United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

単なる八月日記 Vol.4 〔by ラウド〕

2009-09-30 01:09:11 | History
今頃八月のことを書く。しかも非常に適当に。



せっかく夏なんだから、暑い中を歩き回ろうといういつもの懲りない企画を実行。
メンバーはミカ、yuzといういつもの二人に、このブログには久々の登場の相方・馬論。ブログ更新せぇよ。


湯島
まずは前回訪れた手打ち古式蕎麦からスタート。
今回は全員が古式蕎麦を頼んだ。

今回は普通盛りを頼んだが、やはりこう見ると量が少ないね。しかし非常に旨いのも事実。
いつものように湯島天神に詣でてから、旅はスタートする。

今回の道のりに関して、yuz君から「樋口一葉住居跡」と「洋館」というリクエストを受けていた。
個人的には、今から6年前に妹の部屋探しに付き合った時に歩いた上野~本郷の街並みが忘れられず、その記憶を辿ってみたくもあったのだ。
だから湯島がスタート地点というのは、決して古式蕎麦が食いたいだけの理由ではない。勿論それも大きいが。

そして、その“記憶”と一致する場所と早速の再会。

調べると、麟祥院という臨済宗の寺院らしい。
6年という時間など、ついこないだのようなものだ。思い出はいとも容易く時を超える。
都会の喧騒の中にある侘び寂び。凛とした佇まい。張り詰めた静寂。何と心地良いのだろう。


中に人はおらず、ただ蝉だけが鳴いていた。
すぐ傍を大きな道路が走っている事を忘れてしまいそうである。
最初に訪れた場所としては悪くなかった。

更に少し歩けば、今回yuz君の要望の一つである“洋館”の候補の一つだった日本基督教団本郷中央教会にも出会う。

今回は探訪先の候補から外していたので、こんなに近くにあったのは嬉しい誤算であった。
こういった古い浪漫を感じさせる建物が文化財に指定されて残るのは非常に良い事だと思う。


菊坂
しばらく歩けば、なかなか味のある路地に入る。
樋口一葉が明治23年から26年頃まで住んでいたという旧跡のある菊坂だ。
今回の最大の目的地でもある。
この近辺の街並みが、一葉を全面に押し出したアピールをしている…のだが、意外にも目的地はわかりにくい。
多少迷いながらも、何とか発見。まさかあんな細い路の奥にあるとは思いもしなかった。
『もやもやさまぁ~ず』で取り上げられたばかりだというのに、僕らの他に野次馬はいなかった。

これが一葉の使ったという井戸。
彼女が使ったという歴史的事実にも意義は十分あるが、こんな都会のど真ん中で井戸が使用できるという事も驚き。
水は煮沸しなければ使えないとしても、だ。


一葉が住んでいた路地の階段。有名な場所である。
しかしここは今でも生活されている方がいらっしゃるので、大きな声で騒ぐのは禁物だ。
僕らも声を潜め、抜き足差し足で写真を撮影した。


上の階段を上がった所。
どうも僕らの東京散策は、「64年オリンピック開催前の東京」を探す旅になっているような気がする。
この風景で、そんなもう存在しない過ぎた時間を想像してみたりするのだ。


上の写真の路地を抜けると、金田一親子の旧跡を知らせる看板を発見。
多士済々の面々が揃っていたのですね、この街には。


茗荷谷
既にこの時点で疲労の色濃い二人を気遣い、後楽園駅から丸の内線で茗荷谷へ。
ここから今回のもう一つの目的地である“洋館”、旧鳩山邸を目指す。
しかし二人の強い要望により、駅前のドトールで休む事に。うわぁ、これは体力ないですね…たまげたなぁ…。

護国寺方面へは特に道を調べていなかった。携帯のgoogle mapと、僕の方向感覚だけが頼みの綱。
そんな道程で偶然見つけた旧跡。

見難いが、新渡戸稲造の旧居があったらしい。屋敷自体はもう存在しない。
これで新旧5000円札の顔となる偉人の旧居を回った事になる。偶然にしては素敵だ。
しかし「彼の著である『武士道』はどうも現代において誤解されている」という僕の講釈などどこ吹く風、二人はフラフラと先を歩き始めていた。聞けよ。


