湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

守山ほたるパーク&ウォーク

2008-05-31 07:39:45 | 滋賀県内の情報
今年もホタルの町、守山市で『守山ほたるパーク&ウォーク』が開催されています。

昨夜PM10時前に仕事終わりで守山市民ホール横の『守山市ほたるの森資料館』へ行ってみました。



『ほたるの森資料館』では守山のゲンジボタルの歴史や一年を通じて飼育や生態観察が出来る施設で、この時期になると隣接のほたるの森でゲンジボタルが見られるのです。



数十匹のホタルが飛び交う小川は散策木道が整備されてます。
すぐそこでゲンジボタルが間近に見られる『ほたるの森資料館』一度行ってみてくださいね。
イベント期間中、PM10時まではガードマンが居てくれるので安心ですわ。



画像は1分以上シャッターを開いているので明るく写っていますが、所々に灯りはあるものの真っ暗ですから足元にはお気をつけて。

三百年の伝統!『八日市大凧まつり』2008

2008-05-26 23:54:13 | 歳時記
5月の第四日曜日に開催される『八日市大凧まつり』は三百年の伝統があり、百畳敷もの大凧が揚げられ名実と供に日本一の大凧で、国選択無形民俗文化財に選択されています。(旧八日市市(ようかいちし)現在は東近江市八日市)

発祥起源は江戸中期、男子出生のお祝いに揚げられていて、最初は小さいものでしたが、近在でその大きさを競い合うようになったり、工法の進歩でだんだんと大きくなったそうです。

その後は国の記念日や祝い事にも揚げられるようになり、日清戦争の戦勝記念として揚げられたものは、縦18メートル、横16メートル、重さ1トン、二百畳の大凧が揚げられたそうです。

現在でも縦13メートル、横12メートル700キログラム百畳敷の大凧が製作され百人の引き手によって揚げられます。



引き手は当日募集され誰でも参加出来、引き手には黄色の軍手が配られ引き手経験者の栄誉を貰えます。



今年も昨日開催され、昨年新調され本年度から三年間揚げられる大凧が、一回だけの飛揚でしたが3分35秒の飛揚を達成しました。



凧に絵と漢字が描かれていますが、これは『伴じもん』と言って、この凧の揚げられる意味を絵と漢字で表現しています。
今年の大凧は上部に『喜』の漢字。
絵は『鷹』が描かれ、下部中央には『生』の漢字と周り『縄文』が描かれています。
これらを繋げると『喜鷹生』となり『喜(き)鷹(よう)生(せい)』→『きようせい』→『共生』となり、『縄文』の縄で繋がっている。
ですから、この大凧のテーマ、スローガンは『共生(つながり)』の願を込めて揚げられるのです。

凧の裏には『願い札』が貼られ、貼られた方の願い事が一緒に揚げられるのも、この凧揚げまつりの特徴の一つでも有ります。



今年も行って来ました。
一昨日からの雨も止んだのは、大凧パワーの炸裂でしょうか、午後から青空さえ見えて来ました。
しかし、今年はアマチュアカメラマンの多かった事。
兵庫県からバス三台で『全写連』の団体さんがおみえでしたわ。
『八日市大凧まつり写真コンクール』の作品募集は今年からデジタルもOKになってハードルが高くなり、その上ライバルも増えました(苦笑)
四年連続入賞はこりゃ無理だな・・・

守山第一なぎさ公園の『浜昼顔』

2008-05-18 20:57:16 | 自然、花
今日は朝一、守山市の『第一なぎさ公園』横の琵琶湖岸砂浜の『浜昼顔(ハマヒルガオ)』が咲き始めてるんじゃないかと見に行ってみました。



浜昼顔は普通海岸に生息するものですが、ここの浜昼顔は太古の昔琵琶湖が海につながっていた頃、海辺に生えていたものが残ったもので、淡水域で育つ珍しいものだそうです。



浜昼顔は草丈が低く砂地に這うように生えていて、SONY純正のアングルファインダーはお高いからまだ持っていませんので、顔を砂に擦り付ける程這いつくばって撮らなければなりません。



やっぱりまだ咲き始めなので蕾がいっぱい、これからが見頃なんでしょうね。



画像では密集して咲いているように見えますが、これは写真のトリック?で、望遠で撮るとレンズから遠いものが引き寄せられて写るので実際はかなり疎らです。



しかし、満開の所を見てみたいのですが、その時期を見極めるのは難しそうなので、5月末まで何回足を運ぶ事になりますかね?(苦笑い)

今日もこの後は仕事、仕事、仕事!

