カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

福岡~唐津▽202号の旅▽治七のクリームパン

2006-04-21 23:18:39 |  └・パン
福岡~唐津▽202号の旅▽ロケハンへ。天気も上々、玄界灘沿いを走るご機嫌な国道202号日和だ。青い空に青い海、少し強く吹く風に、なんだかいいことありそな気がする単純な私。
テンション高めにスタートし、目的の唐津はまだまだ、福岡市内に気になる看板発見!「治七のクリームパン」クリームパン専門店らしい。そこは、ここも福岡市内なのかと疑いたくなるくらい緑深き山を望むのどかな田園風景。土地をゆったりと使った日本家屋の間の小道を抜けるとそのお店はある。農家のおばあちゃん家といった佇まい。がらりと引き戸を開けるとパンを焼くふんわりとした香り。やや、棚にパンが全然ないっ!すでに売り切れか?と思ったら、奥からおばちゃんが「全部あるよ、今つめよるけんね。」と。とりあえず看板商品のクリームパン、それから黒ゴマクリームパンとカレーパンを購入。熱で封をすることができないほかほかパンを受け取る。朝食食べたばかりだけど、焼きたて食わずは女の恥。いっただきまーす!
手に取ると、ふんわりと手形にしなっていきそうなくらい柔らかい。パン生地は手触りのまま、いやそれ以上のふんわり感。口に入れるとゆるりと溶けていくような食感。えっ!?なんだろう、パンとはグルテン生成によって生地が立っているものだけど、なんだなんだ、やわらかぁい。どんなパン屋にもおいてない柔らかさ。そしてクリームはなんとも懐かしい味。ケーキ屋の香り豊かなカスタードでなく、パン屋独特の、いうなれば”惣菜カスタード”有名パン屋の技巧的なカスタードでなく、卵をまぜまぜしました感が残る懐かしさいっぱいの味。甘すぎず、クリームをぺろりとなめるがごとくパン生地ごとなくなる。
クリームパンもおいしいが、カレーパン!カレー同好会、カレー好きとしては見逃せない。もうパンから匂い立つカレーの香りだけで期待大。揚げていない焼きカレーパン、表面にはチーズのトッピング。ぱくり、ん!こりゃーうまい!クリームパン同様ふんわり生地にしっかりと煮込まれたスパイシーなカレー。カレーパンの具はパン生地に合わせ野菜の甘み立つマイルドなものが多いが、ここのはこっくり煮込まれスパイの刺激が心地よい。パン臭さのない、まるで羽衣のようなふんわり生地だからこそ包まれたおいしさ。店名を「治七のカレーパン」にして欲しいとカレー愛好者的には思うのだった。

■博多.今宿 治七のクリームパン
福岡市西区今宿町229-1
TEL :092-806-4229/OPEN :9:00~19:00・水曜日定休
http://www.creampan.jp/index.html
☆冬季限定でお取り寄せ可らしいですよ。あ、もう春だけどどうかしら?

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。