横濱・櫻木町コティベーカリーぶろぐ

街のこと店のこと今昔物語

臨時休業のお知らせ☆

2012年01月28日 18時50分23秒 | 店のこと

1月30日(月)
臨時休業させていただきます。


1月31日(火)より、通常営業いたします。
配送サービスは2月1日以降の到着分からの受付になります。

よろしくお願いいたします。





           
横浜桜木町シベリアのコテイベーカリーHP  


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熱海“起雲閣”の建築に大正・昭和の浪漫をもとめて♪

2012年01月27日 18時09分53秒 | 神奈川のこと

熱海の昭和町には、起雲閣という建物が残されています。

一見、料亭の入り口の様で
入り口のイメージでは、短時間で見られる様に思うのですが
内部は広い敷地に名建築や庭園があり、見て回るのには充分な時間が必要でした!

起雲閣は大正8年(1919年)に別荘として築かれ、昭和22年には旅館として生まれ変わり
そして現在は熱海市が管理する史跡となっています。
広い敷地には、数棟の建物と日本庭園があります。

和館は日本の伝統的な建築で
大正8年(1919年)に政財界で活躍した海運王・内田信也により建てられました。
 
昭和23年3月、2階の「大鳳」という名のこの部屋に、太宰治が崎富栄とともに宿泊しますが
その3か月後に、玉川上水で入水心中してしまいます。
ふたりの目には窓外のこの景色はどのように映ったのでしょう…

庭園は昭和の鉄道王で茶人でもある根津嘉一郎の設計です。

『金剛』は昭和4年(1926年)
根津嘉一郎により建てられた洋館です。
 
「ローマ風浴場」は当時の日本では、かなり斬新な設計だったようで
1950年の映画『雪夫人絵図』の撮影地になっています。

『玉渓・玉姫』は昭和7年(1921年)根津嘉一郎によって建てられた洋館です。

寺社建築の要素や中国的装飾・アールデコ・英国チューダー様式・サンスクリット語の装飾が
渾然一体となった部屋の数々は、まさに美のワールドカップです。

庭から洋館を見たところです。
斬新な内装とは逆に、シンプルな外観です。

詳しい下調べもせずに行った熱海で、素敵なスポットに出会えました。

館内に展示されていた尾崎紅葉の熱海に関する文章が
現在の熱海の魅力でもあるとも思えました。

~私の気に入ったと思ふことのあらまし~
熱海の特徴は、軽井沢が避暑の最優勝地あるが如く、
我国に於ける避寒の最優勝地である上に、
頗る有効な温泉があり、加ふるに、
海と山と田園との三風致を兼ね備え、
おまけに都会的設備と田舎の趣味と
両立せしめているといふ点にある。 
尾崎尾紅葉


アクセス等の詳細は熱海市のHP でご覧ください。





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熱海のケーキ店“モンブラン”にロバート・キャパの足跡を訪ねて♪

2012年01月25日 17時48分49秒 | 神奈川のこと

熱海の熱海銀座にあるケーキ店モンブランは、
かつて戦場写真家・ロバート・キャパが来日の際に来店した店です。

1954年(昭和29年)4月13日に日本を訪れたロバート・キャパは、
4月16日に熱海を訪れました。
その際に朝食をとりに立ち寄ったのがこの店でした。
当時はフランス料理店で、谷崎純潤一郎もよく訪れていたそうです。
 
画像左側の小さいアーケードの方が、が当時のレストランの建物です。
今はケーキ店となっているこの店の初代パティシエ新田道雄さんは
横浜の「ホテルニューグランド」で修行され
戦後1947年に熱海に仏蘭西料理店「モンブラン」をオープンしました。


店内に展示されたロバートキャパの撮影による作品 『The Eternal Feminine』
料理をしているコックさんが新田道雄さんです。


こちらは、キャパのサイン部分の拡大
キャパはこの来日中の30日ライフ誌の依頼により、日本からインドシナ戦争の取材に向かいます。
日本各地を取材したキャパは5月1日、離日。
そして1954年5月25日ハノイ郊外で地雷に触れ亡くなってしまいます。
この写真は亡くなるほんのひと月前の、貴重な遺作になりました。


