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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

しゃこたん

2010年07月30日 | Car Life

美味しい物の話題が続いて好評でしたが、
今日は車の話しなのでご興味のない方にはツマラナイ話題でスミマセン。

でも、好きな事は苦になりませんね。
この時期凄く忙しいのですが、どんなに疲れていても時間を作ってしまうし
夕食の時間も忘れて遅くまでガレージでオイルで真っ黒になりながらもやってしまいます。

今回は息子と一緒に彼の車の足回りを大手術。

以前から後ろのショックがヘタっていたので交換が必要だとは思っていたのですが
彼がどこからか新品のキットを入手してきたので
足りない細かな部品をネットで購入して取り寄せてやりました。


フロントのストラットはコイルオーバー型で、リヤはスプリングとショックを交換。
もちろん前後とも車高調で、彼は車高をかなり低くしたいご希望との事。

早めに仕事を片付けて夕方から作業の開始で、まずはリヤから。
ジャッキアップしてから古いショックを抜き、
スプリングをコンプレッサーで縮めてから取り除き、新しい物と交換。
構造が単純なので、作業はそれほど難しくはありませんが
二人でやると楽ですね。



以前は全て一人でやっていましたが、息子が一緒にやってくれると
楽しさも倍増ですし、作業も早く安全に進むので大助かりです。

フロントは以前にVOLVO君のストラット交換を一人でしているので
作業の手順的には問題はないのですが、ボルトが緩まない!

一本は何とかジャッキを上手に使って緩める事ができたのですが
もう一本がどうしても緩まない。
そこでプロが使っているようなインパクトレンチがあれば取れるかもしれない!という事になって
急遽、買い物へ。

そして買ってきましたエアコンプレッサーとインパクトレンチ。

  

これがあればタイヤ交換も楽チンだし、洗車をした後もエアで水滴を吹き飛ばす事もできる。
付属品を増やせば塗装や釘を打つ事も出来るので前から欲しいと思っていましたが
良い機会なので買ってしまいました。

果たしてこの強力助っ人の活躍ですが、何と肝心のフロントストラットを固定しているネジを
緩める事はできませんでした。

返品は可能なので今悩んでいますが、使い方の問題だと思うので
使いこなせるように努力してみようかとも考えています。



幸い、硬かったネジも何とか緩める事が出来て作業も再開。
古いストラットを取り外して新しいコイルオーバーを入れてホボ完成。



ただ、径の小さな純正ホイールでは新しいコイルにタイヤが当たってしまうと
事前にネットのフォーラムから情報を得ていてスペーサーも用意していたのですが
悔しい事に大丈夫と言われていた5mmでは不十分で
タイヤがコイルに接触する事が判明。


これでは走れないので、
5mmのスペーサーを2枚使って10mmにして
試してみると何とかクリア。

片側だけでは走れないので追加のスペーサーを求めて近くのオートショップへ連絡をしても
流石に夜の10時近くでは開いているお店も少なく、作業は一旦中断。



幸いSanta AnaにBMWをメインに扱うショップをネットで見つけ
12mmのスペーサーと少し長めのホイールボルトを購入。

タダで貰ったパーツを取り付けるのにかなりの出費になってしまいましたが
足回りを変えると乗り心地が劇的に変わりますので仕上がりが楽しみ。

最後に車高を調整して全体のバランスをとり、とりあえず終了。



流石に乗り心地は純正サスの方がマイルドで快適ですが
コーナーでのロールも少なく、よりスポーティーな車になりました。
フロントのリップが大きいのでスピードバンプや大きな段差には
これまで以上に注意が必要ですが、車高を下げるとやっぱりカッコいいですね。

次は18インチ位のホイールへの交換でしょうかね。
そろそろ親に頼らずアルバイトでもして、自分で買ってもらえると更に嬉しいのですが・・・・。



E36、まだまだ元気でパーツも豊富で値段も手頃。
こうしてイジッテ楽しむのには最高の素材だと思います。
もちろん運転しても楽しい車ですので、程度の良い中古があれば”買い”ですよ。


