Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ベイクド・パンプキンドーナツ。

2011-04-15 08:35:51 | 料理
本日の朝食実習は、ドーナツ。
先日からドーナツを食べたいと思っていたのですが、イースト発酵というとなかなか朝イチから作り始めるには時間が足りない。
油っぽいドーナツも朝食としてはちょっとヘビーなので、今回も作りやすいライト系のベーキングパウダーを使った焼きドーナツを作りました。

今回のレシピは、"Bite"に紹介されていたブログの"The Craving Chronicles"(以後"Crav"と略。)。
このブログも色々なサイトや料理本のレシピを再現系で、アレンジ系ではないのですが、写真がきれいで種類が豊富。ジャンルは基本的にアメリカン料理ですが、出典が幅広いのでかなり勉強になりそう。

今回は、この中から"ベイクド・パンプキン・スパイスドーナツ"を作ってみることに。このレシピの出典は"Tasty Kichen"とのこと。マフィン的な作り方ですが、食感がドーナツにかなり近いとの評価です。

<材料>(6個)
強力粉     70g
薄力粉     30g
塩       小さじ1/4
シナモン(粉)  小さじ1/4
ナツメグ(粉)  小さじ1/4
クローブ(粉)  ひとつまみ
植物油     大さじ2
三温糖     大さじ3
卵       1個
カボチャ    (中)1/6個
ヨーグルト   60cc

・ディップ
砂糖      大さじ2
シナモン    小さじ1
蜂蜜      大さじ2


カボチャを皮付きのまま一口大に切り、柔らかくなるまで蒸煮します。
煮物に使った残りカボチャでも甘めなら転用できます。

皮をとって、フォークでよく潰しておきます。
"Crav"では、缶のカボチャペーストを使っていますが、日本にはないので、簡単に水煮して潰して代用。

ボウルに強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、塩、シナモン、ナツメグ、クローブを加えて混ぜ合わせます。
今回は、重いChewyな食感にしたいので、強力粉を多めに配合。オリジナルレシピは、香辛料にオールスパイスも入っていましたが、手持ちにないので省略しました。

別ボウルに卵、三温糖、植物油、マッシュしたカボチャ、ヨーグルトを加え、よく混ぜ合わせます。
"Crav"では牛乳を使っていますが、焼ドーナツは固めに仕上がるので、ヨーグルトで代用して冷めても固くならないようにアレンジ。

粉混合物に卵液を加えて、粉気がなくなるまで混ぜ合わせます。
混ぜすぎないように注意します。
ドーナツ生地にしては、緩め。通常のドーナツのように成形することは不可能で、型に流し込むタイプ。
仕上がりにカボチャがどういう風に効いてくるのかが楽しみです。

ドーナツ用天板に油を塗って、生地を均等に入れていきます。

ドーナツ天板の場合は型に目一杯入れるのがポイント。少ないと膨らみが少なくなるので、上下でアンバランスな形になります。
オリジナルでは、ミニマフィン型を使ってボール型ドーナツにしていましたが、ドーナツ天板をせっかく買ったので、ドーナツ型で作ることに。

170度に予熱したオーブンに入れて、15分間焼きました。

焼き上がりは竹串で一応チェック。色づきが悪いので焼きすぎないこともポイントです。
このドーナツ天板はミニオーブンにぎりぎり入らないので、大型オーブンで焼くため色づきはやや不良。
カボチャの黄色が際立つドーナツになりました。

荒熱を取って、温かい間にディップすることに。

小器に砂糖とシナモンを混ぜ合わせ、シナモンシュガーを作ります。

小皿に蜂蜜を入れ、ドーナツの片面を蜂蜜につけて、シナモンシュガーの器に入れて、ディップしていきます。

蜂蜜ではなく、溶かしバターやジャムでも粘性のある甘めのものなら代用O.K.。
全体にまぶしてもいいですが、今回は片面だけにしました。

味の方は、思ったよりふんわりと柔らかい。
ケーキドーナツようながっつり系をイメージしていたのですが、粉っぽさがないホットケーキ調のかなり軽いドーナツになりました。

カボチャは色ほどに効いていないので、もっといれても良かったかも。水分を減らしてもう少し食感を重くしてもよかったと思います。

でも味も食感も前回の焼ドーナツより随分良好。
前回はちょっとパサついた固めだったのですが、今回はふんわりとした感じで甘さも程よく、スパイスの風味も軽い。
焼ドーナツのレシピとしては、悪くないと思います。

少し温かくなってきたので、そろそろイースト発酵の焼ドーナツにも挑戦したいですね。

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