おすすめ博多みやげ（唐芋レアケーキ カプレス）

叔父を福岡空港まで見送りに行った。空港で博多名物明太子をお土産に忘れず買ったら、もうひとつお土産を買うという。神奈川で待つ叔母のリクエストで「唐芋レアケーキ」の福岡空港限定品「カプレス」。お土産、特に空港限定品など、実際地元の人間は食べる機会の少ないもの。興味津々にみていたら、叔父が一つ買ってくれた。
チョコレートとスイートポテトの2層になっており、芋とチョコレートのほろ苦さがなんともマッチしている。もともと水分の多い芋をつかっているのだろうか、もったりしすぎず、まずまずの滑らかさ、ひんやりとした食感がよい。あら、おいしい？と思いつつ、あっと言う間に3個完食。さすがにおなかいっぱいになった。
自分の良い所は自分では気づきにくいもの。これからは、博多土産のリストにこれも加えようと思う。

■フェスティバロ社
鹿児島県鹿屋市上野町1869
TEL:0120-75-9320/FAX:0120‐77-7772
http://www.festivalo.co.jp/　
☆ＨＰからも注文できます。カプレス(5個入 735円)

わが町の誇れる味（春日ロッジ）

神奈川から叔父がやってきた。一緒に夕食をと家族ででかける。叔父は食品業界に勤めるグルメだ。はてさて、どこへ行こうか？そんな叔父においしいよって勧められる味が、うちの近所に1つあった。それはこのブログで3度目の登場、「春日ロッジ」だ。チキンカレーが有名だけど、私の独断で子羊カレーを勧めた。良く煮込まれた大降りのラムチョップと、トマトの酸味のきいたルーにおいしいとの評価をいただいた。私が作ったんじゃないけど、私が誉められた気分
帰りにカレーパンをテイクアウトした。こちらはサイコロ切りのビーフと野菜の甘みのあるルーがスナック感覚でおいしい。昨夜たんまりカレーを堪能したのに、朝ご飯にもこのカレーパンをぺろりといただいたのでした。

■春日ロッジ
福岡県春日市春日4-93
TEL:092-571-2728
OPEN:11:30-14:00 L.O.／17:30-21:00 L.O.
定休:水曜

いくつになっても（セルジュ・アレクサンドル）

母の誕生日。何回目の誕生日かは60を越えてから数えていない。
小さな花束とケーキと不肖娘の元気な姿を土産に行く。いくつになっても女性は花とケーキが大好きだ。せっかくだからおいしいケーキをと、セルジュ・アレクサンドルで買う。まるで宝石のようにキラキラとしているチョコレートムースのケーキ。ケーキにともしたろうそくをちょっと照れながらも吹き消したら、生まれた日は特別な記念日になる。
さて、小さなケーキを家族で仲良く当分していただく。濃厚、、ううんただ濃度が濃いのとは違う、なんだろう質の違い？素材の違い？それは私の胃が受けたことのない刺激、チョコレートムース。滑らかで上質なムースにびっくりどっきりしながら、来年もみんなでおいしいケーキを囲めますようにと祈った。

■SERGE ALEXANDRE
大丸 福岡天神　東館地下1Ｆ

博多といえばもつ！（もつ料理幸）

東京の友人が出張でやってきた。せっかくだから博多の名物料理「もつ鍋」が食べたいとのリクエスト。困った、実はわたくし肉々しいものが苦手、当然「もつ」だって。。付き合いで何度かお店に行ったことはあったけど、いつもビール担当。でもね、せっかくだから連れてってあげたい。周囲にリサーチしたところ「もつ料理幸」がおいしいとのことなので、そこへ行った。
お店は大変な盛況ぶり。スープは鰹だしベースの澄んだスープ。鰹の香ばしい風味がかなり濃い。これがもつの臭みをうまく消しているよう。山盛りキャベツとにらも良い具合に煮立って、鰹の風味で旨みも増し、すすむすすむ、なんだおいしいじゃないかっ。調子に乗ってもつも食べてみる。ああ、でもやっぱりもつ自体はちょっと苦手かも。。
でも、来てよかった、ここのもつ鍋ならおいしく食べられる。何事もチャレンジ精神が大事なのだ

■もつ料理　幸
福岡県福岡市中央区大名１－８－３４ ＡＲＴＫ’Ｓ－２Ｆ
TEL / FAX 092-739-3678 OPEN:17:00-24:00 定休日 月曜日

本店： 092-751-6395 福岡市中央区区薬院１－１２－１２

※久々の再会つもる話に夢中で、写真撮ってくるの忘れちゃいました。。

アボガド★アミーゴ！！（エル ボラーチョ）

「そうだアボガド食べに行こう！」の合言葉でアボガド友の会は急遽開催される。会場はメキシコ料理「エル ボラーチョ」大のお気に入りのお店だ。ここの「ワカモレ」というアボガドディップが最高なのだ。好物のパクチーも入っていて私好み、とにかくおいしい。いつもおかわりしていたら、とうとうお店の人に「アボガド大好きなんですね」とつっこまれてしまったくらい。
これをつまみにコロナビールをいただきつつ、毎日の他愛もない話をする、楽しいたのしい会の夜は更けていったのでした。

アボガド以外にも、本場のメキシカン料理がそろっています。他のメニューもおいしいよ
■Elborracho（エルボラーチョ）
福岡市2-3-2リバティ大名ビル2F
TEL/FAX 092-720-5252
OPEN/weekday 17:30-1:00 (Friday&Saturday -2:00)年中無休
http://www.elborracho.com/index.html

