@wanko-ami

あなたのwankoの抜け毛を紡いで編みぐるみをお作りします。

レトリー&デン-ぐるみ

2015年06月20日 | ゴールデンR

 

少し毛色の薄い見返り美人がレトリーちゃんで、
少し毛色の濃い穏やかなお顔の男の子が、今は亡きデン君です。
とても仲良しだったふたりですが、デン君は2年前にお空へ…
今回はレトリーちゃんの毛で、振り向きレトリーぐるみと、
パピーの頃のデンぐるみを制作させて頂きました。

 

大きさ    高さ17cm(レトリー)、長さ13cm(デン)
毛の量    50g(レトリー)、30g(デン)
生年月日   2005.4.20(レトリー)、2003.5.3~2013(デン)

 

レトリーちゃんの性格をレトリーママさんに教えて頂きました。

・落ち着きのある女の子で、ニコニコしながらお話しをしてくれたり、
 話をよく聞く。
・いつも笑顔(#^.^#)
・おだやかで喧嘩になることはない。
・自分が一番かわいいと自信満々のため、
 人に対してはとても積極的に撫でてもらいに行き、
 ニコニコじっとしているため、誰もが抱きしめてくださいます。
 (自信に満ち溢れています。)

子供達に抱きしめられているレトリーちゃん、とっても嬉しそう♪
お見せ出来ないのが残念ですが、
子供達のお顔もレトリーちゃん以上にニッコニコです。

 

レトリーちゃんのエピソードは優等生そのもの!

・若い頃は競技会等でも活躍し、1歳から現在もセラピー犬活動を続けています。
 (ホスピス、老人ホーム、障害者施設、子供施設、本の読み聞かせなど)
 人が好き、犬はどうでもいいと考えています。
・おっとりタイプですが、よく話を聞くタイプですので、集中力があり、
 体がしなやかなため、アジリティーもできる運動神経バツグンです。
・レトリーには、おとぼけで優しい「デンちゃん」というお兄ちゃん犬がいた為、
 のびのび育ったと思います。

振り向きポーズが得意なのは、いつも人のお顔を見てお話を聞きたい
レトリーちゃんの気持ちの表れなんでしょうね。
それに加えて、体がしなやかだからこんなに振り返れるのかもしれません。
こんな可愛いお顔で振り向かれたら、誰もがレトリーちゃんの虜です♪

 

レトリーちゃんの頼れるお兄ちゃんだったデン君は、

・神経質、生真面目、プライドが高く、負けず嫌い。
 責任感があり、優しくて、気遣いができるコ!!!
・そのプライドが邪魔をして正面から甘えることができず、いつも背中を見せて、
 「背中をさすって~」というのが彼の唯一の甘え方。
 べたべた甘えているレトリーを見ると腹が立ち、「やめろ」とレトリーを叱る。
・めったに犬に吠えられることがない。
 怖がりのワンちゃんがいると上手に接し、
決して相手を怖がらせることがなく、
 また、犬を寄せ付けない近所の柴犬に「兄貴」と慕われていた。
・物への執着が強く、ナデナデしてもらっている手が手袋をはめていると、
 その手袋が欲しい。
 ネクタイやマフラーがブラブラしていると、それも欲しい。
 軍手が落ちているとそれも欲しい、ゴミも欲しい(^_^;)
 それらをやっつけて満足している。

なんと男気あふれるデン君!
そんなデン君が、色んなものを欲しがってはやっつけるなんて、
その子供っぽさにちょっと嬉しくなりました。

 

デン君のエピソードには胸が熱くなりました…

・先天性のとても重い心臓病で「朝起きたら死んでるかも」と
 獣医さんに言われたのが3才の頃。
 レトリーに挑発されると走ってしまい、酸欠になりバタンと倒れ、
 ドキドキはらはらの生活でした。
・それなに、心臓病を抱えてのハイリスクな手術を二度もすることに。
・辛い処置を、歯をくいしばって耐え、
 励ましの言葉に期待を裏切らないようさらに頑張るコでした。
 「オレはなんでもできるよ。」の裏には、
 きっと私の喜ぶ顔が見たかったのだと思います。
・頑張っていることを見られたくなく、立てなくなった時、
 起こそうと手伝うと嫌がり、日に一回だけ誰も見ていない時に
 必死で頑張って頑張って立ち上がり、おしっこシーツまで歩いて行き、
 きちんとおしっこをしていました。
 どうしても立てなかったことがあり、それは起きあがろうと前足を引き寄せ、
 後ろ足を蹴ったカーペットに残る爪跡が物語っていました。
 そんなに頑張ったことも私は知らんふりをすることが、
 デンちゃんのプライドを傷つけないことでした。
・決して弱音を吐かなかったデンちゃんを、
 神様が優しく天国に連れて行って下さったのは、今から2年前です。
 デンちゃんは、大勢の方々に励まされ、助けられ、
 人の優しさを身をもって知ることができた、
 
