Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

Avez-vous vu Mme Edith Cresson?  France 0-1 Japan 12th October

2012-10-23 | 日本代表
Notre lecteur est en cours d'exécution comme la tante pendant 90 minutes pour vaincre votre équipe nationale à Paris. Si vous avez regardé le match avec poste de télévision japonaise fait, il serait très appréciée.
Peut-être vous ne pouvez pas undestanda une autre langue que votre langue maternelle. si
Je dépose le message en français.

Edith Cresson さんご覧いただけたでしょうか?私達の選手はパリであなたの国家代表チームを破る為に蟻の様に90分間走りまわりました。 もしこの試合を日本製のテレビで観戦されたのでしたら幸甚です。
おそらくあなたは母国語以外の言葉を理解されないと思いますのでフランス語にてメッセージを送らせて頂きました。

私はフランス語はさっぱり勉強した事が無いのである翻訳ソフトに入れた訳文をそのまま掲載しました。
誤訳はご容赦ください。

どうもフランス人は我々東洋人と云うよりも有色人種を思いっきり見降している様に思われてならない。
もちろん仕事上良いお付き合いをさせて貰っている人や仲の良いフランス人も少なくないけど。
1975年あの映画女優、岸恵子が離婚したと言う報道を目にした。元夫はフランス人の映画監督 Yves Ciampi 氏。
子供心に日本の美人映画女優がフランス人にさらわれたと言う気がした。 1985年にあの La Boum Sophie Marceau が来日した。だけどちょっと彼女と釣り合う同年代の日本人男性はいないと言う気がした。 当時彼女は19歳。後で知ったけどフランスでは東洋人的な顔立ちと言われていて本人もそれは認めていたが別に悪い気はしなかったらしい。
その後フランス語が堪能な岸恵子が日本のテレビ番組で Sophie Marceu とフランス語で対談を行った事があったらしい。

卒業旅行で欧州を旅した親戚の姉がやっぱりパリでは少し冷たい視線を東洋人に送るフランス人が少なからずいたと教えてくれた。 そのころは丁度パリではテロ活動が多発しており、観光でもフランスに行く時はヴィザの取得が必要だった。勿論アジア系は当時からそんなテロには手を貸さなかったけど。

1991年とんでもないババァがフランスの首相になった。名前は Edith Cresson 。売りは対日タカ派というよりも日本バッシング。 白人エリート意識の高い社会党の所属。欧米が提携して日本人を潰すべし、といった敵対発言に始まり、日本人を fourmis jaunes : 黄色い蟻と公式の場で発言。 日本政府から正式に抗議を受けると市場問題で我々に教訓を与えられない国からの抗議は受けられないと一蹴。 更に News Week 誌には黄色いチビどもと表現。在日フランス大使館はアリとはほめ言葉と苦しいフォローを。 しかし日本大使の面前では何度殺しても出て来るアリと発言。
またアングロサクソン嫌いでも知られ“英国人男性の殆どはホモ”とも発言。 こんなババァがフランスの首相になれた理由はただ一つ。 ミッテラン大統領の愛人であったという“実績”があったからに他ならない。
1992年4月に地方選挙で社会党が敗れた責任を取って辞任し、1994年 EU欧州委員会である役職に就くも、かつて歯科医の書類偽造に手を貸したというちんけな問題が発覚しそこも辞任に追い込まれるという哀れな人生を送ったマドモアゼルがいた。 こんなババァでも寿司は食うのだろうか? 腐った寿司を食っても最後まで生きていそうなババァだった。



1998年、ワールドカップ初出場を果たした日本サッカー協会が4年後の地元開催のワールドカップを目指して選んだ代表チーム監督がフランス人の Philippe Troussier だったけどしばらく、この監督で大丈夫か?と思った。しょっちゅう怒鳴り散らしていると言う印象があり、それは日本を少し見降しているからでは?と想像したけど少しは当たっていると思う。
そしてラモスは公の場でも彼も事を“ワールドカップ2002の成功は監督のおかげじゃない。選手達が頑張っただけだ。”と云い放っていた。

フランス人はまず相手のフランス語能力を見てある程度フランス語を理解できるレベルの人間を自分の評価対象にしそうじゃない人間は対象にあらずと考えている。それが私のフランス人像だ。 そして殆どのフランス人は外国語を話せない。
中学の時から良く聴いていた Radio France International は殆どがフランス語番組で英語は深夜に放送される Paris Calling Africa だけだった。しかしこの英語放送はよく聴く事が出来た。 

2001年 Troussier に率いられた日本代表は前年に Asian Cup 王者、シドニー五輪ベスト8の戦績を引っ提げて勇躍 La Stat de France に乗り込んだが雨の中日本は世界王者、欧州王者のフランスに 0-5 で完敗。 試合後はこの試合を観戦しに来た日本人に向けてフランス人の子供達が片手の指を全て立て、もう片方の手の指でOのマークを作り示し、その得点差を示したそうだ。 まぁそうされても仕方ない試合内容だったけど、実際にされた人は悔しかったと思う。
そしてこの試合をテレビで見ていた私は、あのフランス史上最低の首相だった Edith Cresson はきっとキーキーと喜びの声を挙げているだろうなぁと思った。



そのサン・ドニの惨敗から11年。 日本のチーム力は上がりワールドカップでも EURO でも不振のフランス相手にどこまでやれるか?少なくとも惨敗にはならないだろうと“期待”しながらこの試合を待った。
その上フランスは数日後にワールドカップ予選でスペインと対戦するのでそんなにきつくは当たってこないだろう。更に数日前に行った“地元紙のチェック”では Ribery はスタメンでは起用されない。場合によってはスペイン戦に向けて“温存される”のではないかと“期待”をした。
11年前の地元専門誌は日本代表のことはそれだけ知られていなかったせいかあまり触れておらず表紙を飾ったのは中田英寿でも監督の Troussier でも無くキャプテン翼だったらしい。

しかし日本のキックオフで始まった試合はそんな私の“期待”を吹き飛ばす立ち上がりだった。
開始20秒に長谷部から前線のハーフナーにボールが送られここはGK Llioris がそのままキャッチすると後はフランスの猛攻が展開される。2分20秒には ⑭Menezから⑪ Sissoko に縦パスが入り遠藤が何とかスライディングで CK に逃れそのCKから 186cm の CB 21 Koscielny がマークに入った長谷部の上の高い打点から叩きつけるようなヘッドを撃つがポストの右に外れていく。 4分22秒には Menez から ⑩ Benzemaに渡り酒井がマークに入る前にシュートを撃たれCKに。 そのCKを受けた Menez に憲剛がマークに入るも芝生に脚を取られる。しかし Menez が放ったショットはクロスバーを越えてくれた。



立ち上がりの攻撃に地元 La Stad de France の観衆は “ Allez France !! ”の歓声を送る。昨年ラグビーのワールドカップで散々聞かされた歓声だった。 6分25秒には⑨ Giroud が左サイドから上がり中に入れると Benzema が競り合う今野のマークをものともせずヘッドを放つもここはGK川島の正面に。 7分には⑫ Matuidi が Benzema とのワンツーで酒井の裏に抜け出し中に入れられるがCKに逃れる。 その Menez の上げたCKから吉田が Giroud のマークに吊りだされ長谷部の後ろに走りこんだ Koscienlnyに再びヘッドを放たれるもゴール枠を外れる。 
8分30秒には Benzema が右サイド、長友と香川の間を抜けて突破しシュートに持ち込まれるが今野に当たってCKとなった。



立ち上がりフランスの猛攻の合間に日本選手がボールを持ってもフランスのチェックは早く前につなげない。武器になるのは香川のドルブルと清武のボールキープくらいであるが香川がボールを受ける位置が低く押し込まれるのでそこから前方遠くにいるハーフナーにはボールが繋がらない。 フランスの攻撃陣は Giroud が左右に動き、両サイドの Benzema, Menez もポジションを替えるのでマークに付き難かったと思う。 Ribery 抜きでこれだけやられるのだからやっぱりフランスは違ったんだなぁ~と思わされた。
12分15秒にようやく日本は香川からボールを受けた清武が左サイドから中に入れると Koscienly の頭上を通過してハーフナーがフリーでヘッドを放つが惜しくもゴール枠を外れる。 その前にバウンドしたのであわせるのが難しかったか?
その直後にも憲剛から中央に上がった香川にスルーが入るが惜しくもシュートに持ち込めなかった。



18分を過ぎるとフランスは ②Debuchy ( 左 ), 22 Clichy (右)の 両SBが上がってくる。 Benzema が Menez とのパス交換で上がり最後は Debuchy がシュートを放つも弾道は外れてくれた。 フランスのSBはシュートも放ってくるのか、と思った。 20分を過ぎると相手のスピードに慣れたのか日本の縦パスが増えてきた。その前から1対1ではほぼ対等にやれていたのでちょっと期待出来るか?と思い始めたがここから Real Madrid の Benzema が実力を見せ付けて来る。 24分には Koscielny が Debuchy に送り右サイドを突破し中に折り返すと Benzema がうまくボールを浮かせて遠藤をかわしてシュートを放つ。しかし強烈なショットはポストの右に外れてくれた。 25分には強烈なミドルを撃たれるが今度は左に外してくれた。
30分には香川のミスパスを Giroud が拾ってドリブルで上がり左サイドの Benzema に吉田が必至にマークに入るがその前にファーサイドにシュート気味にボールを出すが惜しくも走りこんだ Giroud には合わなかった。 
37分にはカウンター攻撃を受け Menez が右サイドを上がるところを長谷部が完全にMenez の首に手を回して突破を阻止する。そうしてスコットランド人William Collum主審から当然の様にイエローカードが出された。 
このFKからつながれ、最後は香川が Menez を倒してゴール正面でFKを与えてしまった。 この嫌な位置でのFK, Benzema が放った弾道は日本ゴール枠内に一直線に飛ぶも川島が右に飛んで弾き出す。 ほっと安堵の息を漏らした。
その後は日本も頑張り大ピンチは招かないまま前半を何とかスコアーレスのまま終えた。前半のシュート数を比較するとフランスは14で日本はわずかに1だった。 頼みの香川も時間が経つにつれ低い位置で無いとボールが受けられないようになっていた。それでも無失点に抑えられたのはフランスのシュートミスと川島のナイスセーブもあったが選手が1対1でも結構ボールをキープしたり相手ボールを取ったり、今更言うまでもないがゴール前に迫られてもただボールを蹴りだすだけでなくそこから繋ぐ意識を持ち続けられたことだろう。
しかし劣勢の前半を見るとオーストラリア戦を思い出す。 低い位置からでも何度も縦にシンプルにハイボールを送り、その球筋はSoccerooos のそれよりも早くて正確。それだけでなく両サイドが上がったりボランチが押し上げたり、 Gbenzema, Menez そして Giroud がポジションを替えたりとやはりワールドカップアジア地区予選ではお目にかかれないレベルだった。



