Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

アボガド・テリーヌ。

2010-05-01 21:43:39 | 料理
今週のモニター課題2作目。
今回は塩昆布です。
塩昆布というと、ごはんの友と言うか、それ単独で食べるものであるけれど、副菜にもならないくらいのミニおかず。

結婚するまでは、ほとんど食べることもなく、あまり好きな食べ物ではありませんでしたが、料理に使うようになってからは、意外においしい食材であることがわかり、今では隠れた好物の一つです。

塩昆布も種類があって、大きめサイズの佃煮的なものから細切りの潮吹き昆布まで味もメーカーも値段もさまざま。老舗の塩昆布になると大阪の百貨店では行列が出来ているくらい人気のあるものがあります。

今回のモニター商品はふじっこさんの塩昆布で細切りで潮吹きタイプです。

今回の課題テーマも塩昆布を調味料として使った”簡単&便利レシピ”。
ということで、味つき料理材料として使ってみることにしました。
塩昆布を食材にすると昆布が原料のため、昆布のうまみがでるだけでなく、潮吹き昆布の粉ふき材料である塩とアミノ酸も同時に調味料となります。よって料理につかうと意外に味が濃厚になります。酢の物やおひたしに混ぜるだけでも味付けになり、しょうゆやその他の調味料が不要になるほど。
和食に使うだけでは、面白くないので、今回はフレンチな前菜に使ってみました。

テリーヌというと濃厚な肉の塊で主菜にはなりにくいものの、見た目が豪華なので前菜には最適。ただ作るのがかなり面倒であることと、時間がかかるので家庭で作る人はなかなかいないのではないでしょうか。

今回は定番の肉系のテリーヌではなく、野菜を使った簡単即席テリーヌです。
主材料はアボガド。

アボガドは二つに割って種をとり、スプーン一口大の大きさにすくって、ボウルに入れ、塩昆布とレモン汁を加えて和えます。

ジャガイモはゆでるか電子レンジで柔らかくなるまで加熱してから一口大に切っておきます。

そこへ、水切りした豆腐、ゆでたジャガイモを加えてボリュームを出し、さらにパンをちぎって加えます。
パンは寝かせている間に豆腐から出る余分な水分を吸い取るために入れるので、固くなったフランスパンなどでもよく、今回は食パンの耳を使用。
塩昆布でうまみと塩味がつくので、他の調味料は不要です。

ボウル内でアボガドや豆腐の形を崩さないように大きく混ぜ合わせます。

型はガラス製のパウンド型を使用。加熱はしないので、お好みの形と大きさの器を使えます。一人分ずつミニ器で作ってもいいかも。型にはラップを敷きこんでおきます。

混ぜたアボガドと豆腐の混合物を型に詰め込み表面をラップで包み込んで重しをして、冷蔵庫で一晩寝かせます。

寝かせたテリーヌをラップごと取り出してスライスしてからラップをはずし、お好みの野菜などと盛り付けて完成。
非加熱のため、ほとんど混ぜるだけで出来てしまうのでとても簡単です。

今回はソースとして、しょうゆとヨーグルトをお皿に添え、ミニトマトを飾りました。

一晩寝かせることで、テリーヌの形を安定させるだけでなく、塩昆布のうまみがアボガドにも行き渡り、野菜だけのテリーヌですがかなり濃厚でうまみのあるものに仕上がりました。

トーストしたパンにのせてもおいしいし、サラダ感覚でたっぷりの生野菜と和えたり、オムレツの具にしてもいいと思います。余っても使い方には困らない一品。

今回のモニター商品も大袋でいただいたので、パスタやサラダなど、和風だけでなく洋風仕立てでもっと楽しみたいですね。

このテリーヌを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon アボガド・テリーヌ。 by PCWP



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