この作品が掲載されている
『CAPA’S EYE―ロバート・キャパの眼が見た世界とニッポン』
は、店内で閲覧できます。
キャパの目を通した当時の日本風景は、興味深い作品ばかりです。



今年89歳となる新田君江さんが焼いているショソン(アップルパイ)
この日もちょうど焼きたてが、店に並んでいました。


店の常連だった谷崎潤一郎の写真も展示されていました。


熱海の夜景

以前はは団体旅行のメッカで歓楽街的な温泉地であった熱海は
すっかり生まれ変わり、静かで海岸も整備された温泉地になっていました。
かつて多くの文豪が温暖な気候と静かな環境を求めて訪れた
その時代に戻ったような気がしました。



ロバート・キャパに関する書籍は楽天市場でも扱っています。

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『 まっぷる横浜 2013 』の取材がありました☆

2012年01月24日 18時43分24秒 | 店のこと

2月22日に発行される
昭文社『まっぷる横浜・2013』の取材がありました。

店先が簡易撮影スタジオになって…

この様に、写真が撮影されました。

発行される日が楽しみです♪





           
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『16歳のマリンブルー』ふたたび♪

2012年01月23日 08時23分19秒 | 好きなもの

この作品は1987年の集英社・第10回すばる文学賞受賞作品です。
 
何度となく読んでいるのですっかり古びてしまいました。

この懐かしい作品が
ニコニコ動画・ラジオドラマシリーズ第38弾で
配信されているのを発見しました。
作品の世界が、よく再現されているので
とても懐かしい思いで聴きました。
昭和の家庭の雰囲気が再現されていて、ほのぼのとした気分になります。

この配信のURLはコチラです。
前編・後編に分かれていますが、自動的に後編につながります。
※ニコニコ動画の視聴にはユーザー登録(無料)が必要になります。

作者は友人でもあるので、受賞式に出席したり
貴重な体験や楽しい思い出の沢山詰まった1冊になりました。

会場で椎名誠さんを見つけ、写真をお願いした記念の1枚です。
四半世紀前のできごとでした。


この本はアマゾンでも販売されています。





  

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下岡蓮杖最初の写真館は横浜・野毛にあった!

2012年01月11日 19時08分45秒 | 街のこと
 
横浜・馬車道には下岡蓮杖の顕彰碑があります。
碑文には
日本写真の開祖
写真師・下岡蓮杖顕彰碑 

と書かれています。
蓮杖が弁天通りに写真館を開業したことを記念して建てられました。  

この画像は2008年5月に撮影したものですが
下岡蓮杖の記事を書こうと思い、いろいろな本を読んでいるうちに

蓮杖が初めて写真館を開業したのは野毛だった。

という事を知りました。
住民にとっては、とても嬉しいことなので
蓮杖初の野毛の写真館の場所を調べてから
記事を書こうと保留にしてきました。

ところが図書館や資料館で資料を調べても
慶応年間の野毛の地図を見つけることができないません。
保留のまま3年の歳月が流れてしまいました。

資料を読んでみると

野毛(現在の横浜市中区野毛町)の粗末な写真場であるが、日本最初の営業写真家の誕生である。蓮杖は開業にあたり、守護神として豆州下田から稲荷神社をうつし、社の近くに楠を植えた。蓮杖の二ひさの回想録に、この稲荷神社と大樹となった楠が明治三十五年ごろまで野毛に残っていたとある。
(『写真伝来と下岡蓮杖』藤倉忠明)


他の資料では…

蓮杖は野毛で床店を借りて写真業を始め、後に弁天通りに移ることとなる。…(略)…野毛については、下田から「続々移民が入り込んで益々にぎやかになった」とか、「豆州下田より移し奉る稲荷神社」があったという記録があるので、下田出身の蓮杖が開業するにはふさわしい場所であった。…(略)…慶応年間の野毛の地図を見ると、通りの真中に楠があり、通りに面して髪結床もある。家並の裏手は畑である。蓮杖の創業時の景観も、これとあまり変わらないものであったろう。野外のスタジオは裏手の畑の一画に設けられていたに違いない。(『幕末明治 横浜写真館物語』斉藤多喜夫)

