L.A.でのお住まい探しは コア不動産(株)

カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

小林彰太郎氏

2013年10月29日 | Car Life

日本経済新聞を始め、新聞各社でも伝えられていましたが、
小林彰太郎氏がお亡くなりになりました。

最近は酸素ボンベを携帯されて、
ご自身は”スーパーチャージャー”ともジョークを飛ばされていたそうですが
やはり肺や呼吸器系が良くなかったのですね。
つい先日買った11月号のCG誌面でも
トヨタ博物館の小林彰太郎フォトアーカイブ展に10月27日来館とありましたので
まだまだお元気だと信じておりましたが残念です。

また1人、僕にとっての師が他界してしまいました。
(今年は僕にとってこういう年なのでしょう。早く来年になって欲しいです)

このブログに永年お付き合いいただいている方には
車が趣味の一つである事は既に良くご存知だと思いますが、
全ての始まりは小林さんとCar Graphic誌だったのかもしれません。

お恥ずかしい話しながら、大学を卒業する時には無謀にも二玄社を受け、
小論文用に渡された同社の原稿用紙を大事に持っていたくらいですし、
(真剣に自動車ジャーナリストになろうと思っていましたよ、当時は。)
息子の名前も(漢字は違いますが)ショウタロウとしたほどで、
小林彰太郎信者といってもよいかもしれません。

僕の部屋にはアメリカに来て直ぐに買った1986年の3月号から今月号まで
300冊以上のCGと、休刊になってしまったSuper CGや
創刊号から購読していたNAVIがあり、
本の重さで本棚が3つも壊れたくらいです。



ガソリンエンジンの自動車が作られて約140年、
その最も進化が激しい時代に最前線で車と関わって来た彼は
僕から見ればとても幸せ者ではなかったかと思います。

戦後の間もない時期にアルバイトで稼いだお金で車を買い、
CG誌を始めてからは常に最新のモデルに接しながらもクラシックカーも愛した。

ご自身でも軽井沢の別荘にガレージを持ち、古い車を治しながら楽しんでいらしたようで
本当に車がお好きだったのでしょうね。

自動で縦列駐車をしてくれたり、勝手に危険を判断して停止したり、
益々便利で安全になっていく自動車ですが、
若い人たちはあまり興味が無いという事も聞いていますし、
小林さんからも最新の自動車を賞賛するようなコメントは少なかったような気がします。

単に必要にかられて移動手段の一つとして嫌々運転している妻などは
苦痛以外の何者でもないようですが、
美味しい物を食べる事やいい音楽を聴くことと同じように、
僕は車を運転する事やキレイな車の走る姿を見ることに喜びを感じます。
(壊れた車を修理する事さえも文句を言いながらも結構楽しんでやってます)

東京などでは自家用車は不要なのかもしれませんし、
逆になくては困るLAのような町も考え物ですが、
このままつまらない物になっていくようで心配ですが、
プリウスに乗り始めてから、中古のマニュアル車を買うという事は
僕のささやかな抵抗なのかもしれません。

いずれにしても、小林彰太郎さんへの感謝も込めて、
ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。





http://response.jp/ からの抜粋:

自動車雑誌『カーグラフィック(Car Graphic)』(二玄社、その後カーグラフィック)の初代編集長であり、
現名誉編集長の小林彰太郎氏が10月28日、死去した。享年83歳。

小林氏は1962年、二玄社よりカーグラフィックを創刊、初代編集長の職に就いた。
同誌は「暮らしの手帖」に範をとった消費者視点による独立カージャーナリズムという立場から、
商品としての自動車のみならず、自動車が持つ社会的意義や道路行政にまで踏み込んだ幅広い評論活動を展開し、多大な支持を得た。
就任後、27年の長きにわたり同職を務め、その後編集顧問、名誉編集長としてひきつづき自動車ジャーナリズムの一翼をになった。

著書には『On the road―すばらしきクルマの世界』(二玄社)、
『小林彰太郎の日本自動車社会史 』(講談社)、
『昭和の日本 自動車見聞録』(カーグラフィック)など。
翻訳書としてはポール・フレール執筆による『ハイスピード・ドライビング』
『新ハイスピード・ドライビング』(二玄社)を手がけたほか、
児童書の『じどうしゃアーチャー』(教育画劇)の監修などもおこなっている。《北島友和》


カラーセラピー

2013年10月29日 | Fun !

