乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

うつ病の意識調査

2008年04月23日 | 病気・症状
手術の際の抜糸が終わり、病理検査の結果待ちの頃って、気分的にはサッパリしてますた。もー、取るもんは取っちゃったわけで。
んで、主治医に、「今後、私は何に一番気をつけたらよいのですか?」と尋ねました。

「術後の鬱です」(`・ω・´)

その時は全然ピンと来なかった、、、センチネルリンパ生検の脇の痛みが、私には一番気になることで、腕があまり上げられず、このまま一生上がらなくなっちゃったらどーしーよーなんて思っていましたから。

術後補助療法が始まり、強い抗がん剤で治療するようになったら副作用に悩まされ、ホント落ち込みました。
何のために生きるのかな?って、深刻に考えちゃった時期もあります。で、そんな時に限って親が手術入院(゜◇゜ )

生きていても、何の楽しみもないじゃん。。。

一時、絶望的な気分になっちゃいました。

何とか補助療法が終わった今、抗がん剤治療中が一番、鬱々としていたという感想を持っています。
体が弱ると、心も弱るんですねー(〒_〒)

「がん患者の半数が鬱状態」とデータを出した研究もあります。鬱状態から欝病へと、移行しないように気をつけたいものです。

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「うつ病治療、4人に1人が中断」 4月21日12時21分配信


  うつ病や関連の疾患で受診した経験がある人のうち、症状が治まっていないにもかかわらず、治療を中断するケースが少なくないことが、ファイザーの調査で分かった。精神医療の専門家は「患者が疾患を理解し、安心して治療に専念できる環境を創出できるよう、医師側の意識をさらに高めていく必要がある」と指摘している。

調査は、うつ病とその関連疾患で受診経験がある12歳以上の1、000人を対象に実施した。
「治療を中断したことがあるか」との質問では、ほぼ4分の1に当たる252人が「ある」と回答。その際の症状については、「治まっていなかった」が104人(41%)で、「治まっていた」の76人(30%)を上回った。
中断の理由としては、「通院が面倒」「通院するほどの病気や症状ではないと思った」「症状が良くならなかった」が多かった。

治療の満足度に関しては、「医師の説明」や「薬剤の効果」を重視する人が多かったが、専門医の場合には特に「医療施設の雰囲気、受診のしやすさ」が重視されていた。
通院に当たっては、約半数が「普段、病気の際に利用している身近な医療機関」を最初に受診しており、ファイザーでは「うつ病を日ごろの診療の際にできるだけ早く発見して治療するには、かかりつけ医の役割が重要になる」と指摘している。

調査結果について、鳥取大医学部の中込和幸教授(精神行動医学)は「せっかく受診したのに、治療や通院を中断してしまうという、うつ病医療に関する課題が示された」と指摘。「患者が最初に受診する可能性が高い、かかりつけ医による病気についての詳細な説明や診断、薬剤の正しい服用方法の指導などが患者の満足度を高める。かかりつけ医と専門医の連携が重要」と話している。
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この記事が発表される前週、ファイザーは上記の教授の調査を基に、「うつ 受診は4人に1人」というデータも出しています。要約すると、

・自分がうつだと判断するのは難しい。家族や友人、掛かり付け医など周囲が気が付くことが重要。
・未受信の理由が「必要性を感じない」「医療機関への不信」「周囲に知られたくない」「病気と診断されることが不安」
・精神科や心療内科などの専門医でなくとも、掛かり付け医を受信した人は、満足度が高かった。


治療全般や病気・薬剤の説明について、患者の満足度では、専門医の方が高かったけど、副作用の少なさでは、掛かり付けで非専門医でも満足度が高かったというのは、あれっ?と思いました。


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