護国寺
江戸川橋、椿山荘…見慣れた場所に出た。ここはFが東京に住んでいた頃、よく二人で歩きに来た場所だ。
思えば、彼は僕の街歩きの師匠でもあるわけだ。そう考えると改めて影響は大きい。
あれ以来久しぶりの街並み。あの頃、卒論を前に苦悩していた記憶が、あの頃の空気が蘇る。
こういった体験が出来るから、歩く事は楽しいのかもしれない。

道を知っていたお陰で、鳩山邸に到着はしたものの、入り口がわからない。
正面の門には警備員が立っていて、どうにも入れる雰囲気ではない。別の入り口を探す事にした。


坂のある風景。
二人にとっては負担以外何ものでもなかったようだが。

4月に行った世田谷の風景と似ている。何となくデジャヴを感じていたら、2年前の旅行先で出会ったあの文豪のゆかりの地へと誘われていたようだ。

新渡戸稲造といい、この石川啄木といい、「何だか呼ばれているなぁ」と個人的に感じ入ってしまった。
結局鳩山邸には先ほどの入り口から入るという事がわかった後、二人からは一様に遠回りになった僕への不満が噴出したが、偉人達に呼ばれてしまったんだからしょうがないのである。

鳩山邸へ至る坂道の途中でまたしても休憩が入り、そのまま邸内へ入場料を払って突入。

外観だけ見て次の目的地へ向かう予定だった僕の意思とは逆に、yuz君は邸内、特にこのステンドグラスに強い興味があったらしい。
冷房だの、涼しい場所がどうのこうの聞こえたのは恐らく気のせいだろう。


芝生を踏まないように外に出て、中庭から外観を撮影する。


個人的にさほど感銘は受けなかったが、ここを訪れた数日後、この家を巣立った政治家が率いる政党が政権を奪取したという事実に驚きは隠せない。
しかし、この時は既に二人の疲労が限界に来ていることを知り、予想よりも早い旅の終わりを感じていたのであった。



最後に、ここから程近い護国寺を訪れる事にした。
三条実美、山県有朋、大隈重信といった日本史の重要人物が眠る寺院である。


墓地を巡る予定だったが、縁石に座り込んでしまった二人はもう歩く気力を完全に失っていた。
仕方なく、この本堂から近いところだけ一人で散策してみる事にする。


こうしてみると単なる石碑だが、なんと西南戦争にはるばる派遣され、戦地で亡くなった東京警視第四方面第四分署員の記念碑らしい。
全く予備知識もなしに訪れたため、こういった意外な発見があるのは嬉しかった。
この日本最大の内乱の後、幕末からまだまだ色濃く残っていた武士(士族)の時代は完全に終わりを告げ、明治政府は一気呵成に近代化に向かう事となる。
そんな戦争の犠牲になった方々に、しばし黙祷。


七卿落ちで長州に下って以来、尊皇攘夷・反幕勢力の一員として朝廷でのロビー活動を行った三条実美の墓。
人物としては気の弱い人で、派手な行動は得意ではなかったらしいが、あの時代を生き抜き、功績を残した重要人物だという事実には何の変わりもない。
山縣や大隈ではなく、彼に興味が湧いたのは、あまり明治の匂いを彼から感じず(結局、新政府樹立以降は長州閥からお飾り扱いされてしまう)、幕末の動乱にロマンを感じてしまう僕の性質ゆえだろう。
護国寺行きは想定外だっただけに、またいい出会いがあった。


神楽坂
二人は完全にグロッキー状態。特にyuz君は空腹が酷いらしい。僕もかなり腹が減っていた。
地下鉄東西線で、前回yuz君と入った中華料理店にまた向かう事にした。

正直に言えば、ここで旅を終わりにするつもりはなく、もっと訪れたい場所があったのだ。
二人とも昔から抜群にスポーツが得意な男達である。運動神経が極度に悪い僕なんぞは、いつも遥か先を走る彼らの背中を追い駆けるしかなかったのだが…それが今ではこの有様である。
馬論は生まれ付いての体育会系だし、最近yuz君も体を鍛えているという話を聞いていたのだが…。
馬論曰く、「ミカと違って俺たちは一度にスタミナを蓄えられない。ミカは大量に蓄えておける」。なんだそりゃ。
yuz曰く、「スポーツをやる時とは別。スポーツをやれば体は動く」。何と都合のいい体だ。

