休みが3日確保できたため、そのうちの一日をバイクでのツーリングに当てることにした。ブログのタイトルは目的地が決まっているかのように書かれているが、実際のところは長い距離を走ろうと思い、適当に決めたルートである。それでも何か目的地をということで、出発当初はツーリングマップルを眺めながら選んだ県道108号線永江峠を通過することにした。
出発は朝6時に家を出て、まずは倉吉方面を目指す。特に理由はない。本当は「はわいIC」で山陰道から降りるつもりが通り過ぎてしまい、泊漁港入口近くまで行ったのは内緒だ。それから、東郷池を回り、倉吉市内に入り、道の駅三朝・楽市楽座で休憩した。この時点で、まだ時刻は7時30分だった。
休憩後、今度は蒜山の道の駅風の家を目指す。ここで、いつもは蒜山のソフトクリームに舌鼓であるが、今日は珍しいとうもろこしが練り込んであるジェラートを食べることにした。早朝から動いているせいか、まだこの時点で8時30分である。今日は一日が長くなりそう。
風の家を出発して、次は大山モーターショーが開かれることもある(つまりバイク乗りが集まる)鍵掛峠の休憩所に行くことにした。ここは、大山の南壁が気軽に撮影できるポイントになっている。
大山をバックにEX-4と南壁を同時に写してみた。鍵掛峠を出発して、次に道の駅億大山に立ち寄った。単に立ち寄っただけで、トイレ休憩以外は何もしていない。
続いて、上の写真は間違えて曲がってしまった県道46号線の一部だ。すぐに引き返した。青々とした空が清々しいものの、気温は高い。そして、国道180号線の生山付近を走行中に突然雲行きが怪しくなり、にわか雨が降り出した。菅沢ダムの休憩所に避難した。
鳥取県日野郡日南町菅沢ダムでの雨宿り
次に県道105号線の永江峠を通ってみたく目指していたが、途中で縁結びの滝というものが日南町にあり、立ち寄ってみた。道は整備されており、奥の滝まで気軽な格好で行くことができる。滝へ続く道の途中には、標識も所々にあり親切である。
滝へは川沿いを歩いて行くが、水がきれいで透き通っている。
滝壺の近くは簡易な橋を渡って、近づくことができる。
遠くに見える滝が聖滝だ。詳しい言い伝えは看板を参照してもらいたい。感傷に浸りつつ、水が滝壺に落ちる音も心地よい。回りに観光客もおらず、自分一人だけが存在する空間になり、一人で涼し気な水の音を楽しむことができた。
鳥取県日野郡日南町 縁結びの滝 聖滝
そして、県道105号線永江峠に到着した。道は細く、舗装された林道を突き進む形になる。ツーリングマップルにも書いてあるが「探訪派向きの峠超えの道」がぴったりの道だ。自分は、大きな道路を走るより、こういった細い林道を走るほうが好きなため、ちょうどよかった。
永江峠を超えて、国道432号線の布部ダム近くの白椿ハウスで昼食の休憩をとった。値段も安くボリュームあるため、おすすめできそうで、またぜひ来たい。
写真としては最後に布部ダムを撮った。
最後に、安来市にある夢ランドしらさぎに寄った。一日中、灼熱の中走ったため、汗だくだった。もちろん、温泉から自宅までの道のりで汗をかくわけだが。もちろん、着替えは持ってきた。
1日に走行して、総距離284km、燃費は23km/lだった。可もなく不可もなくといった燃費だろうか。今日の走行経路をルートラボにまとめたので、興味のある方はどうぞ。