久しぶりの看板解析第3弾である。今回は先日の円山動物園に設置されていた看板である。
「頭上のカラスのフン害にご注意!」と書かれている。それも当然である。だって、ここはカラスの集合場所にもなっているのだから。特に夕方、就塒前集合する訳だから避けられないよ。
「え~、あの看板ってボク達の事だったの? だってここはボク達の方が先に住んでいるんだよ」
次はこの看板。カラスにお弁当を取られてしまうという訳だ。実際に私も園児のリュックのファスナーを開けて物色していたブトを見た事がある。実に巧みにファスナーを開いていた。きっと人が手で引っ張って開いている所を見て学習したのだろう。嘴で出来る事ならすぐに学習してしまうに違いない。カラスの学習能力には関心せざるを得ない。頭の良いカラスを相手にする場合、人間側の配慮が不可欠である。そうしないとどんどんと軋轢が増加するだけで何の解決にもならないだろう。そう、これ以上カラスを悪者にしないためにもね。