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今週は料理モニター当選がなかったため、宿題はなし。
よって久しぶりにクイックブレッドの新作を試してみることにしました。
今回は朝食用になる"オートミール・スコーン"を作ってみることにしました。
御用達書のレシピと写真を見ても、名前の通り食物繊維たっぷり系の素材でつくる見た目の地味なスコーンなので、贈答用にはちょっと向かない感じ。
ブランマフィンと同じようなヘルシー系クイックブレッドですので、どれだけ食べやすい味になるかが課題ですね。
オートミールは水煮にして粥状にして食べるのが一般的ですが、穀物なので小麦粉代わりの衣にしたり、風味と食感を生かしてナッツ代わりのトッピングにしたり、水煮して米状にし、ボリュームを出すために使ったりと意外に使用用途の広い使える食材。乾物なので長期保存も可能なので常備していると便利です。
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先ず、オートミールの下準備から。なければ今回は押し麦で代用もできます。
オーブンを170度に予熱しておきます。アルミホイルにオートミールを広げ、オーブンに入れて軽く焼き色が付くまで5分程度やきます。香ばしさが出ればオーブンから出して冷ましておきます。
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器に牛乳、生クリーム、卵を混ぜ合わせておきます。
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フードプロセッサーに強力粉、薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、塩を加えます。
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軽く数秒回転させて全体を混ぜ合わせます。
アメリカの小麦粉は同種のAll-purpose小麦粉であってもメーカーによってたんぱく質の含量が違います。もちろん、ケーキ用小麦やパン用といった種別もあるのですが、微妙な調整はブランドを使い分ける方法があります。御用達書でもよっぽど軽いクラムにしたい場合など特別な場合以外は小麦粉の種別を変える代わりにブランドを使い分ける方が多いですね。レシピに推奨メーカー名を明記してしまうところがすごいです。
日本ではアメリカのブランド小麦は手に入りにくいので、薄力粉と強力粉を自己配合しています。今回はスコーンのサクッとした食感が信条なので小麦粉の割合はたんぱく質を少なめにしつつも歯ごたえが残るよう薄力粉70%、強力粉30%に割合にしました。
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角切りにした冷たいバターを粉の上に散らして置き、荒い砂状になるまで小刻みに15回程度回転させます。
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フードプロセッサーの粉類をボウルに移し、冷ましたオートミールを大さじ2杯ほどだけのこして、残りを加えて混ぜ合わせます。
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さらに卵液を加えて、ゴムベラで混ぜ合わせ、軽くまとまったら、手で混ぜ始めます。
スコーンは基本的にはこねずにまとめるだけの粉々状態で切り出すのですが、今回はバラバラしたオートミールを生地混ぜ込むためか、ゴムベラでまとめてから手で少し混ぜます。
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手の熱でバターが少し溶け出し、粘りがでて少々べたついてまとまります。
台の上に残しておいたオートミールの半量を少しふりかけ、その上に生地を広げます。
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この状態で分厚い円盤に成形し、残りのオートミールを振りかけて包丁で放射状に切り出します。
イギリス系のティースコーンは円形での型ぬきですが、アメリカンな軽食スコーンは三角に切り出すのが一般的。基本的には形を見れば、スコーン種類が判別できます。スタバのスコーンは三角なのでアメリカンテイスト。べノアのスコーンは丸型でイングリッシュスコーンです。日本製のスコーンは形の意味は度外視したものも多いので判別不能のものもおおいですが。。。
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天板にオーブンペーパーを敷いて切り出したスコーンを数センチずつ離して並べ、200度に予熱したオーブンで10分間焼きます。
イングリッシュスコーンのように腹割れをして大きく膨れることはないですが、全体に一回り大きくなります。
膨れないからといって長時間焼いていると、冷めたときにカチカチになってしまうので、10分程度で軽く焦げ色がついたらオーブンから取り出して、天板ごと荒熱を取ります。
焼色を濃く付けたい場合は、焼く前に表面に卵液を塗っておくといいですね。我が家の場合はミニオーブンなので、表面に焼き色はもともと付きやすいため、今回は卵液はぬりませんでしたが。。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/7f/e2316327385d8e44422f58ce0d71fb16_s.jpg)
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焼きたてのスコーンは柔らかいことが多いので、荒熱が取れて固まってきたら、スコーンを網に移し冷まして完成。お好みでグラニュー糖を振っておくと外側に甘さがでておいしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/ee/8b1344e99e47de756b632ac7df860846_s.jpg)
カリッとした外側に思ったより柔らかいクラムといった食感でした。べノアのティースコーンに比べてるとこちらの方が軽く、サックリとした食感でオートミールの風味がいいですね。小麦粉の配合も良かったようです。
イングリッシュスコーンはホロッとしたクラムですが、少し口の中で粘る感じになるので、食感的にはこちらの方が好みです。バターも少ないので食べ応えはありますが、脂っぽくなく食後は胃に軽い感じです。予想とは違った味と食感にいい驚きを感じました。
完全に冷めてもティースコーンのように食感はほとんど変わらないので、持ち運びにもいいかも。やはり見た目がやや粗忽なので、贈答用にはなりにくいですが。。。。
この様子だとブランマフィンも思ったよりおいしくできるかも。
一度試してみたいと思います。