大きな楠、稲荷の社、床屋…という、かなり分かりやすそうな手がかりがあるのですが
それが描かれている地図は、とうとう見つかりませんでした。

『横浜歴史と文化』(高村直助)には
「横浜開港場の図」万延元年(1860)という絵が掲載されていて
絵の右端に野毛が描かれ、大きな木も描かれています。
もしかしたらこれが楠では?…と、思わず期待してしまいます。

この話を1年ほど前に横浜開港資料館の方にお話ししていたのですが
昨年末になって職員の方から
「もしかしたら野毛の写真館の場所が分かるかも知れない」
というお知らせをいただきました。
横浜開港資料館でも蓮杖の展示があるそうですので、
その際に写真館の場所が分かるかもしれません、とても楽しみです。


2012年を蓮杖の写真館の開業150周年の年として
ヨコハマフォトフェスティバルが開催されます。

蓮杖がさまざまな困難を乗り越えて
横浜に写真館を開業した年から150年が過ぎ
現代はデジカメの発達により誰でも手軽に写真をたのしめる時代になりました。
今年はちょっと立ち止まって写真の歴史に思いを馳せてみようと思います。







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オリラジあっちゃんと萌さん♪

2012年01月09日 19時18分06秒 | 好きなもの
   
日テレNEWS24によると
オリエンタルラジオの中田敦彦さんとタレントの福田萌さんが真剣交際されている、とのこと。

記事では「昨年5月に中田が司会を務める番組に福田が出演したことをきっかけに…」とあります。
もしかしてこれは『熱中スタジアム』ではないでしょうか?
もしそうだとすると

私はちょうどその時番組収録に参加していましたので
まさにお二人の愛が芽生える瞬間に居合わせたということになります
これが熱中スタジアムの収録スタジオです。

あの日は、レギュラーの中越典子さんが都合でお休みだったので
ピンチヒッターで福田萌さんが出演されていました。
記事では「昨年5月に中田が司会を務める番組に…」とあり
4月の間違いでは?と思いましたが
実際の放送は5月でしたので
このような記事になったのかなぁと思います。

収録前に中田さんが、出席者の緊張を解くために軽いトークをされたり
出演者の発言に絶妙なツッコミを入れたり
とても楽しい収録でした。
7時間に及ぶ収録時間もあっと言う間に終わった気がしました。
萌さんにも優しく接しられていた印象でした。
あの時はピンチヒッターの出演者に対する気配りか
台本上のことと思っておりましたが
今思えば…そうだったのですね~

あっちゃんの、巧みなコメントさばきと
可憐な萌さんの姿を思い出し、お似合いのカップルと思いました。

新春らしい、ほんわかHAPPYな気持ちになるニュースでした。

2011年4月30日の収録時のブログ
2011年5月放送時のブログ






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横浜のキニナルを調査『はまれぽ.com』で紹介されました☆

2012年01月05日 07時57分30秒 | 掲載・放送 ・イベント情報

横浜のキニナルを調べます・はまれぽ.com 
当店のシベリアが紹介されました。

詳細はコチラをご覧ください はまれぽ、シベリア記事

   







           
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新年のご挨拶と営業時間のおしらせ☆

2012年01月01日 08時31分22秒 | 店のこと

新年明けましておめでとうございます!

旧年中はたいへんお世話になり誠にありがとうございました。
今年も旧年同様よろしくお願いいたします。
本年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。

平成24年 元旦





当店は三が日も営業いたします。

シベリア・甘食などのお菓子類のみ製造販売をいたしますので
伊勢山皇大神宮、成田山横浜別院に
初詣にお出かけの折には、ぜひお立ち寄りください。






           
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