United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

2008 Music of the Year 〔by ラウド〕

2008-12-31 01:35:07 | Music
CDを買う量は全く減っていないのに、新作・再発問わず今年出た新譜を殆ど買っていない事が発覚。
それでも今年も意地でやります。
新作を10枚、再発を5枚、邦洋問わずに。


新作Best5

1.Viva La Vida or Death and All His Friends / Coldplay
人間の生と死に真っ向から挑んだトータルアルバム。
何を言われようと、圧倒的な完成度と構築美にひたすら溺れたくなる。
ああ、人生は美しい。


2.Softcore / TV Eyes
僕の今年の音楽を語る上で絶対にはずせないアーティスト、Jason Falkner。
そんな彼の充実のEPをここにチョイス。
疾走感あふれるアッパーさが僕に今日も力をくれる、


3.永遠の明日 / DEEN
高らかにDEEN復活を告げる力強いポップナンバー。
詞も曲も迷いなく見据えているのは、自らが進むべき明日。
「夢であるように」に肩を並べる名曲。そう言い切ってしまおう。

4.Dig Out Your Soul / Oasis

5.sunset girls / De De Mouse

6.22 Dreams / Paul Weller

7.Perfect Symmetry / Keane

8.Ray Guns Are Not Just the Future / The Bird and the Bee

9.4 Letter Word / Born Crain

10.Velocifero / Ladytron


編集・再発Best5


1.the sound of THE SMITHS / The Smiths
その内容に関しては前回お伝えした通り。
次は全アルバムのリマスターを、願わくば再結成を…。


2.Jesus of Cool / Nick Lowe

3.Niagara Calender 30th Anniversary Edition / 大滝詠一

4.鈴木茂ヒストリーボックス / 鈴木茂

5.Turn Back the Clock / Johnny Hates Jazz



時間がないので駆け足になってしまいましたが…今年も実に音楽に関しては実り多き年でありました。ニューウェーヴやテクノポップ/エレポップの枠を飛び越えて、ネオ・モッドからパワーポップ、パンクまで遂に進入。ライブまで行ってしまったのであった。そこらへんのレポートは新年にやります。

来年も、また素敵な音楽との出会いが数多くありますように。

キャストのシャドー 〔by ラウド〕

2008-12-28 00:28:25 | History
ちょっとあまりにもアレなのでちょっと書いておく。

大河ドラマ『天地人』 登場人物関係図

妻夫木…
小栗…
相武…
上地…

『篤姫』でこの路線に味を占めましたね、NHKさん?

どの路線?うーん…まぁ、良く言えばライトなドラマ、悪く言えばがくg(ry

もういいよ…『風林火山』みたいな重厚な物語を観たいんだよ…一年我慢したのにこれかい…
阿部ちゃんと北村一輝はいいと思うんですけどね。

直江兼続といえば、慶長出羽合戦が楽しみだなぁ。妻夫木くん、どういう演技するのかなぁ、ワクワク。
愛の同士討ち、愛の苅田狼藉ですね!
でも最上義光の名前がないんですよね…伊達政宗の名前はあるのになぁ。どうすんだろここ。


再来年まで我慢か…中岡慎太郎は誰がやるんでしょうね。
今年は当然のように無視されてたけど、竜馬の物語なのにスルーされたら笑えるな。

No.1 〔by ラウド〕

2008-12-27 00:29:18 | JEF United Chiba
立石智紀 選手 現役引退のお知らせ

そうか…ジェフで引退するという道を選んでくれたのは非常に嬉しいけれど、やっぱり寂しいよ。
まだまだ十分すぎるほど活躍できると惜しまれながらの引退。
これで、J開幕からジェフにいた選手もいなくなってしまった。

下川、加藤、白井、櫛野というGK達がゴールマウスを守る中で控えに甘んじながらも、いつ来るとも知れぬ出番に万全の体勢で備え続ける。
決して腐らず、焦らず、真摯にサッカーに取り組む。だからこそ、2005年に櫛野が怪我で欠場した時も、その穴を埋めて余りある完璧なプレーを見せつけ、遂に正GKの座を奪取したのだ。
こういう人をプロの鑑と言わずしてなんと言おう。

人は思い通りにいかない時、何か自分以外の理由を探したがる。そうして駄目になっていった選手達はごまんといる。以前ここで紹介した『星屑たち』にも、その辺の話が詳しく書いてあったっけ。
それでも努力する事。そうすれば道は拓ける。それを身をもって示してくれたのがこの立石という選手だった。


個人的には、僕がジェフの試合にちゃんと通いだしたのがフクアリ以降。
つまり、タテさんがレギュラーになった時期とかぶるわけで、僕の中ではジェフの正GKといえば彼という認識が強い。

忘れようにも忘れられない、ナビスコ国立決勝。頼れる守護神がいきなりPKを止めるという、確信めいた予感が僕にはあった。
幸せな時間を、あの背番号1と共に随分と共有させてもらった気がする。