運転していて追突された後でフィジカルセラピーへ通った事はありますが、
精神的には色々と鍛えられていますのでセラピーやカウンセリングにはとんと無縁でした。

商売柄、家相に関しては風水などの本を買って多少の勉強もしましたが、
手相やタロットなど、個人の運命などを占ってもらうことはなく、
雑誌などに載っている星占いなどを見て、
良ければその気り悪ければ気にしない程度のオヤジが
カラーセラピーなるものを受けました。

セラピストは、もともと弊社のお客様としてお住まい探しのお手伝いをさせていただいてから、
ご夫婦共に親しくさせていただいているMichikoさん。

http://angelicsmile.wix.com/color

http://ameblo.jp/angelicsmile-color/

以前からカラーセラピーのお話しは伺っていたのですが
遂にお互いのスケジュールが合って、お話しを聞くことができました。

詳しい事は彼女のホームページや直接連絡をされて伺っていただくとして、
僕が最初に選んだ色はこれでした。

 http://aura-soma.co.jp

赤系は情熱だとか、何色はどうだとか・・・色々と考えて選びそうだったので
邪念なく、単純にその時にキレイだと思った物を選んだのがコレでした。

このセラピーは下の写真にあるような2色の色が入ったボトルを4つ選んで
その色や組み合わせで潜在意識や心理状態、才能、未来の可能性などを知ることができるそうです。

ちなみに最初にこの組み合わせを選んだ僕は、
- 心で感じた平和な感情を基に行動する人 (もちろん、その通り!)
- 自分自身の感情や本能的な知性と深くつながっている (殆どの人はそうなのではないの?)
- 他の人々を慈しみ育て、彼らとの結びつきを感じて います。(教祖様向き?)
- 自分の統率力についてはっきりとした見解をもっています。(そのつもりです)
- 内なる導きを感じ自分の本能的な洞察力と同じように語ることができる。(やっぱり教祖?)
- 執筆の才能を持っている場合があります。(でも、例外もいるのね)



この後の2,3,4本目に選んだ色によって更にカウンセリングが進んでいきますが
生年月日や星座など、全く関連性の無い所(と僕は思っている)数字などから
導き出されるもっともらしいお告げなどよりは、
案外、自分の中にある感情や潜在意識が正直に出るようで
指摘された事にも納得がいく事が多く、非常に有意義なお話が聞けました。

弊社のお客様で近々お店をオープンする方もいらっしゃるので、
店内の内装も顧客の心理を考えながら色選びをする事も大いにアリだと思います。

自分の運気や元気を上げるための小物はあるようですが、
怖くなるような事を言ってそれを避ける為に何かを買わせる様なことは無いようです。

インテリアの色や洋服の色で気分が変わりますし、
逆に気分が優れなければそれなりの色を選んでいるのは事実ではないでしょうか。

気分が良くなれば自然と言動や行動に現るでしょうからポジティブになる確立は高まるはずで
すべてが良い方向へ向かう為に積極的に効果の高い色を生活に取り入れることは
案外、安上がりで効果的かもしれませんね。

ご興味があれば、いちど彼女へ連絡をしてみてはいかがでしょうか。
悩み事がある場合だけではなく、普段の生活がより楽しくなったり充実したものとなるように。
自分から積極的に変わろうとか、何かをしようと一歩を踏み出すことが大切だと思います。


BlazBlue (ブレイブルー)

2013年10月21日 | Fun !

以前お世話になっていた新横浜にあるビデオゲームのアークシステムワークス社の
看板タイトルの一つ”BlazBlue”がテレビアニメになってオンエアが始まりました!

Tokyo MX  毎週火曜日 25:30~
テレビ大阪 毎週火曜日 26:35~
テレビ愛知 毎週木曜日 26:35~
BS日テレ    毎週日曜日 24:30~
AT-X       毎週土曜日 20:00~

米国でもPS3やXBox360版で発売され、2Dの格闘ゲームとして人気が高く、
格闘ゲームの大会でも競技タイトルの常連でもあり、
日本では豪華な設定資料集や単行本も出ていました。

まずは原作のコミックなどがあってゲームになる場合が多いのですが
逆にゲームからアニメになるパターンは少なく成功も難しいようです。
放映時間も真夜中を過ぎてからですし、視聴者は完全にマニア中心でしょうから
TVよりもネット経由で見るために視聴率の数字も期待はできませんが
放映をしてくださる各局へは感謝いたします。
特にTokyo MXさん。
最近は”5時に夢中!”を見るのが日課となっている身ですが、
LAでも放映されている”水曜どうでしょう”も放映開始のようですし、
在京キー局にはできない番組編成の勇気、好きです!