とても幸せなワンコだったと思います。

デン君の頑張り、そのプライドを傷つけないように振る舞ったママさんの優しさ。
どちらからもお互いへの愛情と魂のつながりが感じられて、
わんこと暮らす者にとってはたまらないお話です・・・

 

レトリーママさんからメールを頂きました。
レトリーちゃんとレトリーぐるみの可愛い2ショットの写真も♪
ぐるみに興奮もせず、カメラに向かって満点笑顔のレトリーちゃん。
自分の方がぐるみよりずっと可愛いってわかっているようです。
レトリーちゃん、みんなもそう思ってるから!

 


大黒&クー子-ぐるみ

2015年06月09日 | スパニエル・グループ



ゴールデンの大黒君とEコッカーのクー子さんは大の仲良しコンビ。
優しいお兄ちゃんと活発な妹は、いつでもどこでも一緒です。
お家でも海でも川でも、そこにはいつだって
ふたりの弾けるような可愛い笑顔がありました。
大黒君は3年前、クー子さんは昨年虹の橋を渡りましたが、
ママの*mie*mie*さんの深い愛情と渾身の介護のおかげで、
大黒君もクー子さんも16歳まで*mie*mie*さんの傍にいてくれました。
*mie*mie*さんにとっても、ふたりにとっても、
それはそれは幸せな歳月だったと思います。 

ダイクーぐるみを*mie*mie*さんのブログで紹介して頂きました。
M+D+C+O+K=HAPPY
今はおーちゃん(猫・♂)と黒三君(ゴールデン・♂)が*mie*mie*さんの家族です♪

 

大きさ    長さ55cm(大黒伏せ)、長さ27cm(大黒立ち)、
       高さ24cm(大黒お座り)、高さ16cm(クー子)
毛の量    440g・120g・110g(大黒伏せ・立ち・お座り)
       60g(羊毛混・クー子)
生年月日   1996.6.22~2012.10.4(大黒)、1998.1.4~2014.1.10(クー子)

 

あどけないお顔の大黒君は、

イケメンではないけど、癒し度はMAX(だと思う)。
16歳になっても、良く子犬と間違われました。
お散歩中に写真撮っていいですか?と聞かれる事がよくありました
(こっそり写真を撮られたこともあり)。

永遠のパピー大黒君!
クルエラも絶対盗撮してしまったと思います。

 

大黒君の性格を*mie*mie*さんに教えて頂きました。 

人間が大好きで誰にでも優しい子。
甘えん坊でおねだり上手なので、誰からも可愛がられるタイプ。
普段は全く攻撃性がないのに、クーさんにシツコクするラブには怒る、
意外と頼りになる(?)所もあり。

ボールがとにかく好きで、若い頃はボール投げをしたら
死にそうになるまで取りに行っていました。
年をとってからは、そこらじゅうのボールを全部自分の周りに集めて
誰にもあげない!と、あごの下に隠す、意地悪もしてました
(でも、とられても怒りはしない)。

食いしん坊なので、私(飼い主)があげた物は毒でも食べるような子です。

これぞゴールデンと言った性格の大黒君。
やっぱりボール&食べ物は命!ですよね。
でも、ボールを集めて隠す技を持ったゴールデンは初耳です。

 

黒君には沢山 Oh my dog ! なエピソードがあったようで、

・2歳位の頃だったか、ゴム手袋を3組(6枚)飲み込んで、
 
病院に駆け込んだ事が。無事に吐いてくれて本当に良かったです。
 今考えてもゾっとします。

・ボール遊び中に絡まったロングリードで後ろ足を切り、
 もう少しでアキレス腱が切れるところだった事もあり。
 平たいロングリードは危険だと痛感しました。

・実家に帰った時にお土産に貰ったハンバーグを車の後ろに乗せて帰宅したら、
 ラップをはがして食べていた事もあり。
 ラップは食べていないというのがスゴイと思いましたが、
 玉ねぎたっぷりのハンバーグだったので、青ざめました
 (幸い、下痢も嘔吐なく元気でした)。

他にも色々ヒヤッとする事件があったそうです。

自分の責任で迎えた初めてのワンコだったので、無知なあまり、
結構危険な目に遭わせてしまった事が多く、反省しています。

いやいや、ふたりとも16歳まで元気でいてくれたのは、
*mie*mie*さんが一生懸命ふたりの健康に気を配っていた結果ですよ!

