ドブロヴニクの北に
長細く伸びるペリェシャツ半島がある。
ここはクロアチア海岸部で有数のワインの産地なんだ。
アドリア海の波のように、なだらかにうねる丘陵。
陽当たりのいい南斜面にも
海からせりだした石灰岩質の崖にも
一面に葡萄が植えられている。
ここで育てられている葡萄の多くは、プラバツ種と
それより実が小振りでさらに良質の
プラバツ・マリ種という地元種。
ダルマチア地方の固有種といわれているけれど、
これに関しては
ジンファンデルの原種では?という説もあるんだ。
こんなところで、ちょっと意外でしょ?
ダルマチアの太陽と海からの風をいっぱいに浴びて
のびのびと育った葡萄は
ていねいに手摘みされ、
昔ながらの製法で醸造されていく。
茶猫のおすすめは
ここペリェシャツのブラバツからつくった
赤ワイン、ディンガチだよ。
力強いフルボディで品質も安定している。
この写真のディンガチは、値段も手頃で美味しかった!
切れたラベルが目印だからチェックしといてね。
以前レストランで飲んだBURAというディンガチも
美味しかったなあ。
おなじものが手にはいらなくても
100~150クーナ(日本円で2000~3000円)のものなら
手頃でハズレがないと思うな。
ボルドーあたりの同じ価格帯のものより
ずっとバリューだと思うよ。
クロアチアに行ったら
ぜひためしてみてね。