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Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

キャロット・カップケーキ。

2011-04-13 07:08:26 | 料理
本日の朝食実習は、キャロットケーキ。
今回は、初登場"Wedenesday Chef"というブログから。
"Bite"のリンクから見つけたブログで、ちょうど"Bite"と"101"の中間的性格。
ナチュラル派というほどでもなく、"Bite"ほどジャンキーでもない。
私のブログと似て、他のレシピ本やサイトの料理を作ってその感想や写真、レシピを載せています。
ジャンルもお菓子だけでなく、スープや肉料理など料理全般のレシピが載っているのですが、シンプルなものが多いので見やすいのも特徴。

今回はこのブログに載っていたキャロットケーキを作ってみることに。
このレシピは、K. DeMasco著の"The Craft of Baking"から取り上げたものらしい。友人に振舞って好評だったとか。

キャロットケーキは今までもいくつかのレシピで作っていますが、今回は人参の量がかなり多いレシピ。
キャロットケーキは油と砂糖をかなり入れるものが多い中で、この2つは控えめなのでまだ良心的レシピかも。
今回は、ローフ型ではなく、マフィン型でカップケーキ状に作ってみました。

<材料>(6個分)
人参  (大)1本
強力粉   50g
薄力粉   100g
シナモン(粉) 小さじ1/2
ナツメグ(粉) 小さじ1/8
塩      小さじ1/3
ベーキングパウダー 小さじ1/3
重曹     小さじ1/6
三温糖    大さじ3
植物油    大さじ3
ヨーグルト  50cc
卵      1個


先ず人参を削ります。日本のレシピではすりおろすタイプが多いのですが、水分が出すぎてしまうため、今回も突きおろし器で削ります。基本的にアメリカで"すりおろし"手順は突きおろしと思っていてもいいかも。
今回はにんじんの重量がかなり多い。あまり多いと生地が重く、べたつきやすいので他の材料とのバランスが取れているかが今回のレシピのポイントかも。

ボウルに強力粉、薄力粉、シナモン、ナツメグ、塩、ベーキングパウダー、重曹を加え、ふるっておきます。
今回は、ふんわりしたケーキにしたいので、薄力粉を多めに配合。香辛料はお決まりのシナモンとナツメグ。
シナモンの量はやや多めかも。
膨張剤はベーキングパウダーと重曹のダブル使用です。

別ボウルに三温糖、油、ヨーグルトを加え混ぜ合わせます。
基本的にキャロットケーキは、バナナブレッドと同じく植物油を使うのが一般的。バターも風味が良いので日本ではよく使われますが、にんじんの風味を引き立てるには、プレーンな油の方が効果的です。

さらに卵を加えて混ぜ合わせます。
卵は少なめで、レシピではサワークリームを使っていましたが、ヨーグルトで代用しました。

卵液を粉混合物に加えて、大きく混ぜ合わせます。

まだ粉気が残るところで、ニンジンを投入。
かなりのニンジン量なので、混ざるか心配になるほど。
できるだけ混ぜる回数を減らすため、大きく底からすくうように生地を混ぜ合わせてニンジンを生地になじませます。
ニンジンが生地に混ざっていくとかなりかさが減るので少々びっくり。

マフィン型に紙ライナーを敷き込んで、生地を各カップの8分目まで入れていきます。
キャロットケーキはライナーを敷くのが基本。生地が型に引っ付きやすく、焦げやすいので直焼きは避けたほうが賢明。

170度に予熱したオーブンで20分間焼きました。
竹串をさして、何も付いてこなければO.K.。

型から取り出して網の上で荒熱をとっておきます。

冷めたらお好みのフロスティングを盛り付けて完成。
今回は、市販のクリームチーズスプレッドを使いました。
生クリームやチョコクリームでもO.K.。
王道はマスカルポーネチーズとホイップクリームを混ぜ合わせたものかな。

焼きたてはやはりニンジンの水分が多いせいか、少しべたっとしたクラムでしたが、冷めるといいモチモチ感に変わり、食感も向上。
甘いフロスティングでも少しセイボリーなチーズフロスティングでも相性がよく、そのまま単独で食べても美味しい。
すりおろしていませんが、ニンジンの形はほとんどわからなくなっているのが不思議。
ニンジンの甘みがほんのりとして、マフィンよりは軽く、カップケーキよりは食べ応えがある感じ。
今まで作ったものの中では一番ライトな食感かも。

"Wend"のレシピは、他のレシピ本からの抜粋が多いので、もっと幅広くアメリカンな料理が楽しめそうです。

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