ふぃっしゅたこ

2010年07月24日 | グルメ
今日はお休みなので少し遅く起きて、朝昼兼用のブランチ。

子供たちに何が食べたいかをリクエストした結果、行ったお店は”ワフー”

ブラジル出身の中国人の兄弟がメキシコで覚えた料理をカリフォルニアで初めたお店ですが
サーファーやスケートボーダーには人気があって
お店の中はその手のステッカーやポスターがイッパイ。

今日のチョイスはもちろん看板料理のFish Taco
一つはフライでもう一つは炭焼き。
そのお魚の上にはレタスやトマトが山盛りにのっていて、
これに少しスパイシーなソースとライムを搾ってガブリと食べる!

本当はビールも欲しかったのですが、休日とはいえ未だお昼前だし・・・・
ダイエットペプシで我慢。

お魚をシュリンプにしてもイケマスので、お試しを。

食べ方のヒントを一つ。

写真でもお分かりいただけるように具の量の割にはトルティーヤが小さいので、
このまま食べると大量にこぼれます。

ソフトなトルティーヤ(皮)が2枚重ねになっていますから
沢山ある具を2つに分けて食べるといいですよ。

その方が食べやすいですし、違ったソースを使って味を変える事も出来ます。

www.wahoos.com


フレンチ

2010年07月20日 | グルメ

子供が大学に行く歳ですので、結婚生活もそれ以上に長く
丸20年が過ぎてしまいました。

お互いに感謝や不満、期待や不安、更に夢などもあるでしょうが・・・・

今までは子供たちと一緒に一家でささやかなお祝いをしてましたが
今年は夫婦だけで食事に出かけました。

普段行っているところでは面白くないので、
以前から気になっていながら行く機会を逃していたお店に予約。

パサデナにある、日本人がオーナーシェフを務めるフレンチのレストラン
Maison Akira (www.maisonakira.com)です。


レンガ作りの外観がパサデナらしく
店内の装飾はちょっと昔風な純フレンチレストランといった雰囲気ながら
料理は和の素材や器を使い日本風のアレンジを利かせたフランス料理で人気のお店です。

まずはお祝いですのでシャンパンで乾杯!

もちろんカリフォルニアのスパークリングワインではなく、
黄色のラベルが有名なVeuve Clicquot

今回は初めてなので、お料理は二人ともコースメニューを選びました。

そして、最初に出てきたAmuse-Boucheは何と小さな茶碗蒸し?

中央の赤いソースはピメントだと思いますが、これが唯一フレンチらしさを出していますが
それ以外は和風のダシが利いた完璧な茶碗蒸し。
ただ、これが意外とシャンパンには合いました。


次はアスパラのグリルと北海道産のホタテにアメリカン・キャビア添え。

ソースが味噌味で、これもとても和風なのですが
両側にあるサラダが意外といいアクセントになっていて
さらに右上に小さく写っている角砂糖サイズのジュレが非常に美味。



今回、写真を撮る際に他の周りの人やお店の方に迷惑がかからないように
フラッシュを使わずに撮ったので色の感じが伝わり難くてスミマセン。

そして次のお料理は、Grilled Duck Foie Gras in a Port wine Truffle Sauce



グリルしたフォアグラが載っているのが、薄めのスープで煮た大根!
そして手前に写っているのは洋ナシ。
油っぽいフォアグラとほのかに甘い洋ナシの組み合わせはとても相性が良いのですが
ダイコンの味や食感が日本人にはあまりに日常的というか、
フォアグラでパリに飛んだ感覚が、いきなり(おでんのある)コンビニのレジの前に
引き戻されるような不思議な感じでした。

やっぱりフォアグラがあると、一気にフレンチらしさが増しますが
動物愛護団体などからの圧力で生産が難しくなったという話しを聞きますので
フレッシュで美味しいし素材を仕入れるのも大変なのかもしれません


そして次がお魚料理。
妻は味噌漬けにしたSea Bassで、僕はRed Snappeにしました。
皮まで美味しくてすばらしいお料理でしたが、お皿は変えた方が良いと思います。