このスコーンを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
オートミール・スコーン。 by PCWP
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よって久しぶりにクイックブレッドの新作を試してみることにしました。
今回は朝食用になる"オートミール・スコーン"を作ってみることにしました。
御用達書のレシピと写真を見ても、名前の通り食物繊維たっぷり系の素材でつくる見た目の地味なスコーンなので、贈答用にはちょっと向かない感じ。
ブランマフィンと同じようなヘルシー系クイックブレッドですので、どれだけ食べやすい味になるかが課題ですね。
オートミールは水煮にして粥状にして食べるのが一般的ですが、穀物なので小麦粉代わりの衣にしたり、風味と食感を生かしてナッツ代わりのトッピングにしたり、水煮して米状にし、ボリュームを出すために使ったりと意外に使用用途の広い使える食材。乾物なので長期保存も可能なので常備していると便利です。
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先ず、オートミールの下準備から。なければ今回は押し麦で代用もできます。
オーブンを170度に予熱しておきます。アルミホイルにオートミールを広げ、オーブンに入れて軽く焼き色が付くまで5分程度やきます。香ばしさが出ればオーブンから出して冷ましておきます。
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器に牛乳、生クリーム、卵を混ぜ合わせておきます。
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フードプロセッサーに強力粉、薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、塩を加えます。
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軽く数秒回転させて全体を混ぜ合わせます。
アメリカの小麦粉は同種のAll-purpose小麦粉であってもメーカーによってたんぱく質の含量が違います。もちろん、ケーキ用小麦やパン用といった種別もあるのですが、微妙な調整はブランドを使い分ける方法があります。御用達書でもよっぽど軽いクラムにしたい場合など特別な場合以外は小麦粉の種別を変える代わりにブランドを使い分ける方が多いですね。レシピに推奨メーカー名を明記してしまうところがすごいです。
日本ではアメリカのブランド小麦は手に入りにくいので、薄力粉と強力粉を自己配合しています。今回はスコーンのサクッとした食感が信条なので小麦粉の割合はたんぱく質を少なめにしつつも歯ごたえが残るよう薄力粉70%、強力粉30%に割合にしました。
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角切りにした冷たいバターを粉の上に散らして置き、荒い砂状になるまで小刻みに15回程度回転させます。
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フードプロセッサーの粉類をボウルに移し、冷ましたオートミールを大さじ2杯ほどだけのこして、残りを加えて混ぜ合わせます。
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さらに卵液を加えて、ゴムベラで混ぜ合わせ、軽くまとまったら、手で混ぜ始めます。
スコーンは基本的にはこねずにまとめるだけの粉々状態で切り出すのですが、今回はバラバラしたオートミールを生地混ぜ込むためか、ゴムベラでまとめてから手で少し混ぜます。
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手の熱でバターが少し溶け出し、粘りがでて少々べたついてまとまります。
台の上に残しておいたオートミールの半量を少しふりかけ、その上に生地を広げます。
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この状態で分厚い円盤に成形し、残りのオートミールを振りかけて包丁で放射状に切り出します。
イギリス系のティースコーンは円形での型ぬきですが、アメリカンな軽食スコーンは三角に切り出すのが一般的。基本的には形を見れば、スコーン種類が判別できます。スタバのスコーンは三角なのでアメリカンテイスト。べノアのスコーンは丸型でイングリッシュスコーンです。日本製のスコーンは形の意味は度外視したものも多いので判別不能のものもおおいですが。。。
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天板にオーブンペーパーを敷いて切り出したスコーンを数センチずつ離して並べ、200度に予熱したオーブンで10分間焼きます。
イングリッシュスコーンのように腹割れをして大きく膨れることはないですが、全体に一回り大きくなります。
膨れないからといって長時間焼いていると、冷めたときにカチカチになってしまうので、10分程度で軽く焦げ色がついたらオーブンから取り出して、天板ごと荒熱を取ります。
焼色を濃く付けたい場合は、焼く前に表面に卵液を塗っておくといいですね。我が家の場合はミニオーブンなので、表面に焼き色はもともと付きやすいため、今回は卵液はぬりませんでしたが。。。。
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焼きたてのスコーンは柔らかいことが多いので、荒熱が取れて固まってきたら、スコーンを網に移し冷まして完成。お好みでグラニュー糖を振っておくと外側に甘さがでておいしいです。
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カリッとした外側に思ったより柔らかいクラムといった食感でした。べノアのティースコーンに比べてるとこちらの方が軽く、サックリとした食感でオートミールの風味がいいですね。小麦粉の配合も良かったようです。
イングリッシュスコーンはホロッとしたクラムですが、少し口の中で粘る感じになるので、食感的にはこちらの方が好みです。バターも少ないので食べ応えはありますが、脂っぽくなく食後は胃に軽い感じです。予想とは違った味と食感にいい驚きを感じました。
完全に冷めてもティースコーンのように食感はほとんど変わらないので、持ち運びにもいいかも。やはり見た目がやや粗忽なので、贈答用にはなりにくいですが。。。。
この様子だとブランマフィンも思ったよりおいしくできるかも。
一度試してみたいと思います。
このスコーンを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
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