でも、実際彼らの言う通りなのだろう。
今回のような趣味の街歩きの時は僕が先陣を切って歩いていても、いざフットサルやサッカーなどをやる時は彼らの方が機敏に走れるに決まっているのだ。
そして、そういう肝心な時だけしっかり動ける奴が女の子にキャーキャー言われるのだ。絶対そうなのだ。
腹立ちますよね。絶対世の中って公平じゃないですよね。


幾分回復した二人と、神楽坂を歩いて目的の駅へ向かう途中、あの頃の自分と向き合ってみたくて、僕の通っていた母校の周りを通る事にした。
あまりに多くが変わっていた。時は歩みを止めないのだ。
だからそれを見て見ぬ振りをして、僕も歩みを速めた。

JEF United Playback 2009.9. 〔by ラウド〕

2009-09-28 02:56:10 | JEF United Chiba
第25節 千葉 vs 新潟
9月12日(土)
千葉 0 - 1 新潟
得点者:20' 矢野貴章(新潟)

セットプレーで失点。あまりに重い一点が最後まで返せず、そのまま敗戦。
チャンスは作るものの、この試合もあまりにゴールが遠かった。
選手にもサポーターにも重いダメージを与える敗戦。勝利が遠い。


第26節 神戸 vs 千葉
9月20日(日)
神戸 2 - 2 千葉
得点者:7' 朴康造(神戸)、33' ネットバイアーノ(千葉)、55' 朴康造(神戸)、87' 工藤浩平(千葉)

2度のリードを許しながら執念の引き分け。とにかく勝ち点が欲しい中、その数字が「1」でも価値はある。
ぶっつけ本番に近い3バックなど連携面に多く課題は残るものの、ゴールが二つ奪えたのは収穫。
しかしそれでも現状を考えれば引き分けで満足していていいわけがない。勝利が欲しい。


第27節 千葉 vs 山形
9月26日(土)
千葉 1 - 2 山形
得点者:26' 長谷川悠(山形)、71' ミシェウ(千葉)、73' 北村知隆(山形)

勝ち点5差、残留争い直接対決ながらこの局面でも敗戦。
この試合も3バックへのシフトチェンジへ対応が出来ていたとは言いがたく、得点の直後に失点という最悪の形。
去年の残留争いを思い出し、もう一度落ち着いて戦うしか術はない。諦める必要などどこにもないのだ。

JEF United Playback 2009.8. 〔by ラウド〕

2009-09-27 20:23:20 | JEF United Chiba
第20節 磐田 vs 千葉
8月1日(土)
磐田 3 - 2 千葉
得点者:11' 岡田隆(磐田)、12' 村井慎二(磐田)、37' 前田遼一(磐田)、57' 巻誠一郎(千葉)、59' 谷澤達也(千葉)

江尻監督初采配の試合。ミラー政権との大きな違いを見せつけるように、前半から攻めに攻めた試合。
しかしいきなり3点を叩き込まれ、暗雲漂うも後半の猛攻で追い上げた。
欠けていたピースにしっかりとはまったネット・バイアーノの活躍を含め、今後の試合にポジティブな影響を及ぼすはず、と期待の持てる内容だったのだが…。


第21節 千葉 vs 柏
8月15日(土)
千葉 0 - 0 柏

千葉ダービーは試合開始早々にネットが肘打ちで退場。残り約60分を数的不利で戦う事になってしまう。
しかしこれを総力でカバー。カウンターまで仕掛けるも点が取れず、最終的にはスコアレスドロー。
夏場の過密日程の中でのスタミナを消費するタフな展開は、次節に色濃く影を落とす事となる。


第22節 千葉 vs 名古屋
8月19日(水)
千葉 0 - 2 名古屋
得点者:24' ケネディ(名古屋)、75' 玉田圭司(名古屋)

詳しくはこちらを。(第22節 千葉 vs 名古屋 Going Fukuari Ground フクアリ観戦記 Vol.5  〔by ラウド〕
思えば、今年は一度も“連動性のあるサッカー”というものを観ていない気がする。
スタミナの面でも厳しかったとは思うが、だからといって負けていいというわけではない。


第23節 大宮 vs 千葉
8月22日(土)
大宮 1 - 1 千葉
得点者:32' ネットバイアーノ(千葉)、62' ラファエル(大宮)