後半に入りまずフランスは選手を3人替えてきた。  Benzema が下がり ⑧ Valbuena , ⑲ Matudi に替えて注目の PSG の Chantome を Debuchy 替えて⑮ C. Jallet ( 彼も PSG ) が投入された。 Benzema, Matudi と言った選手が下がってくれたので、やや優勢になるか?と少し期待した。
しかし相変わらず主導権を握るのはフランス。 47分には Giroud から Clichy に渡るが今野が必死のマークでクリアー。その直後にはMenez が酒井、清武のマークをかいくぐり日本ゴールに迫るもここは何とかCKに逃れ、そのCKもFWハーフナーがゴールマウスに入りクリアー。 頼みの香川も高い位置ではボールを受けられないでいた。それでも54分に香川が Sissoko に倒されてFKを得る。そのFKから遠藤が放ったシュートはGK Lloris が弾きこぼれダマを拾ったハーフナーが中の香川に折り返すが惜しくも合わない。と言うよりも、ハーフナーがそのまま撃っても良くはなかったか....
しかし57分36秒にも憲剛がシュートを放つなど徐々に日本がペースを掴むかとの予感がした。
62分、日本ベンチは長谷部と憲剛を下げて細貝と乾を投入し香川がトップ下に入り乾が2列目左に入った。 そして乾が投入直後に“挨拶代わり”にミドルを放つ。 乾はこの後も何度も良いドリブル突破を見せた。
65分久々に La Stad de France の観衆が沸きあがったと思ったら Ribery がベンチ前で準備している姿が場内スクリーンに映し出された。 Deschamp 監督はこの試合に勝つために Ribery を投入するのか?と考えていたら、68分に⑰ Gonalons ( Lyon ) と並んで大歓声に送られてピッチに入った。 そして Menez と ⑳ Copua がベンチに下がった。 



Ribery もさることながら Gonalons も 184cm と長身だなぁと思った。しかし下がった Copua は 189cm だった。
Ribery が投入されたが日本が徐々にフランスゴールに近づくシーンが見られるようになる。 71分50秒には乾が香川とのパス交換で左サイドを突破し逆サイドに流れたハーフナーに。そして中央に走り込んだ香川に送るが惜しくもタイミングが合わずシュートに持ち込めなかった。 しかし良い繋ぎが見られた。
だが Ribery が存在を見せ始める。 その直後には左サイドを上がり清武と酒井の2人のマークを振り切り中に切れ込む。 73分にはまたもやこの2人の間に割って入る。 同じ die Bundesliga でプレーする選手2人を持ってしても止められない。
74分には Valbuena から中に入れられたところに Giroud ( Arsenal ) がシュートを狙うがここは吉田 ( Southernpton ) がマークに入り撃たせない。2人とも Premiership でプレーする選手だ。
77分30秒左サイドRibery が酒井のマークを受けながらもValbuena に送る。そこに細貝がマークに入るがその前に中に入れると中央で Giroud が吉田と競りながらオーバーヘッドで右サイドに走り込んだ2分前に負傷した Chantome に替って投入された⑧ Gomis に渡り日本ゴールに押し込まれるが線審がフラッグを上げてオフサイドの判定。見ているこちらは思わず息を飲んでしまったけど、 Gomis は解っていた見たいだった。
この時間帯からフランスは脚が止まりだし、ロングボールと Ribery 頼りになって来た。79分には Gomis からボールを受けた Ribery が酒井のマークを受けながらも放ったシュートはGK川島の正面に。 

日本も負けていない。残り時間が15分程になると長友のスタミナが目立ち始め対峙する Jallet, Sissoko が何度もぶっちぎられる。75分には Jallet を振り切り中に入れるとCKに。そのCKにハーフナーが飛び込むが僅かに合わない。83分にはまたも Jallet が置き去りにされ逆サイドの清武に。中のハーフナーに送るがその前に Koschielny がヘッドでクリアー。清武が直接撃っても良かったと思った。 



欧州組みはさすがに当たり負けしない。 流石に終盤になっても脚が止まらない。 
85分40秒、日本ベンチはハーフナーを下げて東京FCの高橋を投入する。そして香川をトップに上げた。



そして内田を入れて酒井を下げた。ハーフナーの交替はこのCKが終わってからでも良くは無かったかなぁ~と思った。

だけどホームで敗れたくないフランスは最後の力を振り絞る様に Ribery を中心に攻撃に転ずる。 86分40秒、右サイドでボールを持った Jallet が今度は長友がマークに着く前に Valbuena にそこにも長友がマークに入るが中に入って行き Ribery に送る。 Ribery は Gomis にスルーパスを通すがシュートに持ち込まれず Giroud に戻すと Giroud はミドルを放つが川島がナイスセーブを見せる。



そして入れられたCkをRibery がゴール前に送った跳ね返りを Gomis が撃つがまたも川島が防いでCKに。ここで決められたらこれまでの苦労が水泡と化すと思ったCKは日本選手(恐らく高橋かな?)にあたるとゴール正面にこぼれる。これを撃たれたら、と一瞬案じたが拾ったのは今野。そしてグランド中央を怒涛の勢いでドリブルで突破していく。あれよあれよという間にフランスPA付近まで迫り、右サイドを駆け上がった長友に送る。 スタメンから出ていた長友は20分ほどまえに投入された Ribery を既にぶっちぎっていた。そしてそのままダイレクトで中央に折り返す。 Debuchy が振り返って必死に脚を出す先をボールがかすめ最後はうまく香川が引っ掛けそのままフランスゴールネットを揺らした。
大歓声が沸きあがる。歓声を上げたのは日本人サポーターだけだったか? 欧州でも人気のあるキャプテン翼を地で行く見事なカウンターだった。



これで事切れたかフランスは反撃する力は失せており Ribery も内田の敵ではなかった。むしろ乾がドリブル突破を見せるなど日本の追加点か?と思われるシーンがあった。
そしてCollum 主審のホイッスルがなり11年前のリベンジを見事の果たしてくれた。 
深夜から早朝にかけて起きてテレビ観戦をして本当に良かったと思わせてくれる結果だった。
昨年ラグビーのワールドカップでフランスに敗れたときにサッカーなら男女とも勝てるのになぁと心の中で思って敗戦を慰めていたが、これでフランス人に男女サッカーは日本が上と言える様になったと思った。



もちろんこの日のシュート数 ( フランス27 日本 8 ) が語るように試合内容は今は世界の8強には入れないフランスが圧倒していた。もしスタメンから Ribery が出ていたら、ワールドカップの1次リーグで同じ組だったら今日の様な結果は難しかったと思う。 
4日後Madrid で行われたスペインとのワールドカップ予選では Benzema をワントップに置き Ribery 、Menez が2列目に入るなどスタメン3人を替えたフランスがアウェーでスペインから貴重な勝点1を得た。
フランス人達にこの試合で何人の選手を覚えてもらっただろう?
だけどこれだけは言える。 今日本で一番名前が知られているフランス人はRibery でも Benzema でもない、あの Laurent Ruquier である。



La France
①Hugo Lloris (cap.: Tottenham ) - ②Mathieu Debuchy ( Lilie ) , 21 Laurent Koscielny ( Arsenal ), ⑤ Mamadou Sakho ( PSG ), 22. Gael Clichy ( Manchester C. ) - ⑳Etienne Capua ( Newcastle ) , ⑫Blaise Matuidi ( PSG ) , ⑪Aly Sissoko ( Touloues ) - ⑭Jeremy Ménez ( PSG ) , ⑨Olivier Giroud ( Arsenal ) , ⑩Karim Benzema ( Real Madrid ) .
HT ⑧ Mathieu Valburna : Olympic Marseille ( Benzema ) , ⑲Clement Chantome : PSG ( Matuidi ) ⑮Christophe Jallet : PSG ( Debuchy ) , 68’ ⑦Frank Ribery : Bayern Munchen ( Menez ) , ⑰Maxime Gonalons : Lyon ( Capouse )  75’ ⑧Bafetimbi Gomis : Lyon ( Chantome )

日本 GK ①川島 ( Royal Standard de Liege ) DF 21 酒井宏樹 ( Hanover 96 ) 22 吉田 ( Southernputon ) ⑮今野 ( G大阪 ) ⑤長友 ( Internazionale ) MF ⑰長谷部 ( Wolfsburg ) ⑦遠藤 ( G大阪 ) ⑧清武 ( Nurnberg ) ⑭中村憲剛 ( 川崎F ) ⑩香川 ( Manchester United ) ⑪ハーフナー ( Vitesse Amhem )
62’ ⑨乾 : Eintracht Frankfurt ( 中村憲剛 ) ⑬細貝 : Bayer Leverkusen ( 長谷部 ) 86’ ⑥内田 : Schalke 04 ( 酒井 ) ⑳高橋 FC 東京 :( ハーフナー )

