ことのはのはね~奈良町から

演劇、アート、短歌他、町家での出会いまで、日々を綴ります。

ならうたものがたり

2016-10-23 | 小町座
奈良はこの土曜日から、正倉院展が始まり、近隣の商店街もにぎわっています。
さて、一家庭人としては、日々のお買い物に近所の商店街にでかけますが、よく行くスーパーは、近鉄奈良駅すぐの「小西さくら通り」にあります。
この小西さくら通りで、いつも流れている「歌」は、「ならうたものがたり」。これは平城遷都1300年祭参加の小町座の公演「ならうたものがたり」で私が劇のために作詞した歌です。続く、奈良県記紀万葉プロジェクトの小町座ラジオドラマでも放送、奈良在住の作曲家、小宮ミカさんのメロディーが素晴らしく、近くの椿井小学校の子どもたちは「知ってる。」と口ずさんでくれていました。
この「ならうたものがたり」、小西さくら通りと、もちいどの商店街で流れています。特に、小西さくら通りでは、ずっと流れているので、覚えてくださっている方も多いでしょうね。
奈良町にぎわいの家の受付のアルバイトの学生さんから、「あの歌がとても好きで、おのさんが作ったと知りびっくりしました。」と先日、言われました。他にも、通勤の時に、この歌聞いて、なんだかいいなあと思いながら仕事に向かう、とブログに書いて下さった方もあると聞きました。
歌詞は、奈良の春夏秋冬を、わかりやすい言葉で書きました。とにかく、メロディが素晴らしいので、1度是非、お聞き下さい。(YouTubeならうたものがたり で検索すればご覧になれます。→ https://www.youtube.com/watch?v=3cXtd_vzgyA )
この歌も商店街に流れて四年目を迎えます。通勤、通学、お買い物の途中で、少しでも奈良の空気を感じていただければ嬉しいです。

「ならうたものがたり」作詞…おの・こまち 作曲…小宮ミカ 歌…奈良少年少女合唱団