今年は学会が終ったらある所へ一泊旅行をする計画だった。そのある所とは「長野県」である。長野県白馬村へ新幹線に乗って行って来た。実は私・・・・・新幹線に乗るのが初めてだった。ホームで待っているとこちらでは見慣れない列車が来る。あっ、これが新幹線だ!
2時間も掛からないで長野県へ到着し白馬村まではバスである。バスって時間が掛かるけど周りの景色を堪能出来るから私は好きである。途中に竹林が見えていた。いいなぁ、竹林!! 飛翔している猛禽類が目に入る。そしてバスに揺られて約一時間、白馬村へ到着。やっぱり暑いね~~!
空気が綺麗で山に囲まれており何とも壮大なスケールである。盆地というのに相応しい感じだ。この日は何処にも行かずに夕食後に就寝。
今年この辺りでは「コガネグモ」がたくさんいるらしい。でもこのクモってとてもお洒落さん。
翌朝5時前に外へ出てカラス達の登場を待つ。あたりは明るくなり、ハクセキレイやスズメの声が聞こえている、カラス達は山の方角からフワフワとのんびりとやって来た。ご出勤である。
カラス達が電線に止まっている。
この辺りはほとんどボソだと聞いているだけあって確かにボソばっかり。(^^)
ボソの集団の構成は家族群が多かった。時々幼鳥のあどけない声が聞こえてきた。
山の方を見ると中腹辺りの放牧しているではないか!! 何だかすご~い!!
ボソ達は田んぼの稲を食べていた。それも外側の稲だけを上手にね。
でも毎日外側の稲を食べていたらそのうちに中の方へと侵入してしまわないのかぁ?
一旦何かに驚くと一斉に飛び立つ。
しかしまたすぐに何事もなかったかのように稲を啄ばむボソ集団。
この日は八方岳を登る事にした。といってもリフトでね。
リフトから見える風景。本当はもっともっと綺麗だった。
オリンピックの名残である。1998年って書かれている。もう10年以上も前の事になる。今となってはただの廃虚らしい。
あ~、いたいた!! 先程の放牧された牛達。でもとても心地よさげである。
バッタが交尾をしていた。季節柄このような姿勢で移動しているバッタを多く見かける。時期なんですね~。
山頂にはとても小さなため池があった。しかしそこでは一つの生態系が出来上がっていてトンボが産卵をしたり、トノサマガエルが顔を出したりと実に賑やかである。
石で出来た巨大なオブジェ。頂上の印らしい。
何箇所かに積まれた石。崩したら悪い事が起こりそう・・・・・。(^^;;
こうして私の学会兼小旅行の日程は全て終了した。帰りは羽田で可愛いお客さんと待ち合わせである。その可愛いお客さんって誰かな?? かぁ助ちゃんだよ!!
今回はとても有意義な時間を過ごす事が出来た。見知らぬ土地へ行くのっていいなぁ。特に白馬は・・・・・。 いつも見ている不愉快な事や決まりきった挨拶もない。大声で街頭演説をする右翼の声や救急車のサイレンも聞こえない。何かに取り憑かれたかのように木の実を盗掘する人達もいない。犬の糞を気にしながら歩く必要性もない。本当に澄み切った空気の中、生き物達の吐息だけが耳に入ってくる。一生涯忘れる事が出来ない思い出になった事は言うまでもない。
学会に行ったんだか、遊びに行ったんだか分らないと思われるかもしれない。決してそんな事はない。学会へ行きいろいろな人の研究成果を聞き勉強になった。これは私が発表している光景。スクリーンの右下の亡霊のように写っているのが私。これは知り合いが写してくれた画像。m(__)m
そして白馬の友人からその後のボソの画像が送られてきた。m(__)m
刈り取られた田んぼで無心に啄ばんでいるボソの集団がいる。
ボソはこうあるべきだ!! と説得力のある画像である。
塒入りの頃になるともっとたくさんのボソ達が集まるのだろうね。
誰もいない場所でゆっくり過ごせるととても思い出に残ります。良いご旅行だったようで何よりでした。
ブトボソさんの発表内容はとても興味深いです。そういえば去年のちょうど今頃、AviPoxに感染したらしい若ガラスの記事をUPされてましたね。あの若ブトはどうなったのか、以後もまだこのウイルスの感染は拡大しているのか気になります。
このテーマはもうどれくらい続けて研究されているのでしょうか。予稿のコピー、可能なら是非拝見したいです。
今回は充実した時を過ごす事が出来ました。また機会があったら行きたいです。
ポックスは今年も発症しています。昨年記事になったブト達はいなくなってしまいました。死んでしまったのか、しれとも治癒して独り立ちをしたのかは全く分りませんでした。
学会の大会要旨はアップされていますので見て下さい。
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/osj-2008/youshi1.html#O-B-4
熱中症にならないのかなぁ。
論旨明快でわかりやすい内容でした。今年もまた発症しているとのことですが、原因の特定までは追跡できないのが残念です。今後も動向について研究できたらいいですね。
落穂を拾うハシボソの群れ。晩秋を感じさせる光景ですね。こういうのどかさがずっと見られる環境でありますように。
しかしお米を好まないカラスが一心に米を食べてるんですね。木の実が沢山ありそうな秋の山でもやっぱり農作物はご馳走なのでしょう。農家の人に怒られないようにこっそり食べてね。
中学の修学旅行で行きました^^
いい所ですよね
その時は修学旅行に夢中でカラスに注目していませんでしたけど…(^^;
また行けたらいいなぁと思ってました^^
カラスのことでなくてすみませんでした!
側に行くと牛達は拠って来ますよ。
白馬、良かったでしょ! 北海道もいいけど素敵だったでしょ。
夏子さん、一ヶ月以上もご自身のブログ投稿されてないのでちょっと気になってます。
八方のリフト乗ったんですね~。もしかして展望台も登ってきました?
白馬は本当に良い所ですよね。宝くじが当たったら移住したい所です。
群馬県にいた時にボソを気にしてみれば良かったです。今ブトしかいないので。因みにカラスは母子家庭があります。ボスは愛人の巣を渡り、いつもの親子の所に昨日来てましたよ。
真夏のカラスは本当に暑そうですが、ちゃんと温度調節をしています。水浴びもその一つなのですよ。