Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

クリームチーズとサーモンのホットク。

2011-02-02 06:31:43 | 料理
今週の課題2作目。今回は、鮭フレーク。
子供のころはよくふりかけ代わりに食べていた鮭フレークですが、結婚してからは食べることはほとんどなくなりましたね。
なかなか自分で買う機会がない食材だったので、もらって使うことで新メニュー開拓にもつながり、ありがたいことです。また使うようになるかも。

今回の鮭フレークは、ニッスイさんの「焼さけあらほぐし」。
北海道で水揚げされた秋さけを、焼いて大きめのあらほぐしにした瓶詰め。焼き鮭なので、生臭みが少なく、香ばしさもあり、塩分の利きがよいので、和食だけでなく、混ぜるだけで様々な料理に使えそうです。

一昨年末に行った厳寒の韓国で食べたホットクを作ってみることに。
ここのところ、寒さが厳しいこともあり、-10度の寒さを思い出してしまいました。

韓国で食べたホットクは、屋台で売られていてフィリングは、定番の黒砂糖。甘くてちょっと油っぽくて体が温まる一品でしたが、今回は、朝食用に鮭のあらほぐしを使った洋風のフィリングにして食べ応えのあるセイボリー仕様にしてみました。

先ずは生地作りから。
ボウルに強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、塩を加え混ぜ合わせておきます。
他のレシピでは小麦粉の他に米粉を加えるケースもあるのですが、今回は作りやすいように小麦粉で作ることに。中身のモチッと感と外側のサックリ感の両方を出すために薄力粉と強力粉を等分に配合しました。
イースト発酵させるレシピも多いですが、朝食用に手早く、簡単に作れるようにベーキングパウダーで作るクイックブレッド仕様にしました。
甘いフィリングを入れるホットクの場合は、生地に砂糖を加えるとおいしいかも。今回はセイボリーなので、生地の調味は塩だけにしました。

粉類に豆乳を加えて粉気がなくなるまでゴムヘラで混ぜ合わせます。

粉気がなくなったら、打ち粉をしながら生地が手に引っ付かなくなるまで手で数分捏ねます。
パン生地のようにややべたつくので、打ち粉をしながらやや固めに生地を仕上げます。
パン生地ではないので、全体がまとまって滑らかな表面になればO.K.です。

ボウルに蓋をして15分ほど休ませます。イースト発酵ではないので、大きさはほとんど変化がありません。生地がややしっとりして手触りが柔らかくなります。

生地を休ませている間にフィリングを作ります。
器に室温で柔らかくしたクリームチーズと鮭、ディルを加えて混ぜ合わせます。
鮭に合う材料として、クリームチーズを選びました。ローカロリーにする場合は、カッテージチーズなどでもよいかも。さらに鮭の香辛料として定番のディルを加え、欧風なフィリングに。鮭に味がついているので、ここでは調味は不要です。

休ませた生地を等分に分割して、手で軽く丸めなおします。

分割した各生地を麺棒で手のひらサイズに延ばし、フィリングを均等に載せていきます。
生地が麺棒や麺台に引っ付くので、適宜打ち粉をしながら作業しました。

フィリングを包むように各生地を2つ折りにして綴じ目をつまんでしっかりと封をします。長端部分を中央に寄せて、手で再度軽く丸めてから麺棒で直径15cmの円盤状延ばします。
一口サイズより、大判で作った方が、ホットク感が出てお勧めです。手のひらサイズくらいの大きさは欲しいところ。
しかし、あまり薄く延ばしすぎないこともポイント。2.5mm以上の厚みがある方がモチッとした中身の食感とカリカリのクラストの両方が楽しめておいしいです。

フライパンに油を1枚につき、大さじ1を加えて予熱します。
我が家のフライパンは小さいので、1枚ずつ焼きました。成形したホットクを1枚入れて、表面がカリッとするまで中火で数分焼きます。

焼き色が付いたら、ひっくり返して裏面も同様に焼いていきます。膨らんで高さが出てきたら、ヘラやスプーンの背で押さえつけながら焼きあげます。

両面がカリッとして、生地がふっくらとしてきたら、油を切って完成。残りの生地も同様に焼きあげます。

中国の焼餅(シャオピン)にも似た食感ですが、油を多めで焼いているので、外側のカリッとした食感が強く、生地も厚みがあるので、中身はもっちりとして食べ応えがありました。

クリームチーズと鮭の相性もよく、程よい塩味で油っぽくなく、ホットサンドイッチ的な味。
洋韓融合の味ですね。甘いものもおいしいですが、セイボリー系もなかなかおいしいですね。
イーストを使わないので、手軽に作れて、焼き上がりも早く、寒い朝にはお腹にたまる食べやすい一品です。

今回は2瓶ももらったので、他の料理も試してみたいと思います。

このホットクを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon クリームチーズとサーモンのホットク。 by PCWP

cotta プレミアムメンバー


にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村 料理ブログ レシピ本料理へにほんブログ村



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トリプルフリー・ブラウニー。 | トップ | ベイクド・ドーナツ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

料理」カテゴリの最新記事