なんだか文を書いてる間に随分と感傷的になってしまった。何だか泣きそうだ。

今までありがとうございます。お疲れ様でした。
そして、これからもジェフを支えてください。

the sound of THE SMITHS 〔by ラウド〕

2008-12-26 23:20:01 | Music
これはとんでもない。いや、本当に。



こないだの吉祥寺行きの際、cloud9師から「スミスのニューベストが出ている」「ジョニー・マー自身がリマスタリングを手がけたという事実が何よりも重要」と情報をいただいた。
小生、全く知りませんでした…今月といえばBorn Crainの新譜と、DEEN渾身のニューシングルのことしか頭にありませんでした…不勉強の極みです、お恥ずかしい。

というわけで、ようやくクリスマスの日に購入。
Disc1がベスト、Disc2がレアトラック集なんですが…改めてこのバンドの持つ圧倒的なパワーを実感させられました。
はっきり言って今までの盤の音が別物のような粒立ち、立ち上がり、立体感。この説得力は…もう釘付けです。
これがジョニー・マーの中で描かれていた音だったのですね。納得しました。
一番わかりやすかったのが「How Soon is Now」の12インチバージョン。フランジャーのかかった、ドローン効果のように鳴り続けているギターの迫力といったら!

大滝師匠が『A Long Vacation 20th Anniversary Edition』の時にインタビューで言っていた言葉を思わず思い出す。
「俺は雄雄しいんだよ、本来は」
これ、The Smithsにも当てはまるんじゃないかなぁ、と。そんなことを考えさせられたベスト盤でした。
いやはや、素晴らしい出来。

ジョニー・マーって、ソングライターとしては勿論、本当に個性的なギタリストだなぁ。
“ 空間の美学”というか、音の隙間さえも鳴らしていく。カッティングとアルペジオの麻薬的な魅力…歌を食ってしまうようなエゴイスティックなプレーとは極北 の位置にいるギタリストですね。個人的にはポリスのアンディ・サマーズとこの人はもっともっと評価されていいと思ってます。
ただ、ウィキペディアに載ってたこの発言は結構ショックでしたけどね。
パンク・ロックについて
 「今振り返ってみればいくつかいい曲もあるけど、ほとんどがクソだね。ザ・ジャムなんかクソだった。ちょうど僕が自分のプレイについてまじめに考え始め た時期だけど、連中ときたらいかにヘタクソに曲を演奏するかを競い合っているような感じだった。ほとんど得るものはなかったね」
ジャムはパンクなんだろうか…まぁいいですけど。
とりあえず、中のブックレットでギターを構えるジョニー・マーが非常に格好良かった。


今年最後に買うCDがこれで良かった。



The Smiths - Heaven Knows I'm Miserable Now

I hear a rhapsody 〔by ラウド〕

2008-12-20 01:17:27 | History
次々に放出話がまとまっていきます。

川上典洋 選手 の移籍について
伊藤淳嗣 選手 の移籍について
この二人を放出しちゃいますか…正直かなり以外でした。特に伊藤。
将来性という意味でも非常に残念ですが…またJ1で再会できることを願っております。

中島浩司 選手 の移籍について
中島は無事に広島への移籍が決まったようで一安心。つーか広島は元ジェフ組多いな。
またイリアンのバックアップをやるのでしょうか。
「自分自身のジェフに対する気持ちは変わることはありません。引き続き応援よろしくお願いします」
泣かせる一言だねぇ。勿論僕は引き続き応援させてもらいますよ。
対戦相手として国王のプレーを観るってのは、果たしてどんな気分なんでしょうか。楽しみでもあり、怖くもあり…。



今日は久しぶりに歴史に関係した話でもしましょうか。
これでも聴きながら適当に流し読みしてください。

I Hear A Rhapsody / Bill Evans & Jim Hall




さて、実はこれが僕が自分の意思で初めて買ってもらった歴史の本なのです。
思いっきり年季はいってるでしょう?それもそのはず、僕が小学校2年生の時に買ってもらったものなのです。


定価300円。消費税がない時代だぜ…歳がバレるな。
場所は茂原市の本屋でした。今はブックオフになってます。アスモの前にある…実にローカルな話題だ。

なんで親にこれをねだったのか…詳しくは覚えていないのですが。
背伸びしたかったからとか勉強したかったからでは断じてなく、単純に歴史を知りたかっただけだと思います。

僕にとって歴史とは、スリリングでドラマティックなストーリーを読んでいるのと同じだったんですよね。
今はもうちょっと広い視点で俯瞰できていると思うけど…でも、あんまり変わらないか。

しかし…

こうやって改めて見ても、単なる年号暗記のための本で、読み物要素はゼロなんだよなぁ…これを読んで僕は楽しんでいたんだろうか?
でもこれだけボロボロになってるって事は、相当読み込んでるはずなんですよね。
その割には受験勉強の時でも、年号の暗記は正直日本史の中では一番苦手だったんですが…。


年末年始は時代劇・歴史ドキュメンタリーが多くて非常に楽しみな季節です。
来年の大河ドラマはどんな感じになるんですかね…。