わが代表、Wroclow にて Seleconと対戦 Japan 0-4 Brazil 16th Oct. 2012

2012-10-22 | 日本代表

ポーランドの西部にある街 Wroclow には2度ほど商用で訪れたことがある。 もう20年近く前のことだ。
首都のワルシャワでさえまだ共産時代の雰囲気が強く残る時代、そこから離れれば離れるほど日本や西側では感じられない雰囲気が強く漂っていた。 しかし Poznan や Szczecin そして Wroclow といった街に来るとちょっとその雰囲気は変わった。
Wroclow は中心街に石畳が敷かれており、小さなレストランに入ってもポーランド語と並んでドイツ語表記のメニューが手渡された。 そしてドイツ語を話せるか?と商談でも尋ねられた。
ここは13世紀にモンゴル帝国の侵略を受け、14世紀にはポーランドが統一されたが Wroclow を含むシロンスク地方はその統一圏から離脱。 ポーランド王カジュメシュ3世はこの地域が隣国のボヘミア王国に支配されるのを黙認したが、実際はこの地域の古い王家の領主としての存続が続いた。 その後、様々な紆余曲折の後にポーランド王国との男系血族が途絶えたために一帯ハプスブル家の手に渡った。 
その後はオーストラリア継承戦争によりプロイセン王国がハプスブルグ家から武力でこの地を奪い取りドイツの一部となったが第二次世界大戦後のポツダム会談で定められた国境線、所謂 Oder-Neisse Line によりこの地域は今のベラルーシの一部がソ連邦領となったのと引き換えにポーランド領となった。
第二次世界大戦ではここでナチスとソ連共産軍が激しい戦闘を展開したらしい。 
13世紀にモンゴル帝国の侵略を受けたときに多くの地元住民は疎開をし、その後モンゴル軍が撤退すると荒廃した土地を復興させる為にドイツ、フランス、オランダなどから多くの移民が招かれた。
そのうち特に多かったのはドイツ人で、各地で次第にドイツ語が優勢となっていった。17世紀に最後のピャスト家の侯が死亡しシレジア侯家が断絶すると、シレジアはオーストリアに相続され、その後この地方は戦争によってプロイセン王国の手に渡った。
この地域では統計においては「ドイツ人」が多かったものの、実はそのうちの多くは俗に「シレジア人」、「ポメラニア人」、「マズーリア人」などと呼ばれる、ポーランド人やチェコ人の家系が近世から徐々に母語を西スラヴ語からドイツ語に変えることで文化がドイツ化した土着のスラヴ系の人々で、彼らは統計においてはドイツ人と見做され、第一次世界大戦後に国家の帰属を問うために行われた住民投票でも母語のドイツ語が国語であるドイツを選んだ。
初めて訪問したときはドイツがさっぱりだったのでもっとドイツ語を勉強しろと先輩の駐在所長に叱咤された。 
その後まだこの地を訪れたことは無い。

今年7月開催された EURO2012 ではポーランドはウクライナと並んでホスト国となり、ブラジル戦が行われた 42,000人以上が収容できる立派な競技場、ヴロツワフ市立競技場ことStadion Miejski we Wrocławiuで Russia vs Czech, Greece vs Czech そして Czech vs Poland の1次リーグのGroup A 3試合が行われた。
チェコの3試合はすべてここで行われたがそれはかつてボヘミア王国に支配された地域であったことにも寄与しているのかもしれない。試合には多くのチェコ人サポーター達が駆けつけていた。

ヴロツワフにこんな立派なスタジアムが建設されたこともそうだけど、ここで日本代表がブラジル代表と対戦するなんて本当に初めて行った時のことを考えれば本当に隔世の思いがする。あぁ時代の流れは進化をもたらす~

フランス戦相手に勝利を勝ち取った日本代表、試合内容はどうであれ続くブラジル戦はどこまでやれるか?これまでのブラジル戦と違ってかなりやれるんじゃないか?と大いに期待をした。 あまり参考にならないけどフランスは FIFA ランク13位。ブラジルは7月からランクを下げ続け14位。こんなに “ 弱い Selecao “なんて見たこと無いなぁ~。 2年後のワールドカップは大丈夫かなぁ~と関係ない日本人の私が思っている。

日本は本田がスタメンに戻ってきてハーフナーに替わってトップに入った。そして香川は前の試合に続いて2列目左に置かれてトップ下にはこの試合も中村憲剛が。 香川をトップ下に置いて左サイドには好調の乾が…とも思ったんだけど。
右SB に内田が酒井宏樹に替わってスタメン起用された他はフランス戦と同じメンバーだった。 せっかくの欧州遠征なのでもっと多くの選手を使えばなぁと思うのだけどザッケローニ監督は経験よりも勝負にこだわったのか?

一方のブラジル左SBをロンドン五輪メンバーで Real Madrid 所属の Marcelo に替わって AS Roma の Leandro Castan をスタメンに起用したほかは、4日前 Malmoe でイラクを 6-0 で一蹴したスタメンと同じメンバーだった。
注目の Kaka はイラク戦に続きこの試合もスタメンだった。
日本戦には CB Thiago Silva ( PSG ), MF Oscar ( Chelsea ) そして FW Neymar ( Santos ) かつて東京ベルディ、川崎フロンターレでプレーした Hulki ( Dripro Petrovsk ) ら4選手がロンドン五輪メンバーだった。
Mano Menezes 監督は本当に大変な時期にブラジル代表監督を引き受けてしまったと思う。 
それにしてもブラジルはここ5試合の親善試合の対戦相手を見ると、9月12日にアルゼンチンと試合を組んだけど、他は南アフリカ ( 1-0 ) 中国 ( 8-0 ) イラク ( 6-0 ) そして日本。 2年後の地元開催のワールドカップは優勝以外、例え準優勝でも成功と思われないだろうから、もっと違うところと組めないのかなぁと率直に思った。

ブラジルのキックオフで始まった試合、立ち上がりの日本は悪くなかった。 1分25秒には内田から憲剛に縦パスが送られるがわずかに届かなかった。2分にはその憲剛、内田が連続して相手からボールを奪う。 内田はマッチアップした Neymar からのボール奪取で以降この2人の激しい1対1が何度も見られた。
5分19秒には Hulki が長友がマークに入る直前に中に入れ Oscar がアクロバティックなショートを放つがゴール枠は捉えられなかった。 こういうシュートを見せられるとさすが Selecao と思わせられるが6分44秒には本田が基点となり右サイドの清武がシュートを放ち、その直後も長友の上がりから本田が香川に縦パスを送るがわずかに合わない惜しい場面が。 8分には香川からボールを受けた本だがシュートを放つがここは GK Diego Alves の正面に。 本田がいるとそこにボールがよく収まり1対1でも身体を張れるのでそこからいい起点になる。その後 Selecao 相手にボールが良く回りいいペースと思われた。
しかし11分56秒。  Leandro Castan の縦のミドルパスを内田がヘッドでクリアーするも Oscar に拾われ中央の Paulinho にそして遠藤がマークに入る前に打たれたミドルシュートがワンバウンドして日本ゴールに突き刺さり先制されてしまった。


 
主導権を握りつつあるかなぁと思っていたのに絶対に欲しかった先制ゴールを奪われてしまった。 そしてこういう展開でもゴールを決めるところはさすが Selecao と思わされた。
それでも日本はワンタッチパスが良く回り狭いところでのSelecao 相手に堂々とボール回しを見せるので何とか同点ゴールへの希望を抱かせてくれた。
16分にはカウンターから Neymar から前線に上がった Paulinho に渡り、GK 川島までかわされ必至に戻った長友がマークに入る直前に撃たれた左サイドからのファーサイドへのシュートはわずかに外れてくれて天も味方してくれていると思った。
だけど甘くは無かった。21分右サイドを Adriano Corriera の突破を許し中の Kaka へ。そこに今野がスライディングに入り Kaka が倒れるとポーランド人の Borski 主審は迷わずペナルティースポットを指した。 今野をはじめ長谷部等が主審を囲んで抗議をするが勿論判定は変わらない。 リプレーを見ると今野が倒れたときに手がボールに当たってしまっていたのをハンドと取られた様だった。ちょっと厳しい判定では….と思った。 このPK を Neymar が回り込みながら助走をつけて正面に蹴りこみリードを広げた。
GK川島、動くのが早かったと思ったのか悔しがり様は半端じゃなかった。


 
Selecao 相手に2点のビハインドとなった日本。 この時点でもう勝利は無いと普通は思うけどこの試合に関しては次に1点返せば何とかなるかもと期待した。
28分31秒に遠藤からボールを受けた本田が飛び出した香川に縦パスを送るがオフサイドと線審のフラッグが上がる。30分には
長谷部がミドルを放つと GK Diego Alves がファインセーブで防ぐ。 



37分にはRamires が清武を、40分にはDavid Luiz が本田をファールで止めてイエローが出される。ブラジルの焦りも引き出していると思った。 
36分には Kaka からのパスを受けたNeymar が放ったシュートがポストを直撃するのを見てまだまだチャンスありと思った。
ブラジルは完全にカウンター狙い。 相手CB Thiago Silva と David Luiz は最終ラインを浅めにしあまり前に出てこないのでもっと本田、香川が前線にと思ったがそれでも日本にボールを回させてもシュートまで持ち込ませない。
40分を過ぎるとブラジルはミドル、ロングパスを使い始めた。 42分から日本はボールを回して何度かチャンスを創るが得点には至らずに前半が終わった。 シュート数は日本が7、ブラジルは4だった。 押している時間は日本の方が長いと思い実際にシュートもブラジルよりも多かったけど肝心の得点は 0-2 とブラジルがリード。そこが Selecao との差だったんだろうなぁ~と思った。



