お稽古日記・わが友ヒットラー :東山紀之・生田斗真 ・きことわ

2月12日

環境ミュージカル「青い地球は誰のもの」
メールやお電話で色々意見を頂きました。
これが完成作品ではないので、まだまだ手直しできると思います。
ご意見はとてもうれしいです。環境ミュージカルがこんなに関心持って頂ける
なんて10年前からすると世の中が変わりました。

三島ダブル・わが友ヒットラー・サド侯爵夫人
今夜はヒットラー。10年前にこの三島の2作品をやりたくてちょっと練習したことがある。
その当時は三島=右翼のイメージがまだあったけれど、今は消えたようです。

客席は女性が95%。けして三島文学とは縁のない人がジャニーズの威力で
満席で一カ月。しかもダブル公演を成し遂げて、東山君(レーム・ヒットラーの親友)
も生田君(ヒットラー)も評価が上がったでしょう。やるだけで素晴らしい。
ピアニストがコンチェルトを(オーケストラと協演して演奏する)2曲弾くのと
同じでやはり素直に称賛です。

カイロのデモは男性95%。今日のシアターコクーンは女性95%。それが国情を
表していると思う。日本の女性は恵まれてやはり幸せなのです。

ジャニーズの2人をシュトラッサー役(党内左派)木場勝巳さんと、武器商人
クルップ役平幹ニ朗さんがしっかり守っていて、特に平幹ニ朗さんは素敵!
登場シーンの燕尾服にはドキッとしました。
この作品は蜷川作品なのであっと驚く仕掛けがいくつかあります。
まず天井までの鏡を4枚と真中のバルコニーを観客の見ている前でセットして
開幕します。セット終了後いったんオペラカーテン(真中から開いていくカーテン
です。普通は全部一度に下から上にあがります)がしまり、開くと人物が座っている。

物語は実話でヒットラーが親友レームを殺して大統領に躍り出る一夜の大虐殺を
描いています。

演出は、真似できるところは真似していきたい。
うらやましかったのは、衣装の豪華なこと。これはサド侯爵のときもそうだった。

明日は久しぶりの日曜日、お休みです。

芥川賞の「きことわ」も読みました。題名が何だか不思議でしたが貴子さんと
とわこさんの話でした。明日は何をしようかな。

代表 小池雅代


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「青い地球は誰のもの」無事終了!さあ、赤毛のアン開始です。

2月11日寒かった。

生命のコンサート・環境ミュージカル「青い地球は誰のもの」
無事終了。(凄くよかった!と内心思ってます。ふふふ)

次回から、休憩入れて3時間にしないとダメかな?と思いました。
議論が白熱すると長くなります。中学生の質問も良かったし、大学生の質問も
結構難しくて答えるほうが大変でした。そこが良かった!
でももっと先生方の意見をお聴きしたかったです。
広中先生、廣野先生、志茂田先生、松江さん。皆さんの答えがとても勉強に
なりました。特に会議が粉砕するところの「こんな会議ならホテルに帰って
八百長相撲でも見ていたほうが良い!」のセリフはアドリブとはいえとても
臨場感がありましたね。会場は大喜びでした。

環境問題を扱っていますから、議論の部分と劇の部分の比率が難しい。
ただいえることは、あれだけ素晴らしいキャスト、兵士役の友石君、
マイケル役の福沢さん、美しい歌手の2人、宝塚のあづみさん。ここまでそろえば
文句ない。そして頑張っている役者さん達、劇団のメンバーのセリフもとっても
良く客席に伝わった。泣いたもの。(自分で書いた台本で言うのもなんですが)
ペルシャのダンスも綺麗だった。合格。
兵士も2回とも良かった。合格。
バイオリンの演奏、ピアニストもありがとうございます。
それがあるので会議シーンが引き立つのです。

トロルは後ろの並び順が変だった。(誰かが飛び入りしたからでしょう。)
まあそれも仕方ない。客席にアンフレンズがたくさん来てくれて、これも嬉しい!

17日 赤毛のアン子役オーデイション。
20日 一般参加オーデイションあり。

6日に3人が合格しました。今日お顔見せてくれた方もいました。
次回は20日です。練習場にてお待ちしています。

とにかくも、今日の素晴らしい舞台を作ってくれた皆さまに心から感謝します。

客席でテレビカメラが回っていました。
カメラマンがとても良かったと感激していてそれが嬉しかったです。

代表 小池雅代
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