赤毛のアンお稽古日記・明日は水戸で演奏会です。

2月15日

昨夜は雪景色だった新宿御苑。もう朝には雪が解けて、今は春の装い。
なんという時間のいたずらだろう。雪は嘘のよう。

しかし陽の当らない塀の下などにはまだ少し雪が残っている。

人間として成功するにはいつも胸を張って陽のあたる場所を歩くこと。
と思いつつ、この塀の影の雪の残ったような前も見えない道を、どのくらい歩い
ただろう。分かっていてもできないこともあるし、塀の影が限りなく自分に
あっているような気がして不幸に粋がって酔いしれて、時間を無駄にした。
今になれば単なる馬鹿だった。
苦役列車を読んでしみじみそう思う。

でも“若さという特権”はそういうことも許されるのです。
今、生死に臨んでいるわけではない日本人は特に。

明日の午前中に、水戸市のみぎわ幼稚園でのコンサートに出演します。
尾花輝代允氏の付き添い件・ピアニストで頼まれています。
それで実はこの1週間ピアノの練習をしていました。
これもまた青春のにおいのするちょっとした快感です。

しかし出発の準備をしていたら、私の一番大切なハートのつながったネックレスが
見当たらない。探している間に大分家の中は整理されましたが。ショック。

では、行ってきます。

代表 小池雅代
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