日本不妊カウンセリング学会へ参加してきました （いな）

6/5、6日と私達が所属する日本不妊カウンセリング学会の養成講座が東京にて行われました

年２回、最新の不妊治療の現状を学べると共に、毎回違った講座は
大変新しい気付きと学びを与えてくれます。

今回はお医者さんや看護婦さんをは始め、心理士やエンブリジスト、患者会の方々など500名ほど参加されていたようです。





２００９年から「登録調査小委員会報告」として、不妊治療を行う全登録施設に対して
患者さんの個別表を用いたデーターを提供するようになりました。
それに伴い、治療を受けるご夫婦に対して有用な情報が収集されるようになりました

普通に考えると「え？今までデーターはなかったの？」と思われるかもしれませんが、
個々の病院で公開されているところもあるようですが、
登録施設すべてに対してデーターの提供が始まったのは、日本は2007年からのようです。
そして2007年から治療を開始したご夫婦が治療、妊娠期間を経て出産に至るまで約２年。
2009年に最新の情報として今年の3月の日本産科婦人科学会雑誌にて発表されたようです。

そのデーターを基に治療に通う年齢別の妊娠率や分娩率。
治療薬や治療方法別の成績などを分かりやすく学ぶことが出来ました

今回私達は実際に養成講座に参加して現状を学ぶことが出来ましたが、
一番その情報を知りたいであろう患者さんへは　情報はなかなか入りません。
不妊治療を行う施設すべてが　患者さまに分かりやすく説明し、
今後の治療方針などを患者さんと一緒にきめていくような環境になれはいいな～と感じました。


学会参加を通じて、医学の進歩に驚いた反面、
ひとは昔に比べて寿命は延びても
今も昔も身体の成長は大きく変化していない事に改めて気付かされました。

今回学んだ事を参考に、生理に悩む女性や妊娠を希望されるご夫婦に
情報と説明をし、治療プランのお役に立てればと思っています


　こころ　はり灸治療院
大阪市西区新町1-4-30 2F
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