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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

手術

2009年04月22日 | 生活

去年の冬に膝を捻って松葉杖をついて歩いていた末っ子は
先日お伝えしたとおり、Active主催のスケボー大会では優勝するまで回復しましたが
彼にはもう一つ、悩みがありました。

ある時、首の後ろにシコリが出来たのです。

この部分にスケートボード(ベニヤ板)の破片のような物が刺さった記憶があると云う事ですが
特に傷のような跡は無く、皮膚の直ぐ下に
直径2センチ程の塊がありました。

痛くも痒くもないものの、本人も心配になったらしくネットで色々と調べていたようですが
きちんと専門家に見てもらうことにしました。

という事で、いつものように色々と調べてみましたが
幸い弊社のお客様には当地の大学に研究に来ているドクターも多く
貴重なお話やアドバイスもいただき、とりあえずは皮膚科へ行く事を決めて
日系の電話帳から見つけた、トーランスの岩崎先生に診て貰う事にしました。

診断の結果は”CYST"との事。
日本語では嚢胞(のうほう)と言うそうですが、
特に大きな問題は無さそうとの事で一安心して診察室を後にしました。
(因みに今回の診察料は$80)

この診察が昨年の12月で、自然に小さくなってくれる事や
その存在に慣れて気にならなくなってしまう事を期待しましたが
どうやら親が望むようには行かないようで、
最近になって本人から”取りたい”という相談を受けました。

首の近くという位置や傷跡が残る事から、できれば切らずに済めばと思っていましたが
本人の意思は固く、昨日学校を早退して手術をしてもらいました。

取りたいという本人の強い希望ながら、いざ手術となると不安が一杯のようで
血圧を測るとちょっと高めで、かなり緊張していたようですが、
手術を受けないこちらも、実は内心はかなり心配になっていました。

次男が小さいときに受けた”そけいヘルニア”の手術は
病院に隣接するOutpatient Surgery Center(貸し手術室?)にて行われましたが
今回は診察所内の手術室で先生一人で執刀するとの事。

さっそく麻酔の注射を患部にして、手術の開始。
メスで切る事より注射を嫌がっていましたが、実際に一番痛かったのがこの注射のようで
シコリの上や周りに10箇所くらい針をさしていましたが
その度に眉をひそめたり、体を強張らせる息子を見るとこっちも力が入ってしまいます。

最近は注射針も細くなって痛さは少なくなったようですが
いくつになっても注射は嫌ですね。 (まあ、泣く事はなくなりましたが・・・)



一緒に居られるのはここまでで、衛生面などの理由で僕は待合室へ移りましたが
実際の手術は15分程で終了。

麻酔のお陰で手術中の苦痛は皆無で、本人も驚くくらい簡単に済んでしまいました。
傷口の痛みも殆どないので鎮痛剤もいらないみたい。
抜糸の為に2週間後に戻ってくる必要がありますが、
傷口の処理は市販の抗菌性の軟膏(Polysporin やBacitracinなど)を塗って
バンドエイドを貼っておけばOKとの事。

ちょっと生々しい写真なので、サイズを小さくしますが
摘出した塊は脂肪や膿の袋のような物よりも”肉”に近く、
中心部には石灰化したような硬い物があったとの事です。
素人なりの想像ですが、やはり息子の言うように
何かがささって、その刺激や異物を包むような働きが患部に起きたのではないでしょうか。

念のため、この組織の一部はBiopsy(組織診)を依頼しましたが
悪性の物では無い事を祈っています。



岩崎先生はU.C.L.A.医学部のご卒業で、とても優しくて親切な女医さんです。
多分アメリカ生まれで英語の方が得意のようですが、日本人の看護婦さんもいますし
受付の方も日本人ですので、英語が苦手でも大丈夫です。

Takako Gwen Iwasaki, M.D., M.P.H.
4201 Torrance Blvd., #320
Torrance, CA 90503
(310) 540-0079


場所はHawthorne Blvd.の西、Little Company of Mary Hospitalの隣です。
午前中しか外来を受け付けない日がありますので
問い合わせや予約の電話は午前中にされるのが良いと思います。

若い頃にさんざん日焼けさせた皮膚に最近シミが増えてきましたが
良い先生を見つけましたので、これからは気軽に相談しようと思います。
天気の良いL.A.では皆様も紫外線に十分ご注意を!



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