ハートのチョコレートムース（トミタ）

ころんとまあるく、艶やかなハートの形に惹かれて買ったチョコレートムース。その形は私の心にあいた穴にちょうどぴったりだった。濃厚なチョコレートムースで隙間を埋めたら心は思いでいっぱいになった。それはすくいようのない無常観。過ぎていくすべてをいとおしく許してきた私に残った唯一の思い。ゆっくりと自らの思いに窒息しながら、ただチョコレートムースが解けていくのを待っていた。

さて、こんなちょっぴりセンチにさせるほどロマンティックに甘いチョコレートケーキを売っているのは「トミタ」、取材でお世話になったお店です。濃厚なチョコムースに飾りのベリーの酸味がきいて小さいながら存在感のあるケーキ、くるみと土台のクッキーのザクッとした食感もほどよいアクセント。
取材では「ざるちーずけーき」を取り上げました。こちらは滑らかででもしっかりとした舌触り、チーズほど重くなくさっぱりとした味、クラッカーなどでチーズデップ風にいただくとなかなかおいしかったです。みんなでわいわい集まったときのおつまみとしてもよさそうですね。

■伊都自然菓子工房ケーキハウス トミタ
福岡県前原市波多江駅南２－１－１０
TEL/FAX：092-324-4118　OPEN：9:30-20:00 水曜定休

湯気と親子とワンタンと(黄金の福ワンタンまくり)

「おいしいよ」と連れて行ってもらったワンタンのお店。えびワンタンスープをいただいた。
鶏がらベースの澄んだスープ、いやみやくせのない味。ワンタンの皮はつるんとしていて、中はえび団子。えびの殻の下にある独特の臭みも消え、こちらも食べやすい味だ。スープと一緒に青梗菜などの野菜がはいっているのもうれしい。私はピリ辛味が好きなので、残り半分はラー油とお酢をちょっとたらしていただいた。自分の好みの味にしていただくのまたいいね。
ちょうど向かいの席で、母親と小学生くらいの息子がたわいもない話をしながらワンタンの湯気をかこんでいた。なんだかそのなにげないでもあたたかい情景が、このワンタンにはぴったりに思えたのでした。

■黄金の福ワンタンまくり
福岡市早良区飯倉5丁目 TEL：092-865-5568

素材の威力！（白玉屋新三郎）

フラのレッスンを終え、午後から黒川温泉へ出かけた。例年は雪に閉ざされる黒川も、このところの寒のゆるみで車で行けそうだ。福岡から車を走らせれば2時間ほど、静かなたたずまいの小さな温泉郷へ着いた。おいしい白玉屋があるらしいよと聞いて踵を返し、まずはそちらへ。
それは「白玉屋新三郎」おいしいと評判のお店だった。温泉白玉なるものをいただく。温泉の中から白玉をすくい上げ、すきなものにつけていただく。白玉はなんともふわふわもちもち、それは感動的なくらいに柔らかく滑らかで、まるで天女の肌のよう。ああ、私もこんな風になりたいわぁ、なんて思いながら次々に白玉をほおばる。それに、トッピングのきな粉がこれまたとってもおいしい。きな粉党の私がいうのだから間違えないのだ。香りが良く、きな粉独特の雑味がない、これまた実に滑らかに挽いてある。石臼のなせる技だろうか。とにかく素材、そして水のおいしさを感じる品。素材、そして丁寧につくることその大切さ、私もそんな風に丁寧に毎日を過ごしたい。小さな白玉にそんな事を思ったのでした。
あ、もちろん温泉もわすれずいただきました。静かな山間で入る露天風呂は最高です

■白玉屋新三郎
熊本県八代郡氷川町吉本72
TEL:0964-43-0031 /FAX:0964-43-3650
http://www.can.co.jp/shiratama/index.html

白玉屋新三郎 黒川分家　0967-48-8228
福岡天神大丸 西館Ｂ２

おみやいただきました☆（虎月堂／栗饅頭）

栗がごろんと一粒入ったこの愛しいお菓子、出会いは東京出身の友達とのこんなやりとりから。「こげつどうの栗饅頭っておいしいよねぇ」「うんうん。ああ、食べたくなった。博多駅にも売ってたよね、帰りに買って帰ろう。」「えっ、博多駅！？中野だけだよ。」「ええ～中野にも売ってるの？」でどうやら、「こげつどう」という同音の和菓子屋が同じく栗饅頭を作っており、それぞれの郷土の店をはなしていたらしい。ちなみに九州のこげつどうは「湖月堂」。
さて、そんなやりとりの後、帰省した友達に東京のこげつどうの栗饅頭を買ってきてもらった。それがとってもおいしいのなんの。大きな栗が丸ごと入ってるのもよし、黄身餡が手作りならではのしっとりさを保っている。以来、私はこの栗饅頭の大ファンになり、帰省のお土産にはこれをリクエストするようになったのでした。

■虎月堂
東京都中野区中央5-40-15-103
TEL：03(3384)0082　FAX：03(3384)0092
http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/2408.htm

初詣

2日、きのうにつづき穏やかな晴れの正月。着物を着込んで初詣へ出かけた。太宰府在住、もちろん行くのは太宰府天満宮。天満宮さんはとても混むので、我が家は毎年2日にいく。でも今年は混雑が少ない気がする。世間は景気が回復したらしいからみんな海外旅行か、家族旅行でも行ったのか、よけいな詮索はおいといて、今年一年の無事をお願いしてきた。
天満宮さんといえば梅が枝餅例年なら混雑のため、お餅も買えず帰ってくるのだけど、今年はお店に入れたので一服していく。冬の天満宮さんで私が大好きなものがもう一つ。それは甘酒とっても温まる。あま～い梅が枝餅と甘酒で満たされ、ああ、なんだか今年も良い年になりそうだなんて思ってしまうこの単純さがきっと今年も私をHAPPYにしてくれるに違いない。