 

夜、無理やり私のベッドに乗せ、横に寝させても、
私が寝た頃を見計らって自分のベッドへ移動し、
クーさんと一緒に寝てました(寂しい)。
クーさんには良く踏まれたり、ガウガウされたりしていたのですが、
一切怒りませんでした。
クーさんが嫌がる事をするヤツは、追っかけて噛みつくという
意外と男らしい所もある、クーさんの事が大好きな、いいお兄ちゃんでした。

*mie*mie*さんのことが大好きな大黒君でしたが、
クー子さんのことも可愛くてしょうがなかったんでしょうね。 
 
 

クー子さんは目が大きくて、すごく美人(飼い主びいき?)*mie*mie*さん。
誰が見たって一目瞭然の美人さんですよ♪
ブラッシング嫌いで毛が絡みやすいクー子さんは、いつも刈り上げられていて、
ダルメシアンの子犬に良く間違われたそうです。

足をテディベア風にカットしてもらった時の風貌が、
飼い主的には一番お気に入りです。
背中に天使の羽のような模様があります
(トリマーさんに言われて凄く嬉しかったです)。

もちろん、クー子ぐるみも背中に天使の羽を持っています。

 

クー子さんの性格は、

怖がりなので、よく吠える。おしゃべりも良くしていました。
甘えん坊だけど、要領が悪いというか、グイグイ来すぎというか、
猪突猛進型(ドーンとするし、吠えるし、舐めるし)なので、
初対面の人からは引かれるタイプ。
頭が良く、都合の悪い事は聞こえないフリをする。
あまり言う事を聞いてくれない独立した女って感じです。
2歳位の時に引き取ったので、甘え方が良くわからなかったのかもしれません。
今振り返ると、我慢強く、優しい、とってもイイ子でした。

あくまでもマイペースなクー子さん。
優しくて頼りになるお兄ちゃんがいてくれたからこそ、
安心して我が道を進めたのかもしれません。

 

クー子さんにも紹介しきれないほど色々なエピソードが。 

・朝はベロチューして起こしてくれました
(現在は黒三
が引き継いでくれているようです・・・)。
 一気に目が覚めます。
 

・都合の悪い事は聞こえないフリをするので、
 一度『耳が聞こえないのでは?』と、病院で相談した事がありましたが、
 『耳は聞こえていますね』と言われ、恥ずかしかった事があります。

 ・同じく、ご飯を食べず、触るとキャン!と言ったので
 ビビって病院に行ったら『どこも悪くありません。仮病かな?』
 と言われた事が・・・(大した事なくてよかったけど)

*mie*mie*さんが本気で心配するほどの演技力!
クー子さん、なかなか魔性の女です。

心臓病になり、壮絶な闘病をしましたが、何度も復活し、
大黒くんばかり可愛がっていた私に、クーさんと過ごす時間もくれて、
16歳のお祝いもさせてくれました。
すごく頑張ってくれて、感謝しかないです。

クー子さん、本当に親孝行な子でしたね…。

 

*mie*mie*さんからメールを頂きました。

開けてみたら、やっぱり涙が…ジーン。。。と、来ちゃいました。
大ちゃん、クーさん、お帰り!って話しかけました。
本当に大黒くんとクーさんが帰って来たみたいな気がして、嬉しいです。

が、この涙を誘う文面の後、クルエラも戦慄するまさかの描写がっ!

黒ちゃんが異常に興奮して、ヨダレダラダラ、
口をポクポク(←謎!)しながら、ダイクーぐるみを見てくるのが恐怖です(爆)

それから、クー子さんの晩年を一緒に過ごしたおーちゃんの様子も。

やっぱりクーぐるみのニオイを一生懸命嗅いでおりました。
クーさんの事、好きだったもんね・・・と、またホロリとしました。

 

大黒君、クー子さん、
ふたりがお空に行ってしまって、*mie*mie*さんの悲しみは計り知れないけれど、
今は、おーちゃん、黒三君と仲良く前を向いて頑張っているよ。
*mie*mie*さん、おーちゃん&黒三君のこと、ずっとずっと守ってあげてね。