ブログのタイトルを後で考える

長らく使っていたブログのタイトルを2023年3月21日に変更しました。何か思いつけば、新しいタイトルに変更します。

ガソリンタンクの補修

2008年11月06日 | GPX250R-II
 ツーリングの途中に気づいたことなんだけど、ガソリンコックの付近からポタポタとガソリンが漏れ始めた...。ツーリングの途中、その漏れのせいでガス欠も経験してしまい、リザーブで走行する事態になった。また、漏れている引火しようものならとんでもないことになる。ということで、ガソリンタンクをなんとか直せないものかとがんばってみることにした。タンクの錆をとった直後は大丈夫だけだっただけど、金属は薄くなってそうだ。調べてみると、GPX250Rはガソリンコック付近に穴が空く事例が多いらしい。

 最初は、ガソリンコック付近のゴムパッキンがへたって、そこから漏れているのかと思った。以前、タンクの錆を取る時にパッキンをみたけど、かなりへなへなで弾力がなかったのでそのせいかと思った。ひとまず、コックを外してみた。



 ついでに、ガソリンコックを分解して、いくつかのゴム関係の部品を交換した。製造から年数も経っているので、この手の部品を交換するのも悪くないだろう、と考えた。

 

 1度分解したことがあるので、さっさと分解した。



 名前はわからないけど、リザーブとメインを切り替えるゴムを交換した。それから、疑わしいゴムパッキンを交換した。



 このゴムパッキンは、画像からわかる通り、溝にそって形が変形している。うーむ、すごいな、これも。新しいゴムパッキンを溝に入れて、コックを組み直した。

 

 実はこれ以外にも部品をいくつか取り寄せていたので、交換した。まずは、ラジエーターキャップだ。以前、クーラントを交換した時にラジエーターキャップがひどい有様だったので、機会を見計らって交換するつもりでいた。



 画像を交換するとわかるけど、古いラジエーターキャップはゴムがびりびりに破けて、原形をとどめていたない。新しいキャップが手に入ることに感謝して、取り付けた。

 それから、エアクリーナーボックスのふたにパッキンがなく、ボックスを固定するバンドがついていなかったので、これも取り寄せた。





 で、一通りの作業を終えて、ガソリンコックを取り付けた。しばらくして、再び見てみると、ガソリンがポタポタとたれているではありませんか。うーむ、てっきりコックのパッキンが原因で漏れているのかと思ったけど、どうもそうではないらしい。

 日を改めて、ガソリンタンクを調べてみると、どうやらコック付近に穴があいていることがわかった。目で見ても、ガソリンが漏れているのがわかった。こうなると、タンク内にFRPを流し込んだり、半田で止めたりしないとだめらしい。ガソリンタンクは自分が乗っているGPXの色は出るわけもなく、どうしたもんだかという事態に陥った。

 エボニーのタンクは出るらしいけど、そこまで投資するのもどうなのかなと思いとどまった。タンクを変えるくらいなら、外装周りも変えてみたくなってしまう。ホイールの色は別に今のままでいいので、外装を変えるのも...だが高い。

 いろいろと調べてみると、あまりよろしくない方法らしいがパテで埋めてしまうという手段もあるようだ。藁にすがる思いで、この方法にトライしてみた。タンクの穴付近にブレーキクリーナーを吹いて脱脂し、それから金属用のパテを厚く広範囲で塗ってみた。乾燥するとカチンコチンに固まって、ちょっとやそっとじゃパテはとれなさそうだ。

 タンクを装着して、しばらく様子を観察してみたけど、ガソリンは漏れてこないようだ。よかったー、これで安心してGPXを運転できる。この方法がうまくいったのは、穴が小さかったことにほからない。穴を塞ぐようにパテを押し込んで、周りを厚く固めたのが功を奏したのだと思う。

 何はともあれ、無事にガソリンタンクの穴が塞がってよかった。
コメント (2)
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