblog
出産予定の妹が東京にいるので
放射物質については やっぱり心配です

twitter(東大病院放射線治療チーム)で
大切な情報が出ていました
内容を掲載させて頂きます

今朝、自宅で、5分程、水道水を流してからペットボトルに採水。
さらに鍋に水道水を入れて、1分、5分と煮沸。自然にさまして、
それぞれ、別のペットボトルに封入。
これを研究所に持って行き、Ge半導体検出装置で測定。

その結果、間違いなくI-131が検出されました。
ちなみに、I-132は検出されませんでした。
蒸発量に依存しますが、煮沸で I-131は濃縮される結果となりました。
水道水の煮沸はやめて頂きたいと思います。