下の写真でバターを載せた小皿が写っていますが
日系のスーパーで売っている、お醤油を注ぐ小皿で
お店の内装や雰囲気と完全にミスマッチです。

この魚料理のお皿も和の感じが強すぎるのと、
ナイフやフォークを使って食べる事を前提に作った焼物ではないので
表面がザラザラでナイフで切る際に非常に不快な感触がしてしまい
料理全体のレベルを下げてしまっているのが残念です。





お肉料理へ行く前に、ゆず風味をアクセントにしたサングリアのグラニテ(Granie)

そしてお肉はSnake River Farm "Kobe"
New York Stake in a Marchand du Vin Sauce
これは肉質も良くで、非常に美味しいかったです。



最後のデザートは
妻が2種類のクレーム・ブリュレ
Vanilla Bean Crème Brûlée & Bittersweet Chocolate Crème Brûlée

僕は手作り豆腐と黒ゴマのお団子!



と言うのは冗談で、
白くて丸い球状の正体はマスカルポーネチーズ。
その下には抹茶のスポンジがあって、回りには刻んだミントを散らした
ビングチェリーのコンポート。


今回は初めてでしたし、記念日でもありましたのでコースで頼みましたが
次回はアラカルトで色々な物を食べてみたいと思います。
小さなお子様連れにはお勧めしませんが、気軽に行けるお店ですので
パサデナに行かれた際には試してみてはいかがでしょうか。

予約をした際に結婚記念日という事を伝えておいたら
最後にお店からのお祝いのメッセージとトリュフチョコレートのプレゼントを頂きました。

C’était délicieux. おいしゅうございました。




アイスクリーム パーラー

2010年07月14日 | グルメ

アメリカでも最近は少なくなってしまったIce Cream Parlorですが、
復活したお店もあります。

Farrell's Ice Cream Parlorが昨年の11月にMission Viejoに再オープンしました。
http://www.farrellsusa.com/locations-and-menus.php

1980頃には全米で130店舗もあった有名なフランチャイズで
40代以上のアメリカ人には本当に懐かしいお店の復活のようで
TVのニュースでも大きく報道されていましたし、
オープン以来、いつでも混んでいて行列が絶えないお店の一つになっています。

僕も高校1年の夏にSan Diegoでホームステイをしていた際に
ホストファミリーに連れられて行った記憶がありますが、
明るくフレンドリーと言うか、アイスとバーガー程度のメニューしかありませんが
本当にアメリカンな感じで強烈な印象が今でも鮮明に残っています。

L.A.に転勤になった時に、
妻や息子を連れて行こうと思って探したのですが
インターネットなどは未だ無い時代で、分厚い電話帳や遠い記憶を辿りながら
車を走らせても見つからず、寂しい思いをしたこともありました。

日本でも80年代にはアメリカ風のお店が多くなり、青山のキラー通りにオープンした
Swensen'sは大好きなデートスポットの一つでしたが、いつの間にか無くなり、
AnaheimのDisneyland内にあったCarnation'sも1997年には違うお店になってしまい
大好きなアイスクリームパーラーは消えてしまいました。



さて、久しぶりに行ったFarrell’sですが、コンセプトは当時と同じ。
あまりの人気で混んでいたので落ち着くまで待っていましたが
これ以上待ちきれず、ついに家族を連れて行ってきました。

平日の、それも同じモール内のデパートなどは既に閉店しているような時間でも
お店の前には行列!
幸い15分程でテーブルに付く事ができましたが、内部の感じは期待通り。

 

フラッシュを使わずに撮ったので色がイマイチですが、
オーダーした物は勿論お決まりのシェークやパフェです。

味は見た目(ご想像)の通りですので、ここは雰囲気を楽しんで下さい。

お子様のお誕生日などには最高かもしれません。 もちろんデートにも・・・


Good Samaritan

2010年07月13日 | 生活

今日のタイトルの言葉
日本に居ると殆ど使いませんし聞くことも少ないので
ご存知の方は少ないかもしれませんね。

元々は聖書に書かれたお話のようですが
簡単に言うと”見ず知らずの人からの親切”との事だそうです。

なぜこんな事をいきなり話題にしたかというと、
色々と問題の多いアメリカ社会でも
案外とこの「良きソマリア人」的なアメリカ人に会うことが出来るからです。

実は3週間ほど前に、高校生の末っ子が携帯電話を無くしてしまいました。
本人も落ち込んで、色々と考えられる場所を探し回ったり
アーバイン警察の紛失物課まで聞きに行かせましたが結局は見つからず。