スタンドには青色が結構目に着いた。 日本人サポーターも多かったと思う。Wroclow にこれだけ日本人が詰めかけるなんて初めてここに来た20年前には考えられない。 それだけにここに来たかったなぁ~という思いうが急再浮上して来た。 2002年に Lodz で日本代表がポーランドと親善試合を行った時の様に……



後半に入り日本ベンチは憲剛を下げて乾を投入した。この交替によりフランス戦と同様香川がトップ下に入り、乾が2列目左サイドに入った。そして内田が下がり酒井宏樹が同じ右SBに入った。2年後のワールドカップではどちらがスタメンに入っているだろう?
それから憲剛は以降代表のメンバーとしてどれだけプレー出来るのだろう….
香川がトップ下に入ったので早く1点差になるのではと期待したのだが47分右CKからファーサイドの Neymar が撃ったシュートがそのまま日本ゴールに転がりこみ3点差とされてしまった。

 

Neymar のシュートが吉田の脚に当たってコースが変わってゴールインしてしまった。 そしてこの失点によりこの試合の興味は日本が Selecao から1点を取れるか?に絞られてしまった。
3点目を失った直後も日本はチャンスを創り続ける。 49分には本田のシュートからCKを得て、そのCKを香川が本田からボールを受けてシュートを放つが惜しくもGK Diego の正面。 53分には本田がドリブルで左サイドを突破し中に走り込んだ香川に送るが惜しくも合わない。 60分には香川から上げられたロブに本田が走り込みマークに入った Adriano に倒された。よしPKだ!と思うも Borski 主審は笛を吹いてくれない。 おいおい、と思うもリプレーを見ると Adriano の脚は本田に当たっていなかった。 反対によくカードが出なかったなぁと思った。
 
3点リードのブラジルは完全にカウンター狙い。 日本はブラジルPA付近には迫るがシュートはなかなか撃てない。そしてカウンター攻撃に転ずると Hulki , Oscar, Kaka そして Neymar が一気に上がってボールを前に繋いでシュートに持ち込む。 2年後のワールドカップでもこういう方策を取るのだろうか? 
61分、日本ベンチは長谷部を下げて細貝を入れる。2人とも浦和レッズでプレーした選手。 あの時の Club World Cup がレッズの最盛期でその後は緩やかな下り坂を…..
日本は香川 - 本田のライン以外はSleecao ゴールに迫れない.。しかし反対に言えばこの2人の突破はワールドクラスと云う事と思う。  
だがシュートを撃つのはブラジルばかり67分 HUlki が Neymar に送り吉田がマークに入る前に中に入れると走り込んだ Paulinho が押し込むがその前に線審のフラッグが上がりオフサイドと判定され胸をなでおろすも76分その Paulinho からの縦パスを受けた Kaka がドリブルで上がりそのまま放ったドリブルシュートが日本ゴールネットに突き刺さり今度はゴールインとなり得点差は4点差とされた。  Paulinho にボールが渡ったのは日本のパスミスを拾われての事だった。



そして Selecao ベンチは Hulki を下げて Giuliano を投入する。 もう Selecao は完全にラインを下げてボールを後ろで回し始める。 4点差は着いたけどなんとか1点を。1995年国立競技場での親善試合では 1-5 で惨敗したがミスパスを拾って最後は福田が決めた, 2006年のワールドカップでは 1-4 で敗れたけど玉田が先制した。だからこの試合でもと期待した。
しかし相変わらず本田と香川のライン以外はボールが繋がらない。 たまに乾が良い突破を見せるのだけど。 
82分には Kaka が下がり Lucas Moura が、85分には Neymar がベンチに退き187cm のLeonard Daniano が投入されるこれで完全にラインを下げ、ボールを拾ったら後方で回し彼がゴール前に上がるとロングボールを当てる方策に出たか…。
87分には Ramires が下がって Sandro がそして89分にはOscar が下がり Thiago Neves がそれぞれ起用されるが日本ベンチはまだ動かない。 宮市がようやくユニフォーム姿になったとピッチレポーターが伝えるが….そして彼が入ったのは89分13秒、清武に替ってだった。そして同時に吉田が下がって栗原も投入された。
しかし宮市が一度ブラジルゴールに迫っただけで、92分に酒井を切りえした Lucas がドリブルシュートを放った後に試合終了を知らせるホイッスルが鳴った。 負けた事よりも得点差よりも1ゴールも奪えなかった事が悔しかった。
画面に映し出された天を仰ぐ香川を見てそう思った……



またブラジルに惨敗してしまった。日本の存在をブラジル国民に見せられなかった。だけど1対1では Selecao 相手に結構やれたと思う。 時間と共にブラジルの選手達が本気を出しても本田、香川そして乾は相手をかわして突破するシーンが見られた。 内容ではこれまでの対戦で一番やれていたのでないか? ブラジルのメディでも試合後本田、香川の2人を評価していた。しかし裏を返せば彼ら以外はまだ世界のトップチームとはやれないと言う事か?
それから本田のワントップ。 私は悪くないと思う。今回は前田の離脱からその起用となったけど、前線でキープが出来て外国人相手に当たり負けない本田のトップは面白いと思う。日本には中盤はタレントが揃っているが前線となるとそこまでは。



しかし改善が必要なのは、今世界のトップレベルに追い付く必要を迫られているのは、地元開催で優勝を義務付けられているブラジルの方だ。 



日本はまだ足場を固めるのが先決だ。 アジアで断トツの地位を長きに亘って築くことだ。 韓国やオーストラリアが絶対に歯が立たないと言うくらいに強くなる事だ。 この欧州連戦を見てそう思った。


あぁ本当に観に行きたかったなぁ~。

Brazil GK ①Diego Alves ( Valencia ) DF ②Adriano Corriera ( Barcelona ) ③Thiago Silva ( PSG ) ④David Luiz ( Chesles ) ⑭Leandro Castan MF ⑤Paulinhon ( Corinthians ) ⑦Ramires ( Chelsea ) ⑩Oscar ( Chelsea ) ⑧Kaka ( Real Madrid ) ⑳Hulki ( Zenit St. Petersburg ) FW ⑪Neymar ( Santos )
76’ ⑱Giuliano : Dnipro Petrovsk ( Hulki ) 82’⑰ Lucas Moura : Santos ( Kaka ) 85’⑨Leandro Damiao : Internacional ( Neymar )  87’⑯Sandro : Tottenham ( Ramires ) 89’⑲ Thiago Neves : Fluminence ( Oscar )

日本 GK ①川島 ( Royal Standard de Liege ) DF ⑥内田 ( Schalke 04 ) 22 吉田 ( Southernputon ) ⑮今野 ( G大阪 ) ⑤長友 ( Internazionale ) MF ⑰長谷部 ( Wolfsburg ) ⑦遠藤 ( G大阪 ) ⑧清武 ( Nurnberg ) ⑭中村憲剛 ( 川崎F ) ⑩香川 ( Manchester United ) ④本田 ( CSKA Moscow )
HT 21 酒井宏樹 : Hanover 96 ( 内田 ) ⑨乾 : Eintracht Frankfurt ( 中村憲剛 ) 62’ ⑬細貝 ( Bayer Leverkusen ) 90‘ ⑯栗原 : 横浜FM ( 吉田 ) 90’⑲宮市 : Wigan Athletics (清武 )


Le Blues vs Samurai Blue 観に行きたかったなぁ~ 試合前の地元紙拾い読み その2

2012-10-14 | 日本代表
Koscielny touché au genou droit
Koscielny 右ひざを打撲
10日の練習の最終セッションで Arsenal の Laurent Koscielny が右ひざを打撲、日本との親善試合とスペインとのワールドカップ予選の2試合に出場出来るか微妙になって来た。もし Koscielny が日本戦に出場出来なくなると Mamadou Sakho ( PSG ) と組むCBを至急探さねばならずそれは Deschamps 監督にとって問題になると伝えられた。

これによってValencia でプレーする Rami が浮上して来た。

10/10/2012 à 19:58
Chantôme : «A peu près le même niveau que le PSG»

Chantôme: " PSG と同じ様に"

初めてフランス代表に召集されたMF Clément Chantôme は所属する Paris Saint German はフランス代表の90%レベルの達していると語った。

この夏に PSG を離れなかった事が良かったと遂に証明されたか?

