カメラ婦人の写真日記+α

カメラ女子と呼ぶには年端のいきすぎた女の写真日記。
撮影地情報共有を目指すと言いつつ無駄話三昧、地元春日部ネタも時々。

続・ひまわり

2013-09-20 08:44:52 | チラシの裏(雑記)



さて、8/10の記事、
撮りたてほやほやひまわり情報第二弾@牛島古川公園II期ひまわり広場の続きである。


だいぶネタが季節外れになったが、理由は勿論、ブログ更新に飽きたからである。
決してネタ切れだからではない。
今年の夏は例年以上に遊びまくったのでむしろネタは豊富なのだ。
ただ、ブログネタが増えると頭の中がぐちゃぐちゃになって、逆にやる気をなくす性質なのだ。
整理整頓は大の苦手です。




んで、8/10、自分で勝手に出した宿題。
●ダブルシャインとダブルクイックの違いは何なのか。
●サマープリーズとは一体何なのか。



まず一つ目のダブルシャインとダブルクイックですが、これは簡単でした。
ダブルクイックは花径が大きい1本立ち種。

(8/4撮影)

上記写真の通り、一つの茎から一つの花しか咲きません。


そしてダブルシャインは花径がダブルクイックより小さく、一つの茎に複数の花が咲きます。



ググって出てきた画像がアップの物が多かったので「???」となりましたが、ちゃんと違いありました。

<ダブルシャインのアップ>






問題はサマープリーズの方です。
やはり去年の画像と比べると全然違う。
<去年>


<今年>




今年の写真は咲き始めに撮ったもの。
咲いてから時間が経ったから中が茶色くなった・・・と、いうわけではない。

この謎を解き明かさなければ私の夏は終われない(嘘)。
だがしかし!
調べても調べても情報が出てこない。
図書館に足を運んでみたけど一般書棚の方に詳しい資料がなく。
より専門的な資料がある参考図書コーナーに行っても駄目。
ちなみにサマープリーズの名はないものの、驚く程多くの向日葵の種類が載ってました。
さすが参考図書コーナー。

そんなこんなで頭を捻っていた所、I氏から革命的アドバイスを頂く。

I氏「もしかしたらF1種だからじゃないだろうか」



確かに言われてみると、正式には「F1サマープリーズ」って書かれていたわ。
でも、F1種?
基本的に植物関連に疎いので、また図書館に足を運び、F1種について詳しく書かれている本を借りてくる。
ちなみにこの本を借りてきたのが八月下旬、そして読み終わったのも八月下旬。
つまり八月中にこのブログネタは出来ていたのである。
でも放置していたのである。
いかに私の脳内がぐちゃぐちゃになり混乱の末「もういいやー」状態になっていたかがお分かり頂けるだろう。


で、参考にしたのは野口勲著/タネが危ない

野口種苗店を経営する野口勲氏が種について書いた本です。
本当はF1種に関わる本をもう何冊か読んでみたい所だったけど、
(何かを調べるなら多角的に見る為に同じテーマで立場の違う様々な人の本を読みたい派)
何せテーマがマニアックと言うか、極々限られた分野になるので、
種について専門的に書かれた本がなかなか探せず、結局この一冊になりました。
けど、この本すごーーーーーーーーく面白かった。
熱いしね。←ここ大事。
もはやこれは一種の哲学。
まあ、詳しい感想は止めとくよ。馬鹿がバレるから。
でもすごくお奨め。
興味ある人は是非読んで。



で、そこで調べたF1種ですが、
そもそもF1種とは交配により品種改良された新品種の一代目、簡単に言っちゃうと雑種の事です。
病気に強かったり、見た目が綺麗だったり、発育が均一だったりと、とても便利な種。
(便利なだけではなく色々と問題もありますが、それはここでは割愛。気になる人は本を読んでくだせ)
ただし二代目以降は安定せず、不揃いな農作物になってしまう。
場合によって不妊だったり。
つまり一代目のみの種なのです。


I氏がもしかしてF1種の種の二代目なのでは?と、疑ったのは、この特性故。
F1種の二代目はばらつきがあるので、もし去年取れた種を植えたのなら同じ名で違う花が咲いても不思議ではない、と。


なるほど、とは思ったのだが、本を読んでから再び実物を見ると、多分それも違いそうである。
と、言うのは、
今年の花は去年とは違うものの、全体にはばらつきがないから。

<全体像>



草丈も揃っているし、花の形や大きさも揃っている。そして育成速度もほぼ同じ。
F1種の二代目だったらこんなに綺麗に揃うはずがないだろう、と。
そしてもう一つの理由は、市役所職員がちまちま種拾ってちまちま植えるとかしないと思う(笑)。
多分、業者なりシルバーなりに頼むんじゃないかな。
最近公的機関は入札が多いから、去年と今年の業者が違ったのが花の違いの原因なのではないか・・・、と。
しかし一体どこの業者に頼んだのだろう。
種屋の大手であるサカタのタネでもタキイ種苗でも取り扱ってないのになあ。>サマープリーズ。


ちなみにネット検索するとサマープリーズという名のひまわりはほとんど出てこず、
サマーブリーズという名のひまわりならちょくちょく出てきます。
サマーブリーズなら三重興農社で取り扱っていますが、写真を見る限り、どっちにも似てない。
サマープリーズと言う名で検索すると、ほとんどが春日部のひまわり畑の写真だし。これじゃ意味ない。
春日部以外で唯一引っ掛かったのは、去年の益子ひまわり祭りに行かれた方の個人ブログ。
ちなみにそちらのブログに載っていた写真だと筒状花が黄色い。
去年のとも今年のとも違う。
第三のサマープリーズ出現。
もう収集がつきません。



まあ、つまり、長々~と書いて何が言いたかったかと言うと、分かりませんでしたという事です。



ひまわり、サマープリーズで検索かけると春日部のひまわり畑に行かれた方の個人ブログが結構出てきますが、
去年行った人のブログ「草丈低い、色が爽やか」
今年行った人のブログ「でかい」
感想真逆。
実際、背の高さからして全然違うしね。
去年は低身長の私が真正面から撮れる草丈だったのに・・・


今年のはお前はロシアヒマワリかと突っ込みたくなるくらいにでかい。




やっぱり春日部市が表示するひまわりの名称は当てにしない方が良いよ。
っつーか市も気付かないもんかね。
HPで見頃情報載せてんのに。むーん・・・

と、そんな感じで、8/10に勝手に出した宿題は不完全燃焼のまま終わったのでした。
まあ、花自体は綺麗だったから良いんだけどさあー。
もやもや。


そして今回ひまわりについて調べてみた感想は、固定種の野菜を食べてみたい、である。
いや、本当に。
野口氏の本を読んだら食べてみたくなった。
なので早速野口の種屋さんに種注文した。
白菜とほうれん草と大根。
ちなみに庭仕事をするのはI氏なんですけどね。
私は楽して旨い野菜が食べたいからね。
今のところ大根は大変良い感じに育っております。
楽しみ楽しみ♪




終わりかけのダブルクイック


なんか落ち武者みたい・・・

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