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どうみても賭博促進法

2018-07-19 09:09:07 | 国際・政治

 どうもこのところ国会は熱中症にかかっているのか、政権与党らは何としてでも                                         会期中に強引に強行採決したい法案を並べている。参議院6増が強行通過した。                                         

 こんどはIR法とか。いわゆる「カジノ法」の事だが、ぼくにはどうみても「賭博促進                                    法」にしか映らない。要するに高額な賭け事が公に出来るいくつかの拠点を設置                                       する法律のことだ。これで国は公認の賭博場を作ることになるのだ。これで一儲け                                  しようというのだろうか。

 なぜそんなにまでして経済力を付けたいのか、多くの犠牲者を産む事がわか                                    っていても、誰が守銭奴になるのか、ぼくには理解できない法律だ。どうも北海道も                                   手をあげているらしい。疲弊した北海道だから、一攫千金を夢見ても仕方がないが、                                     もっと他に早急に着手すべき課題は山積しているはずだが。                                     

 政府は明らかに依存症が出る事もわかっているから、依存症対策をも進める                                         法案をも提示している。片やゲーム場を作り、みずみすいんちきが起こる罠に誘導                                        しながら、他方で依存病人まで作っていく危険性を承知の上での強行法だ。                                     どこに意味や意義があるのだろうか。

 この法律を喜んでいるのは、暴力団と大金持ち、そして限度を越えた遊び人では                                     ないか、と思ったりする。これからは警察や医療従事者が忙しくなり、政府も対策が                                      追いつかないことに気づいていくのだろう。それでは遅いのだが。

 海外からの誘致を主にしているらしいが、きっと問題を引き起こし、社会が一層                                       不安定になり、危険な様相を呈していくのではないか、と想像する。いったいこんな                                     ところに目を付けたのは誰なのか。漫才師ではないが、”責任者でてこい” といい                                      たくもなる。

 しかも世論調査でも反対が多い。民意はこのところの提案される法案にすべて                                     懐疑的で、信頼を置いていない。つまり政府案を承認していない民意が高い。しかも                                   舵取りをする安倍さんの信頼度は10%程度しかない。勘ぐればどうやら密かに                                         アメリカからの推奨らしい。あるいは脅迫か。これからの日本、どこに向かっていうと                                   するのか。

 ”ぼっちゃん、じょうちゃん、こんな遊びをしてはいけませんよ。泥沼に落ちる危険                                       性があるからね。” そう耳打ちしながら、危険な大人たちを作る今の政治の貧困                                  はもう回復不可能にまで落ち込んでいるように思えてならない。

やさしいタイガー


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