現在のジェフで最も得点の匂いを感じる男、ネットが先制ゴールを奪うも、追いつかれてドローというよく見た展開。
ワンチャンスを活かしてゴールするも、圧倒的に攻め込まれて堪え切れず失点というパターンも同じ。
アウェーで勝ち点1、本来なら悪くないが…今必要なのは勝ち点3のみなのである。


第24節 横浜FM vs 千葉
8月29日(土)
横浜FM 1 - 1 千葉
得点者:4' ネットバイアーノ(千葉)、70' 金根煥(横浜FM)

久々のニッパツ(三ツ沢)開催試合。まずは意図通りの展開から、PKで早々と先制に成功する。
しかしあとはテンプレ通りの展開へ。相性の悪いマリノスに負けなかっただけ良しとすべきか…。
攻め込まれながらも、カウンターで攻撃の形を作り、決定機をいくつか迎えたのは収穫だったはずだ。

第22節 千葉 vs 名古屋 Going Fukuari Ground フクアリ観戦記 Vol.5  〔by ラウド〕

2009-09-26 23:56:20 | JEF United Chiba
今更8月に観に行った試合を振り返る。



2年前に知り合ったグランパス・サポーターのtaさんとは、いつか一緒に試合を観に行ければいいねと話していたのだが、今年3月に初めてお会いして以来急激に交流が活発化し、この試合の観戦が決まったのだった。
わざわざ彼は関西から千葉まで遠征して来てくれたのだった。申し訳ない。
席はSバック指定の最前列。フクアリはどこで見ても近いが、さすがにここまで臨場感のある席で見るのは初めてである。
ゴール裏最前列は経験があるけど、やはりサイドから見るのは格別であった。通いなれたフクアリでも、こうやって席を替えれば全く違う発見があることに改めて驚く。

個人的には、江尻新監督の采配を診るのはこの日が初めて。
去年のフクアリでの鮮やかなグランパス戦の勝利の再現を期待して、この日は足を運んだのだが…。


試合内容は、正直よく覚えていない。
今年は平日に酷い試合を見せられる事が多いが、多分に漏れずこの日も相当に低調なゲーム運びだった。

出場停止でネット・バイアーノが出場できなかったのが結局無得点に繋がってしまった、という情けない論評しか出来ない内容。
攻撃に意図が見られない。単独突破を図っては潰され、カウンターを狙おうにも形が出来ずに途中でカットされる。
そもそもシュートまで持っていくことが出来ないし、シュートできてもそれが枠に行かない。
櫛野の攻守とポストの大活躍(2回は叩いたかな?)で何とか耐えていたものの、2失点で済んで良かったね、といった程度の内容。

走ってテクニックで相手の守備を撹乱させる事のできるミシェウの投入も遅すぎる。少なくとも新居と逆でしょう、交代の順番が。
日程の問題もあるけれど、とにかく出足が鈍い。走り負けているからもうどうしようもない。
へとへとになってミスを連発する坂本隊長のあんな姿は見たくなかった。


夏休み、楽しみに観に行った子供がこんな試合を見せられたら、どう思うだろう。
taさんが気を遣ってくれたのか、スタジアムを早々と後にするのが僕に出来る精一杯。
隣で相手ゴールシーンの度に喜ばれるのはきつかったが、彼とお喋りをしていなければ、また床を蹴って帰ったような試合だった。
taさん、わざわざ遠くまでありがとうございました。また近いうちにお会いしましょう。



あれから一ヶ月が経った今、ジェフは更に厳しい状況に置かれている。
嘆いていても意味がない。とにかく勝ち点を積み上げるしかないのだ。諦めるのは希望が全て絶たれた時でいい。

One step beyooooooond!!! 〔by ラウド〕

2009-09-23 00:02:55 | Music
お久しぶりです。個人的に様々な事情があり、更新が滞ってしまいました。
8月の分を取り返すという言葉に嘘はないので、今月と来月の記事数で挽回していきたいと思います。

ジェフの話題は、何とか今月中に書くべき事は書いてしまう予定。
スペシャルズのライブ・レポートは、来月に延期させていただこうと思っています。



そんな感じで貧乏暇なしな生活を送っている今日この頃ですが、そんな疲れた心を躍らせるニュースが。


マッドネスのデビュー作『ワン・ステップ・ビヨンド』がスペシャル・エディション化(CDジャーナル)

