最近引っ越してきたある人から、「北海道の人は細い雪道ですれ違う際、こちらが待って先に通してあげても『ありがとう』や『すみません』の一言も言いませんね」とちょっと嘆きの言葉を話してくれたことがありました。そういえばぼくもいささか気になっていたので、最近改めて意識してみました。このところの大雪で歩道は車道も見えないほど雪が積み上げれられているところもあります。
そんなところに出来た人一人通るのに精一杯の雪道で向こうから来る人をこちらは深い雪に片足を入れて待ってすれ違っていっても、全くお礼の言葉を言う人が10人中一人いるかいないかの程度でした。特に中年以上の男女に多いようです。「北海道の人は・・・」といったとおりでしたが、では他の雪国ではきちんとした常識的マナーを身につけているのかを聞きもらしましたが、ちょっとした行為で心は「爽やかさ」を感じるか、「不愉快さ」を感じるかの紙一重になるのですね。
人の振り見て、わが身はどうなのか、これから注意して常に相手の立場で考える人間になれば、こんないやみなことを言うこともないでしょうね。反省々々。
やさしいタイガー