Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

アジのコンフィ。

2011-02-11 11:40:31 | 料理
今週の課題2作目。

今週2つ目のモニター課題です。2つ目は、スパイス3種。
久しぶりにレシピブログのハウス食品さんのモニター参加。

今回のテーマは、「食べるスパイス」で、ラー油、ローストオニオン、あらびきガーリックの3種です。

先ずは、ラー油から使ってみることに。
昨年も食べるラー油がヒットして、様々な種類のラー油が売られるようになりました。
今回のラー油は、かなりベーシックな商品。
純正ごま油を100%使用し、唐がらしの辛みをブレンドした辣油で、液だれしないワンプッシュキャップを採用。小皿に少量取り分けたり、食材にかけたりするには、とても使いやすいボトルです。

食べる用ではないので、うまみなど余分なものは含まれず、辛味がストレートに利いたゴマ油なので、調理に使うことに。

今回は、このラー油を使ってコンフィを作ってみました。
コンフィとは、油(脂)煮。
肉を同種の脂に入れて、100度以下の低温で長時間煮込んだもの。
脂で煮るので、水で煮るのはまったく違った仕上がりになります。
通常は、鶏の肉や砂肝などを使うことが多いのですが、今回は魚を使ってみることに。
魚ではマグロや秋刀魚、鮎などで作ることがありますが、今回はアジ。

いわしでは、オイル・サーディンとしてよく見られるのに、年中手に入りやすい、アジで作るものはまだレシピでも見たことがないので作ってみることに。

《材料》(4人分)
 小アジ     (中)8尾
 サラダ油    300~500mL
 ラー油     大さじ2


アジは頭と内臓をとって、水気を良くふき取っておきます。
本来は、コンフィ素材をまず塩で締めるのですが、今回は味付けをラー油を混ぜた油で煮ている間につけてしまおうと企画。
味付けはせず、そのまま調理を始めます。
今回は頭や内臓がとられたものを買ってきたので、すぐに調理がスタートでき、より簡単でした。

耐オーブン用の鍋にサラダ油を加えて、中火にかけ、温度計で60度程度になったところで下処理したアジを入れます。
アジは重ならないようになべ底に敷き詰めながら入れていきます。
油はアジが浸る程度の量にします。鍋のサイズやアジの量によって、油が足りなければここで足して調整します。

アジの上にラー油をかけるようにラー油を加えます。

再び油の温度が80度程度になったら、蓋をして、100度に予熱したオーブンに入れて、アジが柔らかくなるまで、1時間30分程度煮込みます。仕込みはこれだけ、あとは出来上がりを待つだけ。。。
先日のカスレと同様、ルクルーゼの鍋を使いました。

1時間30分ほど経ったらオーブンから出し、魚が骨まで柔らかくなっていたら完成。
くれぐれも油が100度以上にならないように注意。これがコンフィ調理の唯一のポイントかも。

この日は夕食用に生野菜の上に盛り付け、サラダ風に食べました。

下味はつけなくても、ラー油のほんのりとした辛味がついて、非常に美味。
油で煮ていても油っぽさがなく、やわらかいゴマ油の風味で生臭みが抑えられていて、混合油で煮る方法もいいですね。
薄味で仕上げているので、他の料理への展開もしやすそう。

コンフィの独特のうまみは保ったまましっとりとして、骨まで柔らかい仕上がり。
圧力鍋で煮ても骨まで柔らかくはなりますが、オーブン煮の加熱と低温油調理の相乗効果で、脱水で身が縮むことなく、形を保ったまま崩れるような柔らかさ。

余ったコンフィは油と共にジップロックに入れて置けば、翌日以降もトーストしたパンの上に載せてブルスケッタ風やサンドイッチにしたりして、色々に楽しめます。

今度は砂肝や塊肉で作ってみたいですね。

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