それは難しかった。 所属先を選択する事は難しかった。 Lyon は本当に熱心に誘ってくれた。 私を必要としてくれているCarlo Ancelotti 監督と話さねばならなかった。 そして彼は今シーズンの目標を示してくれた。 まず最初に代表入りする事。毎日一緒に居る選手達が自分を常に押し上げてくれる事を。 それに加えて、その希望を知れば知るほど、それを失いたくないと思う様になった。 クラブは多くの国際レベルを保持している。このチームでプレーする事が代表に呼ばれる事に繋がると知った。 私はPSGでプレーするチャンスが多かったそれがそこにいる理由だ。

常に代表入りを欲していたか?
いつも代表入りする事を考えていた。しかし昨シーズンは負傷する等多くの困難が有った。この夏にチームを離れようとほぼ決心したと言うエピソードがあった、しかしそれは新シーズンに向けての主たる災難の原因ではなかった。主にポジション争いがあったがそれが自信を齎してくれた。 そして代表に呼ばれた。それが自分の報酬となった。 ここには自分の技術を見せに来た。そして自分が10歳か11歳だった時に行われたワールドカップ1998が行われたここで代表としてプレーしたい。 それはいつの日か実現させたい事だった。 しかし子供の時は自分の好きなクラブでプレーする事の方を夢見ていた。 それが自分がプロ選手になったきっかけで今は代表入りを果たした。

デビューに就いては?
召集の知らせは日曜の夜のトレーニング後に届いた。 だからすぐに準備する必要が有った。この数日間は上手くこなせた。
代表をPSGと比較するのは難しい。それは殆ど同じだ。パリにいても90%は国際感覚がある。練習でもそれは同じだ。  Ancelotti 監督の練習、特に戦術の厳格さは私をレベルアップさせてくれた。 その前は私には守備の意識に欠けていた。彼はそれを植え付けた。 MFは今や得点も求められる。それは私には当てはまらない。 それは気に掛けていない。むしろ上がり過ぎていると思うくらいだ。解決すべき問題はもっと守備的にならねばと云う事だ。

この日本戦23人のメンバーのうちPSG 所属選手が4人。 EURO2012 では2人だけだった。 PSGがフランス代表の90%のレベルに有ると言う発言は地元ファンにとっては意見が二分された。
面白かったのはレオナルド監督時代のPSGとその当時の代表がどうであったかと云う事。
1994-95シーズン PSG は UEFA Champions League で準決勝に進出した。その時のフランス代表は2大会連続でワールドカップ地区予選敗退直後。まさに再建の時期であった。しかし、真の再建はその EURO’96 後、カントナ、パパン達が代表から去ってからだった。

Chantôme は後半開始からMatuidi に替って投入されたが69分膝を裂傷してベンチに下がらざるを得なかった。次のスペイン戦にはプレー出来るか解らない。今後の所属先でのパフォーマンスに期待したい。




10/10/2012 à 22:19
Koscielny est apte
Koscielny は出場可能

10日水曜日の練習で右ひざを打撲した Laurent Koscielny は練習後に施されたメディカルチェックでその状態を“完全に再保証された。”と判断され12日の日本との親善試合と16日のスペインとのワールドカップ予選の試合に出場出来る事となった。

Sakho とのCBパートナーとして最右翼であった Koscielny であるが、いよいよ日本戦の出場が濃厚と思われた。しかし Rami を望む地元ファンも。



11/10/2012 à 07:41
Keisuke Honda très incertain
本田圭祐の出場は未確定

日本に悪い知らせが。 日本代表は多分本田圭祐抜きでフランス代表と対戦するだろう。 CSKA Moscow の MF はふくらはぎ痛を抱えており出場出来るか解らないと L’Equipe 紙に語った。

本田はフランス戦には出場しなかった。しかし今の日本代表の中盤の人材は多い。トップ下には香川が入り...と思っていたが岡崎の不在が浮上していた。だがそこには好調の乾が...と思ったがトップ下には中村憲剛で香川はサイドのスタメンであった。
憲剛の名前を見た時は本当に嬉しかった。
しかしブラジル戦には本田は出て欲しいんだけどなぁ~ 





Ribéry : «Je reprends du plaisir en Bleu»

Ribéry: " フランス代表を楽しむ"

Franck Ribery が再び召集されたフランス代表に就いては精神的に“より解放された”と表現。 筋肉痛が懸念されるがスペイン戦の出場に就いては前向きに考えていると事であった。

Frank 体調はどうだい?
OK,この2~3週間左ふくらはぎに少し違和感を感じたけど大した事はない。 Bayern München でプレーしている時でも充分に対応している。 それで Champions League の Valencia 戦の途中で退き、先週の Schalke 戦を休んだ。そのおかげでここ3試合は90分間フルにプレーできている。コーチと話し合い日本戦は少ししか出ないけどそれはスペイン戦に向けて重要な準備である。

スペイン戦は100%の状態でできるのか?
その為に個々に来ている。 ここでは調整にいそしみ感じは日に日に良くなっている。私の頭の中では100%のフィジカルだ。感じも良い。 もしスペイン戦に100%に臨めなければ私はここに来ていなかっただろう。 しかし何事も起こり得る。それがふくらはぎにだろうと他の部分だろうと。 メディカルスタッフと話し合って日本戦では少しプレーをしてベストな状態でマドリードでのスペイン戦に臨みたい。

“リスクは負っていると思うか ?”
“勿論リスクはあるがとう。 それを見てみよう。”

ベラルーシ戦( 9月12日 3-1 で勝利。1ゴールを挙げる )は代表としてはベストパフォーマンスの一つだったと思うがどんな事を憶えていますか?
この試合であれだけやれた事は大変嬉しい。しばらくの間フランス代表を楽しんでいた。 それが私への本質だった。 もはや起こり得ない瞬間だった。 そして同様に勝ち点3を上げられた事が重要だった。

スペイン戦で偉業を成し遂げれば過去の悪い思い出は払拭できると思うか?
それは真実だ。 その試合の重要な事だ。 恐らくより重要な事と思う。 しかし容易ではない。 それが何であれ最大にポジティブにあり共に耐えなければならない。 我々はスペインを良く知っている。 彼らは良い選手が揃っており世界の football を支配している。しかしマドリードから何かを持ちかえられればと思っている。

EURO2012のフランスチームの輝きにも関わらず、あなたはフランスの中心にあると感じられたけど、あなたはどう感じましたか?
もちろん感じた。より自由に、少ないプレシャーの中でよりリラックスして。 全ての任務を手にした時に誰もが私の質を知っている。
そしてその瞬間に君はよくなり物事にトライしそして仲間を信じる。
人気者になる必要は?
もちろん。私は感情的だ。 私は自分のクラブに5シーズン従事している。そして長い間フランス代表にも、残念ながら私はやや敗北の中にあり徐々にそれを回復しつつある。 それは私をより自由にプレーさせ、物事に挑戦させてより自分を強化させる。

スペイン戦は2006年のワールドカップで対戦した時の様にあなたにとって特別な意味があるのでは?
( 決勝トーナメント1回戦、3-1 で逆転勝利。41分にビエラのスルーパスから同点ゴールを決める。)
スペインとの支配は常に特別だ。特にこの数年は。 我々からすれば例え多くのやらねばならない事があってもそれがフランスのチームで会って持ちあげるイメージであった。 正直に言うと私は小さくはプレーしようとは思わない。 ゲームで要求されるだろう。
最後の EURO の試合で我々は守備的にやろうとした。 普段通りにやるべきであった。 彼らをリスペクトし過ぎた。 その記憶を払拭出来れば最高である。

まさに、ここ最近の2試合ではスペインチームをリスペクトし過ぎたということか?
恐らく。 スーツケースを下げて行く時の様に。 我々は物事を可能な限りスムースに行う為に全ての事を行わねばならないとは言えない。この様なメンタルは持たねばならない。  EURO2012 では守備的になり過ぎた。 攻撃性に掛けていた。 相手を尊重し過ぎた。 再び避けねばならない。

日本代表に就いてはどう思う? 
日本はナイスチームだ。 香川を始め Wolfsburg や Stuttgart でプレーする選手達がいる。 運動量の多い、良い football をするチームだ。 日本は発展しているチームだ。 例え我々がスペイン戦をより重要視していても金曜日の日本戦は勝たねばならない。 特に La Stade deFrance では。

Marim Benzama とのコンビネーションはどの様に変更する?
容易に変更の利くトップクラスの選手だ。  Karim はピッチ上で容易に見つけられるそして相互関係にある。それは自然に起こる事で早く起こる。 彼とはそういう事に就いては試合前には何も話す事はない。

最後の Didier Deschamps との話し合いで Benzema と離れ過ぎているのでPA内に侵入してくる頻度が少ないと指摘されたらしいが、それに就いては?
我々が分散し過ぎていてゴールゴール前への出現が少ないということはないと思う。 コーチ達と話し合う。Bayern München では低い位置でプレーしている。しかし攻撃参加時には一気に駆け上がっている。 しかし彼は最後の30分間では私により冷静になって欲しいと思っている。 それがベラルーシ戦で行った事だ。 そして話し合う余地もある。

Ribery が投入されたのは67分、 Memez に替って。この試合は出てこないと思ったので出て来た時はちょっと驚いた。
そして何度かさすがと思うプレーも見せたいけど、もし真剣勝負で彼がスタメンから出て来ていたらどうなっただろう?
万全のモチベーション、メンタルコンディションに無かったにせよ、彼を止めるには複数でないと難しかった。酒井宏樹と吉田の二人がかりでも止められないシーンが。スペイン戦での彼が楽しみだ。 




Le Blues vs Samurai Blue 観に行きたかったなぁ~ 試合前の地元紙拾い読み その1

2012-10-14 | 日本代表

試合終盤川島がファインセーブを連発する。失点してしまえばこれまでの努力は水泡と化す。
42分21秒 MF Mathieu Valbuena がCKをセットする。日仏両選手が犇めく日本ゴール前に放り込まれるが日本DFに当たってPA外に弾き出たボールを今野が拾って怒涛のドリブルで中央を突破していく前にはフランスDFが3人いるが前進は止まらない。 後ろからフランス選手が3人追いすがるそして右から上がった長友に送るマークに入った Frank Ribery は完全に振り切られている。そしてダイレクトで中央に折り返すと次の瞬間にボールがフランスゴールネットに突き刺さったのが映し出された。

よしやった。ナイスゴ~ォォォォォォル~やぁぁぁぁぁ !! 。

早朝6時前と云う時間を考えたら自身のヴォリュームを制限するのが大変だった。 
リプレーを見ると長友の折り返しを香川がうまく右脚に引っ掛けてフランスゴールに蹴り込んだのが判った。