この作品の産みの親である森利道君とは東京ゲームショウへの出張時や、
彼がL.A.へ来た際には食事をしたり空港へ送ったりで二人で話す時間もありましたが
こういう作品を創り出す才能が有る人を本当に羨ましく思います。

ASW社はいまだに2Dの格闘物を頑固に作り続けるユニークな会社ですが、
そのぶれない姿勢が長生きの鍵かもしれません。
人気の高いGuilty Gearの新作ももう直ぐ完成のようですが、
この作品を創っている石渡君は音楽の才能にも溢れる天才で、
森君とキャラが違うタイプで好対照なのですが、
彼らを始め会社の核となるメンバーが辞めずにガッチリと固まっている所も強さかもしれません。

アニメの放映はまだ始まったばかりで今後も色々と大変だとは思いますが、
今後の更なる成功を祈ります。

http://www.arcsystemworks.jp/


ラムネブーム?

2013年10月12日 | グルメ

日本は季節外れの真夏日のようですね。

三連休のようですが、鈴鹿ではF1、幼稚園や小学校などでは

運動会も多いのでしょうが、そんな時にはラムネが飲みたい!

と思ってもシーズン終了と判断された在庫は処分され

既に海を渡ってL.A.のスーパーに集結!

上の写真は、ドンキのバイヤーもビックリのマルカイ(ガーデナ店)

ぱっと数えただけでも3段の棚に何と35種類も。

よくこれだけ集めたねと言うか、ラムネの大ブームなの?

以前に面白いサイダー(仮面サイダー)をネタにしましたが、

今回もありました、期待を裏切らないフレーバーが!!!

 

先ずは"コーンポタージュ"ラムネ!

誰が待っていたのかは不明ですが、コーンは入っていないようですので

底に付いた粒を必死に食べようとしてボトル叩く必要はなさそうです。

ただ、同じ飲み物系ですので違和感は少ないかもしれませんね。

 

お次は"カレーラムネ"

色も微妙に黄色くて・・・・

何カレーがベースなのか興味がありますが具は入っていないようです。

スパイス次第では結構イケる味にもなりそうですが、

ナンやカレーパンと合わせると意外とイイかもしれません。

 

そして、何と"たこ焼き風ソース風味"ラムネ

多分、ソースの味がメインのように思えますので、

お好み焼きラムネを作る時にどのように味の違いを作るかが難しそう

などと心配してしまいますが、日本の食品は凄すぎです。

 

なお、誠に申し訳ありませんが、

これらの商品を購入して試してみる勇気と財力がゴザイマセンでした。

ただ、このブログをご覧になった方々が殺到して売切れにならなければ

来月ごろには価格は激安になると思われますので、

その際には是非購入してフォローのご報告をいたしますのでご期待下さい。

 

 

 

 


Letterman Jacket

2013年10月10日 | 生活

誕生日のプレゼント選びは難しい場合が多いのですが、
今回(末っ子用)は心に決めている物がありました。

それがこのLetterman Jacket (レターマン・ジャケット)。

別名Varsity Jacketともいわれますが、
その理由は一軍(Varsity)で活躍した選手にのみ
チームから校名の頭文字のパッチ(ワッペン)が贈られるからだそうです。

そのパッチがこれ。


この為、高校生の場合はこのジャケットを作るのは卒業後が一般的なようで、
試合を見に行くとこのジャケットを着た先輩達の姿が目立ちますし、
みんなこのジャケットを着ることを誇りに思っているようで母校への愛を感じます。

妻は息子がフットボール部に入ると言った時には非常に心配して止めて欲しかったようですし、
僕も応援しながらも部活での怪我などを専門に扱う保険を購入したりしていましたが
無事に大きな問題も無く、最後はMVPまで受賞して卒業してくれました。
(フットボール部員用は他の競技と別に料金が高かった!)

