goo blog サービス終了のお知らせ 

Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

梨とくるみのスパイス・ケーキ。

2011-10-03 06:36:21 | 料理
久しぶりに朝食実習。

野菜の高騰は相変わらず続いていますが、果物は意外に連動していないようで、猛暑だった去年より安いかもしれません。
梨も今が最盛期です。今年はなぜか20世紀梨系のつるんとした表皮の緑色の梨が店頭でよく並んでいるような気がしますね。表面がざらついている豊水や幸水などの赤梨系は、時期が短かったように思いますね。

洋ナシはこれから旬なので、欧米でもレシピがでてきました。
今回は、"Bite"の最新レシピで"梨とくるみのケーキ"を作ってみることに。

<材料>(パウンドケーキ(中)1台分
強力粉   30g
薄力粉   70g
重曹    小さじ1/3
ベーキングパウダー 小さじ1/4
塩         ひとつまみ
バター       30g
砂糖        大さじ4
卵         1個
メープルシロップ  大さじ1
ナツメグ      小さじ1/4
ヨーグルト     60cc
梨         (小)1/2個
くるみ       大さじ3


梨は皮をむいて、0.5cm角の角切りにしておきます。

クルミは、荒微塵に刻んでおきます。

ボウルに強力粉、薄力粉、重曹、ベーキングパウダー、塩を加え、混ぜ合わせておきます。
今回は、重曹で膨らませるタイプ。どっしりとした食べ応えのあるケーキになりそうです。

別ボウルに常温で柔らかくしたバターと砂糖を加え、クリーム状になるまでよく泡立てておきます。

卵を加えて、混ぜ合わせます。

さらにメープルシロップとナツメグを加えます。
今回のスパイスはナツメグ。シナモンは秋のケーキにはよく使われるスパイスですが、ナツメグ単体でケーキに加えるのは意外ですね。梨との相性が良いのか、試食のポイントになりそうです。
バタークリームに粉混合物の1/3量を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせ、半混ざりになったところで、ヨーグルトを半量加えます。


さらに半混ざりの状態で粉混合物の1/3量と残りのヨーグルトを交互に加え、最後に残りの小麦粉混合物を加えて粉気がほぼなくなるまで混ぜ合わせます。

最後に刻んでおいたくるみと梨を加えて、大きく全体を混ぜて生地完成。
具材をまぜると思ったより生地の量が増えました。

パウンド型にオーブン紙を敷きこんでおき、生地を流し込んで、ヘラで均一に型全体に伸ばし入れます。
本来はバンド型やチューブ型で作るようですが、今回は少量作成のため、取り出しやすいパウンド型で焼くことに。

170度のオーブンに入れて30分間焼きました。
通常のケーキに比べて、焼時間はちょっと長め。
チューブ型などに比べて中心部分への火の通りが悪いため、焼時間が少々必要となりました。
具材も水っぽい梨だからかも知れませんね。

具材が多く、バター生地なのであまり大きくは膨らみませんが、生地の量がもともと多いので、パウンド型いっぱいになり、ちょうど良い形になりました。

軽く荒熱をとり、型から出して完全に冷まして完成。
焼きたては、柔らかく、切ると端が崩れるほど。
見た目はケークサレのように具材がごろごろと見えるボリューミーな1品に。

味の方が見た目よりやさしい。梨のゴロッとした食感が楽しく、甘みも控えめ。
ナツメグはあまり存在感がなく、スパイスケーキというほどではないので、食べやすい味。
アメリカンスパイスケーキにしては、かなりソフト仕様です。
生地も思ったよりかなりふんわりと柔らかい。

想像とは良い方に裏切られたやさしい味のケーキになり、ティー向きですね。
洋ナシを使うとまたちょっと違う食感になるかもしれませんが、和梨で作るのも一味違っていいですね。



にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村 料理ブログ レシピ本料理へにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。