GK Hugo Llorys をはじめとしたフランス選手の落胆の姿が映し出される。

こうなればいいなぁと思っていた試合展開に、そして結末になりつつあった。そして思った。

こう言う試合こそ現場で見たかったなぁ~。

10月12日はフランス戦、16日はヴロツロフでブラジル戦。こう言う試合こそ現場ではしごをしたかったんだけど、まぁなかなかそうもいかない。テレビ観戦出来るだけ、と云うよりもこう言う連戦が現実に有ると言う事を幸せに思う。
フランスサッカーと言えば最近は女性上位だ。ロンドン五輪前は前年のワールドカップで準決勝に進出した女子代表が“1カ月前の欧州選手権での”男子代表の不振“を埋め合わせしてほしいと地元紙に書かれていた。
同じ事は日本にも言える。いくらマスコミ上は連日香川や清武達の活躍を伝えても女子代表なでしこジャパンは世界女王。 五輪も銀メダル。世界ランクは男子の23位に対してなでしこは3位だ。フランスは男子が13位、女子は5位。
その両国が11年振りに対戦する事となった。 
2001年3月24日。地元開催のワールドカップを翌年に控えたトルシエジャパンは3年前のワールドカップでメイン会場だったパリ郊外サンドニの La Stad de France に乗り込んだ。フランスは当時ワールドカップ、欧州選手権を連覇したばかりの世界最強と言える実力。日本も前年の Asian Cup で優勝し世界王者にアジア王者がどこまでやれるか楽しみにしていた。
それは多くの日本人そして選手、役員さらにトルシエ監督もそう思っていただろう。 
キックオフ時にはかなりの雨が降っていた。パスワークと運動量で体力差と1対1の差を埋めたい日本にはいやな雨だなぁと思っていた。しかし試合開始直後からフランスの猛攻に後手を踏み続け、9分にPKを与え Zidane に決められると14分には Henry のシュートがGK楢崎の手をすり抜け日本ゴールネットを揺らし、アジア王者が欧州、世界王者相手にどれだけやれるかという期待はこの時点で霧散してしまった。
あとは点差が広がらないことを祈るばかりで、90分間を終えてその得点差は何とか5で収まった。フランスのメンバーには GK Rame ( ワールドカップ、EUROでは第二GKだったけど ) を始めCandela, Leboeuf, Desailly, Viera, Micoud, Dugarry, Henry, Trezeguet, Pires, Wiltord そして Zidane といった EURO2000 メンバーが並び怪我でその大会に出られなかった Petit もプレーするという世界最強のメンバー。 
9ヶ月前にモロッコで行われたハッサン国王杯でも両国は対戦し、この時は 2-2 の末にPK戦で敗れるという健闘を見せたが、この試合は EURO2000 前に調整試合。こんなに easy には行かないと思っていたけどサンドニで5点差もつけられるとは...とショックだった。

試合内容も雨で地盤のゆるいピッチに日本のパスは回らず、選手達は相対する選手の体幹の強さにまったく対抗できず、ただ世界の強さと日本の弱さが目立っただけの試合だった。当時の日本代表選手では中田英寿以外(あと稲本と高原がいたか?)はシーズンが始まって1ヶ月も経たないJリーグでプレーする選手ばかりでシーズンたけなわの欧州でプレーする選手達とはコンディションもだいぶ違った。
おそらくフランス選手は中田以外誰も名前すら知らなかったんじゃないかな?
更にフランス入りして以来連日の雨で調整をする予定のグランドがセーヌ川の川水が溢れて使えず急遽代用したグランドが人工芝グランドでLa Stad de France の前日練習で初めて芝のグランドに触れたらしい。
そして当時の山本コーチの”備忘録”にも書かれていたけどトルシエ監督は夜間練習しか行わずそれが時差解消にも問題をきたしたと思う。アウェーという地に様々な悪条件が重なった結果だったけどそれを割り引いてもここまでやられるとは思わなかった。
日本の唯一の見せ場中田英寿が放った強烈なミドルシュート1本だけ。 マスコミはそのショットにすがっていた。 中田が欧州で通じているという証拠であるとか何とか書きたてていたけど試合後の中田の表情から日仏というか日欧の差が計られたと思った。

1994年5月29日にも両国は東京国立競技場のキリンカップで対戦している。
この試合も予想通り 1-4 で日本は一蹴された。 前年のワールドカップ予選で悲劇的な敗退を喫した両国の対戦となった。フランスは Rama, デサイィー、ル・グエン、ジョルカエフ、ブラン、ジノーラ、そしてパパン、カントナ らほぼベストメンバーを揃えての来日だった。 そして日本の唯一の見せ場はイタリア帰りのキングカズがその強さうまさを披露しデサイィーら屈強なDF陣と対等にプレーし、小倉のゴールをお膳立てしたシーンのみだった。
テレビを通してであったがパパンやカントナを見られたのは嬉しかったことを憶えている。

今回再び Asian Cup 王者としてフランスに挑む日本は現地ではどの様に見られているのだろう?

La sélection japonaise face aux Bleus

Le Blues と対戦する日本のメンバー

イタリア人であるアルベルト=ザッケローニ日本代表監督は10月12日のフランス戦と16日 ポーランドのWroclae で行われるブラジル戦に臨むメンバー23人を発表した。メンバーの中には13人の欧州でプレーする選手が含まれている。

Gardiens: Eiji Kawashima (Standard Liège), Shusaku Nishikawa (Sanfrecce Hiroshima), Shuichi Gonda (FC Tokyo)

Défenseurs: Yuichi Komano (Jubilo Iwata), Yasuyuki Konno (Gamba Osaka) Yuzo Kurihara (Yokohama F Marinos), Masahiko Inoha (Vissel Kobe), Yuto Nagatomo (Inter Milan), Atsuto Uchida (Schalke 04), Maya Yoshida (Southampton), Hiroki Sakai (Hanovre)

Milieux: Yasuhito Endo (Gamba Osaka), Kengo Nakamura (Kawasaki Frontale), Makoto Hasebe (Wolfsburg), Hajime Hosogai (Bayer Leverkusen), Keisuke Honda (CSKA Moscou), Hideto Takahashi (FC Tokyo)

Attaquants:
Ryoichi Maeda (Jubilo Iwata), Mike Havenaar (Vitesse Arnhem), Takashi Inui (Eintracht Francfort), Shinji Kagawa (Manchester United), Hiroshi Kiyotake (Nuremberg), Ryo Miyaichi (Wigan Athletic)

ロンドン五輪メンバーからは GK 権田、 DF 吉田、酒井宏樹 MF 清武が選出された。 Die Budesliga で好調の乾、そして一時 Manchester United 入りが噂されたFC東京の高橋、Wigan Athletic でプレーする宮市も選出された。
Hogffenheim で活躍する宇佐美、酒井高徳は声が掛からず、やはりというか浦和レッズの原口元気、広島の佐藤寿人は声が掛からなかった。 浦和では槙野、柏木、阿部も......

地元紙では本田、香川、長友ら欧州のクラブでレギュラー選手としてプレーする選手達に関心が集まっていた。

  

Le Japon avec Honda et Kagawa ( 日本には本田と香川がいる )

フランス、ブラジルとの連戦に向け Alberto Zaccheroni 監督は香川真司、本田圭祐らを選んだ。 また Inter Milan でプレーする長友、 Schalke 04 でプレーする内田篤人、 Arsenal から Wigan にローン移籍している宮市も召集された。

欧州や南米のベストの強いチームと試合をする事となった。我々を発展させる経験地の高い国際試合となる事を願っている。フランスは技術とフィジカルのバランスがよく取れたチームと感じており Deschamps 監督の指揮下、良いスタートを切っている。そして強い Paris Saint Germain の復活はフランスサッカー界にとって欧州でもじゅうような位置を見つけた事の様だとも付け加えた。 ブラジルに就いてはアイデアとテクニックの高いクオリティーのチームでありそれ以上は何も云う必要はないだろう  この様に Zaccheroni は語った。

当初選ばれたメンバーの中から前田、伊野波が怪我で離脱していった。ワントップとCBは今の日本代表にとってやや人材不足のポジション。 連戦を前にちょっと心配になった。
前田に替ってJリーグ得点王を行く佐藤寿人が召集された。佐藤にとっては願っても無いチャンス。だけど起用のチャンスは有るのか? 伊野波の穴は酒井高徳が召集された。ただ高徳に就いては最初から召集されても良いのにと思った。そして彼はCBが出来るのか?とも思った。実際に Stuttgart のラッバディア監督はCBが離脱したのにどうしてSBの Gotoku が何故召集される?と怒ったそうだ。

10/10/2012 à 08:25

Vers une association Koscielny-Sakho
To an association Koscielny-Sakho
 
Didier Deschamps 監督は CB にMamadou Sakho - Laurent Koscielnyのコンビを起用する見込みである。火曜日のマスコミ陣をシャットアウトした練習でそのコンビが試された様だ。Mamadou Sakho は Paris Saint-German,  Laurent Koscielny は Arsenal 所属。彼らの起用の可能性は日本戦の後に行われるワールドカップスペイン戦には出場停止である Mapou Yanga-Mbiwa の欠場に寄与している。また Adil Rami  (Valencia )はベンチスタートとなる可能性がある。

日本戦、続くスペイン戦に向けて召集された23選手はEURO2012 のメンバーから11選手が入れ替わった。 Koscielny はEURO2012では準々決勝のイタリア戦のみ起用され, Sakho はEURO2012のメンバーではなかった。大会後1994年のキリンカップでの日本戦に出場した Deschamps が監督になり半数近いメンバーを入れ替えて臨む最初の山場が日本戦の後に行われるワールドカップ予選のスペイン戦。 選手達が日本戦にどの程度本気になって臨むのだろう。

10/10/2012 à 18:00

Lloris capitaine face au Japon

日本との親善試合を2日後に控え、またワールドカップ予選のスペイン戦を翌週に控えて Didier Dechamps 監督は10月10日の記者会見で Hugo Lloris がキャプテンとしてプレーすると答えた。 Tottenham ではアメリカ代表の Brad Friedel からポジションを奪い先週の日曜日 Aston Villa を相手に Premier League デビューを果たし 2-0 で勝利を納めた。

