フィレンツェから海へ向かって1時間半ほど行ったところに
Viareggio(ヴィアレッジョ)という町がある。
その町に住んでいる学校の友達から
たまには遊びに来てと電話があった。
じゃあ、明日晴れたらねと言っておいたら
翌朝目が覚めたらみごとな快晴だった。
今から行くからとメールを入れ
カメラを持って電車に乗った。
ずっとギブスで一眼レフカメラを使えずにいたから
このカメラで写真を撮りたくってうずうずしてたんだ。
絶好のシャッター日和。
今日はなんていい天気なんだ。
車窓を流れるトスカーナの田園風景は
濃い青空に映え、一枚の絵画の様に美しく
飽きる事無く眺めていた。
今まで一人旅は好きじゃなかったけど
こうやって暖かな日だまりの車窓でぼんやりとしていると
なんだかこういうのもいいかもって思えてきた。
ビアレッショに着いた。
さてどっちに行ったらいいのかな、と思っていたら
駅まで友達が迎えに来てくれていた。
友達の案内で町を歩く。
イタリアというよりはアメリカの西海岸のような雰囲気。
ここはイタリア人が夏のバカンスに訪れる町で
整備された広い道にはヴィラとブランドショップが軒を並べている。
某ガイドブックに、
歴史的建造物は無く見所のない町と紹介されているビアレッジョだが
この町には美しい海がある。
銀色に輝く海は、胸の内まで全て透かす様に眩しく照らす。
眩しい太陽と広い海を前にちっぽけな自分でいるのが心地よくて
柔らかな砂を子供みたいに一歩一歩踏みしめて歩いた。
海岸線をずっと歩いた。
ずっと歩いてたらお腹が空いたので、ちょっとおやつ。
屋台で売っていたアーモンドを飴で固めたお菓子。
ちょうど作り立てがあったのでそれをもらう。
かりっと香ばしいアーモンドに
これまた香ばしいカラメルがまだ固まらず温かく
でも端の方からカリッと固まり始めていて
このなんとも絶妙な出来立てほやほや具合がすっごくおいしい!
これ、おいしいよ!
日本の屋台でも売ってたらいいのに。
小腹も満たして、散歩の続き。
どこまでも続くのどかな海辺の休日。
夕方、雲が出始めて
期待した夕焼けには出会えなかったけど
大好きな海を見て
久々に心から深呼吸した気分。
せっかく海に出て来たんだから
海鮮食べて行った方が良いよと友達のすすめで
夕飯を食べて帰る事に。
レストランの夜の営業が始まるまで
ビールを飲んでひとやすみ。
潮風を浴びてよく歩いた一日の終わりに飲むビールは
ことのほかおいしく喉を潤してくれるのでした。
>Viareggioへ、海を見に_晩ご飯編へつづく
Viareggio(ヴィアレッジョ)という町がある。
その町に住んでいる学校の友達から
たまには遊びに来てと電話があった。
じゃあ、明日晴れたらねと言っておいたら
翌朝目が覚めたらみごとな快晴だった。
今から行くからとメールを入れ
カメラを持って電車に乗った。
ずっとギブスで一眼レフカメラを使えずにいたから
このカメラで写真を撮りたくってうずうずしてたんだ。
絶好のシャッター日和。
今日はなんていい天気なんだ。
車窓を流れるトスカーナの田園風景は
濃い青空に映え、一枚の絵画の様に美しく
飽きる事無く眺めていた。
今まで一人旅は好きじゃなかったけど
こうやって暖かな日だまりの車窓でぼんやりとしていると
なんだかこういうのもいいかもって思えてきた。
ビアレッショに着いた。
さてどっちに行ったらいいのかな、と思っていたら
駅まで友達が迎えに来てくれていた。
友達の案内で町を歩く。
イタリアというよりはアメリカの西海岸のような雰囲気。
ここはイタリア人が夏のバカンスに訪れる町で
整備された広い道にはヴィラとブランドショップが軒を並べている。
某ガイドブックに、
歴史的建造物は無く見所のない町と紹介されているビアレッジョだが
この町には美しい海がある。
銀色に輝く海は、胸の内まで全て透かす様に眩しく照らす。
眩しい太陽と広い海を前にちっぽけな自分でいるのが心地よくて
柔らかな砂を子供みたいに一歩一歩踏みしめて歩いた。
海岸線をずっと歩いた。
ずっと歩いてたらお腹が空いたので、ちょっとおやつ。
屋台で売っていたアーモンドを飴で固めたお菓子。
ちょうど作り立てがあったのでそれをもらう。
かりっと香ばしいアーモンドに
これまた香ばしいカラメルがまだ固まらず温かく
でも端の方からカリッと固まり始めていて
このなんとも絶妙な出来立てほやほや具合がすっごくおいしい!
これ、おいしいよ!
日本の屋台でも売ってたらいいのに。
小腹も満たして、散歩の続き。
どこまでも続くのどかな海辺の休日。
夕方、雲が出始めて
期待した夕焼けには出会えなかったけど
大好きな海を見て
久々に心から深呼吸した気分。
せっかく海に出て来たんだから
海鮮食べて行った方が良いよと友達のすすめで
夕飯を食べて帰る事に。
レストランの夜の営業が始まるまで
ビールを飲んでひとやすみ。
潮風を浴びてよく歩いた一日の終わりに飲むビールは
ことのほかおいしく喉を潤してくれるのでした。
>Viareggioへ、海を見に_晩ご飯編へつづく