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ヨコスカ・ラム~甘蔗(かんしゃ)の酒

2009-03-23 21:56:10 | Weblog
  
 昨年秋から関わってきた掛川の大須賀地域の地酒プロジェクト。3/24に発表することになったのが、このさとうきびの酒『ヨコスカ・ラム』だ。

 この遠州横須賀の地で、さとうきび栽培と精糖に200年の歴史を刻めたのは、四国土佐からいただいた苗のおかげだった。土佐への感謝を込め、あえて土佐の地でお酒を造ろうと提案し、酒名にも、さとうきび本来の呼称「甘蔗(かんしゃ)」を採用した。

 ウィキペディアによれば、世界のさとうきび栽培の北限は四国である。しかし、北緯34度付近に位置する遠州横須賀の地が、実質的な日本の北限で、これは世界最北限となる。この緯度:34度を、この酒のアルコール度数と決めた。

 遠州横須賀でつくる酒、といえば“和”の世界である。神ありきの祭りや神事を拠り所とする、このまちの作法。コミュニティの規律。出来上がった地酒を神社へ奉納することを想定すればなおさらだ。

 しかし、ミスマッチを狙った。エネルギッシュな祭礼、懐しいストリート、とびきりの白い砂と大海原、農産品・地産食品による地域自給型の食卓。ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブのように、祭りの太鼓とお囃子は、街を彩るアンサンブルミュージックだ。遠州横須賀は、まるでキューバを彷彿させるシチュエーション。
だから、ラム酒なのだ。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
感謝、甘蔗♪ (a24bogie)
2009-03-27 23:23:06
この1年、本当にありがとうございました。

とっても良いラムが出来て、

町の活性化に貢献できました。

>中日新聞に写真も載ったし…(;^_^A

これからも、ヨコスカ・ラムをヨロシクお願いします。

m(_ _)m
こりゃまたどーも! (サトー)
2009-03-28 00:42:28
この前は、愉しい宴で何よりでした。
新聞記事も、狙い通りのシチュエーションで、
これも良かった。
今度、店に顔出します。
さらにこれから (こままさ)
2009-03-29 22:06:55
 どうも。なかなか美味しいお酒の誕生でおめでとうございます。

 ここから先の展開ですが、このラムベースで地域オリジナルのカクテルなどできないものでしょうか。ネーミング、材料、曰く因縁の話題性など…、考えればいろいろと面白いことができそうです。
 何てったって女性の支持を得られるかどうかが鍵ですね。

 うーん、リアルのもの作りってやっぱり楽しいなあ。
 
横須賀焼きそば+ヨコスカ・ラム (サトー)
2009-03-31 21:56:11
さとうきびの酒として味わえるのは、やはりロックかな。んで、横須賀の男の衆が、グビッといくシチュエーションを想定してました。
もちろん、カクテルやスイーツなど多彩に使い方があるのも事実です。
おススメしたいのは、焼きそばを肴に、ソーダ割り!横須賀焼きそばならさらに良し!

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