EURO2012 では4試合全てに出場を果たした Lloris 。昨シーズンまではフランスの Lyon に所属していた。
今シーズンから Tottenham に移籍するがようやくPremier デビューを果たしたばかりであった。



10/10/2012 à 19:34
Deschamps prépare le choc  Deschamps is preparing the shock

Rio Mayuba, Abou Diaby そして Lassana Diara らを怪我で欠くフランス代表は MF Yohan Cabaye をCBで起用する可能性を Didier Deschamps 監督は記者会見で示唆した。ただ Cabaye も腹筋の痛みを抱えている。

Cabaye を日本戦、スペイン戦に帯同させる事に就いては深刻なリスクを負う事にはならないとコーチは話している。

ここ数カ月ベストなパフォーマンスを披露するも左脚ふくらはぎに痛みを抱える Franck Ribery は所属するBayern München では die Bundesliga, UEFA Champions League と過密なスケジュールをこなしておりスペイン戦をベストな状態でプレーする為にアジア王者との試合には Deschamps 監督は“部分的にプレーする可能性もあるがリスクを冒したくない。”と明白にする事を避けた。


まだわからないKoscielny

CB候補の一人 Koscielmy は Deschamps 監督の待つ合宿地に赴く為にあわただしく所属する Arsenal を離れねばならなかった。それは彼の状態を調べもう1人のCB Sakho とのコンビを吟味する為だ。

もし Koscienlny の状態が悪ければ日本戦は Sakho とスペイン戦では出場停止である Rami Yanga Mibwa がCBで起用されるだろう。 日本戦を2日後に控えて10日の練習では Debuchy ( Lilie ) が右SBに入り、Clichy ( Manchester C. ) が左SBに入った。 Lloris は主将として日本戦に出場すると思われる。

日本戦のスタメン予想は下記の通り。

Lloris (cap.: Tottenham )  - Debuchy ( Lilie ) , Sakho ( PSG ), Koscielny ( Arsenal )  (or Rummy : Valencia ), Clichy ( Manchester C. )  - Capua ( Newcastle ) , Matuidi ( PSG ) , Sissoko ( Toures )   - Ménez ( PSG ) , Giroud ( Arsenal ) , Benzema ( Real Madrid ) .

この中盤構成に疑問を抱く地元ファンは少なくなかった。 スペイン戦では違った中盤をとの声も。
そして実際のスタメンは上記の通りだった。 地元紙をチェックしておればそういう事も掌握できるわけだけどこの記事を見た時はRibery は日本戦には出て来ないと思ったんだけどなぁ~。     

                     

       つづく


FIFA 公式大会は最高の大会 アメリカ女子 U-20 2-1 北朝鮮女子 U-20 31st August

2012-10-01 | Women's Football
仕事で使うB5サイズのスケジュール帳がどんどん埋まって行く。 7月はあんなに暇だったのになぁ~。
お盆休み明けにはすぐにドイツや欧州、1週間で戻り、しばらくは、最低でも2週間は出張は無いはずだったのでけどここで予定を変えざるを得なくなり1週間もせずに出掛けざるを得なくなった。
これにより楽しみにしていたFIFA U-20 Women’s World Cup の決勝戦は観戦できなくなってしまった。 
1979年、日本で開催されたFIFA U-20. 当時はワールドユースカップまたはワールドユーストーナメント大会と呼ばれていた。 関西でも何試合か行われたので観戦できると楽しみにしていたのだけど当時はどこでチケットを買えるかもわからず、部活もあったのでテレビ観戦に留まった。 今から考えれば競技場に行けば当日券はいくらでもあったのだけど….
1993年に開催されたFIFA U-17 は知らない間に始まりそして日本対ガーナ戦だけテレビでちらっと見ただけだった。
2002年、日本列島が熱狂したワールドカップはその前に“周到な準備”を行い日韓合わせて5試合、現場観戦が出来た。
そしてウズベキシタンの開催権利剥奪により10年振りにFIFA 主催の国別対抗の大会が開催されることとなった。
ワールドカップと異なりチケット入手に困難を極めると言う事も無いと思ったのでひそかに楽しみにしていたんだけどなぁ~。

日本代表もさることながら一番観に行きたかったのが8月27日に駒場競技場で開催された試合。 北朝鮮対カナダ、中国対ガーナ、のダブルヘッダーが行われた。 女子サッカーの世界では北朝鮮は列強。 そして中国対ガーナ戦はこの試合で準々決勝進出を掛けた試合となると予想したいたのでこの2試合を一気に見たかったのだった。

前日国立競技場にヤングなでしこの試合観戦に行った翌日、駒場競技場に向かった。 本当はこの日に行われる準々決勝戦2試合を観戦したかったけどこれまた仕事に邪魔されて前日同様に第二試合しか見られなかった。 しかしこの日も第二試合の方が見たかった試合だった。

浦和駅からは有難い事に有料のシャトルバスが運行されていた。そのバスに乗り込むと周囲はほとんど、いや全員が在日の人達だった。それは話しの内容から解った。中には昨年平壌で開催されたワールドカップ予選に行った時も話しをする人もいた。それに結構固有名詞を朝鮮語で話していた。それは自分が100% 日本人と解ったからかもしれないけど…
競技場には多くの在日の人達が駆けつけており“応援席はこちらです。”と案内する人も。 私はS席だったので正面スタンドに回った。すると丁寧に係員の人が席まで連れて行ってくれたけど…..その席は結局間違っていて結局自分ひとりで探し当てた。
私の席の周囲には何故か多くの女性達が、しかも彼女達は同じ服装を。 そして話し声を聴くと複数の国々の人達だった。 
そしてすぐ隣には(正確には自分の席だったけど。)ドイツ人女性が座っていた。 ここは得意の?ドイツ語で色々話しかけるとこの女性集団は審判団だと言う事が解った。 中には日本人もいたので彼女にも確認をしたらやはりそうだった….
これはすごい、こんな集団の隣で試合が見られる何でやはりFIFAの公式大会と思った。

国歌斉唱の時からスタジアムの雰囲気を盛り上げていたのは何を隠そう在日の人達で結成されている北朝鮮の大サポーター達。
日本戦以外は北朝鮮と中国くらいしか観客の入りは悪いのではないかと思った。だから8月27日には観に行きたかったのだけど。
北朝鮮とアメリカの対戦は昨年のワールドカップ、今年のロンドン五輪に次いで何とこの1年間で3度目の対戦。 ロンドン五輪はあの Wanmbach のゴールでアメリカが 1-0 で北朝鮮を破りこの結果北朝鮮は準々決勝に進出出来なかった。 
なでしこが戴冠を受けた昨年のワールドカップでも1次リーグで同組となり初戦で 2-0でアメリカが勝っている。
そして2008年FIFA Women’s U-20 決勝戦でも両国は対戦しアメリカが2-1で勝っているが、あの Alex Morgan がゴールを決めている。日本はこの大会準々決勝戦で北朝鮮に 1-2 で敗れた。熊谷、宇津木、田中明日菜らがメンバーに居た。日本の1点は永里あさの、あの大儀見の実妹が決めたものだった。

北朝鮮としては何度目の正直か、今度こそと思っていた事だろう。そして私はチャンスは大いにありとおもっていた。
それはこの日のと云うよりも今大会の北朝鮮のメンバーにあった。この日のスタメンを分析すると2年前の FIFA U-17 大会はおろか昨年のワールドカップ、そしてロンドン五輪経験者が多かったからだ。
173cm のGK O Chang Ran はロンドン五輪メンバー。 両サイドバックを見ると左SB Yun Sung Mi は2008,2010 年に続いてFIFA U-20 3大会連続の出場の上ロンドン五輪メンバー。 右SB Kim Un Ha はFIFA U-17 2010メンバーでとロンドン五輪のアメリカ戦にも出場経験がある。Ri Nam Sil と組むCN Kim Nam Hui も FIFA U-17 2010 とロンドン五輪メンバー。
ボランチ Jon Myong Hwa はワールドカップ、五輪のメンバーでもあり U-20 では前回に続いて連続出場、そして15歳で FIFA U-17 2008に選ばれている。 もう1人のボランチ O Hui Sun も五輪メンバーでFIFA U-17 2010 にも出場。 左MFのYu Jong Im はU-17 2010メンバー。 これまで5ゴールを挙げているKim Un Hwa と組む2トップのもう1人の FW Yun Hyon HI は16歳の時に FIFA U-17 2008に選出され行こう 2010 FIFA U-20,そしてワールドカップ、ロンドン五輪でもプレーした完全な国家代表選手。 ベンチに控える今大会同様に5ゴールを決めていた Kim Su Gyong もワールドカップ、オリンピックメンバーで U-17 2010 のメンバーでまだ17歳。  
この試合と云うよりもこれからどれだけ北朝鮮女子チームは強くなるのだろうと思う経歴であった。 この世代を集中的に鍛えているのだと思った。
アメリカU-20の方は右SB Crystal Dunn が U-20 2010, U-17 2008 経験者。 CB Mollie Pathman が 前回の U-20 メンバー、トップ下の Morgan Brian が U-17 2008, そして2列目右の Maya Hayes がU-20 2010 の経験者で他のスタメン選手は FIFA 大会初出場。 しかし裏を返せばそれだけアメリカの方が選手層が厚いと言う事か….