いよいよです。いよいよマッドネスのリマスター&エキスパンション盤ですよ。

まことに勝手な推測ながら、日本では知名度とイメージの問題で、本国の英国ではあまりに国民的バンドになってしまったせいで音楽的になかなか正当な評価がされていなかったと思しき彼らが、ようやくこれで冷静に音楽ファンに受け入れてもらうための場が出来たかと思うと、本当に嬉しい。
個人的には彼らの音楽が深みを増すのは4thの『Rise and Fall』からだと思っているのだけれど、この頃の若く性急で攻撃的な作品も当然大きな魅力があるのは今更言うまでもない。

気になるボーナスディスクの曲目は下記の通り。

*The John Peel Session
01. The Prince
02. Bed And Breakfast Man
03. Land Of Hope & Glory
04. Stepping Into Line
05. One Step Beyond... (7" Single Version)
06. My Girl (Mike Barson / Demo Version)
07. Mistakes (B-Side 'One Step Beyond...')
08. Un Paso Adelante ('One Step Beyond...' Spanish version)
09. Nutty Theme (B-Side 'One Step Beyond...' 12")
10. My Girl (Ballad - From Flexipop) (
11. Stepping Into Line (B-Side 'My Girl')
12. Un Passo Avanti ('One Step Beyond...' Italian version)
13. Deceives The Eye ('Work Rest & Play' EP)
14. The Young And The Old ('Work Rest & Play' EP)
15. Don't Quote Me On That ('Work Rest & Play' EP)
16. Razor Blade Alley (Live - 'Dance Craze')
17. Night Boat To Cairo (Live - 'Dance Craze')
18. One Step Beyond... (Live - 'Dance Craze')<cdジャーナル></cdジャーナル>

正直に言えば、ここに入っているB面やEPのアルバム未収曲は全てコンピレーション盤で持っているのだけれど(レアトラックス『Business』)、当然リマスターが施されるだろうから、新たな音と対峙するのが楽しみ。
2-Toneの映画の『Dance Craze』からも収録しているのが憎い。
これを機に、マッドネスが冷静な視点から再評価される事を切に願わずにはいられない。


ついでに、個人的に今すぐスペシャル(レガシー)・エディション化して欲しいアルバム6選。
全く下調べせずに書いているので、既に発売されていたら申し訳ないです。


『The Specials』The Specials
マッドネスが来るならこちらも。両雄並び立たねば。
ベストの出来が相当いいというFの話もあるから、バラでの再発は無理かな?

『White Music』XTC
XTCはデモ・トラックを集めたコンピレーションを多く出しているから、ボーナス・マテリアルがないかもしれない。
でもこの時期の荒々しい彼らを聴きたい。ボートラはライブ音源で。現実的には『Black Sea』あたりが選ばれそうですけどね。

『High Land, Hard Rain』Aztec Camera
そもそもちゃんとリマスタリングされた事があるかどうかもよくわかってない。最初のCD化の時以来、ずっと音をいじってなさそう…。
今こそデラックス・エディションで!個人的にも、今ちょうどCD持ってないしね。

『Cafe Bleu』The Style Council
『Our Favourite Shop』がデラックス・エディションになったんだから、せっかくだからこっちも。
でも、最初に『Cafe Bleu』じゃなく『Our Favourite shop』を選んだ人って、絶対“わかっている”と思う。心の底から拍手を送りたい。

『Setting Suns』The Jam
『All Mod Cons』よりこっちの方を先にデラックス・エディション化すべきだったのではないか?と思ってしまう。
ボーナストラックに「Going Underground」と「Dreams of Children」が入ったら、それだけで最強のアルバムになりそう。

『Original Soundtrack』10cc
全てのロックのアルバムの中でも、個人的ベスト20に必ず入る作品。その全貌を解明してほしい。
そもそも、10ccの作品ってストレンジ・デイズで紙ジャケ再発して以来ノータッチなのかな?
…と思ったら、去年微妙にボーナストラックを増やした盤がまたストレンジ・デイズの復刻で出ていた模様。
また中途半端な事してるなぁ…シングル・エディット2曲のために新しく買えって事かい?一応SHM-CD化してるのが売りなのか…。