久しぶりの快晴

2008-05-15 19:52:47 | 自然全般


今日は朝から晴れ渡り眩しいほどの青空が広がっていました。



仕事場に行く前にちょっと鷺コロニーへ寄ってみましたら、鷺の数も増え亜麻鷺も沢山営巣を始めていました。



もう既にヒナの鳴き声も聞こえ、これからもっと数を増して行くことでしょう。



その近くで『白詰め草』に似たこんな花を見つけました。
調べてみたら和名は『紅花詰め草』でヨーロッパ原産だそうです。
園芸店では『ストロベリー・キャンドル』、『クリムゾン・クローバー』と呼ばれて居るそうですね。
赤詰め草は以前に発見した事があるのですが、こんな所にまた帰化植物が野生化しているとはね・・・

『詰め草』の名前の由来は、江戸時代オランダからガラス製品の運搬に、割れるのを防ぐために詰め物として『クローバー(詰め草)』の葉を入れて来たからだそうですわ。

やって来ました!亜麻鷺

2008-05-09 22:31:57 | 自然、鳥
白鷺の中でも夏鳥としてやって来る『亜麻鷺(アマサギ)』です。



今年の草津の鷺コロニーは鷺の数が減っているようです。
アマサギも数羽しか確認できません。



しかし、今日守山市の田圃で数十羽の集団代掻きのトラクターの後を追うアマサギ発見!
安物のテレコンを付けるとオートフォーカスが効かないのでマニュアルフォーカスにするとボケボケになりましたが、証拠写真と言うことで・・・



ちょっと変わった色の白鷺、目や嘴が赤いのは婚姻色です。


砂擦りの藤~ライトアップ

2008-05-08 01:30:36 | 滋賀県内の情報


黄金週間最後の休みの6日も仕事でした。
しかし、『砂擦りの藤』のライトアップが見たくて夜、ライトアップ終了間際に行って見ました。



関係者にお伺いした所によりますと、5日に雨が降り、水を得ると藤は花房が伸びるそうで、この日がベストコンディションだったそうですわ。



また、来場者もこの日1日で2,000人を上回ったそうです。



藤のライトアップは初めて見ましたが、ライトに照らし出されて花房がイルミネーションのようでもあり、光るシャワーのようでした。






砂擦りの藤~三大神社

2008-05-03 22:42:29 | 自然、花


滋賀県草津市志那町吉田に有る『三大神社』の藤は樹齢四百年以上と言われています。



この藤の房は藤棚から地面に擦るほど伸びるため『砂擦りの藤』と呼ばれ、近隣、遠方からの見物客が絶えません。



今日は1メートルほどでしたが、もう四、五日したら2メートルほどになるでしょう。



今日も貧乏暇なし仕事してましたが、昼休みにちょこっと行って撮ってきました。



日野祭りに行きたかったんですが、ガソリン高騰のあおりがこんな所にも出てます(苦笑)


宿場まつりと能面展示

2008-05-01 20:58:16 | 滋賀県内の情報
第40回草津宿場まつりは好天に恵まれ無事終了しました。
今年も『のほほんあきこさん』の追っかけをして来ました。



時々、横道にそれてた時も有りましたがね(笑)



いよいよ時代行列が出発、どこで狙おうかとあっちこっちうろうろして、結局市役所横の歩道橋の上から狙いましたが、先客が10人以上居ていいアングルはゲット出来ませんでした。
また、銀塩カメラ優先でデジカメは後続の『子供奴』の行列しか撮ってません。
歩道橋を降りて殿を追っかけパチリ!「太郎さ~ん」と声をかけるとこのとおり、ピース、ピース!



庭能伊面教室作品


淡海座生徒作品

屋外では草津市役所周りから商店街、草津駅前にかけていろいろなイベントが開催されている中、草津市観光物産館脇本陣2階では伊庭能面教室と淡海座の能面展示と『篤姫・和宮と草津宿』の資料展示がありました。
薄暗い照明の中、伊庭能面教室は草津教室の生徒さん(生徒と言っても24才〜80才の年齢幅があります)の作品10点と、淡海座の生徒さん作品13点が展示してありました。
伊庭能面教室写真の一番手前のは、私の長男の作品です。習い始めて一年と一ヶ月、今は3作目を製作していますわ。
この日、私が見学に行った時、奈良からお見えの女性がお二人、習っってみたいと仰ってましたね。

初めての方でも、伊庭先生のご指導の下、型紙に従って製作すれば誰でも作れるとの事ですので、お若い方や女性の方でもやってみたいなと思われる方は一度見学体験されてみては如何でしょう?
募集要項は下記をクリックして下さい。教室は能登川、草津、宇治で開催されていますよ。

伊庭能面教室生徒募集