キックオフ前に北朝鮮選手達が大応援団に向かってまず挨拶に向かうと大歓声が送られる。 これまで1次リーグ3試合すべてにこの様な応援団が組まれたのだろうか? 
北朝鮮のキックオフで始まった試合は立ち上がり北朝鮮選手達の間でボールが良く回っていた。そこは組織力の北朝鮮、個人力のアメリカの予想通りだった。 Kim Un Hwa がワントップとなって残り、攻撃時には Yun Hyon Hi が上がって来る。
9分を過ぎるとアメリカが徐々に前に出て来る。13分に Hayes がミドルを放ち, 14分には Brian がドルブルシュートを放つ。
しかしすぐに北朝鮮が主導権を握り返す。 



17分には Yun Hyon Hiが抜け出してGKと1対1になるが GK Bryan Heaberlin がストップ。 20分には Kim Un Hwa がスルーパスに抜け出してシュートに持ち込むがここはCKに。そしてそのCKは GK Heaberline がパンチでクリアー。 北朝鮮はパス交換でビルドアップしてくるがアメリカはトップの Kelly Cobb 頼り。彼女にボールが入ったあとのボールキープからの展開以外は攻撃の形が出来なかった。 この Kelly Cobb は身長が175cmもあるが横幅も結構。それでいて走ると早い。 さすがにプログラムには体重は載っていなかった。この試合が今大会2回目の出場だった。 
26分15秒。少し距離は有ったが北朝鮮が正面の位置でFKを得る。 トリックプレーを使って Jon Myung Hwa が放ったシュートはまたも GK Heaberline がファインセーブ。 惜しいチャンスだった。その後も北朝鮮がボールを繋いでボール支配率を高める。
試合開始からはずっと在日応援団からの声援が続く。隣の在日の人と思しき人に声を掛ける。
“すみません。応援団、何て言っているんですか?”
“カラ、カラ、チョウソン、行け、行け朝鮮って言っているんですよ。”
“カラ、カラですか?あの KARA とは違うんでよね?”と云うと、笑いながら違いますよ~と答えてくれた。



以降、この人とも色々話す事に。80年代から自分はサッカーが好きで前に男子の代表が来日した時にユンジョンス監督からサインを貰った話しやいつの日か平壌で試合が見たいと言う事を話した。 それを彼は熱心に聞いてくれた。
これだけ応援団が結成されるんだから選手達と在日の人達との接触はないんですか?と訊ねると
“無いんですよね~。 この試合勝てば交流会くらいしてくれるんと良いんですけど。”と少し残念そうに答えた。
ただ世話掛かりの人はいるみたいでその人も私が“やっぱり総連の上の人達ですか?”と訊くと、“恐らくそうだと思います。”と教えてくれた。

37分、CKのチャンスを掴んだアメリカは北朝鮮ゴール前に送られたボールに米朝数人の選手達が飛び込み、ボールが北朝鮮ゴールに転がりこむ。アメリカ先制と思われたが、主審はセンターサークルを指さなかった。
“どうしましたか?”隣の人が訊ねたので “キーパーチャージじゃないですか?”と云うとその通りGKからの再開となった。



40分を過ぎると俄然アメリカ選手達の動きが多くなる。 
“動きが早くなりましたね~。” “この暑さと湿度はアメリカには厳しいでしょう。省エネじゃないですか?”てな話しを隣の人と。
前半終了間際にCKから Morgan Brian のシュートは僅かに外れそのまま前半がスコアレスのまま終わった。 それにしても何と言う蒸し暑さなんだろう….



ハーフタイムの間に今度は隣のドイツ人審判と話しをする。彼女はあの応援団が北朝鮮から来たのかと思っていたらしい。だから皆日本に住んでいる人達だと言うと何故 North Korean が日本にそんなに多いのか?と訊かれたので何とかドイツ語で説明した。しかし難しいところは英語で。 わかってくれたかな~? 
そして隣の在日の人にもそんな質問を隣のドイツ人から受けたと言うと苦笑していた。 極東では殆どの人が知っていることでも欧州の一般の人の認識なんてこんなもんか?と2人で話していた。 通路を挟んで向こう側の席にはちょと雰囲気の違う人が。
“あの人は共和国の人ですか?”と隣の人に訊ねると“えぇそうですよ。”と教えてくれた。 “ その人は恐らくコーチかもしれないが今となっては隣の彼と一緒に話しかければよかったな~と後悔している。

両チーム選手交替無しに後半が始まった。 
“先制点が欲しいですね~。”と隣の人と話した。 しかし先制ゴールはアメリカ。51分クリアーボールを拾ったボランチ Vanessa Di Bernardoの強烈なミドルが北朝鮮ゴールに突き刺さりあっさりとアメリカに先制を許してしまった。 “あぁ~やられましたね~。”と声を掛けた。



先制を許した北朝鮮ベンチは55分 Yu Jong In に替えて Kim Su Gyong を投入する。
“よし、よし出て来た。 Su Gyong 行けよ。 彼女が良いんですよ。”と隣の人が教えてくれた。
ピッチに出た Kim Su Gyong はちょっとオーラが違い気がした。 



61分アメリカベンチは運動量の落ちて来た Cobb を下げて Sammantha Mewis を投入しそのままワントップに置く。 そして Cobb 同様に前線でボールキープを何度も。
試合は一進一退を繰り返す。 Kim Su Gyong にボールが入りドリブルを始めると一斉に大応援団から歓声が上がる。しかしアメリカDFもしっかりとマークに着く。71分先に2人目の交替カードを切ったのはリードしていたアメリカ。 Haynes に替えて黒人選手の Chioma Ubogagu が投入される。 彼女の身体能力で中盤戦に挑むのか?しかし結果的にこの交替が試合を決めるとは….



Kim Un Hwa がドリブルで突破し中央の Kim Su Gyong に。 Kim Su Gyong がワントラップして放ったショットが遂にアメリカゴールネットに突き刺さり北朝鮮が同点に追い付いた。 Su Gyong のファーストタッチも良かったけどよく Kim Un Hwa がドリブルで相手DFを破ったなぁ~と思った。
大歓声が応援団から沸き上がる。そして隣の人や周囲の人達も一斉に立ち上がる。 “やりましたねぇ~。” “はいっ!” 







北朝鮮ベンチは78分 Kim Un Hwa を下げてワールドカップメンバーの Kwon Song Hwa を投入する。 個人的には Kim Un Hwa を下げるのか~と思ったけど….

残り時間は10分弱。 追い付いた北朝鮮がこのまま逆転するかと思った。終了間際に Kwon Song Hwa がヘッドを放つがGK Heaberlin の正面に。 そして試合は延長戦に入った。

隣のドイツ人が“まだ試合が続くのか~”と云ったことを。 まぁそれが本音だろうぁ~と思った。 それからハーフタイムに流れた乃木坂46の曲が流れると他の審判達とこの曲に就いて色々話しだした….

延長戦に入ると体力のある、と云うよりもこの蒸し暑さが北朝鮮に味方すると思った。
“このまま決勝戦が日朝対決になると面白いですね。”と隣の人に声を掛ける。
“いやいや、日本は強いですよ。とてもかないませんよ。”とは言っていたけど….







しかし次のゴールを決めたのはアメリカ。 98分、カウンターから右サイドを上がった Crystal Dunn がファーサイドに入れたクロスに走り込んだ Chiomo Ubogaga が走り込んで放ったヘッドが決まり再びリードを奪った。 Dunn も Ubogaga も黒人選手。彼女達のパワーにやられた感じがした。
“まだ20分以上残っていますよ。チャンスありますよ。”と隣の人に声を掛ける。 隣のドイツ人も“ Elfmeter : PK戦に入る気がする”と呟いた。



しかし北朝鮮はボールは繋ぐけどシュートに持ち込めない。 アメリカは交替選手の Ubogaga がカウンター時には一気に縦に走り込みそこにボールが送られるのでDFラインが押し上げられない。 そして Merwis を中盤に下げてトップ下にいた Morgan Brian を前線に置いた。しかしどちらかと言えば Ubogaga が上がってくる方が多かったしそれが脅威になっていた。
延長前半のロスタイムに北朝鮮ベンチは最後の交替選手 Ri Young Mi を投入するがベンチに下げられたのは78分に投入された Kwon Song Hwa だった。  “17番下げるんですか~” こう言うと隣の人も首をかしげながら頷いた。 そして Ri Young Mi は2列目左に入った。Ri Young Mi もU-17 2010のメンバーだった。



延長後半に入っても北朝鮮はアメリカゴールが遠い。 Ubogaga の前線からの守備も効果的でなかなかPA付近に近付けない。
そしてイタリア人の Silvia Spinelli 主審のホイッスルが鳴りまたも北朝鮮はアメリカの軍門に降った。





ドイツ人審判には今度はドイツに行った時に Die Bundesliga で会いましょうと挨拶をし、隣の男性にも丁寧に御礼とお別れを。
そして後ろの VIP 席には小倉純二日本組織員会委員長が御夫妻でお見えになっており、大仁日本協会会長、田島副会長らのお歴々がおられたのでプログラムにサインをして貰った。 みな私の様な一般人にでも気軽に話しかけてくれた。
そして皆さんに“私は日本リーグ時代から見ています。日本を強くして下さい。”とお願をした。

帰りにシャトルバスを待っていると北朝鮮選手団のバスが前を通った。 多くの人が手を振っていたけど気が付かなかったのか無反応だった。そしてそのバスには大会スポンサーの Hyundai の大きな文字が。 
“ Hyundai のバスに乗ってまずくないですかね?” 後ろの人に声を掛けたら。 “そうですね、まずいですね….” と云った。
バスの中には黒人男性が。話しかけるとナイジェリアの人だった。 日本に何年もいて日本も理解できるらしいが浦和駅まで英語で話した。 

浦和駅に着いたらもう10時半だった。 ホームには何故か韓国代表のレプリカを着た小さな男の子とお母さんの2人連れが。
この試合見に来たのかなぁ~。 

電車に乗った時に思った。 あぁ俺のFIFA Women’s U-20 が終わったなぁ~。 

今度、北朝鮮チームが来日するのはいつだろう…… そしてFIFA の大会は…..