「心ある母さんの会」~Cuore通信~

長野県飯田・下伊那で活動する「心ある母さんの会」です。会の活動やお産・子育てのことなど情報やアドバイスなど更新中。

県から

2017-04-27 | Weblog
長野県地域医療対策審議会へ2期(4年)にわたり、私たちの会の会長が一般枠で参加させていただき、3月30日の審議会へ出席してきました。
その折、会の情報誌[vol.73]に掲載した、 亡 椎名レディースクリニック院長 椎名一雄 様からのメッセージを医師確保対策室室長にお渡したところ、以下の内容のご返答をいただきました。




椎名先生のメッセージは、今不妊に悩む夫婦の皆さんへ,当地域の事業主の方々へ,当地域の行政の方々へ。と括られております。それぞれのお立場でこのメッセージを受け取ってくださり、より良い家庭、地域の将来へと継げていただきますことを願っております。



※ネウボラ・・ネウボラとは、フィンランドで制度化されている子育て支援施設のこと。妊娠、出産から就学前までの育児を切れ目なく継続的に支援するのが特長。「ネウボラ(neuvola)」とは、フィンランド語で「アドバイスする場所」という意味。


※信州母子保健推進センター

飯田の西沢病院 産婦人科医が着任

2017-04-26 | 情報サイト
 飯田市本町4の西沢病院(西沢良斉院長)が今月、藤田保健衛生大(愛知県豊明市)元教授で産婦人科医の多田伸さん(65)を迎えた。当面は妊婦診療を行う婦人科外来を充実させ、将来は、今は行っていない分娩もできるようにする方針。全国的に産婦人科医が不足する中、現在、飯田市内で分娩ができるのは市立病院のみ。地域に産婦人科医が1人増えることで少しでも出産しやすい環境になり、妊娠中の母親が病院の待合室で長時間待たされるような状況の改善が期待されている。
 飯田市では昨年、長年にわたって分娩や妊婦診療を担っていた椎名レディースクリニックが休診。市立病院の負担が大きくなっていた。市立病院周産期センター長の山崎輝行さん(64)は「出産までに十数回行う妊婦診療を全て市民病院で行うのは難しい」と話し、西沢病院の産婦人科医増員を歓迎する。
 西沢病院は当面、これまで木曜日だけだった婦人科外来を月、木、金曜日に増やす。診療時間は午前9時~午後5時半。同時に、電子カルテの共有など市立病院と連携を深める。
 西沢院長(52)は「地域の産婦人科医を充実させ、あんしんして子どもを産み育てるまちをつくっていきたい4」と話している。


2017年4月25日 信濃毎日新聞より