以前にもプールに落ちで携帯を壊した事もあり、
少しお仕置きの意味も含めて、直ぐに新しい物を買わずに不便な生活をさせていました。

ただ、やはり携帯が無い生活は連絡が取りたい親にとっても不便なので
そろそろと思っていた所、新しいDROIDの”X”が15日に発売になる事を聞き
自分の携帯を新機種に代えて、今の物を息子用にしようと密かに計画していたら
Laguna HillsのVerizon Storeから連絡があり、息子の携帯が届けられたとの事。
(タイミングが良いのか悪いのか???)

さっそく本人を連れてお店へ取に行くと、ありました。
正に彼愛用の携帯電話。
傷も無く、使われた形跡も無く完璧な状態で。

でも、なぜ今なのか?
なぜこのお店に持って行ったのか?
そして、誰が届けてくれたのか?
何とも謎だらけですが、とりあえず無事に戻ってきて、良かった良かった。

お店の人も「こんな事、最近では珍しいけど・・・」と言っていましたが
親切な人もいるのですね。

どなたか知りませんが、本当にありがとうございます。
この場を借りて、お礼申し上げます。


 


1票!

2010年07月04日 | 生活

今頃日本では、いたるところで選挙カーが走り回って候補者の名前を連呼し
駅前広場などでは、有名人などを応援に迎えて”清き一票”を願うパフォーマンスが
繰り広げられているのでしょうね。

我々のような海外に住む日本人にも国政選挙への投票が数年前から可能になりましたが
これを可能にして下さった方達のご苦労に報いる為にも、
もちろん、自分の思いを国政に反映させてくれそうな党や候補者を国会へ送るよう
リトル東京の投票所へ妻と一緒に行ってきました。

こちらで投票が出来る最終日で日曜のお昼どきというタイミングでしたので、
妻は長蛇の列が出来ていて一時間以上の待ち時間を想像していたようですが
会場はガラガラ。

領事館の方々を中心に沢山の方が
投票に訪れた人たち一人一人に親切丁寧に手続きの方法を説明してくれていましたが
お休みの日にも拘らず、お手伝いを有難うございました。

事前にニュースや報道番組で新しい党や候補者を多少は勉強していましたが
やはり遠く離れていますので情報量に限界があるというか、
投票用紙への記入には悩みました。

この辺の事は妻の方が決断が速いというか、事前の準備が周到なのか
直ぐに済ませてしまったようで、会場の外で待たせてしまいました。

比例代表選の方はともかく、
候補者名を記入しなければいけない選挙区選出議員選の方は
候補者名簿を見ても、所属政党と年齢が書いてあるだけで
どんな経歴や公約を持っているかも分からず、
かといって、芸能人やスポーツ選手へ投票するのも????だし。


日本での投開票は来週の日曜日ですが
もう1週間、騒がしい日々が続きそうですね。
果たしてどうなることか!


卒業式

2010年07月02日 | 生活

先日、次男が高校を卒業しました。

これで我が家は3分の2が終了。
残る末っ子は、9月から10年生ですので毎朝学校へ連れて行くのもあと3年。 

まだまだ長いような、短いような・・・・

それにしても、もう慣れてしまいましたが、
アメリカの卒業式は感動が薄いというか、
もちろん、校長先生や来賓、卒業生代表のスピーチなどはありますが
”厳粛”だとか”緊張”などは感じさせず、明るくてアッサリしてますね。

軍の士官学校で始まった習慣だと思いますが、
生意気に、高校でも式の最後に帽子を投げて終わります。
短いビデオですが、雰囲気が伝わればと思い添付しますので
ご覧下さい。