また彼の場合はシーズンが終わった後はバレーボール部にも所属してましたので、
バレーボールの小さなパッチも貰って”U”の上に貼り
右の胸にもしっかりと所属した2つの部の名前も入れました。



実は今回、本人には内緒でしたのでシーズン開幕早々に試合を見に行って
先輩達が着ているジャケットの写真を撮ってデザインを研究したのですが
意外とルールというか、何をどこに付けるという決まりがちゃんとあるらしく、
右袖には卒業年度、左袖には自分の背番号やポジションなどを入れ、
背中には大きく名前が入ってます。



フットボールとバレーの両部から”U”のパッチを貰ったので
親用にもう一着作ろうかと思ったのですが・・・

今回このジャケットを作ったお店はCypressにあるC &L Custom Jacket Incで
とても良いお店だと思います。
http://www.cljackets.com/

殆どオーダーメイドで、学校名やマスコット、それに名前などは手作業による刺繍で
完成までに2週間以上かかりますのでひと月ほど前にオーダーしたのですが
出来上がりは上々です。

ただ、広告では”$249.00”となっていながらも、
せっかく作るのだから・・・と思いあれこれ希望を取り入れると
背中の刺繍部分を少し変えただけでも$128の追加。
我家の場合は苗字にアルファベットを8文字も使うのでこの値段ですが
チームメイトには東欧や中東圏のルーツを持つ子もいて倍以上長い苗字もあって大変そうです。
その点、中国や韓国系は意外と苗字が短くて簡単そうですね。

結局、最終的な値段は$429.84。
請求書を見てビックリでしたが、もはや”子供のジャンパー”という域を脱していますね。
これでまたお父さんの欲しいものは遠ざかって・・・・。

実際の誕生日はまだ少し先なのですが明日はライバル校との試合があるので
先ほど彼が帰宅した際に渡してしまったのですが非常に喜んでくれました。

とてもしっかりとした物ですので長持ちするとは思いますが、
彼自身の息子が高校で同じようにフットボールをするようになった時に着て行く日が来る事を、
これからの僕の密かな楽しみにしたいと思います。


ちなみに日本ではスタジャン(スタジアムジャンパー)と呼びますが、
こちらでは通用しない和製英語ですので、この機会に正しく覚えて下さい。


消費税

2013年10月01日 | 生活

今日から10月。
我家では長男と三男の誕生日が間近ですが、
その後はハロウィーンからサンクスギビング、クリスマス、そしてお正月と
毎年あっという間の怒涛の3ヶ月です。

さて、アメリカは予算が成立しなかった為、政府機関の一部が閉鎖になっているようです。
治安など緊急性の高い分野は維持されるものの、
自由の女神像を始め国立公園局が管轄する観光名所は閉鎖されるそうですので、
観光で来られる方には直接の影響も大きそうですのでご注意下さい。

日本では来年4月からの消費税アップが大きなニュースになっていますが、
ご存知の通りL.A.は既に9%で、町によっては10%の所もあります!

そう、こちらでは州のベースとなる6.5%に1.0%のUniform Local Taxという
地方税のような物が加わった7.5%を基に、
更に個々の自治体(市)が上乗せさせることが可能なので
町によって税率が違う場合があります。
ちなみにサンタモニカは9.5%で、ビバリーヒルズは9.0%
オレンジカウンティーは殆どの町が8.0%ですので、
Third Street Promenadeで買うよりSouth Coast Plazaの方が
お買い得ですよ!

日本ではどこでも同じで、更に殆どの物へ税金が掛かるようですので
増税分が直接一般消費者の負担増になるために反対が強いようですが、
こちらでは野菜や肉、魚、牛乳や卵などからキャンディー類に至るまで
(調理されていて直ぐに食べられるもの以外の)毎日の食生活に使われる食材は
非課税です。



このレシートは普段行っている日系スーパーの物で、
$126.28の買い物に対して消費税はたったの$1.34
これが日本のように一律に課税されると$11.37になるはずですので
非常に大きな違いです。



ご参考までに課税された物は、
キッチンで使うスポンジやトイレットペーパー等で、
レシートには値段の隣に”T"とTaxが掛かりますという印が付いています。

税金を上げる事は残念ながら避けられない事かもしれませんが
消費税はもう少し上手に徴収する事によって納税者の理解を受けられると思います。

少ない税収で効率良く社会が回れば良いのですが、
理想と現実には大きな違いがある事も理解しています。
ただ、少なくとも食料品を非課税にする程度の事はするべきですよね。
日本のTV番組などで非課税商品を作ると市場が混乱するなどと主張する方もいますが、
こんないい加減な事(難問)が多いアメリカでも問題無く運用されていますので、
日本でも大きな問題は無いはずですよ!

カリフォルニア州の消費税に関する詳しい事はこのサイトで知る事ができます。
http://www.boe.ca.gov/